勝手にランキング!!6月がシーズン:三重県ホタルスポット
6月に入り、雨が増えてきて、現在は梅雨まっただなかです。
じめじめとした湿気が多い時期になりますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
そんな時期にホタルの見頃を迎えていることをご存じですか?
ホタルはおしりが光り、綺麗な様子から多くの人が観覧に集まりますよね。
昔はすぐそばで見ることができた地域もあったでしょうが、やはり綺麗な小川のそばでのみ見ることができる性質上、最近では限られた場所でしか見ることができないのではないでしょうか。
この季節の風物詩として、ホタルは欠かせません。
今回の記事では、そんな人々に安らぎを与えるホタルを見ることができるおすすめの場所を私自ら「勝手にランキング」して紹介していきますね。
「勝手にランキング」‥現在気になることやおすすめのスポットをライター自らの独断と偏見でランキング付けを行うシリーズです。
ホタルとは?
ホタルは、コウチュウ目・ホタル科に分類される昆虫です。
日本では、ホタルのお尻が発光することで知られており、ホタルという名もその様子から「火(ホ)を垂(ル)」からという理由で「ホタル」と呼ばれることになりました。
そのように光るイメージがあるホタルですが、実はほとんど光らない種が多いことは一般的に知られていません。
陸生ホタルと水生ホタルの2種類があり、水生ホタルは世界でも10種類のみ存在しています。
その中で日本の水生ホタルでは「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「クメジマホタル」の3種が存在しています。
特に日本ではホタルと言えば「ゲンジボタル」を指すことが多く、光が最も強く、夏の風物詩として人気があります。
三重県のホタルスポット勝手にランキング
ランキング8位:横輪の蛍まつり(伊勢市)
伊勢市の中心から約30分程の横輪町では、毎年6月1日から6月の中旬ぐらいまで蛍まつりが行われています。
駐車場も無料ということで伊勢市周辺の人には認知されており、訪れる方が多いところとなっております。
横輪川の周辺で、蛍を見ることができ、ボランティアの方も周辺にいらっしゃるので、もし場所が分かりづらければ、聞いてみましょう。
川に訪れる際には懐中電灯は必須ですが、蛍をみるときは懐中電灯を消すようにしましょう。
ホタルは神経質な生物であるため、注意しましょう。
懐中電灯を消して、蛍の幻想的な光とそして上を見れば満点の星空も味わえます。
この横輪では綺麗な星空を味わうことができます。
近隣の「郷の恵 風輪」では、アイスを食べたり、ホタルの鑑賞以外にも休憩することができます。
お店名
横輪の蛍まつり(横輪川)
住所
伊勢市横輪町586(近くの郷の恵 風輪の住所)
電話番号
–
ホームページ
http://heart.pro.tok2.com/yokowa/
営業時間
毎年6月1日から6月の中旬ぐらいまで
定休日
–
アクセス
ランキング7位:榊原温泉の蛍灯(津市)
津市の温泉施設として、有名であり多くの観光客も訪れる榊原温泉では時期になると蛍灯がみられます。
豊かな山里、そして自然が特徴の榊原温泉は、初夏になると温泉郷を流れる湯の瀬川沿いに蛍が舞い、その美しく幻想的な風景と蛍灯をみることができます。
令和5年は6月3日から7月7日の期間で射山神社ではイルミネーションも設置されます。
6月3日と10日には、ナイトマルシェも開催される予定となっていたそうですね。
7月7日は七夕ということで、蛍とともに願い事を短冊に乗せて、空高く焚き上げるようですね。
頭上を見上げれば満点の星空です。
今年は行けないなぁという方も来年には、宿の予約とともに過ごしてみるのもいいかもしれないですね。
イベントとホタル観賞の両方が一度に楽しめるのでお子さんがいる方にもおすすめですよ。
お店名
榊原温泉の蛍灯(三重県津市榊原町内)
住所
津市榊原町神湯館第1駐車場
電話番号
–
ホームページ
営業時間
蛍灯 :2023年6月3日〜6月18日 ※終了
源氏灯路:2023年6月3日〜7月 7日
(開催場所:射山神社)
定休日
–
アクセス
ランキング6位:奥伊勢フォレストピア 蛍鑑賞ツアー
奥伊勢フォレストピアは、大台町にあり、山荘、コテージ、キャンプでの宿泊が可能な豊かな自然を感じる宿泊施設です。
フォレストピアでは、6月中旬~7月初旬において宿泊客、ディナー、宴会利用限定で「ホタル鑑賞ナイトツアー」を開催しています。
