三重県に移住したい!家を買う際のポイント4つや一戸建てとマンションの違いも紹介
「三重県に移住したいけど、家を購入するときに使える補助金ってあるのかな?」
「一戸建てとマンションどっちがいいんだろう……」
「マイホームが欲しいけど、何からすればいいのか分からない」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
一戸建てを買う際は費用だけではなく、業者や住宅の種類も比較するのが大切です。
しかし、はじめての方にとって家探しは時間がかかるし、専門用語が出てきて資料を読むのが疲れるという場合もありますよね。
そこで本記事では、マイホームを購入するまでの流れや、家を買う際に注目すべきポイントを分かりやすく解説します。
一戸建てとマンションのメリット・デメリットや、三重県独自の制度も紹介するので、三重県への移住を考えている方はぜひ最後までお読みください。
マイホームを購入するまでの流れ4ステップ
マイホームを購入するまでの流れは以下の4つのステップに分けられます。
- 情報収集
- 内見
- 契約
- 引き渡し
実際に「家を買いたい!」と決意しても、何からすればいいのか分からないこともありますよね。
そんな方に向けて一つずつ詳しく解説するので、家を買うことを決めた方は一緒に確認していきましょう。
1. 情報収集
まずは「どんな暮らしがしたいか」を決めることから始めましょう。
アクセスを重視したいなら、国道や駅が近い四日市市や鈴鹿市がおすすめです。
自然に囲まれてのんびり暮らしたいなら鳥羽市や尾鷲市がぴったりです。
ある程度住みたいエリアが決まったら、絶対に譲れない条件は何なのか明確にしておきます。
たとえば「○○円以下の物件がいい」という価格帯や「マンションより一戸建てがいい」という住宅の形態などです。
条件が出揃ったら、不動産会社やインターネットで情報収集しましょう。
そのエリアの価格帯などを把握しておくと、目安が分かるので業者選びの際にも役立ちます。
2. 内見
条件に合う物件が見つかったら、申し込みをして内見に行きましょう。
一つだけではなく、必ず複数の物件を内見して比較するのが大切です。
内見時には、実際に住むことを考えて、以下のような点をチェックしてみてください。
- 部屋の配置
- 収納スペースの有無
- ユニットバスのタイプ
- コンセントの数
- 建具の不具合
内見したときは気に入っていたのに、実際に住むと使いづらいという後悔をなくすためにもしっかり確認してくださいね。
室内だけではなく、物件の周辺施設も要チェックです。
周囲にスーパーや病院はあるか、トラブルの多い地域ではないか担当者に聞いておくのもおすすめです。
3. 契約
説明事項に合意したら、いよいよ契約です。
契約書の内容について不明な点があれば、ここで必ず確認しておきましょう。
契約時には、実印や印鑑登録証明書、本人確認書類が必要です。
契約締結の際は5%〜10%の手付金を支払います。
手付金の額は話し合いで決まりますが、売主が不動産会社の場合は物件価格の20%以内と決められています。
物件価格によっては百万単位になることもあるので、事前に準備しておいてください。
4. 引き渡し
契約が終わり、実際に入居する物件の最終チェックを行ったら引き渡しです。
引き渡しまでに残っている決済を済ませ、必要な書類を提出しましょう。
引き渡しの際も物件の最終チェックは欠かさずに。
可能なら担当者に設備や機器の説明を受けておくと、住み始めたときにすぐに使えて便利です。
一戸建てを買う際にこれだけは覚えておきたいポイント5つ
一戸建てを買う際に覚えておきたい5つのポイントを紹介します。
- 必要な費用
- 補助金
- 業者の違い
- 住宅の種別
- 立地
一戸建てを選ぶ際は、費用だけではなく住宅の種別なども比較するのが大切です。
お得に一戸建てが買いたいという方は、ここでおさえておきましょう。
1. 住宅購入時に必要な費用
住宅購入時に必要な費用は物件価格だけではありません。物件購入時に必要な費用は、以下のとおりです。
印紙税 | 1~3万円 |
不動産取得税 | 固定資産税評価額の約2% |
登録免許税 | 固定資産税評価額の1~3% |
司法書士報酬 | 2~10万円 |
固定資産税積算料 | 固定資産税の保有期間分の日割り金額 |
内訳を見てみると、意外とかかるなと感じた方も多いのではないでしょうか。
物件によりますが、住宅ローンにかかる諸経費と合わせて300万円前後必要です。
諸経費を合わせて予算を考えておきましょう。
2. 国や県からもらえる補助金の種類
家を買う際には、国や県からの補助金は何があるか確認しておきましょう。
国からの補助金は以下のようなものがありますが、それぞれ条件や対象世帯が違うので事前に当てはまるかチェックしてみてください。
- こどもみらい住宅支援事業
- 地域型住宅グリーン事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- ZEH補助金
支援金は最大100万円以上付与される場合もあります。
お得に住宅を購入したい方はぜひおさえておきたいポイントです。
三重県では、以下の5つの市町村が実施している条件を満たせば補助金が付与されます。
- 松阪市
- 亀山市
- 尾鷲市
- 鳥羽市
- 熊野市
移住者や、その土地特産の木を使っている住宅が対象です。
事前に調べておけばお得に一戸建てを購入できます。
