【三重県に移住したい!】移住の決め手になるものはなに?

地方移住を希望する人にとって、移住の決め手になるものはどんなことでしょうか。

移住という決断はとても大きなもので「移住したい」と思っても、なかなか一歩踏み出せないものです。

夫婦どちらかの故郷に帰る必要があったり、子育てのことを考えたりすることが決め手になる人は多いでしょう。

それ以外にも、人それぞれ決め手になるものがあるので記事内で詳しく紹介します。

そして、いよいよ移住を決断したときには、行動に移す前にぜひチェックしておきたいことがあります。

実際の生活は理想とは違うこともあるし、経済的なことや自然災害のリスクなどを知っておくことが必要です。

記事の後半では、三重県の特徴や産業などについて紹介しています。

三重県への移住を考えている人はぜひ役立ててください!

移住の決め手になるもの

移住の決め手になるものは人それぞれ違います。

決め手にかけると、その決断はできないものです。

一方で、決め手になるものがあるとすぐに決断し行動にうつせるもの。

ここでは、移住の決め手になるものについて紹介します。

  1. 仕事がある
  2. 夫婦どちらかの故郷
  3. 趣味が楽しめる地域
  4. 子育てに適した環境
  5. 豊かな自然

それぞれ紹介します。

1.仕事がある

地方は、仕事の求人が豊富とはいえません。

たとえあっても、自分が希望する業種や職種の仕事があるとは限りません。

そうした中で、移住先に安定した生活ができる仕事があることは移住の大きな決め手になるでしょう。

移住する上での大きな不安点を解消し、その後の生活への展望が明るくなります。

2.夫婦どちらかの故郷

移住の決め手として、夫婦どちらかの故郷であることは大きいです。

「故郷に戻って生活したい」「親の介護がある」などといった場合は、移住を決断しやすくなるでしょう。

3.趣味が楽しめる地域

「サーフィンが好き」「週末は登山を楽しみたい」「釣りが趣味」

こういったアウトドア系の趣味がある人は、気軽に趣味を楽しめる環境を求めて移住を決断します。

4.子育てに適した環境

子どもをどんな環境で育てるかというのは、親にとって大きな問題。

都市部での子育てに疑問がある場合「子どものためにいい環境を作ってやりたい」「自然豊かな土地で育ってほしい」という思いから、移住という大きな決断をします。

5.豊かな自然

都会で生き生きと生活できる人もいれば、そうでない人もいます。

「人が多すぎる環境が苦手」「電車通勤のストレスがすごい」「山や川が近くにないと嫌」

このように、いちど都市部で暮らしてみると、その環境が自分にあうかあわないかが分かるもの。

都市部での生活を経験したからこそ、その暮らしが合わないことが分かり地方移住をする決め手になります。

移住先の暮らしのチェック

移住を決断する際には、移住先についてチェックしておいた方がいいことがあります。

移住前は憧ればかりが先行するものですが、いざ移住したら実際の生活が待っています。

ここでは、いくつか事前にチェックしておいた方がいいことについて紹介します。

  1. 生活費の相場
  2. 生活に必要な施設の有無
  3. 学校への通いやすさ
  4. 災害リスク

それぞれみていきましょう。

1.生活費の相場

移住先の生活費を調べましょう。

家賃の相場、地元のスーパーの価格、日用品の値段など、自分の生活に直結するものの値段を知っておくこと。

田舎はお店が少なく、物流の面でもコストがかかるため、都市部や地方都市に比べてかえって食品が高いこともあります。

そういった場合は、定期的に価格の安いスーパーまで買い出しに行くような生活になるかもしれません。

2.生活に必要な施設の有無

暮らしていると、病院や銀行、郵便局などさまざまな施設に行く必要が生じます。

子どもがまだ幼いうちは病院に通う機会も頻繁ですし、何より体調が悪いときに長時間かけて病院にいかなくてはならないのはなかなか大変。

病院がどの辺に位置しているか、内科・小児科・整形外科などそれぞれの病院はどのあたりにあるか、いざとなったらそこに通院できるかといったことについて、よく家族で話し合いましょう。

