【東京から三重へ移住!】三重県って、どんな県?子育て支援やお試し移住ありの移住促進県を紹介!

東京や首都圏に住んでいる人で三重県への移住を検討している人は、移住したあとの生活にどんなことを求めているでしょうか?

三重県がふるさとの人は「地元で仕事や子育てをしたい」「親の介護をしながら働ける職場を見つけたい」などと考えるかもしれません。

一方で、三重県にまったく縁はないけれど、旅行やメディアなどから情報を得て三重県に魅力を感じ、移住を考えている人もいるでしょう。

そこで、この記事では三重県のエリア別の紹介、移住するうえでとても気になる子育て支援、空き家バンクの紹介、さらに移住体験施設などを紹介します。

三重県はさまざまな移住支援がととのった移住促進県です。

三重に馴染みがある人もそうでない人も、「今の三重」を知るきっかけにしてください!

三重県はこんな県

日本列島のほぼ中央に位置する三重県は、海と山に囲まれた自然豊かな土地です。

県内は北勢エリア・中勢エリア・伊勢志摩エリア・伊賀エリア・東紀州エリアの5つに分けられます。

  1. 三重県はこんな県
  2. 北勢エリア
  3. 中勢エリア
  4. 伊勢志摩エリア
  5. 伊賀エリア
  6. 東紀州エリア

それぞれ詳しく紹介します。

1.三重県はこんな県

三重県は日本列島のほぼ真ん中に位置し、南北に長く、愛知県・滋賀県・京都府・奈良県と隣接しています。

県内には、伊勢神宮をはじめ、世界遺産の熊野古道など日本有数の観光スポットがあります。

海の幸や山の幸も豊富で、自然にも恵まれた県です。

県内は北勢エリア・中勢エリア・伊勢志摩エリア・伊賀エリア・東紀州エリアの5つのエリアに分かれ、それぞれの地域ごとに特性があります。

参考・参照:一般社団法人 移住・交流推進機構|三重県/ニッポン移住・交流ナビ JOIN

2.北勢エリア

県内の北部に位置する北西エリアは「高速道路や鉄道などが整備され、名古屋など中京圏へのアクセスが良い」(引用元:ええとこやんか三重)地域です。

東海環状自動車道の全線開通に向けて工事がすすめられていることもあり、さらに利便性が増すことが期待されています。

エリア内には、鈴鹿サーキットで有名な鈴鹿市をはじめ、製造業が盛んで人口も多い地域となっています。

3.中勢エリア

県庁所在地である津市のある中勢エリアは「高速道路や電車などの交通網も整備され、名古屋や関西エリアへのアクセスも便利」(引用元:ええとこやんか三重)。

行政の中心として栄える一方で、農業や林業、畜産業も盛んに行われています。

4.伊勢志摩エリア

誰もが知っている伊勢神宮のある伊勢志摩エリア。

サミット開催地としても有名な伊勢志摩国立公園もあり、全国各地からの観光客が年間を通して訪れます。

リアス海岸ではさまざまな海の恵みがあり、漁業や水産業が盛んに行われています。

5.伊賀エリア

県の北西に位置する伊賀エリアは、関西圏へのアクセスがよく、通勤や通学で関西圏へ通う人も多いエリア。

「特急を使えば、大阪市街地まではわずか1時間足らず」(引用元:ええとこやんか三重)とあって、関西圏のベッドタウンとなっています。

伊賀といえば伊賀忍者という言葉が思い浮かぶ人も多いでしょう。

この地域には「伊賀流」という忍術の流派が伝わり、ゆかりのスポットや博物館などがあります。

6.東紀州エリア

県の南に位置する東紀州エリアは漁業だけでなくミカン栽培も盛んに行われている土地です。

林業も盛ん。

「田舎暮らし」として思い描くのにぴったりの土地です。

引用・参考・参照:ええとこやんか三重|三重の紹介|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

三重県の子育て支援

移住を検討している人にとって気になるのは子育てサポートに関することではないでしょうか?

