【2024年最新】三重県にある、こだわりの焼き芋専門店【13選】

三重県で味わえる、こだわりの焼き芋専門店を巡りませんか？

秋の訪れとともに、街角に漂う甘い香り。かつては「いしや～きいも～」の売り声と共に、焼き芋屋台の移動販売が馴染みでしたが、今ではその人気が高まり、焼き芋専門店が次々と誕生しています。

焼き芋は、スイーツのような甘さと香り、素朴で優しい味わい、そしてアツアツのお芋を頬張る瞬間の幸福感で、小さなお子さまから大人までを虜にしてしまう食べ物です。
さらに、さつまいもは美味しいだけでなく、栄養も豊富で美容にもうれしい食材なんです。

この記事では、じっくり甘みを引き出した「つぼ焼き芋」や香ばしい風味がたまらない「石焼き芋」、さらにはお芋を使ったスイーツまで、三重県内のこだわりの焼き芋専門店をご紹介します。

寒さが深まるこの季節、心も身体も温まる焼き芋をぜひご堪能ください！

さつまいもは健康と美容に効果ありのスーパーフード

出典：写真AC

さつまいもには健康や美容に効果が期待できる、さまざまな栄養素が含まれています。
実はダイエットにも効果的と言われていて、注目を集めている食材なんですよ。

食物繊維
さつまいもには水に溶ける水溶性食物繊維と、水には溶けない不溶性食物繊維の2種類が含まれています。
水溶性食物繊維は、余分な糖質や脂質をキャッチして、腸内環境を整えてくれます。
不溶性食物繊維は、余分な糖質や脂質の排出を促し、水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激することでお通じをよくする効果が期待できます。
腸内環境が整うと、便秘の改善だけではなく、肌がきれいになる効果も期待できます。

ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素で、シミ対策や炎症に効果が期待できます。
さつまいもに含まれるビタミンCは、なんとりんごの約5倍。
さらに若返りのビタミンとも呼ばれている、強い抗酸化作用を持つビタミンEも含まれているため、さつまいもを摂取することは美肌効果への期待がさらに高まります。

ヤラピン
ヤラピンとは、さつまいもを切ったときに出てくる白い液体です。皮の近くに豊富に含まれています。
胃の粘膜を保護し、食物繊維と同時に摂取することで腸内活性を促して便秘解消に役立ちます。

その他にも骨や歯の健康を保つカルシウムや、体内から余分なものを排出してくれるカリウムなど、健康に効果が期待される栄養分が多く含まれています。

またさつまいもは「皮ごと食べると良い」と言われますが、その理由は皮にしかない栄養素があるからです。
アントシアニンとクロロゲン酸はポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、目の機能改善や糖尿病や脂肪肝の予防にも効果が期待できます。

栄養素が失われることなく効果的に栄養を取り入れられる食べ方として、焼き芋は最適です。しかしながら、焼き芋だけだと飽きがきてしまう方もいらっしゃるはず。その点、さつまいもは料理やスイーツにも活用しやすいのが魅力的です。

さつまいもは品種で味わいが変わる

出典：写真AC

さつまいもというと、正式に登録されているものだけで60品種もあります。実際はそれ以上の種類があるということですね！

焼き芋の味は、使用するさつまいもの品種によって大きく変わります。
それぞれの品種には独自の特徴があって、甘さ・食感・水分量などが異なるため、焼き上げたときの味わいも品種によってさまざまです。

焼き芋というとホクホクの食感が魅力のひとつですが、ここ最近の焼き芋ブームではホクホクだけでなく、しっとり系やねっとり系のお芋を提供されているお店が増えています。

さまざまな品種を仕入れていて、食べ比べができるようなお店もこの後ご紹介していきますね！

「ホクホク」品種

紅あずま：でんぷん質が多くホクホクとした食感で、甘さは控えめなため、さつまいも本来の素朴な味わいを楽しめます。昔ながらの焼き芋が好きな方や、天ぷらや煮物、お菓子作りにおすすめの品種です。

鳴門金時：明治時代から栽培されている歴史ある品種です。貯蔵をすることでホクホクに加えてねっとり感が出てきます。味は甘すぎず、上品な甘さとほっくりとした食感が特徴です。