銀行や郵便局についても同じです。

振り込みなどで頻繁に訪れなくてはいけない場合は、あまりにも遠いと不都合を感じるかもしれません。

3.学校への通いやすさ

子どもがいる場合は、学校までの距離もよく考えましょう。

遠い場合は、毎日の送迎が必要になるかもしれません。

バス通学などができるかといったことも調べておくとよいでしょう。

4.災害リスク

移住先の災害リスクを把握しておくことは大切です。

地震や台風など、災害リスクはその土地ごとに異なります。

多くの自治体がハザードマップを出しているので事前にチェックし、移住する際の参考にしましょう。

下記で紹介しているものは住所を入力することでそのエリアの洪水・土砂災害・高潮・津波の災害リスクが分かります。

参考にしてくださいね。

参考:ハザードマップポータルサイト

移住情報の集め方

移住を検討しだしたら、どこで情報を集めるのかも気になるところ。

親しい友人や知人がすでに移住しているなら、話をきくといいでしょう。

その他、移住相談窓口に出向いて相談するのもおすすめです。

暮らしについてはもちろん、仕事や住まいの相談にも乗ってくれます。

  1. 自治体のHPをチェック
  2. 移住相談窓口
  3. 友人や知人の話を聞く

それぞれみていきましょう。

1.自治体のHPをチェック

移住先候補がいくつか絞れている人は、自治体のホームページをチェックしましょう。

その土地の暮らしや産業、特産品などについて知ることができます。

例えば、ひとことで「自然がたくさんある場所に移住したい」と思っても、想定しているものが海なのか、山なのか、川なのかによって変わるもの。

また、地方にはその土地で穫れる農作物が豊富にあり、ご近所から頂いたりすることもあるかもしれません。

そのようなとき、それを好きでないと、あまり楽しめないし、調理するのも億劫に感じてしまうかもしれません。

自治体のホームページをチェックして、それぞれ土地の魅力をピックアップしてもっとも住みたいと思える場所をえらびましょう。

2.移住相談窓口

東京の有楽町、東京交通会館内にある「ふるさと回帰支援センター」は、43都道府県1政令市の専属の相談員が常駐して移住相談に乗ってくれる場所。

各自治体の資料も自由に閲覧できるようになっています。

東京近郊に住んでいる人はぜひ活用しましょう。

参考・参照:ふるさと回帰支援センター

3.友人や知人の話を聞く

すでに移住している友人や知人がいれば、話を聞くのがいちばん。

何より参考になります。

地元へのUターンを考えている人は、すでにUターンして生活している友達やずっと地元で暮らす友人がいたら、ぜひ話を聞きましょう。

生まれ育った土地でも、離れている間に変わっていることが多いもの。

地元の最新の情報を教えてもらいましょう。

三重県の特徴

三重県は日本のほぼ真ん中に位置している県。

伊勢神宮や世界遺産の熊野古道が有名です。

ここでは、県の特徴や食べ物、観光、産業について紹介します。

  1. 特徴
  2. 食べ物
  3. 観光
  4. 産業

ひとつずつみていきましょう。

1.特徴

三重県は29市町からなる日本のほぼ真ん中に位置する県。

中部地方と近畿地方に隣接しています。

県庁所在地は津市。

県の人口はおよそ175万人。

南北に180kmと長い県で、5つのエリアに分けられています。

伊勢志摩エリアは、伊勢神宮のほかリアス式海岸があり、さまざまな海の幸に恵まれています。

北勢エリアにはナガシマスパーランドや鈴鹿サーキットなど、全国的に有名なスポットがあります。

中南勢エリアでは全国有数のブランド牛である「松阪牛」が飼育されています。

また、さまざまな遺跡が残されていて、古い町並みも楽しめます。

伊賀エリアには、忍者体験ができる上野公園があり、伊賀忍者に興味がある人が多く訪れます。

東紀州エリアは、世界遺産に登録された熊野古道があります。

また大変美しい丸山千枚田の光景も楽しめます。

参考・参照:伊勢志摩サミット「三重県ってどんな県?」

参考・参照:三重県の特色 – U・Iターン転職ならリージョナルキャリア三重