今年は6月7日から7月8日までが期間となっています。
ツアー料金として中学生以上が1名1000円
子供が1名500円が必要になります。
夕食後に蛍鑑賞ポイントにホテルバスで連れて行ってもらえます。
ゲンジ・ヘイケ・ヒメボタルの幻想的な光を見ることができます。
場合によっては、鹿などの野生動物を見ることができる可能性もあります。
そして満点の星空を見ながら、自然環境を楽しめます。
下記HPにおいて、ツアーの詳細が記載されていますので確認してみてくださいね。
お店名
ホタル観賞ナイトツアー(奥伊勢フォレストピア)
住所
多気郡大台町薗993番地
電話番号
0598-76-1200
ホームページ
https://okuiseforestpia.com/information/1438.html
営業時間
2023年6月7日(水)~7月8日(土)
* 時間は20:10~21:15の約80分
定休日
–
アクセス
ランキング5位:別山二号公園(四日市市)
四日市市にあるこちらの公園では、地元の自治会を中心に育てられたホタルをみることができます。
四日市というと三重県内で栄えている市であり、四日市コンビナートの夜景や工場が多い印象がありますが、ホタルもいるぐらい綺麗な場所もあるんですね!
公園内の湧水を利用したビオトープの付近でみることができ、地元の方からの人気も根強いものとなっております。
広くて趣がある公園内でホタルの光が彷徨う光景は深い海のそこにいるような気分にしてくれます。
見頃としては6月中旬から6月下旬となっております。
ランキング4位:彦佐川(四日市市)
四日市の西村町にある彦佐川では、綺麗なホタルが見られると有名です。
周辺に田んぼが広がっている中にあり、路上駐車は邪魔になるため禁止とのことです。
北勢中央公園が近くにあるため、事前に車を停めて歩いてくるのが1番だと思います。
小さな小川では、地元のふるさとの会が中心となりホタルを守る長年の活動のおかげで現在でもたくさんのホタルをみられます。
ただの小川が、夜になり幻想的な場所に姿を変える、特に風のない日がおすすめだそうです。
ゆったりホタルをみるのであればここがいいですね。
地元に親しまれたスポットとしてマナーをしっかり守るようにしましょう。
お店名
彦佐川
住所
四日市市西村町
電話番号
–
ホームページ
https://kanko-yokkaichi.com/watching/64/
営業時間
見頃:5月中旬〜6月中旬
定休日
–
アクセス
ランキング3位:種生ほたるのふる里(伊賀市)
種生集落にあるほたるのふるさと公園では、6月にはたくさんのホタルをみることができます。
ホタル観賞スポット近くには看板があり、ホタルの解説が記載されており、来た人を出迎えてくれます。
またホタルが多くみられる期間を「ほたるウィーク」と位置づけ、期間中は周辺の交通整理が行われるようで、地元の方も率先して協力もあり、周辺の消灯も行われ、ホタルが見やすい環境を作ってもらえます。
ほたるのふる里公園には10台ほど停められる駐車場もありますので、早めに訪れて駐車することが必要です。
見物人のマナーも多く、訪れやすい場所だと思います。
静かでゆったり幻想的な光景を確認できますのでおすすめですね。
季節外れのクリスマスツリーのようだという声もあるようにホタルの光が醸し出す素晴らしい光景がみれますよ。
ランキング2位:鈴鹿ほたるの里(鈴鹿市)
鈴鹿ほたるの里は、川と田と山に囲まれた一帯にほたるが生息し、鑑賞路にもほたるが沢山飛んできます。
間近にほたるを鑑賞できるスポットの一つとして昔より有名であり、インターネットが流行る前より口コミでホタルを見れる場所として有名でした。
毎年多数のほたるが夜空に舞っている光景が確認できるにも関わらず、自然生息しているホタルで地元でも餌などの放流も行っていないとのことです。
周辺農家の方々の協力で農薬の使用を極力控えていることがいい環境の継続に続いているのでしょうか。
駐車場と鑑賞路は整備されており安全ですので、近隣の方は是非訪れていただきたい場所です。
5月下旬から6月下旬頃が鑑賞期間です。
期間中にはイベントが開催されることもあり、今年は5月28日に「やまびこ市」が開催されたそうでイバラ餅やかき氷の振る舞いやかまどピザ体験やキッチンカーなども来ていたそうですよ。
ホタルだけでなくイベントも楽しめるということで、その日を目掛けていくのもいいでしょうね。
もちろんそれがなくともホタルの光は幻想的。
是非訪れてみてください!
