【三重県大人気スポット】伊勢志摩の楽しみ方ガイド

本記事では、伊勢神宮の回り方や、おかげ横丁をはじめとした伊勢志摩の魅力をご紹介します。

筆者も三重県に移住してから何度も足を運んだ、大好きな伊勢志摩。

おすすめのグルメやホテル、お土産もご紹介しますので、旅行前のガイドとしても是非ご活用ください！

まずは定番の伊勢神宮へ

まずご紹介するのは、伊勢志摩エリアの最も有名な観光スポットである「伊勢神宮」です。

伊勢神宮は「内宮」と「外宮」に分かれており、外宮を参拝してから内宮を参拝するのが、古くからの習わしです。

伊勢神宮を参拝する前に知っておくと便利な知識を詳しく紹介します。

伊勢神宮とは

伊勢神宮は１つの神社ではなく、皇大神宮（内宮）と、豊受大神宮（外宮）を中心とした125社のお宮とお社の総称のことで、正式には「神宮」といいます。

伊勢神宮の中心は内宮と外宮で、日本人の総氏神である「天照大御神」を祀る皇大神宮を内宮と呼び、 天照大御神の食事を司り、衣食住など様々な産業の守り神である「豊受大明神」を祀る豊受大神宮を外宮と呼びます。

また、外宮・内宮は「御正宮(ごしょうぐう)」とも呼ばれ、御正宮に準じる格式高いお宮は「別宮(べつぐう)」と呼ばれています。

伊勢神宮の回り方

外宮と内宮は距離が離れた場所にありますが、先に外宮を参拝し、その後に内宮を参拝するのが古くからの習わしです。

さらに、参拝の際は御正宮から別宮の順に回るのが正式な順序のため、外宮の御正宮 → 外宮の別宮 → 内宮の御正宮 → 内宮の別宮が正しい参拝ルートになります。

伊勢神宮へのアクセス

伊勢神宮へは、公共交通機関、自動車のどちらからでもアクセス良好です。

ただし、土日などは周辺が自動車で渋滞することもしばしばありますので、公共交通機関の利用をおすすめします。

• 外宮へのアクセス
  【電車】 近鉄・JRの伊勢市駅から徒歩で約５分
  【バス】 近鉄・JRの伊勢市駅からバスで約５分
  【自動車】 伊勢ICから外宮前駐車場まで車で約６分

• 内宮へのアクセス
  【電車】 近鉄 五十鈴川駅から徒歩で約30分
  【バス】 近鉄 五十鈴川駅からバスで約６分
  【自動車】 伊勢西ICから市営宇治駐車場まで車で約５分