2.食べ物

三重県はさまざまな食に恵まれた土地。

高級食材の伊勢海老や松阪牛が有名です。

このほか、海女が素潜りでとるあわびやサザエなども絶品です。

三重のグルメというと高級食材を思い浮かべますが、伊勢うどんやめはり寿司など、庶民に親しまれるグルメも多数あります。

伊勢参りの際には、赤福餅やへんば餅など、食べ歩きグルメも楽しめます。

参考・参照:観光三重|食べたい! みえのうまいもん「三重グルメ」 | 観光三重(かんこうみえ) | 三重県の観光・旅行情報はここ!

3.観光

伊勢神宮は多くの人が一度は訪れたいと思っているお参りスポットで、125社のお宮とお社からなっています。

内宮を出たところにある「おかげ横丁」では、赤福をはじめさまざまなグルメを食べ歩きできるお店が軒を連ねています。

世界遺産の熊野古道は、伊勢神宮から熊野三山に続く道。

さまざまな風景を楽しみながら回れるコースは、全部で17あります。

真珠の養殖も盛んで、ジュエリーを求めて訪れる人もいます。

参考・参照:観光三重|おかげ横丁グルメ・お土産44選!人気のものから穴場まで詳しく紹介します【2023年】 | 特集 | 観光三重(かんこうみえ)

参考・参照:For your LIFE|三重県ってどんなところ?三重の文化・食べ物・お祭り・県名の由来などを紹介! – For your LIFE

4.産業

三重県はさまざまな自然環境に恵まれており、それにともなう第一次産業が盛んです。

第二次産業では化学工業や自動車の下請けなどが多くあります。

第三次産業では、伊勢志摩などを中心に観光業が盛んです。

参考・参照:For your LIFE|三重県ってどんなところ?三重の文化・食べ物・お祭り・県名の由来などを紹介! – For your LIFE

参考・参照:伊勢志摩サミット「三重県ってどんな県?」

参考・参照:三重県の特色 – U・Iターン転職ならリージョナルキャリア三重

三重県の移住支援

三重県では東京23区在住または東京圏在住であり、23区に通勤している人が三重県に移住して就業した場合に移住支援金を支払っています。

具体的には

「三重県及び県内25市町では、東京圏から三重県に移住し、都道府県が移住支援金の対象としてマッチングサイトに掲載している求人に就業する人等に対して、移住支援金を給付する三重県移住支援事業を実施しています。」

としており、対象となる人には移住元に関する要件、及び、移住先に関する要件がありますので、自分が該当するか確認が必要です。

市町によって支給金額なども変わってくるので、各自治体のホームページ等で確認しましょう。

引用・参考・参照:三重県移住・交流ポータルサイト|東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります

まとめ

この記事では、移住の決め手となるものはどんなことか、移住を決める前にチェックしておきたいポイントについて紹介しました。

三重県に移住を考えている人には、三重県の特徴や食べ物、観光、産業について紹介しています。

三重県は山の幸にも海の幸にも恵まれ、それに伴う一次産業が盛んです。

都市部で働いていたときとは異なる仕事にチャレンジしたい人には豊かな土壌があると思っていいでしょう。

一方で、リモートワークで転職することなく移住して、三重県の風光明媚な土地で豊かな暮らしを実現しながら、都市部の給与水準を維持して生活することもできます。

フレキシブルに自分の生活をイメージして、移住を検討すると良いでしょう。

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この記事を書いた人

ミエマン

ミエマン

三重県で生まれ、三重県で育ち、三重県で活動中。 三重県歴35年以上のミエ大好きマンです。 三重県のありとあらゆるローカル情報を発信し、三重県がより住みやすくなることを願って活動しています。

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