三重県の公立大学3選と自治体の奨学金制度
つい先日、共通試験がありました。
昔でいうところのセンター試験です。
高校生の皆さん、そして浪人生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
自分自身も高校三年生のときに、センター試験を受けに行った時のことを今でも覚えています。
共通試験の結果は、国公立大学での2次試験で利用され、そこからさらにふるいにかけられます。
最近では私立にも、共通試験の結果を採用する大学も増えているそうですよ。
まだまだここから、戦いが始まっていく方もいれば、私立大学に推薦などで入学が決定している方もいらっしゃると思います。
これからまだ試験が続く方には、是非残りの時間ご自身のベストが出せるように頑張っていただきたいですね。
さて今回の記事では、そんな受験生たちに、三重県内の大学について、どのようなところがあるのか紹介していきますよ!
前提として、三重にある国公立は津市にすべてが存在します!
①三重大学
さてまず紹介するのは、三重大学です。
国立の大学で県庁所在地でもある津市に存在します。
三重大学の最寄駅は近鉄江戸橋駅で徒歩15分程度かかります。
三重大学のキャンパスは、かなり広く授業によっては、移動距離が大きいため、自転車が必須となります。
海が近く、町屋海岸が大学のそばにあります。
広いキャンパスは、ゆったりとしており、居心地が良いそうです。
そんな三重大学には、人文学部、工学部、生物資源学部そして医学部が存在します。
医学部の医学科は特に偏差値が高く、6年間学ぶ必要があります。
ゼミは、三年生からはじまり、四年生では卒論(医学部以外)を書くところが多く、自分の学びたい事を明確にできるかが大切です。
三重県で三重大学というと、圧倒的安心感とネームバリューが強く就職には少し有利かもしれません!
学部の紹介について
人文学部
名前のとおり、文系学部であり、学びの場を通じて、現代社会を”生きぬく”ための知恵を身に着け 、いつの時代にも変わらぬ人間の本質を見つめつつ、変化する人間社会を認識し、 生じる問題に立ち向かいながら提案することのできる”コミュニケーション力”を培うための学部とされています。
そんな人文学部には、二つの学科があります。
一つは文化学科です。
名前のとおり、外国の文化や民俗的な文化等、様々な文化を学ぶことができます。
文化学科ではしっかりと履修科目を設定すれば、学芸員資格や教員資格、図書館司書等を取得することができます。
二つ目は、法律経済学科です。
名前のとおり、法律と経済を学ぶことができます。
3年からは、法政コースか経済コースを選ぶことができ、ゼミに入りながら勉強をすることになります。
どちらを選ぶかで同じ学科でありながら、学ぶ内容が法律と経済で異なるため検討が必要です。
この二つの学科の中では、法律経済学科の方が偏差値は高いのですが、取得できる資格を考えると文化科がおすすめです。
法律経済学科では、法律や経済の専門家が教員として教えてくれますので、宅地建物取引士や行政書士、税理士などを生徒自ら勉強し、アドバイスを得ることもできるかもしれませんね。
生物資源学部
生物資源学部は、農学部と水産学部の改組統合により、1987年に創設されました。
学部の名前にある生物資源を適切に利用していけば、エネルギーを枯渇させることなく、持続的に利用することができますよね。
最近では三重県をはじめ、日本中でもSDGs持続可能な開発目標が提唱されていますね。
このような生物資源の生産と利用、その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることを目指しており、「資源循環学科」「共生環境学科」「生物圏生命化学科」「海洋生物資源学科」の4つの学科があります。
講義、実験をはじめ、附属するフィールドサイエンスセンターや練習船での実習やインターンシップなどで、生物資源が生産されるリアルな現場での体験を積むことによって、経験を蓄積することができます。
取得できる資格として、教員免許や測量士補、食品衛生管理者、樹木医補、学芸員などがあります。
もちろん学科や履修科目により取得できる資格は異なりますのでよく調べるようにしましょう。
工学部
科学技術の分野における先端的、創造的な職業能力を身に着け、様々な研究室での少人数教育を通して、世界に通用する学問及び社会の進歩を支えるものづくりに不可欠な技術の修得と、社会で活躍するための実践力や表現力を養うことができる学部として存在しています。
理系学部として存在しており、工学部には、機械工学科、電気電子工学科、分子素材工学科、建築学科、情報工学科、物理工学科の六つの科があり、それぞれの分野で学ぶことができます。
手に職をつけるという意味では卒業後の進路が安定している工学部。
私の知人にも三重大学工学部卒業で有名企業に就職した人もいますね。
やはり工学部ということで男性の生徒が多いイメージですが、女性の生徒もちゃんと存在します。
そしてサークルや部活は、様々な人が入るので女性が少ないといって落ち込むことはありませんよ!
