【東紀州エリア】知る人ぞ知る!三重県の穴場スポット10選【2024年最新】
今回は、三重県東紀州エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介します。
東紀州エリアと言えば、鬼ヶ城や熊野古道、七里御浜海岸など、有名なスポットが点在しています。
しかし、これらだけでなく、三重県にはもっとたくさんの魅力があります!
今回は有名観光スポットではなく、三重県に住む筆者がおすすめする「三重県の穴場スポット」に焦点を当ててご紹介します。
三重県にお住まいの方でも「そんな場所があるんだ!」「行ってみたいな」と思っていただける内容になっていますので、是非最後までご覧ください。
三重県東紀州エリアとは?
「三重県東紀州エリア」とは、令制国の紀伊国東部に由来する地域区分で、三重県南部に位置する以下の市町が対象です。
- 紀北町
- 尾鷲市
- 熊野市
- 卸浜町
- 紀宝町
熊野灘に面した県最南部では、漁業はもちろん、温暖な気候と土地条件を生かしたみかんなどの柑橘栽培が盛んです。
柑橘は年間を通じて栽培され、紀宝町や御浜町で栽培盛んな「マイヤーレモン」、熊野市特産の「新姫」を中心に、その種類は数十種類にも及びます。
さらに、国内有数の多雨地域であることから、古くから林業や木材業も営まれ、「尾鷲ヒノキ林業」は日本農業遺産に認定されています。
山と海に囲まれ、食や祭り、民族など独自の郷土文化が根づく東紀州エリア。
人情味ある豊かなコミュニティーが形成され、のんびりとした理想の田舎暮らしが実現できます。
三重県の穴場スポット10選<東紀州エリア>
それではここからは、そんな三重県東紀州エリアの穴場スポットをご紹介します。
有名な観光地からすぐアクセスできるスポットもありますので、三重旅行に来た際に、是非合わせて足を運んでみてくださいね。
1.熊野古道伊勢路・松本峠 (熊野市)
まずご紹介するのは、熊野市にある「熊野古道伊勢路・松本峠」です。
熊野古道と言えば、馬越峠やツヅラト峠が有名ですが、松本峠も初心者にはおすすめの穴場スポットです。
- 歩行時間:約1時間45分
- 距離 :約4.1km(熊野市)
- 標高 :135m
松本峠では、ほとんどの道に美しい石畳が残り、竹林に囲まれた峠では、等身大ほどの大きなお地蔵様が出迎えてくれます。
松本峠を越えれば、浜街道を経て新宮まで峠越えはありません。
かつての巡礼者が、七里御浜の向こうの新宮に鎮座する熊野速玉大社に思いを馳せたであろう場所です。
そして松本峠では、三重県を代表する国指定名勝天然記念物の鬼ヶ城が見られます。
鬼ヶ城は、海風蝕と数回の大地震で隆起した凝灰岩が作り出した奇景が約1kmにわたって続く名勝です。
鬼と恐れられた海賊多我丸を、坂上田村麻呂が沖に浮かぶ魔見ヶ島から矢を放って征伐したという伝説が残っている、三重県が誇る世界遺産登録地です。
また、峠から約10分程東へ歩くと、熊野速玉大社がある新宮まで約25kmも続く七里ヶ浜と山並みが一望できます。
松本峠に行ったからには、この東屋からの眺望も、是非立ち寄ってみてください。
お店名
熊野古道伊勢路・松本峠
住所
熊野市
電話番号
0597-89-6172 (東紀州地域振興公社)
ホームページ
https://kumanokodo-iseji.jp/kumanokodo-iseji/root12/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
2.花の窟神社 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「花の窟神社」です。
花の窟神社は、国や神を産んだ伊弉冉尊が葬られたとされ、黄泉の国と接する場所と伝えられている日本最古の神社です。
よみがえりの聖地・熊野の中でも、特にこの花の窟神社は「黄泉の国と接する場所」と強く信じられ、知る人ぞ知るパワースポットとなっています。
花の窟神社でひときわ目を引くのは、手水舎のすぐ横にある大きな丸い石です。
直径1メートル程で、しめ縄がかけてあるこの丸石は「ご神体である磐座から落ちてきた」と伝えられているご神体です。
「痛いところをさすってからこの石に触れると悪いところが治る」などと言い伝えがあり、地元の方も熱心に石に触れているとか。
そして花の窟神社のもう一つの見どころは、目の前にはイザナミが祀られているとても大きな岩(磐座)です。
花の窟神社には社殿がなく、その代わりにこの大きな岩がご神体とされているのです。
磐座の下部、ひょうたん状の穴があるところの前に拝所が設けられ、そこで参拝します。
筆者も実際に見たことがありますが、磐座のこのスケールの大きさはまさに圧巻!