三重県内にはさまざまな子育てサポートがあります。

  1. みえ子どもスマイルネット
  2. ファミリー・サポート・センター
  3. 地域子育て支援センター
  4. 子育て応援ブック『子育てしやすいみえ』

一つずつ見ていきましょう。

1.みえ子どもスマイルネット

「みえ子どもスマイルネット」では、子育て応援クーポンを配布しています。

県内の協賛するスーパーマーケットや飲食店で提示すると、割引やサービスなどの特典が受けられます。

対象となるのは、18歳未満の子どもがいる世帯および妊娠中の人がいる世帯。

協賛企業にはステッカーが貼ってあるので目印にしましょう。

クーポンを取得するには申込みが必要です。

くわしくは、下記のサイトを参考にしましょう。

参考・参照:三重県~みえ 子ども スマイルネット~

2.ファミリー・サポート・センター

育児のサポートを受けたい人と育児のサポートをしたい人を会員として、相互に援助しあう有償ボランティアの組織です。

運営は各市町や、市町から委託を受けた法人がおこないます。

主に「保育施設の開始前後に子どもを預かって欲しい」「送迎を行ってほしい」「買い物などの外出時に子どもを預かって欲しい」このようなときに、サポートをお願いできます。

まずは、同センターに登録しましょう。

参考・参照:三重県|子育て:ファミリーサポートセンター

3.地域子育て支援センター

各市町が設けるセンターで、子育て家庭の保護者と子どもが自由に出入りできる場所。

同じ場所に集まった子ども同士や親同士が交流を深められるほか、世代間交流を行なうセンターもあります。

参考・参照:三重県|子育て:地域子育て支援拠点事業

4.子育て応援ブック『知っとる?子育てしやすいみえ』

県内の子育て情報を掲載した本。

子育て支援情報・子育て支援団体の紹介・県内の公園などの遊び場の情報・相談窓口・先輩ママの子育て体験談などが掲載されています。

移住者が県内の子育て情報をゲットすのにとても参考になる一冊。

各市町の子育てサポートについても紹介していますので、どこに移住しようか決めかねている人は参考にしてみてはいかがでしょう。

参考・参照:三重県|子育て応援ブック「知っとる?子育てしやすいみえ」

空き家バンク

移住というのは、引越し費用をはじめ、さまざまなお金がかかるもので、できれば生活に関するお金は抑えたいところ。

空き家バンクを利用すれば安価に家が借りられたり、家を格安で購入することもできます。

ここでは、空き家バンクの仕組みとエリアごとの紹介をします。

  1. 空き家バンクとは
  2. 各エリアの空き家バンク

くわしく見ていきましょう。

1.空き家バンクとは

空き家バンクとは、自治体が主体となって運営するもので、社会問題となっている空き家問題を解決するためにできた仕組みです。

営利目的ではないので、リーズナブルに借りたり買ったりできるのが特徴。

空き家バンクの利用方法は、移住希望者の場合、自治体を通して情報提供してもらって住む場所を決めます。

民間が経営する賃貸物件などに比べてリーズナブルに新しい生活をスタートさせることができます。

出典:空き家バンク|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

2.空き家バンク

県内の空き家バンクの情報は、エリアごとにわかりやすく紹介されています。

売却物件と賃貸物件の両方があるので、希望する方を選びましょう。

2024年4月29日現在の空き家情報は、以下のとおりです。

なお、空き家の情報は日々更新されるので、必ず最新の情報を各市町に問い合わせましょう。

a.北勢エリア

北西エリアでは、四日市市・鈴鹿市・亀山市に空き家バンクがあります。

特に鈴鹿市は20の物件が出ています。

b.中勢エリア

中勢エリアは全体を通して空き家バンクに登録している物件が多く、津市、松阪市、明和町、大台町、多気町に物件があります。

c.伊勢志摩エリア

伊勢市・鳥羽市・志摩市・南伊勢町・志摩市に空き家があります。

特に伊勢市には41件、南伊勢市には53件の空き家があります。

海沿いの町で暮らしたい人にはピッタリの物件があるかもしれません。

d.伊賀エリア

伊賀市に34件、名張市に46件の空き家があります。

伊賀エリアも数多くの物件があることがわかります。

e.東紀州エリア

東紀州エリアには、紀北町に27件、尾鷲市に74件、熊野市に37件、御浜町に7件、紀宝町に6件の空き家があります。

参考・参照:空き家バンク|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

移住体験するには

いきなり移住を決断するのではなく、まず移住体験をすることをおすすめします。