おはらい町・おかげ横丁で散策を楽しむ

伊勢神宮の参拝後は、お伊勢さんの門前町「おはらい町」「おかげ横丁」の散策がおすすめです。

人気の食べ歩きグルメやお土産物屋さんなどを紹介します！

おはらい町

伊勢神宮を参拝した後は、お土産もグルメもお伊勢さんならではの体験もいっぱい満喫したいですよね。

宇治橋から五十鈴川沿いに続く約800ｍの石畳の通り「おはらい町」には、そんな願いを叶えてくれる魅力溢れるお店が所狭しと立ち並んでいます。

銘菓や旅館の老舗、歴史的建造物もあり、石畳の道を歩くだけでレトロな雰囲気を味わう事ができる大人気のおはらい町のグルメやお土産を厳選してご紹介します！

伊勢神宮内宮前　勢乃國屋

1階は売店、2・3階はお食事処になっていて、旅の途中にほっと一息つきたい時にぴったりのお店です。

売店では、伊勢名物の「神代餅」がおすすめです。

また、お食事処「神路庵」の人気メニューは、伊勢うどんが付く「手こねセット」と、大きな海老フライが売りの「大海老膳」です。

テーブル席・座敷席ともに200名収容できるスペースがあるので、大人数でも安心です。

伊勢おはらい町　だるまや

1階には雑貨や玩具、菓子類など伊勢のお土産がずらりと並び、お店の入り口ににある長い麩菓子は、だるまやオリジナルの商品です。

2階の和風レストランでは、伊勢うどんなど伊勢ならではの郷土料理を楽しむことができます。

人気が高いメニューは、伊勢志摩でイメージされる海の幸を取り入れた、ボリュームたっぷりの「てこね膳神宮」。

この地域を代表する料理「てこね寿司」と「伊勢うどん」を一度に堪能できるので、観光客に大人気のメニューです。

松阪まるよし　伊勢おはらい町店

大人気店・松阪まるよしが伊勢の地で精肉店・レストランを新規オープンしました。

1階フロアが松阪牛(松坂牛)を使用した、コロッケやメンチカツ、牛まん(肉まん)などお手軽なテイクアウト商品や、 精肉のコーナーです。

2階フロアがゆっくりと寛げるレストランとなっており、松阪牛(松坂牛)を使用した「牛鍋」をはじめ、焼肉御膳・ステーキ御膳 ・ハンバーグ御膳と幅広い世代に向けた充実のメニューが揃っています。

一部の席からは、おはらい町の街並みを綺麗に眺める事が出来るので、観光・旅行の素敵な思い出になること間違いなしです。

伊勢内宮前　岩戸屋

岩戸屋は、内宮に一番近いお土産屋さんです。

1階は、伊勢志摩の特産品をはじめ、和小物を中心とした民芸品や玩具などのお土産品が充実のラインナップです。

こし餡ときなこが絶妙なバランスの「岩戸餅」と、お多福印の「生姜糖」が、このお店の名物です。

1階の食堂は一般のお客さん向けで、広々とした2階は団体専用の食事フロアになっています。

伊勢志摩の地元食材にこだわった「伊勢うどん」や「てこね寿司」、松阪牛を使用した「いちぼ丼」など、注文をするのに時間がかかりそうなくらい、メニューも豊富です。

はちみつ屋　松冶郎の舗　伊勢おはらい町店

創業100年以上の歴史を持つ養蜂園が営む、はちみつ専門店です。

希少価値の高い風味豊かな「国産はちみつ」は、味や香りが異なるさまざまな種類が販売されています。

お店のイチオシは、スーパーフードとして注目される「ビーポーレン」です。

みつばちが花から集めてくる花粉のことで、ほのかな甘さとほろ苦さは、サラダやヨーグルトとの相性も抜群です。

人気の「はちみつ最中アイス」は店舗限定商品で、「ハニポテ」は伊勢おはらい町店でしか味わえませんので、是非手に取ってみてください。

虎屋ういろ　内宮前支店

虎屋ういろは、もちもちでぷるんとした食感がたまらない、生ういろの専門店です。

店頭のショーケースには定番のものから季節限定のものまで、色とりどりのういろが並びます。その中でも人気があるのは、「伊勢茶栗ういろ」と「桜ういろ」です。

「伊勢茶栗ういろ」は、中にたっぷり敷き詰められた栗に伊勢茶の風味がベストマッチ。桜餅風味のほのかな甘みが口の中に広がる「桜ういろ」はお茶のお供に最適です。

どれを買おうか迷ってしまった時は、是非この2つを味わってみてください。

宇治浦田観光案内所

宇治浦田市営駐車場から車を降りると、すぐ目に入る建物が「宇治浦田観光案内所」です。

伊勢を歩く前に、観光に役立つ情報やおすすめスポットをスタッフから丁寧に教えていただけます。

各所の観光パンフレットが網羅されており、また、車いすも無料で貸し出してくれるので、安心して観光を楽しむことができます。

ここで伊勢観光の最新情報を揃えてから伊勢巡りをすれば、思いっきり楽しめること間違いなしです。

白鷹三宅商店

蔵元「白鷹」のお酒は、大正13（1924）年に全国の数ある酒蔵の中より唯一「神宮御料酒」に選定されてから90有余年、1日も欠かすことなく神宮の神々に供えられています。

後味のすっきりしたキレの良さと、立ちのぼるふくよかな樽香が特徴の「白鷹・特別酒」はここでしか手に入れられません。

店内には立ち飲みカウンターがあるので、気軽にふらっと立ち寄って飲めるのも魅力です。

特別なお酒とともに伊勢での至福のひとときを過ごしてみてください。

cafe CUP JUBY

cafe CUP JUBYは、「昔ながらの喫茶店」がコンセプトのお店です。レトロな店内に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたような気分になります。