日本のみならず世界各地で古くから「自然信仰」が発展してきた「花の窟神社」で、スピリチュアルな空気感を是非体感してみてください。
お店名
花の窟神社
住所
熊野市有馬町
電話番号
0597-89-0100 (熊野市観光協会)
ホームページ
https://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_index.html
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
3.丸山千枚田 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「丸山千枚田」です。
熊野市の丸山地区には約1,340枚もの小さな水田が重なり合い、これらは千枚田と呼ばれます。
日本一と称され、自然と見事に調和したこの風景は、自然に優しく共存共栄してきた、知る人ぞ知る伝統的なふるさとの風景です。
丸山千枚田は熊野市の奥深い土地にあり、昔、落ち武者などが逃げ隠れ、潜んでいた時に徐々に開拓をしていたのではと言い伝えられています。
また、法面は西日本に多く見られる野面積みを主とした石積みが見られます。
全て人の手によって積み上げられたことを想像すると、とてつもない歴史と圧巻の風景ですね。
平成初期には後継者不足により530枚まで減少しましたが、この貴重な文化遺産を失ってはならないと地元住民が「丸山千枚田保存会」を結成し、復元と保全活動を行っています。
自然豊かな東紀州エリアならではの、どこか懐かしい里山の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
お店名
丸山千枚田
住所
熊野市丸山
電話番号
0597-97-1113 (熊野市地域振興課)
ホームページ
https://www.maruyamasenmaida.jp/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
4.ツエノ峰 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「ツエノ峰」です。
ツエノ峰は、三重県随一の美しい雲海を見れる穴場スポットです。
これまではパラグライダーの離着陸場所として利用され、近年は雲海撮影スポットとして注目を集めています。
ツエノ峰展望台までは、車で約3.4kmの林道を通っていきますが、狭い道でのカーブや、場所によっては大型車の通行が困難な場合もありますので、運転には注意が必要です。
林道の先にあるビューポイントは標高495メートルの高さで、雲海が見られない時には、集落がはっきりと眼下に見えます。
奥に見える山と山の切れ目には、うっすらと熊野灘が見えますね。
ツエノ峰では、11月~2月の晴れた早朝に雲海が出現しやすいと言われています。
さらに、前日夜と当日朝の寒暖差が大きいと、出現率が高まるとのことなので、天候をチェックした上でツエノ峰に足を運ぶのがおすすめです。
朝日が登ってくると、雲海がオレンジ色に染まり、神秘的な景色が広がります。
真っ白な雲海の絨毯がツエノ峰を覆い、雲海を朝日が明るく照らす様子が美しいですね。
是非この絶景チャンスを狙って、実際に「ツエノ峰」へ足を運んでみてください。
お店名
ツエノ峰
住所
熊野市紀和町小川口
電話番号
0597-89-0100(熊野市観光協会)
ホームページ
https://www.kumano-kankou.info/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
5.赤木城跡・田平子峠刑場跡 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「赤木城跡・田平子峠刑場跡」です。
赤木城は、築城の名手・藤堂高虎によって作られた、中世と近世の築城法を併用した平山城で、近世城郭の先駆けともいうべき城郭機能が兼ね備えられています。
また、朝もやに浮かぶ赤木城跡は、幻想的で天空の城とも言われています。
主郭には桜が多く、桜の名所としても知られています。
そして田平子峠刑場跡は、豊臣、徳川両政権の重鎮であった藤堂高虎らの新領主に農民一揆で抵抗した北山の人々が処刑された刑場の跡で、
こうした新領主に対し、在地の旧来勢力が抵抗を繰り返しながらも鎮圧されていく過程を示す、重要な遺跡です。
