【春のイベント】家族で楽しむ東海道のおひなまつりin 亀山市

3月といえば、ひなまつりと梅や桜のイメージがありますね!

最近は気温も暖かく、ポカポカしている日も増えてきて、だんだん春らしくなってきました。

亀山市内ではピンクや白の梅が咲いているのを見かけるようになり、ますます春の訪れを感じます。

そこで今回は、亀山市の春のイベント「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」に行ってきました!

現在開催中で、2024年2月10日(土)から3月3日(日)の午前9:30〜午後4時迄です。

この記事で分かること

  • 亀山市の春のイベント「東海道のおひなまつり」の様子
  • 関宿の雰囲気

それでは、どのような様子で開催されているのか関宿の様子と一緒に写真付きで紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただき、皆さんも足を運んでみてくださいね!

関宿の観光専用駐車場に到着

関宿の駐車場は、小萬の湯(こまんのゆ)と呼ばれている足湯施設のすぐ側にあります。

この日、筆者は早めに行ったため駐車場が空いていましたが、関宿は観光地で人気のスポットのため、遅めの時間に行くとこちらの駐車場は満車になっていることがあります。

ですが、満車の場合でも係員が別の駐車場を案内してくれるので安心してください。

関宿に向かい少し歩くと関地蔵院が

美しい雰囲気の関地蔵院。歴史の道と書かれた大きな石が置かれています。

こちらのスペースでは、マルシェなどが行われることがあります。

2024年3月3日(日)もかめまると呼ばれるキッチンカーや雑貨のマルシェが集まりますよ!

さて、関宿をどんどん進んでいきます。

豪華な雛人形がお出迎え

大きな住居の一角にたくさんの雛人形が。美しい品のある顔立ちをしており、装飾品もとてもキレイでした。

こちらは、昭和30年前後に作られた雛人形なのだそう。

現代の雛人形とは仕様が異なり、色合いも時代を感じます。

さぁ、関宿をさらに東に進みます。

風情があるこの街並みは、まるでタイムスリップしたかのようですね。

昔ながらの風景が慌ただしい日常を忘れさせてくれます。

筆者は平日の早い時間に訪ねたため、人気が少なく落ち着いて雛人形を堪能できました。

一旦外へ出て散策再開

ほどなくして、以下の看板が目に飛び込んできました。

「江戸時代の雛人形?」古いものが大好きな筆者はすぐさま建物の中へと進みます。

中に展示されていたのは、江戸時代に作られた豪華な雛人形。

現代の雛人形とは全く作りが異なり予想外でした。

江戸時代や大正時代の豪華雛人形

持ち主の男性に江戸時代の雛人形についてお伺いしたところ

「このような立派な雛人形は、大名などの家にしかなかったんですよ。釘やねじは一切使われていなくて、私が一人ではめ込んで組み立てたんです。江戸時代初期には、まだ釘やねじがない時代だったので障子の細かな柵の部分まではめ込み式なんですよ。それに江戸時代のものなので、持つところを考えながら組み立てないと、もろくなっていて折れたり、壊れたりしてしまうんです」と話してくださいました。

確かに高価なものでしょうし、土台も大きく場所を取るので、大きなお屋敷にしか置けない貴重なものなんでしょうね。

飾りのお膳は比較的新しく見えたので追加で飾ったものかと思ったのですが、プラスチック製ではなくなんと木製。

持ち主の方が手に取り間近で見せてくれたのですが「お膳は全て木製で漆塗りなんですよ」と教えてくださいました。

赤い行燈(あんどん)も江戸時代のもので、少し触っただけでも破けたり、壊れたりしてしまいそうなほどです。

お客さんからは「修理した方が良いのでは?」という声もいただくようですが、持ち主の男性は「行燈だけを修理してしまうと、全体との調和が取れなくなってしまうので修理は考えていません」また雛人形の管理に関しても伺うと「防虫剤をたくさん使っています。特別なことはしてないですよ!」とのことでした。

今回、江戸時代の貴重な雛人形を拝見して、高度な技術を持った職人が昔からいたこと、とにかくレベルの高さに驚きましたね。

江戸時代の雛人形の他にも大正から平成時代にかけての雛人形が飾ってありました。

時代の移り変わりと共に、雛人形のお顔の作りや装飾なども変化していることが分かります。

外に出て散策を続けようと思ったところ、こんな張り紙を発見!

「川遊びする雛人形」気になります(笑)。

外に飾られている花も春らしくてとても素敵です!

それでは中を覗いてみましょう!

川遊びする雛人形とは?

本当に雛人形たちが水遊びをしています。

船も立派ですね!

近くに人がいなかったため、話を聞くことができず残念。

雛壇(ひなだん)以外に飾られている雛人形はどこか新鮮です。

遊び心があり、いつもと違う飾りつけは、見ている人を楽しませてくれますね!

足湯 小萬の湯(こまんのゆ)の雛人形と庭の景色

観光駐車場に隣接している足湯 小萬の湯の休憩所には、たくさんの雛人形が飾られています。

それぞれ表情も違い色鮮やかで可愛らしい雛人形でした。

観光客も大勢訪れ皆さん嬉しそうに写真撮影されていましたよ。

休憩所から見える庭の景色も春めいていました!

素敵な庭にきれいな梅の花が咲いていて、雛人形と梅の花のコラボレーションが風情がありとても良かったです。

亀山市「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」に行くべき!

雛人形は私たち日本人にとってとても身近なものです。

筆者は今回初めて「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」に行ってきましたが、改めて昔の良き伝統であることを実感しました。

江戸時代から平成時代までの大変貴重な雛人形はなかなか見ることはできないので、ぜひこの機会に訪れてみてください!

きっと新たな発見や思うことがいろいろあると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

fukumina

fukumina

ミエタイムの専属ライターとして日々活動中♪ 三重県に移住し10年以上経過したので立派な三重県人だと勝手に思っています!企業やお店、三重県で活躍する方々へインタビューにお伺いし、リアルなお声を皆様に届けます。

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