お店名
鈴鹿ほたるの里
住所
鈴鹿市西庄内町若宮4265−1
電話番号
–
ホームページ
営業時間
見頃:5月下旬から6月下旬頃
定休日
–
アクセス
ランキング1位:なばなの里
長島リゾートの一角であるなばなの里。
こちらでは四季おりおりの花々だけではなく、綺麗なホタルもみることができます。
自分自身、今年まではイルミネーションと花のイメージが強かったのですが、情報を知り訪れたことでホタルの里といってもいいぐらいではないかと思うぐらいになりました。
そんななばなの里では5月下旬から7月上旬頃まで「ホタルまつり」が開催されています。
ゲンジボタルの幼虫を1999年に放流を開始し、住みやすい環境づくりに取り組み、努力を行ったことで多くのホタルを見られることになり、ホタルと言えば「なばなの里」というイメージが定着してきたとのことで起業としての努力が感じられますよね。
「ホタルまつり」の期間は、ピーク時には22時まで営業時間を延長して営業するなど、観覧にきた方も時間を気にせずに見ることができます。
ホタルの数は期間累計で数千匹~約1万匹も確認でき、初夏の夕暮れ時に小川のせせらぎとともに幻想的なホタルの灯を楽しむことができます。
今回一位になった、なばなの里のホタル祭りに訪れましたのでその実録レポートを次の項目で紹介していきます。
果たして、1位になった理由とは?実録レポート
さあ、見事に一位に輝いたなばなの里に実際に訪れ、実録レポートを記していきます!
6月の中旬に家族でなばなの里に訪れることにしました。
時間としては20時頃に訪れました。
20時といってもまだまだ真っ暗ではない様子。
夏が近づいていることがよくわかりますね。
到着したら、駐車場のABは満員となっておりましたので、Cに駐車することになりました。
Cはまだまだ空いておりましたので、冬のイルミネーション期間と比べると余裕しゃくしゃくではないでしょうか。
上記の写真は駐車場内の看板となっています。
駐車場Cからなばなの里までの入り口は一瞬。
入口に入るまでの園内に案内看板が設置されており、本日の金額と営業時間を確認することができました。
本日は22時までの営業のようです。
入口でチケットを買うのですがすでに列ができていました。
途中から係員さんが増えたのでスムーズに買えたのは良かったですね。
入場してすぐにハートのイルミネーションと写真の撮影スポットがあります。
多くの人が写真を撮影するためにならんでいました。
その近くには場内マップが。
今回は、蛍がメインですので入場口近くの小川(入場より右回り)にいきます。
多くの人が小川に沿って、ホタルを見ようと並んでいました。
灯が小川は消え、誰もが息を呑んでホタルを見ていましたが、なかなか人が多く前で見ることができなかったので、先に園内を回ることになりました。
こちらの小川付近での写真は撮影をしませんでした。
ホタルはまぶしい光などに弱く、小川付近の外灯も切った状態だったのです。
園内を歩いているとところどころライトアップされて、花々が綺麗でした。
冬のイルミネーションはよくきたことがあったのですが、なばなの里と夜がこんなに合うとは思ってなかったですね。
ゆっくり歩きながら花を見て、心が穏やかになります。
そして、光のトンネルをくぐりにいったのですが、やはりこの風景。
これぞなばなの里に来たという景色に感動しました。
光が奥まで続くトンネルの中には、6月ということでたくさんの品種の紫陽花が入口から奥まで続いています。