メニューは作家さんが描いた可愛らしいイラストでいっぱいで、そんな遊び心もお店の見どころです。

コーヒーは注文後に焙煎しているため、コクのある味わいが楽しめ、また、シンガーソングライターであるオーナーが厳選したLPレコードが店内にはずらりと並びます。

レコードをおしゃれなBGMとして流している時もあるので、運が良ければ楽しめるかもしれません。

おかげ横丁

おかげ横丁は、伊勢神宮内宮を出てすぐにある鳥居前町「おはらい町」のちょうどまんなかにある、一つの町です。

厳選された地元グルメの名店、特産品や伊勢土産を扱うお店など50余りの店が軒を連ね、自由に散策することができます。

ここでは地元グルメが食べられて、人気のお土産が手に入るおかげ横丁の人気スポットを厳選してご紹介します！

赤福本店

三重県の名物グルメといえば、誰もが思い浮かべる「赤福」です。

その名前の由来をご存知ですか？「赤子のような素直な心で人様の幸せを喜ぶ」ことを意味する「赤心慶福（せきしんけいふく）」という言葉からつけられたといわれています。

そんな赤福の伝統の味を今も守り続ける本店があるのは、お伊勢さんのお膝元です。

お土産にするのはもちろん、情緒漂う店舗で一服するのもおすすめです。

毎月1日に季節のお菓子を楽しめる「朔日餅（ついたちもち）」や、夏季限定の「赤福氷」も人気となっています。

若松屋

伊勢の台所といわれた「河崎」で明治38年に創業した「伊勢かまぼこ」の老舗です。

昔ながらの製法を大切に守り続けており、地元でも多くの人々に親しまれてきた名物グルメです。

店頭で熱々の揚げたてが食べられる「さつまあげ」は、近海の新鮮な魚の味を生かしてつくられ、噛むとはじけるような食感を楽しめます。

米油を使用しているので、油キレがよく、どの品もあっさりいただけます。

豆腐と魚のすり身をベースにして、9種類もの具材が入った「ひりょうず」もおすすめです。

おかげ横丁もくとん

「伊賀の里モクモク手づくりファーム」のとんかつ専門店です。

人気メニューは、地元で育てた豚を使った揚げたての厚切りとんかつと、秘伝のたれをたっぷり使った「豚かば丼」です。

そのほかにも「ヒレかつ丼」や「お子様膳」など、メニューも豊富でランチにおすすめです。

とんかつは3センチの厚切りで、注文後に低温でじっくり揚げているので、サクッとした口どけの良い衣とお肉の柔らかな旨みを堪能できます。

お持ち帰りもできるので、参拝後のお腹が空いた時にもぴったりです。

ふくすけ

江戸時代から「生きているうちに食わなければ、死んで閻魔に叱られる」といわれるほど評判だったうどん屋「どぶろく」を現代に再現させたのが「ふくすけ」です。

伊勢神宮の参拝客に人気の名物グルメが「伊勢うどん」。

柔らかい極太麺に濃褐色のタレをかけたシンプルなうどんは、素朴な料理だからこそ作り手の想いが素直に表れ、離乳食期の赤ちゃんからご年配の方まで誰もがおいしくいただけます。