「しっとり」品種

ふくむらさき：紫色の鮮やかな肉質が特徴的な品種です。”紅はるか”などねっとり系甘蜜にも劣らないと言われるほど甘みが強く、じっくり加熱するとスイートポテトのような仕上がりになります。しっとりとした食感の中にホクホク感も感じられる、バランスの良い食感です。

紅まさり：シルクスイートの親に当たる品種です。シルクスイートの特徴でもあるしっとりとした舌触りと上品な甘みに加えて、昔ながらの懐かしいホクホク感も持ち合わせています。

「ねっとり」品種

安納芋：”さつまいもの王様”とも呼ばれるほどの甘さが特徴です。水分量が多くしっとりとした食感で、加熱するとクリームのようにねっとりとろとろに感じられます。

紅はるか：ねっとり系の中でも特に甘みがつよく、焼き芋をはじめ数多くのスイーツに多用される品種です。じっくり加熱すると、中から密が溢れてくるほどジューシーな仕上がりになります。

シルクスイート：名前の通りシルクのような滑らかな舌触りと甘すぎない上品な甘みが特徴です。繊維質が少なく、なめらかでクリーミーな食感を楽しむことができます。

品種で甘みや特徴が大きく変わるので、色々な品種を食べ比べてみてお気に入りのさつまいもを探してみるのも楽しそうですね。

甘くて美味しい焼き芋を作るためには

出典：写真AC

甘くなく、”水っぽい”もしくは”パサパサしている”ような焼き芋を食べたことはありませんか？

さきほどご紹介したとおり、品種によって甘さや食感は変わってきます。
それ以外の要素として、収穫してすぐのお芋はまだ固く、正直全然おいしくありません。
甘い焼き芋にするためには、収穫してからしばらく温度と湿度を管理された熟成倉庫で保存することで、より甘みが増して美味しくなります。

さらにお芋を焼くときの火加減や技術で味わいが大きく変わります。
さつまいもを甘くするためには低温でじっくりと2時間以上かけて焼き上げ、そこからしっとりさせるためにお芋から水分を抜く温度調整が必要になります。

つまり、本当に甘くて蜜があふれるような焼き芋を作るためには、時間とお芋への理解が大切だということですね！

冷やし焼き芋

出典：三重の熟成焼き芋　ぷぷぷさま公式HP

専門店やコンビニでも目にする機会が増えた”冷やし焼き芋”。
冷やし焼き芋とは、文字通り通常の焼き芋を冷蔵または冷凍して食べる新しい食べ方です。
冷やすことで焼き芋の持つ甘みが増し、独特のもっちりとした食感が楽しめます。

さらに、温かい焼き芋に比べて血糖値の上昇を抑える効果があり、加えて便秘の改善や脂肪の蓄積がされにくいとして、ダイエットにも効果があると言われています。

壺やき芋

出典：壺焼き芋「いも庵」さま公式HP

「石焼き芋」なら聞いたことがあるけど「壺焼き芋」ってなに？という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その名の通り、「壺で焼くお芋」のことなのですが、石焼き芋とは違い、皮が焦げないのが特徴の一つです。

専用の壺で焼き上げる「壺焼き芋」は、壺の底に置いた備長炭からの遠赤外線と壺壁面からの輻射熱を利用してじっくり焼き上げるため、均一に火が通りねっとりと甘い壺焼き芋が出来上がります。
江戸時代からある伝統製法です。

三重県にある、こだわりの焼き芋専門店

それでは、三重県で食べることができるこだわりの焼き芋専門店をご紹介します。

蜜が溶け出すほど甘い焼き芋を提供しているお店から、さまざまな品種を食べ比べられるお店、そしてお芋を使った美しいスイーツのお店など、幅広くご紹介していますので、ぜひ続けてご覧くださいね。

まこと商店

さつまいも農家が営む「まこと商店」さんは、2022年6月に、築100年の家屋を改装した趣ある店舗でオープンしました。

店内には、三重県産の小麦粉「あやひかり」を使用した『鬼まんじゅう』を始め、自家栽培のさつまいもを使ったタルトやパン、スイーツなど豊富なラインナップを取り揃えています。

中でも人気No.1の『さつまいもアーモンドタルト』は、紅はるか100％のさつまいもペーストとタルト生地、そして表面にたっぷりとかけられたアーモンドとの相性が抜群で、小腹が空いたときのおやつにもピッタリ。