移住体験には短期滞在型と長期滞在型があります。

それぞれ実施しているのは各市町。

ここでは、いくつかの滞在施設について紹介します。

  1. 短期滞在型
  2. 長期滞在型

それぞれ見ていきましょう。

1.短期滞在型

長期滞在してその土地のことを深く理解できればベストですが、なかなかそうもいきません。

そんな人は、短期滞在施設で移住したい土地の生活を短期間で味わえます。

ここでは、2つの短期滞在型施設を紹介します。

利用要件はそれぞれ定められているので、必ずそれぞれの施設のサイトを確認の上、申し込みましょう。

a.御浜町ウェルカムハウス

短期滞在型の「御浜町ウェルカムハウス」は、一見するとふつうの一戸建ての家。

昔ながらの日本家屋で和室が中心。

家族みんながのびのびとくつろいで過ごせます。

清潔なキッチンは広々としていて、電子レンジや炊飯器、調理器具から食器類まで、自炊するすべてのアイテムが揃っています。

最長2週間滞在できます。

道の駅パーク七里御浜から車で約15分ほどの場所。

参考・参照:人と暮らし: ウェルカムハウス(移住体験宿) | 青を編む|三重県御浜町

b.紀宝町お試し住宅

和室が中心の戸建住宅。

家の前には豊かな田園風景が広がります。

紀宝町の短期滞在型お試し住宅は、最大で6泊7日まで利用可能。

利用料は、無料ですが、布団は自分で準備します。(レンタルも可能)

参考・参照:お試し住宅について – 紀宝町

2.長期滞在型

長期滞在が可能な人は、四季をまたいだ移住体験がおすすめです。

夏の暑さや冬の寒さ、気象の特性などを長期滞在で体感し、自分に合っているか検討しましょう。

滞在しながら仕事探しができるのも長期滞在のメリットです。

ここでは、4つの長期滞在施設を紹介します。

短期滞在型の施設と同様、利用要件はそれぞれに定められていますし、料金や設備もひとつひとつ異なります。

必ずそれぞれの施設のサイトを確認の上、申し込みましょう。

a.尾鷲市おためし住宅

おわせ暮らしサポートセンターでは、移住体験住宅「みやか」を運営しています。

小さな漁村集落にあり「田舎暮らしを体験したい」という人には理想的な環境。

築100年以上の古民家を改修した建物に、1ヶ月〜3ヶ月までお試し移住できます。

滞在には申請書が必要となり、そのほか面接があります。

参考・参照:移住体験住宅「みやか」 | おわせ暮らしサポートセンター

b.熊野市おためし住宅

くまの移住ねっとでは、熊野暮らしの体験住宅は「まちぐらしのいえ」と「うみぐらしのいえ」の2つがあります。

短期利用も長期利用も可能な施設。

長期利用の場合は1ヶ月〜6ヶ月まで利用可能です。

移住を検討している人がお試しで利用できる施設であり、滞在中には職員との面談もあります。

参考・参照:熊野暮らし体験施設(お試し居住)

c.大杉谷暮らし体験施設

1ヶ月〜最長1年まで移住体験ができます。

1年長期滞在できる施設は貴重。

1年間暮らしてみて、暮らしやすさや仕事などが自分にあうかどうか見定めることができます。

すでに移住を決めた人の場合、家探しや仕事を決めるまでの期間、この施設で過ごすことも可能です。

施設内は和室を中心としたつくりの一戸建て住宅で、インターネット設備や基本的なライフラインなどはすべて揃っています。

冷蔵庫・洗濯機・掃除機・炊飯器・調理器具・ガスコンロなども揃っているので購入の必要はありません。

参考・参照:大杉谷暮らし体験施設 | 大杉谷移住促進協議会

d.松阪市お試し住宅

1ヶ月以上〜2ヶ月以内で利用できます。

使用料が無料なのがうれしいところ。

ただし、光熱費や放送受信料、そのほか生活にかかるお金は実費となります。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロ、洗濯機などが設置されています。

インターネット環境もあります。

施設は戸建て住宅で新しく、キッチンはIHコンロ、水回りも最新に近く清潔です。

参考・参照:松阪市の暮らしを体験してみませんか?(お試し住宅) – 移住・定住

東京圏からの移住を相談したいなら

東京から三重県に移住を検討している人には、東京にいながら移住の相談をできる場所があります。

「ええとこやんか三重移住相談センター」という施設が、有楽町にある東京交通会館8Fのふるさと回帰支援センター内にあり、事前予約の上、相談に乗ってもらえます。

ここでは、近く開催されるイベントとともに紹介します。

  1. ええとこやんか三重移住相談センターとは
  2. ハイブリッド相談
  3. 三重県の人と繋がれる「日々三重」

ひとつずつ見ていきましょう。

1.「ええとこやんか三重移住相談センター」とは?