鬼瓦にあしらわれた福助と、切妻・妻入りの軒が目印です。是非立ち寄ってみてください。

伊勢角屋麦酒 内宮前店

伊勢の地ビール「伊勢角屋麦酒」と、地元産の牡蠣料理を楽しめるお店です。

香り豊かなエールビールから、コクのあるラガービールまで他所では見られない豊富なビールの品揃えに心が躍ります。

1年を通して大きくてジューシーな牡蠣グルメをいただけるのも人気のポイントです。

冬季には地元の牡蠣の名所・鳥羽浦村産のものが登場します。

カキフライの串にタルタルソースをつければ、ビールのつまみにぴったり。趣のある店内でゆったり味わうもよし、食べ歩きを楽しむもよし、楽しみ方は色々です。

すし久

「てこね寿し」や「ひつまぶし」、「麦とろろ」などの伊勢女衆（いせびと）料理が味わえる、おかげ横丁を代表するグルメスポットです。

名物の「てこね寿し」は、甘くてコクのある醤油ダレに漬け込まれた肉厚の鰹が、ツヤツヤと輝くご飯に乗っていて、その様子は「美しい」の一言です。

五十鈴川の清涼な流れを見ながら、名物グルメを楽しめるのも魅力です。

五十鈴川カフェ

おかげ横丁の散策で歩き疲れた時は、五十鈴川のほとりに佇む「五十鈴川カフェ」がおすすめです。

「おいしいコーヒーが飲みたい」というお客さんに自信をもって提供できるコーヒーがお店の売りです。

厳選された豆を昔ながらのネルで抽出し、スッキリとした味わいに仕上がった逸品を楽しめます。

ブレンド珈琲はストロングブレンドとマイルドブレンドから選ぶことができ、また、コーヒーに合うスイーツも食べることができます。

だんご屋

食欲をそそる香ばしい匂いが店先から漂う、おかげ横丁の団子専門店です。

定番の醤油ダレのほかにも、黒蜜団子や三色団子など種類も豊富です。

おすすめは伊勢地方で長く親しまれ続けてきた「黒蜜ダレ」です。深いコクのある独特のタレで、見た目はもちろんその味もインパクト大です。

休憩スペースでのんびり食べることもでき、食べ歩きやお土産の品としても好評です。是非「和の味」を楽しんでみてください。

横丁焼の店

おかげ横丁の中で食べ歩きやお土産探しをしていると、甘い香りが漂ってくるのが、横丁焼の店です。

その甘い香りは、明治時代から親しまれてきた伊勢の素朴なおやつ「ぱんじゅう」です。

香ばしい生地の中に、たっぷりのこしあんが入った「横丁ぱんじゅう」の生地は三重県産の小麦、あんは北海道産あずきを使用しています。

秋冬には、芋あんがおすすめです。焼き芋をあんに使用しているので、芋本来の香ばしい味を感じることができます。

他にも、抹茶や焼き芋などのバラエティ豊かなソフトクリームもお子様から大人まで人気を集めています。

伊勢ならではのおいしいおやつを是非お試しください。

豚捨

目を引くユニークな店名は、この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんて捨てちまえ！」と客が投げ捨てたという逸話からと言われています。

明治42年に創業した「豚捨」で使われる牛肉は、すべて農家に預けた仔牛を丹念に育てあげたものです。

これを熟練の職人が丁寧にスジ切りしているというのだから、美味しくない訳がありません。

人気メニューの牛鍋桧の霜降り肉は驚くほどやわらかく、肉の甘みが口いっぱいに広がります。

1階では湯気が立ちのぼる牛鍋や牛丼、2階ではすき焼やあみ焼などの本格的な牛肉料理が堪能できます。コロッケやミンチカツなど食べ歩きグルメも充実しています。

フルーツラボ

注文をいただいてから一杯ずつ搾る、フレッシュな生ジュースが味わえるお店です。

フルーツラボではテイクアウト形式で、ドリンクカウンターで販売し、スタンドテーブルやオープンカフェで喉を潤すひとときが過ごせます。

糖度・酸度のバランスが整った美味しい果物だけを厳選使用しており、風土や気候を活かした三重県産の優れた果物のほか、一番美味しく実る産地から季節ごとに取り寄せた果物を使います。

旬の素材を使い、安全で栄養価の高いジュースや、フルーツ好きにはたまらないデザートを作ります。

食べ歩きのスイーツにいかがしょうか。

他にも伊勢志摩グルメはたくさん

おはらい町、おかげ横丁のグルメを紹介しましたが、伊勢志摩のグルメは他にもたくさんあります。

例えば、伊勢海老や牡蠣を使った料理やご当地グルメの伊勢うどん、手こね寿司など、伊勢志摩にはいろんなグルメが揃います。

ここでは、伊勢と志摩、それぞれの特色あるグルメを紹介します！

伊勢海老

日本有数の伊勢海老の産地「三重県」。

そんな三重県だからこそ味わえる様々な新鮮な伊勢海老料理は、三重県を代表する食材とも言えます。

お造りやフレンチ、蒸し料理に焼き料理、揚げても良しと、幅広い料理に使用できるのが特徴です。

食材にこだわりの味を追求した、地元の方にも観光客にも人気のお店の中から、厳選した店舗をご紹介します。

老舗割烹　大喜

大喜は、創業1945年、宇治山田駅前におでん・白飯・お酒だけの屋台からスタートし、昭和27年、現在の地で本格的な日本料理店になりました。

和の情緒あふれる老舗の風格ながら、伊勢志摩の旬の素材を中心としたお料理が1,000円代からとお手頃な価格で楽しめます。

伊勢エビを堪能したい方には志摩産の伊勢海老2.5尾を大喜独自の様々な調理法で味わえる『伊勢海老コース（10,000円～）』、

伊勢志摩の豊富な海の幸を楽しみたい方には、活きた伊勢海老１尾と、あわび・穴子など伊勢志摩の豊富な海の幸を盛り合わせた、まさに「伊勢づくし」のにぎり寿司『伊勢にぎり春慶盛（5,000円）』がおすすめです。