医学部
三重大学の中で偏差値が一番高いのが、この医学部の中の医学科です。
三重県における唯一の医師養成機関として存在しており、またもう一つの学科である看護学科は、三重県における看護師・助産師・保健師養成のリーダー的高等教育機関として、その役割を果たしています。
医学科は、国際標準の医学教育を実施する大学としての適合評価を受けており、国の事業の採択を受け、総合診療医の育成、感染症医療人材の養成にも積極的に取り組んでいることから次世代人材として医師を目指す方にはおすすめの学科で、6年間学ぶことにはなりますが学んだ経験は医師としての下積みとして、蓄積されるでしょう。
看護学科では、看護師受験資格を得ることができ、人数制限はあるのですが保健師、そして履修内容によりますが助産師の受験資格も得ることができます。
おすすめポイント①たくさんのサークル
やはり大学生活・キャンパスライフで重要なものとして挙げられるのは、サークル活動でしょう。
最近の企業に対する面接では、大学で学んだことだけでなく、サークル活動などを深堀してくる企業も増えています。
学んでいるだけでなくて、実際にどのようなことに興味があり、過ごしてきたのかそんな経験を作るのもまた学びではないでしょうか。
大学にはたくさんのサークルがあり、掛け持ちもすることができます。
野球部からテニスサークル、軽音楽、自動車部など自分に適したサークル、部活をみつけることができるでしょう。
特に秋には、大規模な学祭があり、そこでサークルごとの出し物や屋台をだすイベントがあるんだとか。
規模が大きいため、周辺の方や周りの大学生や高校生もお祭りの感覚で遊びに来るそうです。
学際のメインステージには、有名アーティストである水曜日のカンパネラ・キュウソネコカミ・サイレントサイレンも過去に出演したことがあるなど学祭の規模を超えていますよね。
過去にはお笑いライブで流れ星もきたことがあるなど、有名人を見ることもできますので、思い出をつくる上で良い催しですね。
おすすめポイント②大学周囲の環境
江戸橋から三重大学付近に至る道には、たくさんの飲食店や居酒屋が立ち並んでいます。
特に激辛の山椒が入った味噌ラーメンの閻魔ラーメンを味わう事ができる人気ラーメン屋の「一魂」、学生が経営している居酒屋の「巣海家」、大人気居酒屋チェーンでコスパがよく、大学生にも人気の「新時代」、からあげグランプリ金賞を受賞した事もある「富屋」など美味しくコスパが良い店がたくさんです。
やはり学生といえば、食と飲ということでやはり大学周辺には昔ながらの定食屋さんやコスパが良く飲むことができる店がたくさん!
飲食については、最高の環境ですね!