東京都の有楽町にある東京交通会館8Fに、ふるさと回帰支援センターという施設があります。

この施設は、ほぼすべての都道府県の移住に関する情報を提供してくれる場所です。

この施設内に、三重県の移住相談窓口である「ええとこやんか三重移住相談センター」があります。

ここには三重県専属の移住相談員が常駐しており、予約の上、移住相談ができます。

移住に関するパンフレットや資料も豊富なので「相談まではいかないけれどいろいろな情報を知りたい」という人にもぴったりです。

定休日:月曜・祝日(就職相談は月・水・祝日)及び夏季・冬季休業

参考・参照:三重県 |1 |相談窓口の紹介

参考・参照:ええとこやんか三重

2.ハイブリッド相談

ハイブリッド相談とは、移住相談センターの相談員を交えて、オンラインで県内市町の担当者に相談することです。

移住相談員が横にいてくれることで、相談したいことのフォローをしてもらえます。

ハイブリッド相談は1回につき40分程度。

対応時間は、水曜〜金曜(祝日除く)の10:15〜17:00(最終相談開始時間16:20)となっています。

土曜日曜は応相談。

ハイブリッド相談が可能な市町は、2024年4月29日現在、津市美杉地域、四日市市、伊勢市、松阪市、桑名市、鈴鹿市、名張市、尾鷲市(移住コンシェルジュが対応)、亀山市、鳥羽市、熊野市、いなべ市、志摩市、伊賀市、木曽岬町、東員町、朝日町、川越町、多気町、明和町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町(南伊勢町移住定住コーディネーターが対応)、紀北町、御浜町(御浜町移住コーディネーターが対応)、紀宝町となっています。

予約方法:TEL.080-9512-5093  Mail:mie@furusatokaiki.net(ええとこやんか三重 移住相談センター 清水宛て)

詳しい予約方法は、下記サイトをチェックの上、おこないましょう。

参考・参照:(東京) 対面相談とWeb相談を組み合わせた「ハイブリッド相談」をしませんか?|セミナー|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

参考・参照:ええとこやんか三重

3.三重県の人と繋がれる「日々三重」

三重県外に住む人が三重県の暮らしを知るきっかけになり、リアルでもつながれる情報満載のオンラインコミュニティ。

三重県の旬の情報や地域でのイベント情報などを知ることができます。

参考・参照:日々三重

参考・参照:\\参加者募集!// 三重の人や暮らしとつながるコミュニティ「日々三重」 |地域のトピックス|FURUSATO

移住支援金の情報

ええとこやんか三重によると「三重県及び県内25市町では、東京圏から三重県に移住し、都道府県が移住支援金の対象としてマッチングサイトに掲載している求人に就業する人等に対して、移住支援金を給付する三重県移住支援事業を実施しています」としています。

東京圏に該当する地域や対象となる人については細かい要件が定められています。

詳しくは以下のサイトをチェックして確認しましょう。

また、各市町の担当窓口への問い合わせもおこないましょう。

引用・参考・参照:ええとこやんか三重|東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります

まとめ

東京圏から三重に移住を検討する人の中には、三重県に縁はないけれど自然豊かで海の幸にも山の幸にも恵まれた土地に憧れる人もいます。

県内は5つのエリアに分かれており、暮らしやすさや自然を堪能できる場所など、希望に合ったエリアを探しましょう。

三重県は子育て支援も充実した土地で、子育て世帯が移住する場合は移住支援金が加算されることもあるので、申請できるか確認しましょう。

移住する際に懸念材料となる住む場所については、空き家バンクの情報が県内各地にあるのでチェックすると希望の土地に空き家が見つかる可能性も。

三重県は移住促進のための支援がさまざまな角度からおこなわれています。

ぜひ活用して移住するときに役立てましょう。

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この記事を書いた人

ミエマン

ミエマン

三重県で生まれ、三重県で育ち、三重県で活動中。 三重県歴35年以上のミエ大好きマンです。 三重県のありとあらゆるローカル情報を発信し、三重県がより住みやすくなることを願って活動しています。

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