こんな色の紫陽花があるんだ、こんな名前の紫陽花があるんだと思いながら、歩いていると、かなりの人がいました。
タイ系やベトナム系の外国の方や家族連れ、カップルが多かったのではないでしょうか。
光のトンネルの中で写真を撮っている方も多かったですね。
多くの人で賑わっていました。
トンネルを出て、歩いていると鏡池という池があり、鏡のように景色を水面が映していました。
この景色は素晴らしいですよね。
今の季節でもこんな景色なのに、秋には紅葉になりより素晴らしい光景になるんだと思いました。
改めて小川へ
ぐるっと出口の方にいくと、先ほどの場所とは異なる小川があり、そこは比較的人が少なかったので、これはラッキーだなと思って座りました。
入口近くでホタル目当ての方は陣取るのですが、意外にも出口方面の小川の方が人が少ないので穴場だと思いました。
そこではホタルが数多く光りながら飛ぶ姿を確認できました。
私の子どもも笑顔で蛍がいたと嬉しそうに話す姿があり良かったなあと思いましたね。
ホタルの光がとても幻想的であり、入口のときに人が多く、後回しにしたこともあり、余計感動を覚えました!
周囲の人もみんな静かに鑑賞しており、マナーの高さが際立ちましたね。
出口付近のお土産屋周辺で
ホタルで幻想的な雰囲気を味わった後に出口付近ではお土産やさんやキッチンカー、屋台などがあります。
今回入場料として大人は1,700円で1,000円の金券付きでしたので、ちょっとしたお土産を買うことができます。(子供は小学生未満は無料です)
私の家族は、私と夫と子供(小学生未満)であるため3,400円の支払いに対して2,000円の金券がついており、なにを買うか迷いました。
結局、地ビール一本とわさびなめたけ、苺大福などを買いました。
観光地であるため、かなり値段が高いのかと思いましたが、比較的良心的でありよかったです。
そのほかにもしじみコロッケ220円や北海道のルタオとコラボしたソフトクリーム400円なども販売があり、手が出やすい金額でよかったなと思います。
基本的に私の中でホタルはみるだけで終わりのイベントというイメージが昔からありましたが、なばなの里にくるとそれだけではなく、綺麗な花や光のトンネル、そして買い食いやお土産まで、楽しみの範囲が広がります。
それもひっくるめての楽しみということでナンバーワンにふさわしい結果となりました。
ホタル、花、光のトンネル、お土産、複合的に楽しめるのはここ「なばなの里」がおすすめです。
最後に
今回は、勝手にランキングと題して、三重県のホタルスポットのランキングを記載してきました。
ランキングの一位には、「なばなの里」がランクインしました。
理由としてはホタルももちろん綺麗ですが、それ以外に観光地として複合的に楽しめるという理由からです。
記憶に残るイベントとして、特に子育て世帯には特にお勧めであると言えます。
とは言え、今回紹介してきたホタルスポットはどこも静かにホタルを確認できるところです。
この時代に貴重であるホタルを確認できるスポット。
もちろん、水資源の綺麗さであったり、保護をする地元の意識であったりそういったものが揃わないとホタルが見れる環境は継続はしません。
観覧に来た方は、ケータイなどでフラッシュを焚かないように、明るくしないように、騒がないように、基本的なマナーに注意しながら、ホタルをみることを忘れないようにしましょう!
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。