大学回りについては、海が近く、BBQを行う人もたくさんいるとか。
近いからこそ、アパートの値段も安めで学生向けアパートなども大学生協で紹介もしてもらえるそうです。
お店名
三重大学(大学名)
住所
〒514-8507 津市栗真町屋町1577
電話番号
059-232‐1211
ホームページ
営業時間
8:30~17:15
定休日
土日祝日
アクセス
②三重短期大学
こちらも津市にある大学で、通称「三重短」と呼ばれています。
津市が設置している公立大学であり、津市に住所を有する人とそれ以外に住所を有する人で学費が異なります。(津市に住所を有する人の方が安い)
短期大学のため、2年制でその後は編入試験を受けて通常大学に入る人や、就職する方も多いです。
江戸橋駅の近くにあり、三重大学とも近いです。
そばには三重自動車学校もあり、大学帰りに寄る方が多いですね。
法経科・食物栄養学科・生活科学科があり、女性の生徒さんが多いイメージです。
学部の紹介
法経科第1部
こちらでは、法律コースと経商コースの2コースが存在します。
法律コースは、全国で唯一法律系専門教育を受けることができる公立短大です。
法律コースには、憲法、民法、刑法、行政法、労働法、行政学などに対応した教員が所属しており、法律・政治学を基礎から応用まで幅広く学ぶことができ、四年制大学への編入のサポートや公務員試験合格へのサポートも充実しています。
経商コースには、経済学や経営学の基礎から簿記などの実践的なスキルまで幅広く学べます。
特に人気の「起業論」という講義では、起業に必要な知識や経営戦略の立て方を学び、グループワークを行い、学生がビジネスプランを作成するなど実践的な内容となっています。
現在は、独立開業する方や自分で起業する方が多い中、学生でもその内容を学べるのはうれしいことですよね。
法経科第2部
法経科2部は、夜間部で、法律学、政治学、経済学、経営学などの社会科学全般を学ぶことができます。
夜間部ということで働きながら通われる方や退職してから新たに学びたいという方も多く、また4年生大学への編入学、民間企業や行政への就職を目指し入学する生徒も増えているとのことです。
こちらの2部では、学費も安く、第1部に比べ、約2分の1程の学費で通うことができます。
食物栄養学科
名前のとおり、食に関する講義を受け、地域の食の拠点を目指した活動をすることができます。
食品衛生学や栄養学の実習などを通じて、専門的な食のプロになるための経験を積むことができ、
栄養士の資格を取得することができます。
卒業し、栄養士として実務経験を3年積めば、更に上位の管理栄養士の受験資格を得ることができます。
生活科学科生活科学専攻
こちらには、生活福祉・心理コースと居住環境コースの2つが存在します。
生活福祉・心理コースでは、福祉の分野の職業に就きたい方や心理学を学びたい方、公務員への就職や4年生を目指す方など幅広い方がいらっしゃるそうです。
履修科目により、社会福祉士受験基礎資格を取得し、福祉の仕事につき、実務経験を得て、試験を受ける方もいらっしゃいます。
同じく履修科目により社会福祉主事任用資格(ケースワーカーとして福祉事務所で任用されるために求められる資格)も取得することができます。
居住環境コースは、インテリアから建築をはじめ、まちづくりや環境問題について学ぶことができるコースです。
特にコースの中で魅力的なこととして、建築士の受験資格取得に必要な指定科目が揃っていることから、所定の科目を修得して卒業すると、一級建築士試験、二級建築士試験、木造建築士試験を受験することができます。
これについては4年生大学と比べ、2年間早く建築士受験資格を得ることができるということで将来のことを考えると有利ですよね。
受験して合格すると自分の自信につながります。(※免許登録には、取得単位数に応じて実務経験年数が必要です)
早く実務経験を積んで、自らの建築事務所を立ち上げたい方にはおすすめと言えます。
おすすめポイント
クラブ活動も充実しています。
三重短大は三重大学と近いことから、かなりの学生が三重大学のサークルに所属しているようで、交流も盛んとのことです。
三重短大にないサークルが三重大学にはあるような場合もあるので、嬉しいですよね。
三重大学のよさこいサークルなどに参加している学生も多いようです。
お互いの学祭の文化祭に誘い合ったりという交流もされていたそうですよ!