『さつまいもアーモンドタルト』は、看板商品である『干し芋』と一緒に、東員町特産品に指定されています。

また冬になると店舗前に特設テントが立ち、お手製の石焼窯で作られたホクホクであまーい「紅はるか」石焼き芋が登場します。
好きな大きさを選んで購入できる”グラム売り”で販売されています。石焼き芋の営業日は公式instagramでご案内されるそうですよ！

『さつまいもカスタードクリーム』や『さつまいものソフトクリーム』、『熟生さつまいもプリン』など、1年を通して多彩なスイーツをお楽しみいただけます。

つぼ焼いも　黄金の蜜

出典：公式instagram

四日市東ICから車で3分ほどのところにあります、黄色の看板とのぼり旗が目印の「つぼ焼きいも　黄金の蜜」さん。元々は愛知県半田市で営業されていました。

こだわりを持って仕入れを行っている厳選されたさつまいもを、火力管理を徹底しながら時間をかけて作られています。
壺の反射熱を利用してゆっくりと過熱されたさつまいもは、いも本来の甘味を最大限引き出され、しっとりねっとりとあま～いお芋さんに変身！

『つぼ焼き芋を食べて健康になろう』をコンセプトに、お芋へのこだわりと愛情がめいっぱい込められています。
つぼ焼き芋はホクホク「温」かいままでも、「冷」やしてスイーツのようにでも、「アイス」のように凍らせても、1年中おいしくお好みの形でいただけますよ。

おすすめは「蜜ソフト」！
ホカホカのお芋さんの上に、特製焼き芋ソフトが乗って、冷と温のマリアージュを楽しめます。
他にも外はカリッ、中はねっとりとした癖になる食感の”つぼ焼き芋”に、きなこをたっぷりかけた「壺芋きなこ」はリピートしたくなる一品です。

ちいさな焼き芋やさんpoteco

出典：公式instagram

2023年10月に四日市でオープンした「ちいさな焼き芋屋さんpoteco」さんは、まっしろなのぼりが目印の、ご自宅を店舗としているお店です。

元栄養士のオーナーさんが、日本全国のさまざまな品種を厳選して仕入れていて、早朝から順番に焼いて販売されています。紅はるかやシルクスイート、安納芋、ふくむらさきなど、他にもあまり市場に出回らない貴重な品種が登場することも。

焼き芋はやっぱり焼き立てが一番美味しくいただけます。焼きたてホカホカの焼き芋をご希望の方は予約をおすすめします。
予約方法は当日営業時間までにinstagramのDMで受け付けられています。

また当日入荷される品種や詳しい予約方法は、公式instagramをご確認くださいね。

はっとりさんちの焼き芋屋さん

出典：Yahooマップ！　店舗より提供

店主が厳選し自家栽培した品種のさつまいもを、丁寧に石焼き芋にして、住宅団地の一角で販売しています。秋に収穫してから熟成させ、その年の貯蔵したお芋がなくなるまで営業されています。

2024年は11月9日（土）から2025年3月頃までの、毎週土日10時～15時で営業予定です。

今年の品種は「いずみ13号」「姫あやか」「フクムラサキ」「紅はるか」「栗かぐや」「干しあかね」です。

高い糖度とねっとりした食感の「紅はるか」、干し芋用の白いお芋で素直な甘さが人気の「いずみ13号」、ねっとりホクホク系の「姫あやか」、ねっとり甘い紫芋の「フクムラサキ」、ねっとり系の「干しあかね」、ホクホク系の「栗かぐや」と、食べ比べしてそれぞれの特徴を感じてみるのも面白そうですね！

日替わりで2～3種類の品種を焼いているそうです。値段は100ｇあたり130円～150円の量り売りです。

事前予約を受け付けており、「20本までなら当日朝10時まで、20本以上なら前日まで」と記載されていました。駐車場はありませんので、予約して受け取る形の方がスムーズに購入できそうです。

芋好き

出典：公式HP

小さなお子様から安心して食べられて、かつ、ぱくぱく食べられて飽きが来ない味を追求している「芋好き」さん。

曜日違いで営業されている「熟成焼き芋専門店　蜜や」さんのこだわりのさつまいも『紅はるか』、地元鈴鹿産のブランド卵や牛乳、そして三重県産小麦粉『あやひかり』と、地元食材や国産の食材にこだわり、安心安全の美味しい芋スイーツを作られています。