3. ハウスメーカーと工務店の違い
ハウスメーカーと工務店どちらに依頼すればいいのか迷ってしまう方は、それぞれの違いやメリットなどをおさえておきましょう。
ハウスメーカーは全国規模で営業展開しているため、どこからでも対応が可能です。
一方で、工務店はエリアが特定の市町村に限定されている場合が多いので、移住したい地域が対応可能か事前に調べておいてください。
工務店は一から設計するため、ハウスメーカーよりも自由度が高いですが、その分工期が長いという特徴があります。
希望に合った業者を選べるように、どちらが自分に向いているか比較しておきましょう。
4. 注文住宅か建売住宅か
注文住宅は間取りやデザインを自分好みにできますが、価格が高く時間がかかるという側面もあります。
細かい理想があり、じっくり時間をかけてイメージ通りに進めたいという方にはおすすめです。
建売住宅はすでに完成している物件から選ぶので、実際に住む様子をイメージしながら選べるのが大きなメリットです。
そのため、入居後のギャップが少ないのは建売住宅でしょう。
しかし、建売住宅は工事の過程が見られないため、より安心感が強いのは注文住宅ではないでしょうか。
5. 周辺施設や環境などの立地
家を買う際は必ず立地も確認しましょう。立地を決める際には、以下の3点に注目するのがおすすめです。
- 通勤や通学の利便性
- 生活するための施設の利便性
- 治安
通学や通勤では駅を使うことがほとんどですが、三重県では車通勤の方も多いです。
頻繁に電車を使う方は駅の近くがおすすめですが、車がある方はそこまで重視しなくてもよいかもしれません。
家を買うエリアの治安も確認しておいてください。
一度夜に下見に行くと、実際の雰囲気をつかめます。
担当者に聞いてみるのもよいでしょう。
一戸建てとマンションを比較!自由度の高さとセキュリティー対策の違い
家を買う際は一戸建てかマンションか迷ってしまいますよね。
一戸建ては間取りを決められたり、庭で集まったり自由度が高いのが特徴です。
一方で、マンションは管理人が常駐しておりセキュリティー面で安心度が高いです。
一戸建てとマンションはどんな方におすすめなのか、デメリットも合わせて紹介します。
「なかなか迷って決められない……」という方は、チェックしておきましょう。
自由に生活したいなら一戸建てがおすすめ
「家を買うなら自由に生活したい!」という方には一戸建てがおすすめです。
一戸建ての注文住宅の場合、自分好みの間取りやデザインが実現できることが多いので、細かい理想がある方にはぴったりでしょう。
実際に住み始めてからもマンションのように制限は少なく、庭に人を集めることも可能です。
土地を所有できるという点も一戸建ての魅力ですよね。
ただし、一戸建ては一から防犯設備を整える必要があります。
マンションではすでに整備されており、管理人が常駐しているケースが多いので、入居後に準備することは少ないです。
セキュリティー対策を一からするのは、忙しい方には大変かもしれません。
また、マンションでは管理会社が定期的に点検をしてくれますが、一戸建ては自分でメンテナンスしなければなりません。
間取り決めからメンテナンスまで自分でやりたいという方には、一戸建てがぴったりです。
セキュリティーを重視したいならマンションがおすすめ
マンションに住むメリットは、セキュリティーが整備されているという点です。
隣人や管理人がすぐ近くにいるためマンション全体が無人である日はほぼなく、安心して外出できます。
マンションは駅や商業施設が周辺にあることが多いので、どこへ行くにも便利です。
しかし、マンションは上下階に人が住んでいるため、騒音トラブルが多いのも事実です。
小さい子どもがいる家庭では、迷惑をかけていないか余計な心配をしてしまう可能性もあります。
のびのびと子育てしたいという方には、一戸建てのほうが向いているでしょう。
駐車場の使用料がかかったり、ペットなどの制限があったりする場合もあるので、入居する前に必ず確認しておくのが大切です。
安心して便利な生活が送りたいという方には、マンションがおすすめです。
三重県に住むなら「空き家バンク」を利用するのもおすすめ
「空き家バンク」とは、事業を行っている市町村に申し込み、空き家の所有者と契約を結ぶ新しい住まい探しの一種です。
2023年現在、三重県の全市町村のうち16の自治体で定住希望者を募集しています。
三重県の移住公式サイトには築年数や敷地面積、値段まで詳しく掲載されているので、一度チェックしてみるのもおすすめです。
条件を満たせばリフォーム費用を補助してくれる制度もあるので、お得に移住したい方は確認してみてくださいね。
住みやすい三重県に移住してみては
三重県は、空き家バンクや補助制度が充実しており移住しやすいです。
一戸建てとマンションで迷っている方は、譲れない条件に当てはまるかどうかでチェックしていくと、ぴったりのスタイルが見つかります。
どちらもメリット・デメリットがあるので、じっくり考えて後悔しない選択をしてくださいね。
マイホーム購入を機に移住を考えている方は、一度三重県を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
三重県なら、田舎と都会のどちらの良さも兼ね合わせたのどかな生活が送れるでしょう。
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