グリル片山

グリル片山は、1972年、志摩観光ホテルでシェフとして腕を振るっていた片山俊視氏がカウンターだけの洋食の定食屋として伊勢市駅前のアーケード街で開業しました。

せっかく良い食材に豊富に恵まれた伊勢の地なのだから、地元の伊勢エビや鮑・松阪肉と言った高級食材をメインにしたフランス料理店をいつかはやりたいという想いから、地元の人々に愛されていたアーケード街から少し大きめのお店を吹上にオープンし、念願のフランス料理店になりました。

フランス料理レストランでありながら、格式ばらず家庭的な雰囲気で召し上がっていただきたいと先の店からずっと家族で経営してきたのも「グリル片山」が愛される理由の一つです。

そのため、伊勢神宮に参拝に来たときは必ず立ち寄ると言う遠方からのリピーターも多数いるそうです。

地元の方にも遠方からの旅行者にも愛され続けている「グリル片山」のお料理を是非一度味わってみてください。

松坂牛

日本三大和牛の一つで「肉の芸術品」とも呼ばれるのが「松阪牛」です。

せっかく三重まで来たなら、「松阪牛」を是非、堪能してみてください。

本場・松阪は、伊勢神宮最寄り駅から近鉄特急でわずか10分です。

元祖松阪肉の有名老舗店から手頃に松阪牛を食べられるお店まで、その時々の状況に合わせてお好みのお店を選んでみてはいかがでしょうか。

松阪肉元祖 和田金

松阪肉を食べるなら一度は行ってみたいと誰もが憧れるのが、松阪肉料理の老舗「和田金（わだきん）」です。

昔ながらの系統にこだわって兵庫県産但馬牛の雌の仔牛のみを仕入れ、一番良い状態の時期に提供できるように広大な自社牧場で丹精込めて飼育しているというこだわりです。

そんな「和田金」の一押しは『寿き焼（松）』です。

砂糖と秘伝のたまり醤油とほんの少しの昆布出汁で、松阪牛そのものの旨みを引き出していきます。

焦らず、慌てず、芳しい香りを放ちながら、お肉の色が徐々に変わる時間が食欲をそそります。

席に着けば、仲居さんがすべて調理してくれるため、器に盛りつけられるまで箸を動かさなくても良いというなんとも贅沢なひとときを過ごすことができます。

100名まで受け入れ可能な大広間・家族でくつろぐ個室など、お部屋も様々なタイプがあり、自社牧場からの入荷の為、一切冷凍処理をしない新鮮な松阪肉を味わいながら、大切な人とのゆっくりと贅沢な時間が過ごせるお店です。