そしてお芋好きにはたまらない、お芋を贅沢に使ったメニューが豊富です！

喜多製茶の伊勢和紅茶を生地に練り込み、四日市酪農の濃厚生クリームを使用した「伊勢和紅茶の蜜芋ブリュレクレープ」は、モチモチ食感の生地と甘さ控えめのカスタードで最後まで美味しくいただけます。

他にも、お芋に3種のナッツとクリームチーズを挟んだ『冷やしおいもどっぐ北海道くりちなっつ』や濃厚で蜜芋のコクを味わえる『飲むやきいも』など、お芋が得意じゃなかった店主が試行錯誤しながら、「本当に美味しい！」と思ったお芋スイーツを提供されています。

熟成焼き芋専門店 蜜や

出典：食べログ　カタサン0904さま

2024年6月に平田町駅近くから移転し、鈴鹿市駅近くにある『芋好き』さんのお店でリニューアルオープンしました。『芋好き』さんのお店と曜日を分けており、日曜日と月曜日のみ営業されています。

厳選された茨城県産のねっとりと甘い『紅はるか』を使用し、こだわりの製法で素材本来の甘味を最大限に引き出した焼き芋を提供されています。まるでスイーツのように甘い焼き芋だけでなく、お芋を使ったドリンクやスイーツも一緒に販売されています。

形が特徴的なワッフルに挟まれて、特製クリーム・カスタード・蜜いもが入った『いもっふるさんど』や、蜜いもがゴロゴロ入った『生芋モンブラン』など、芋好きにはたまらない逸品が用意されています。

見た目も可愛く、味はもちろん美味しいので、手土産にもぴったりです。

焼き芋専門店　芋笑

出典：公式instagram

2021年10月に試験的に特設テントでオープンした焼き芋専門店「芋笑（いもしょう）」さんは、甘くて美味しい焼き芋の人気から、2022年9月にガレージでリニューアルオープンしました。オープン以来、蜜があふれる甘い焼き芋が評判になり、県外からもお客さんが多く訪れ、1年間で4万本の『紅はるか』を販売された実績があります。

2024年2月に初めて開催された『日本ソムリエ協会主催第１回全国焼き芋選手権』では、焼き芋部門の銀賞に輝きました。

品種と産地にこだわり、追熟により糖度を増したさつまいもを、温度調整をしながら2時間以上かけて手間暇かけて焼かれた「芋笑」さんの焼き芋は、糖度50度を超え、蜜があふれだすほど甘く、濃厚なお味です。

壺焼き芋　いも庵

出典：公式HP

2023年5月にオープンした壷やき芋専門店「壺やき芋　いも庵」さんは、近鉄津駅から車で6分ほどのCoCo壱番屋 津上浜店の裏にあります。

全国からその時期に美味しく熟成されたさつまいもを厳選して仕入れており、常滑焼の壺やき芋専用壺でじっくりと焼き上げることで、皮は焦げずねっとりと甘いこだわりの壺やき芋に仕上がっています。

1階が注文カウンターで、2階はイートインスペースになっています。イートインスペースは懐かしさあふれる昭和レトロな教室になっていて、まるでタイムスリップしたような、どの世代の方にも楽しめる空間になっていますよ。

ホクホクあたたかい『壺やき芋』や、壺やき芋を使ったスイーツメニューを販売されています。

『やき芋ソフト』はさつまいもに合うようにミルク感が引き立つようにブレンドされたソフトクリームに、濃厚で甘いやき芋ペーストがのって絶品です！『おさつチップス』や『焼き芋ようかん』、その他にも季節限定メニューが登場し、壺やき芋を使ったスイーツを堪能できます。

わんちゃんの好む味になるよう試行錯誤された『わんちゃん用ほしやき芋』もありますよ。

なおきのたい焼き

出典：公式HP

津市「朝日屋」さんの国道23号線をはさんで向かい側にある、たい焼き屋さんです。
甘さ控えめの自家製あんこが頭から尾までぎっしり詰まって、一丁焼きタイプのたい焼き機でカリッと焼け上げた羽根つきの生地が人気です。つぶあん・こしあん・カスタードクリーム・バターリンゴ入り（あんorカスタード）など、たい焼きのバリエーションが豊富なところも魅力のひとつ。

秋から冬にかけては、熊本県産の紅はるかの壺焼き芋が登場します。
昔ながらの壺焼きでじっくりと焼かれた焼き芋を、あんこ入りのたい焼きにそのまま入れた『やきいも入りたい焼き』は売り切れになることも！