お店名
三重短期大学(大学名)
住所
〒514-0112 三重県津市一身田中野157
電話番号
059-232-2341
ホームページ
営業時間
8:30~17:15
定休日
土日祝日
アクセス
③三重県立看護大学
こちらは、県立の看護大学であり、看護師、助産師、保健師の受験資格をとることができる大学としてその名前を確固たるものにしています。
確かに、看護師はなくてはならない仕事であり、新型コロナウイルス感染が拡大している今は医療従事者として、逼迫している中、貢献してくれていますね。
新型コロナウイルスの影響で、大変なここ数年でしたが、政府発表によると4月付近から2類から5類に引き下げられるとのことでした。
なんとか看護師さんの負担が減ればいいのでしょうが、通常時でも大変なことは変わりませんね。
そのように看護師はとても大変な仕事ですし、やはり働いてみなくては、あう、あわないもあります。
そのため資格として、とれるものはとっておくことが将来的に役に立つのではないでしょうか。
アクセスとして、津駅からのバスに乗り、「看護大学前」バス停から徒歩1分の距離です。自然に囲まれたキャンパスなので、ゆったりと勉強することができますよ。
看護大学の名前のとおり学部は看護学部のみ
先ほども紹介したように、看護学部のみしかありませんが、看護師、保健師、助産師の受験資格を得ることができる(助産師は履修科目による)ことがわかるよう、看護系に特化して学ぶことができます。
その後、看護師の試験に合格し、保健師の免許も取得すれば、養護教諭2種免許及び衛生管理者の申請ができますよ。(在学中に文部科学省令で定める科目を履修した場合)
進路先としては、三重県立総合医療センター、伊勢赤十字病院、三重大学医学部附属病院などの病院をはじめ様々な病院に就職されているそうです。
看護というと女性が多く男性が全くいないようなイメージがありますが、最近では男性も増えていることから男性の皆さんも是非進学先の一つとして考えてみてはどうでしょうか。
お店名
三重県立看護大学(大学名)
住所
〒514-0116 三重県津市夢が丘1丁目1−1
電話番号
059-233-5600
ホームページ
営業時間
8:30~17:15
定休日
土日祝日
アクセス
学費が気になる!自治体の補助について
大学となるとやはり、授業料が年毎にかかってきますので、大金が必要になります。
国公立大学はまだお値段が私立大学と比べて割安といえども、家計にとって影響することは間違いないですよね。
そこで三重県内の自治体の大学に関する補助を紹介していきます。
自治体の補助金制度(給付型・貸与型)については令和4年度の制度を紹介しておりますので、令和5年度以降については、各自治体にお問い合わせください。
※紹介している条件についてはあくまで概要であり、実際の条件や申請時期については同じく各自治体に問い合わせをお願いいたします。
①四日市市(四日市市奨学金)
月額奨学金 24,000円(1/2給付、1/2貸与)
入学支度金 50,000円(給付)
【住所地要件】本人若しくは保護者が市内在住であること
【所得要件】あり(経済的に厳しい家庭から採用)
【保証人等】連帯保証人1名必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】入学支度金あり
【その他】返還時の基準日に市内在住で、貸与奨学金の返還を免除
②伊勢市(伊勢市奨学)
給付金:県内 96,000円/年
給付金:県外 120,000円/年
【住所地要件】保護者が市内に住所を有すること
【所得要件】生活保護受給世帯・市民税所得割額非課税世帯
【保証人等】1名必要(市内在住者に限る)
【入学前支給の実施】なし
【その他】学業が優良で性行が善良であること
③松阪市(松阪市大学奨学金)
給付金:県内 20,000円/月
給付金:県外 30,000円/月
【住所地要件】父母若しくは世帯主又は後見人が市内に住所を有すること
【所得要件】なし
【保証人等】申込時は不要。採用決定後に保証人1人
【入学前支給の実施】なし
【その他】向学心に富み学術優秀であること
④名張市(名張市奨学金)
貸与金:240,000円/年または360,000円/年(いずれかを選択)
【住所地要件】本人又は保護者が市内に住所を有すること
【所得要件】世帯の全収入が生活保護法の規定による基準の2.0倍以下
【保証人等】連帯保証人1名必要(原則市内在住で、奨学生と別生計の65歳以下)
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】その他要件として、学業に励み、学資が十分でないこと等
⑤尾鷲市(尾鷲市奨学金)
貸与金:300,000円/年または360,000円/年(いずれかを選択)
【住所地要件】あり(本人又は生計を一にする家族が市内に生活の本拠を有するこ
と)
【所得要件】あり
【保証人等】必要(県内在住で貸与開始年度の4月1日現在において、65歳以下で返済能力のある人物)
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】世帯に市民税等の滞納がないこと等
⑥鳥羽市(鳥羽市における三重大学教育学部地域推薦学生奨学金)
給付金:月額は三重大学教育学部授業料の1か月分に相当する額以内
【住所地要件】本人又は保護者が鳥羽市に住所を有すること
【所得要件】なし
【保証人等】不要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】返還の要件あり(教員となってから3年以内に退職又は伊勢志摩地域以外へ転出したとき)
⑦いなべ市(いなべ市奨学金)
貸与金:20,000円/月以内