藤堂高虎は、1585年の紀州攻めの際北山入りし、1595年に四国伊予三郡を与えられるまでの11年間、北山付近に在居しました。
この間、1587年の北山一揆で一揆方を成敗したり、北山材の切り出しを行ったりしており、この頃に現在の城郭に整備したものと考えられます。
是非、雄大な自然の中に奥深い歴史と文化が息づく「赤木城跡」で、タイムスリップしたような気分を体験してみてください。
お店名
赤木城跡・田平子峠刑場跡
住所
〒519-5404 熊野市紀和町赤木
電話番号
0597-89-4111 (熊野市教育委員会社会教育課)
ホームページ
http://www.kumano-kankou.info/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
6.トロッコ電車 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「トロッコ電車」です。
このトロッコ電車がある三重県熊野市紀和町は、かつて鉱山の町として有名でその歴史は古く、1200年以上も昔から銅が採掘されていました。
その鉱山で実際に使われていたトロッコが観光用として復活し、現在の姿に至ります。
約1kmの元鉱山のトンネルを走る10分間の小さな旅が体験でき、入鹿温泉ホテル瀞流荘と湯ノ口温泉の二つを結ぶレトロなトロッコ体験が楽しめます。
実際に乗ってみると、ガタゴトと体が揺れ、遊園地やレジャー施設では味わえないリアル感が楽しめます。
トロッコ電車の先にある「湯ノ口温泉」では、高級な木材として生産される「熊野材」を使用した、こだわりの内装が広がります。
加水・加温一切なしの「源泉かけ流し」の温泉で、体はポカポカになりますよ。
「寝湯」や「立湯」、「半身浴」といったさまざまな入浴方法で、温泉を楽しめるのも魅力の一つ。
トロッコ電車でレトロな旅を楽しんだあとは、温泉で身体も心も癒す・・・そんな極上体験をしてみてはいかがでしょうか。
お店名
トロッコ電車
住所
〒519-5416 熊野市紀和町湯ノ口10
電話番号
0597-97-1126 (湯元山荘 湯ノ口温泉)
ホームページ
営業時間
8:50~17:10
定休日
年中無休 ※施設安全点検に伴う運休あり
アクセス
7.楯ヶ崎 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「楯ヶ崎」です。
楯ヶ崎は、神武天皇上陸の地と伝えられており、二木島湾の入口にそそり立つ柱状節理の大絶壁、熊野灘のおしよせる荒波とともに、壮絶な景観を拝むことができます。
また、ここはハイキングコースしても最適で、楯ヶ崎園地に遊歩道が整備されています。
遊歩道入り口の国道311号から楯ヶ崎までは片道40分の道のりで、途中には二木島祭の舞台でもある阿古師神社もあります。
熊野ならではの植物が遊歩道沿いにあり、特別な植物には解説付の樹木ラベルが設置されていて、森林浴も兼ねて植物の学習をしながら適度なハイキングが楽しめます。
また、よりダイナミックな景色を楽しみたい人は、観光遊覧船もおすすめです。
開放的な青い空と青い海が広がる「楯ヶ崎」で、熊野の海の美しさを是非体験してみてください。
お店名
楯ヶ崎
住所
〒519-4202 熊野市甫母町
電話番号
0597-89-2229 (熊野市観光公社)
ホームページ
http://kumano-kankou.com/?page_id=465
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
8.青の洞窟 (熊野市)
次にご紹介するのは、熊野市にある「青の洞窟」です。
熊野市では、先程ご紹介した「楯ヶ崎」や「鬼ヶ城」など、リアス式海岸特有の奇岩・巨岩を有す海岸線があります。
熊野市観光公社が運営する楯ヶ崎観光遊覧で、その美しい青の洞窟を見ることができます。
- <楯ヶ崎観光遊覧>
- コース:松崎港~鬼ヶ城~がまの口~楯ヶ崎~海金剛~松崎港
- 所要時間:約1時間10分
- 問合せ先:熊野市観光公社(0597-89-2229)
- 要事前予約
- 1名での乗船は不可(2名~)
特に、松崎港発着の楯ヶ崎観光遊覧のコースの「ガマの口」は、熊野の「青の洞窟」とも言われるほどの美しい大きな洞窟の穴です。
この透き通るような衝撃の青さには、誰もが驚くこと間違いなし!