駐車場はお店の裏手に2台分あります。道路の一方通行標識には気を付けてご来店ください。

うさぎ小屋

同じく、津市『朝日屋』さんから国道23号線を挟んだ向かい側にある焼き芋屋さんです。
店主が長年試行錯誤し、全国の焼き芋を研究しながら、本当に美味しいと感じた焼き芋を提供しています。手や口が汚れるほど蜜たっぷりでねっとり甘い焼き芋をいただくことができます。

ホクホク温かい焼き芋のまま食べるのはもちろん、アレンジメニューとして「ハニーバターチーズ」や「バジルバターチーズ」が用意されており、甘じょっぱさがクセになる一品です！

OIMO　STATION

出典：公式HP

伊勢市にある、干し芋の製造販売とつぼ焼き芋のお店です。さつまいもは三重県産の紅はるかを使用されています。

こちらのお店のおすすめは、「ばぁばの干しいも」。
代々受け継がれてきた”蒸してから干す”という伝統的な製造方法で、半生で”もっちり”にこだわった柔らかい食感とさつまいも本来の甘みを堪能できる品です。減農薬・無添加で作られているので、お子さまにも安心して食べていただけます。

また、「つぼ焼き芋」はじっくりと1本1本丁寧に焼くことで、さつまいもの甘さを最大限に引き出されています。スイーツ感覚で食べてしまうほど甘い「冷やし焼き芋」も提供されていますよ。

芋ぴっぴ

出典：食べログ　めいしゃん0410さま（←）、公式instagram（→）

伊勢市のおはらい町にお店を構える、芋スイーツ専門店「芋ぴっぴ　伊勢店」さん。全国に展開する人気店で、三重県ではここ伊勢店だけ。

販売している芋は糖度50度以上、熟成期間3カ月以上のものを使用しており、舌触りが滑らかで、焼き芋とは思えないねっとり食感とあふれ出る蜜が特徴の『極蜜熟成焼き芋』を提供されています。

お店の1番人気は、写真映え間違いなしの『1㎜絹糸の紫芋とアイス』です。
薄切り焼き芋の上に濃厚バニラアイス、その上にホイップクリームが乗り、最後に目の前でシャワーのように1㎜絹糸の紫芋を絞ってくれます。紫芋がかかっていく様子は、思わず動画で取りたくなる光景です。

他にも、あたたかい焼き芋にアイスやハニーバターを乗せた品は相性抜群！
さらに、焼き芋の上に甘さ控えめのカスタードクリームを贅沢に乗せて、表面をカリカリに焼いた『焼き芋ブリュレ』は外はパリッと中はトロッとして…なんとも罪のお味。

伊勢神宮への参拝の際にはぜひお立ち寄りください。

きんこ芋工房上田商店　灯台カフェ

出典：公式instagram

伊勢志摩の安乗岬灯台休憩舎内でオープンされている、干し芋農家が手がけるお芋専門カフェです。さつまいもを「煮て、切り、干しあげる」全国的に珍しい伝統製法『煮切り干し製法』で干し芋を製造されています。

一番人気は「プレミアムパフェ」。干し芋農家ならではの美味しさを詰め合わせた一押しメニューです。芋蜜・きんとき芋チップス・干し芋チョコレート・ぎんこ芋の合わせ最中・追い蜜スティックが入って、お芋好きにはたまらない一品！

他にも芋好きに向けた濃厚な『お芋プリン』や、『芋蜜がけソフト』、『芋ぜんざい』など、お芋スイーツが豊富に用意されています。

カフェの窓側のお席からは伊勢志摩の海を眺めることができ、晴れた日には絶景が広がっています。お店までの道が細いので、注意が必要です。

さいごに

どのお店も、魅力的な焼き芋やお芋スイーツばかりでしたね！

私は「冷やし焼き芋」ってあまり馴染みがなかったのですが、蜜が溢れ出した甘い焼き芋を年中おいしく食べられて、さらにダイエットにも美肌にも効果があると聞くと、これはぜひとも食べてみないと！と思いました（笑）

しかし、ぐぐっと冷え込んでくるこの季節には、やはり温かい焼き芋を食べてほっこりしたいです。

ちょうど11月はさつまいもが長期間熟成されたお芋から新芋へと移行していく時期です。この時期にしか味わうことのできない、さつまいもの食感を楽しんでみるのもいいですね！