松阪まるよし

「松阪まるよし」は、松阪牛をリーズナブルな価格で味わえる地元でも人気のお店です。

気軽な丼物から本格的な松阪牛会席までメニューも豊富で、2階席はテーブル席やお座敷の個室も完備のため小さなお子さま連れでも安心です。

おすすめは柔らかくて甘みのある『松阪牛のステーキ』です。

松阪牛のおいしさに驚きと感動を堪能できる、誰もが知る松阪の名店です。

海鮮丼

三重県で味わってほしいグルメといえば、やはり新鮮な海の幸です。

新鮮な海の幸をふんだんに使ったおすすめの海鮮丼店をご紹介します。

豪華に盛り付けられたインスタ映え間違いなしの海鮮丼から、他では味わえない希少部位を使った海鮮丼まで盛りだくさんです！

黒潮ダイニング 花

三重県が誇る「海の幸」を生かした「創作和食」を提供するお店です。

名物の「てんこもり海鮮丼」は、新鮮な素材がバランスよく盛りつけられ、「活車エビ」と「ボタンエビ」が華やかさをプラスしています。

落ち着いて食事を楽しめる座敷だけでなく、家族や友だちと寛げる掘り炬燵もあるので、多彩なシーンで楽しめます。

伊勢海老 海鮮蒸し料理 華月

伊勢・志摩にほど近い鳥羽にある華月では、三重県産の活伊勢海老を使った「伊勢海老地魚海鮮丼」は、ランチ限定の超人気メニューです。

「伊勢海老頭お味噌汁」付きなのもうれしいポイントです。

毎日内容が異なるなど、とことんこだわるこのお店ならではの一品です。

また、5月中旬〜9月中旬の期間限定で味わえる「鮑地魚海鮮丼」も一度は食べてみたい逸品です。

伊勢志摩に泊まる

旅行の醍醐味・グルメを紹介したところで、次は伊勢志摩の宿泊についてご紹介します。

非日常を味わえる高級ホテル、美味しいグルメが自慢の旅館やコテージなど、伊勢志摩の宿泊施設はバリエーション豊かです。

おすすめの宿泊施設を伊勢・志摩のエリアごとにご紹介します！

【伊勢】いにしえの宿　伊久

「いにしえの宿　伊久」は、古来のお伊勢参りを伝える湯宿です。

伊勢神宮内宮まで、おはらい町・おかげ横丁をのんびり歩いて約15分の立地です。

部屋・風呂の前に広がる豊かな森は、そのまま内宮の森へと連なっており、お伊勢さんとつながっているような気持ちになる宿です。

館内には2つの大浴場と趣の異なる4つの貸切露天風呂を楽しめます。

【伊勢】伊勢かぐらばリゾート　千の杜

伊勢神宮に近い伊勢市に位置し、露天風呂付客室をはじめ、多彩なパブリック施設やお部屋が伊勢の旅をより思い出深いものにしてくれます。

また、広大な敷地内にはテニスコート、野球場などのスポーツ施設や、ウォータースライダーを有する流水プール、お子様が楽しめる児童遊園など、様々な施設があります。

杜の自然を感じながら、充実した伊勢の一日を過ごせる宿です。

【伊勢】AUBERGE YUSURA

ヴィラタイプの一棟建て客室は完全個室のプライベート空間です。

各棟には、露天風呂と 檜の内風呂付きで、別荘のようにくつろぐことができます。

伊勢路の旅にお好みの一棟を選び、素敵な旅になること間違いなしです。

【伊勢】旅荘　海の蝶

伊勢志摩の風光明媚な立地とともに、地元で採れた食材を新鮮なうちに味わうという「地産美味」の料理が自慢の「旅荘 海の蝶」です。

一品ごとの見た目の美しさにも定評があります。

伊勢湾を一望できる高台に建ち、旅館から見渡せる自然のダイナミックな風景が旅情を誘います。

また、各所に見られる「生け花」は、「全国女将サミット」で運営委員長を務めた女将のこだわりの一つです。

さまざまなジャンルの調度品一つ一つにもこだわりが感じられ、見どころがあるものばかりで、風情溢れる素敵な空間を体験することができます。

【志摩】サンペルラ志摩

荒波の外海と波の静かな内海が織りなす伊勢志摩の海で育った「海の幸」の持ち味を生かした豪華な料理が、「汐岬の湯 サンペルラ志摩」の自慢です。

四季ごとに旬の食材が異なるため、季節ごとに訪れるというリピーターの多さも、その質の高さを物語っています。

的矢湾を望むオーシャンビューとともに、食事やお風呂を楽しんで、寛ぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【志摩】風待ちの湯　福寿荘 