さらに、楯ヶ崎観光遊覧は青の洞窟だけでなく、世界遺産の鬼ヶ城、楯ヶ崎の大岸壁も海上から眺められる満足感たっぷりの約70分の遊覧コースです。
楯ヶ崎観光遊覧のラストスパートで訪れる、楯ヶ崎の大岸壁よりも巨大な「海金剛」は迫力満点です。
楯ヶ崎観光遊覧で、まるで海外にきたかような美しい「青の洞窟」を実際に見てみてください。
お店名
青の洞窟
住所
熊野市遊木町
電話番号
0597-89-2229 (熊野市観光公社)
ホームページ
http://kumano-kankou.com/?page_id=465
営業時間
公式HPをご確認下さい。
定休日
公式HPをご確認下さい。
アクセス
9.道の駅 紀伊長島マンボウ (北牟婁郡紀北町)
次にご紹介するのは、紀北町にある「道の駅 紀伊長島マンボウ」です。
「町の魚」マンボウをはじめ、紀伊長島産の新鮮な海産物などの特産品がたくさん並び、紀北町のお土産なら何でも揃います。
この地方の名産「尾鷲ひのき」の形をイメージした、緑色の大きな三角屋根が連なった外観が目印の「道の駅 紀伊長島マンボウ」は、
周りには大きなフェニックスの木が植えられていて、どこか南国のような情緒が漂います。
道の駅の物産コーナーと言うと野菜が売っているイメージですが、「道の駅 紀伊長島マンボウ」は海産物や海産物加工品が多く見られるのが特徴です。
この点は、三重県内の水揚げ高トップクラスを誇る紀北町ならではですね。
中でも「知る人ぞ知る」ポイントは、駅の名前にもなっている「マンボウ」の商品です。
マンボウは水族館で可愛らしく泳いでいるイメージですが、紀北町では「町の魚」と称されており、紀北町では、昔から食用とされてきた歴史があります。
漁師さん達が、茹でたものを味噌和えや酢みそで食べたというのが始まりで、現在もおなじみの食べ方だとか。
構内にある「お食事処マンボウ」では、紀伊長島産の新鮮なお刺身がのった人気の「海鮮盛合丼」や「お刺身定食」をはじめ、定食や麺などさまざまなメニューが揃っています。
美味しいお魚グルメを味わうのもよし、芝生広場や池の周りを散歩するのもよし・・・
「道の駅 紀伊長島マンボウ」でのんびりリフレッシュして過ごしてみてはいかがでしょうか。
お店名
道の駅 紀伊長島マンボウ
住所
〒519-3204 北牟婁郡紀北町東長島2410-73
電話番号
0597-47-5444
ホームページ
営業時間
(販売所)平日8:15~18:00 土日祝 8:00~18:00
(レストラン)9:00~15:00
定休日
年中無休
アクセス
10.ありまの村 お綱茶屋 (熊野市)
最後にご紹介するのは、熊野市にある「ありまの村 お綱茶屋」です。
2番目にご紹介した「花の窟神社」の隣地に、道の駅 熊野・花の窟 おもてなし処「お綱茶屋」があります。
花の窟に来訪する人々がゆったりと滞在でき、食事や物販等を通じて花の窟の情報発信に繋げていくために作られた施設です。
江戸時代の雰囲気を再現したような、木の温もりに包まれた空間には、休憩スペースを囲む様にお店や資料展示コーナーがあります。
広々とした休憩スペースには、畳敷き、板敷き、イスとテーブルなどがあり、好きな席に座ってゆったりと、休憩するだけでもよし、飲食をするのもよし、自由に過ごすことができます。
また、「ありまの村 お綱茶屋」では、地域特産品である古代米「いざなみ米」を使用したうどんやおにぎりの他、地域特産のさんま寿司やめはり寿司などが名物です。
看板メニューの「お綱茶屋セット」は、古代米「いざなみ米」を混ぜてつくられるお綱茶屋だけの限定品です。
いざなみ米うどんといざなみ米おにぎりがセットになっており、いざなみ米を存分に味わえます。
うどんは黒米が練り込まれており、ほどよい弾力のあるうどんです。セットのいざなみ米おにぎりと相性も抜群!
また、「ありまの村 お綱茶屋」に来たら、「いざなみ米 みたらし団子」も是非食べていただきたい一品です。
古代米の黒米ならではの色合いが特徴的な「いざなみ米 みたらし団子」は、注文してから団子を焼いていただけるため、熱々を食べることができます。
醤油ベースの甘辛いタレに浸かったみたらし団子は絶品です。
「花の窟神社」と合わせて、のんびり旅の疲れを癒やす「ありまの村 お綱茶屋」へ是非訪れてみてはいかがでしょうか。
お店名
ありまの村 お綱茶屋
住所
〒519-4325 熊野市有馬町137
電話番号
0597-88-1011 (NPO法人 有馬の村 お綱茶屋)
ホームページ
http://hananoiwaya.com/otunacyaya/cyaya_index.html
営業時間
10:00~17:00
定休日
年中無休
アクセス
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、三重県東紀州エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介しました。
東紀州エリアと言えば、鬼ヶ城や熊野古道、七里御浜海岸など、有名なスポットがたくさんありますが、それだけではありません。
スピリチュアルな空気感が漂う「花の窟神社」やリアス式海岸特有の地形を活かした「青の洞窟」など・・・
自然に恵まれた三重県だからこそ楽しめる穴場スポットがたくさんあります。
今回ご紹介した穴場スポットを参考に、是非実際に足を運んでいただければ嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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