【住所地要件】市内に居住する者の子弟であること
【所得要件】あり
【保証人等】市内に住所を有する連帯保証人が必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】成績優秀な学生生徒であること等
⑧志摩市(志摩市奨学金)
貸与金:30,000円/月
【住所地要件】志摩市に居住する者の子であること
【所得要件】あり
【保証人等】連帯保証人が必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】行いが善良で、世帯に市税の滞納がないこと
⑨伊賀市(伊賀市奨学金)
給付:72,000~84,000円/年
【住所地要件】本人、保護者とも市内在住(修学のために転居した場合を除く)であること
【所得要件】あり
【入学前支給の実施】 なし
⑩木曽岬町(木曽岬町修学奨学金)
貸与金:20,000円/月又は40,000円/月
【住所地要件】町内に居住する者またはその子弟であること
【所得要件】あり(所得課税証明書等の提出が必要)
【保証人等】必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
【その他】町民税等の滞納がないこと
⑪菰野町(菰野町奨学金)
貸与金:20,000円/月
【住所地要件】本人又は保護者が町内に住所を有すること等
【所得要件】特に収入基準はないが、募集人数が多い場合などには収入により審査
【保証人等】必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
⑫朝日町(朝日町奨学金)
貸与金:240,000円/年
給付金:入学支度金50,000円
【住所地要件】本人又は生計を維持する者が町内に住所を有すること
【所得要件】三重県高等学校等修学奨学金の基準を援用する
【保証人等】連帯保証人(1名)が必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】有
【その他】同一生計世帯の町税等の滞納がないこと
⑬川越町(川越町奨学金)
貸与金:短大 30,000円/月 大学 50,000円/月
給付金:短大 50,000円 大学 100,000円
【住所地要件】奨学金を受け取る方が保護者と同一の生計に属する場合は保護者が町内に住所を有すること。保護者と同一の生計に属さない場合にあっては奨学金を受け取る方が町内に住所を有すること
【所得要件】あり
【保証人等】1名必要(1.本人と同一の生計に属さない 2.奨学金の償還能力を有し成年に達している 3.奨学金の貸付けを開始する月の初日現在で65歳以下である 4.原則、川越町内に住所を有する)
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
⑭大紀町(大紀町育英基金奨学金)
貸与金:短大・専門学校240,000円/年 大学 360,000円/年
【住所地要件】保護者が町内在住であること。
【所得要件】あり
【保証人等】身元保証人1名必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
⑮南伊勢町(南伊勢町奨学金)
貸与金:360,000円/年
【住所地要件】本人が本町に生活の本拠を有していること
【所得要件】なし
【保証人等】連帯保証人2名必要(うち1名は別生計の者)
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
⑯紀北町(紀北町奨学金)
貸与金:240,000/年 又は 360,000円/年
【住所地要件】町内に生活の本拠を有すること
【所得要件】あり
【保証人等】連帯保証人2名必要
【利子】なし
【入学前支給の実施】 なし
⑰熊野市(熊野市奨学金)
貸与金:50,000円/月以内
給付金:大学 13,000円/月以内 短大 6,000円/月以内
【住所地要件】本人又は、生計を一にする家族が市内在住であること
【所得要件】あり
【保証人等】連帯保証人2名必要(保護者と、市内在住で独立の生計を立てている成年1名)給付金の場合は1名
【利子】なし
【入学前支給の実施】なし
最後に
今回は、三重県内の国公立の大学を紹介させていただきました!
それぞれ特徴が違っていますので、自分にあった選択ができるといいですね。
大学は、学ぶことが大事です。
講義の内容はもちろんのことながら、サークル活動も大学生活の中では今後の社会性を身に着けることができるので重要であると思います。
学生になると「講義なんかどうでもいいよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大人になり社会人になると「ああ、あの時しっかり学んでおけばよかったな。」と思うことが意外にもあります。
例えば、仕事の中で建築に興味が出てきたにも関わらず、建築系の大学・短大を卒業していないために建築士への受験資格がなく悔しい想いをする。
法律の講義をしっかり聞いておけば、仕事に役に立つことがあったかもしれません。
そのようなことがないようにも大学生活は学びに遊びに両方頑張ることがおすすめです。
後半では、自治体の補助金を紹介させていただきましたが、他にも「日本学生支援機構」などの奨学金もございます。
大学進学は決して高くはない、一つの投資です。
学費に不安な方も安心して学べる環境が構築されれば、良いですね。
さらに退職された方や社会人として働かれている方でも更に学びたいと意欲に燃える方がたくさんいらっしゃると思いますので、今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。