「風待ちの湯　福寿荘」は、的矢湾に浮かぶ「わたかの島」へ渡し船で3分の場所にあります。

江戸時代から「風待ち港」として栄え、旅人をもてなす風土が息づく、心うるおう島宿です。

海の幸をふんだんに使ったボリューム満点の会席料理が自慢です。

また、肌に優しい天然の療養泉が満喫できるお風呂は、伊勢志摩最大級の庭園露天風呂です。

【志摩】磯部わたかの温泉宿 はいふう

「国内にいながら、別世界に来た気分を味わえる」と、じわじわ人気に火がつき始めている「島旅」。

ちょっと不便なアクセスも、特別感が増して、忘れられない思い出になると今話題になっています。

その「島旅」を楽しめるのが、志摩市にある「渡鹿野島（わたかのじま）」の温泉宿「はいふう」です。

全室露天風呂付きで、その見事な景色とともに贅沢な時間を過ごせます。

【志摩】賢島宝生苑　

伊勢志摩国立公園・賢島の高台に建ち、全ての客室から英虞湾を望む伊勢志摩随一の日本旅館です。

エントランスを１歩入れば、ひときわ豪華な空間が広がります。

吹き抜けのアトリウム和風庭園、清々しい水音とともに流れ落ちる滝など、そこはまるで別天地です。

伊勢志摩温泉「朝なぎの湯・夕なぎの湯」の庭園露天風呂は、海の景色を間近に感じながら入る天然のお湯が格別です。

【志摩】都リゾート 志摩 ベイサイドテラス

「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」は、すべてが陽気で優雅なスパニッシュスタイルの、異国情緒を満喫できるリゾートホテルです。

テラスでのんびり過ごしたり、海を眺めながらお食事を楽しむこともでき、フィットネスルーム、スパ、サウナつきの大浴場など設備も充実しています。

レストランでは伊勢志摩の美食を存分に楽しめ、感動と幸福のダイニングシーンを体験できます。

伊勢志摩のお土産

旅の醍醐味とも言えるお土産。伊勢名物赤福をはじめとした人気のお土産をご紹介します！

美味しいお持ち帰りグルメや、おしゃれな三重の特産品を厳選しました。

伊勢うどん

伊勢うどんは、伊勢地方独特の太い麺に、一瞬お醤油かと思うほどの黒い汁「たまり醤油にミリンを加えたもの」を絡めて食べるのが特徴です。

薬味はきざみねぎと七味とうがらしだけで食べる素朴な味で、どのお土産屋さんにも必ず置いてあると言っても過言ではないほど大人気のお土産です。

伊勢ならではのうどんを是非、家族や友人にもお裾分けしてみてはいかがでしょうか。

赤福

三重県のお土産といえばこれ！と思いつく方も多いであろう赤福は、大人気のお土産ですね。

黒砂糖のコクのある甘さと、さっぱりした甘さが特徴の和菓子です。

２個入りのものから20個入りのものまで、ラインナップも豊富なため選びやすいお土産です。

岩戸餅

岩戸餅は、北海道道産の小豆を使い、きな粉をまぶした美味しいお餅です。

日本神話に伝えられる天鈿女命が舞われた岩戸神楽のめでたい古事にちなんで、心をこめて謹製されています。

伊勢みやげとしておはらい町入り口の岩戸屋で販売していますので、是非手に取ってみてください。

二軒茶屋餅

二軒茶屋餅は、こし餡を薄い餅皮で包んできな粉をまぶした、昔ながらのきなこ餅です。

もち米を水につけて蒸し上げ、臼で充分につく、角屋が代々受け継ぐ生餅の製法を貫いています。

なめらかな生餅、あっさりした甘さのこし餡、挽きたての香ばしいきな粉が三位一体になった味わいは、どこか懐かしさがあります。

太閤出世餅

上品な甘さに炊きあげた粒あんをつきたての餅でくるみ淡いこげ目をつけたのが、「太閤出世餅」です。

天下人秀吉が「美味也」と賞賛したことが、名称の由来と言われています。

お土産にはもちろん、お茶を飲みながらゆったりお餅がいただけるので、散策の休憩にもぴったりです。

伊勢志摩へのアクセス

最後に、伊勢志摩へのアクセスをご紹介します。

伊勢志摩の旅の拠点になるのは名古屋・大阪です。電車利用なら、快適でラグジュアリーな旅を演出する近鉄の観光特急「しまかぜ」がおすすめです。

また、名古屋〜伊勢市間はわずか1時間15分の距離です。

中部国際空港セントレアから45分ほどフェリーに乗り、津港に降り立つという手もあります。伊勢志摩の旅は「移動そのもの」も楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、伊勢志摩の楽しみ方について、ご紹介しました。

伊勢神宮を中心に、伊勢志摩の魅力をたくさん知っていただけたかと思います。

たくさんの美味しいグルメや宿、お土産を有する、魅力あふれる地・伊勢志摩に、是非訪れてみてください！

最後までご覧いただき、ありがとうございました。