知っていますか?三重のブランド肉!
皆さんはお肉は好きでしょうか?
牛肉、豚肉、鶏肉それぞれに個性があって美味しいですよね!
鶏肉や豚肉は様々な料理で使わることが多く、いわゆる庶民にも身近な存在です。
牛肉は、「すき焼き」・「焼肉」・「ステーキ」などちょっと特別なときに食べるものです。
我が家でもそうです(笑)
三重県では、牛肉といえば、必ず名前が挙がってくる誰もが知る代名詞の「松阪肉」が有名ですが、そのほかにも美味しい三重県ブランドのお肉があるんですよ。
今回はそんなお肉を紹介していきます。
①熊野地鶏
昭和63年から三重県畜産研究所が「日本一おいしい高級地鶏をつくろう」というスローガンを掲げ、研究を開始し、平成11年から生産販売を開始した高級肉用鶏で伊勢志摩サミットの際にも使用された鶏肉です。
三重県原産のシャモ「八木戸」と三重県の銘柄鶏「伊勢赤どり」に「名古屋コーチン」を掛け合わせた鶏で、現時点では熊野市のみで飼養されている地鶏です。
肉質は赤みが強く弾力に富み、歯ごたえがよく地鶏本来のコクと風味があることが特徴です。
イタリアン・フレンチ・和食など有名なシェフから高い評価を得て、出荷量も年々増加しています。
(出典:三重県庁HP:三重県|農産園芸:熊野地鶏 (mie.lg.jp)より)
熊野市は世界遺産の熊野古道や貴重な文化遺産である丸山千枚田が有名ですが、その近くの自然に囲まれた飼育場でゆったりとストレスをかけないように平飼いで熊野古道の綺麗な湧き水と地元でとれたお米などを飼料に混ぜ合わせて、飼育されています。
飼育日数は一般的に食用として流通している「ブロイラー」の2倍以上で110日程度育てるそうです。
そうして愛情たっぷり、育てられた鶏が「熊野地鶏」です。
「日本一の鶏」と日本の料理人や飲食店にも評されており、その良さを皆さんにも知っていただきたいです。
ふるさと納税でも買うことができますので、皆さんも一度購入してその味を堪能してみるのはいかがでしょうか。
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②伊勢赤とり
こちらは三重県の「銘柄鶏」の1つです。
「銘柄鶏」とは、あまり聞いたことがない言葉だと思います。
「銘柄鶏」とは、地鶏以外の鶏のひなを、飼料や環境などを工夫して飼育することにより品質をよくした食用の鶏肉です。
地鶏と異なり、お買い求めやすい値段であることが多いそうです。
そんな「伊勢赤とり」は三重県で生産できる人間が限られているんです。
対象者は、なんと片手に収まるほどの人数。
その中で、4つの条件に適合したものが「伊勢赤とり」になるのです。
(1)生産地が三重県内
(2)飼育期間は約70~75日であること
(3)飼料に木酢酸を添加されているもの
(4)フランスが原産の指定雛であること
木酢酸とは、「木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄み」のことでイメージが難しいのですが、木から炭を作る際に一緒にできる副産物が「木酢酸」だそうですよ。
肉質は高タンパクで、 鶏肉特有の臭みがなく食べやすいと評判です。
先ほど紹介した「熊野地鶏」のルーツともいえる存在ですので食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。
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③ええやんさくらポーク
豚肉は特にお肉の中でも、我々に近い存在ですよね。
豚汁や、生姜焼きをはじめ、三重県四日市の名物である「四日市とんてき」など様々な料理で使われているお肉です。
三重県産を代表するブランド豚であり、「どんな料理にも合い、脂身にくせがない豚肉をつくる」事を目的に作られた品種である「ええやんさくらポーク」。
三重県畜産業共同組合 の四P会のメンバーが切磋琢磨し、同じ品種、同じ肥育期間、同じエサで豚に極力ストレスを与えずに育てるという肥育方法で提供をしており、どこで育てても同じ育て方、同じ品質ということでメンバーの生産者さんたちが互いに切磋琢磨して育てた豚を出荷しているとのことです。
脂身が程良く肉に加わり、柔らかくジューシーでほんのり甘みがあるのが特徴です。
「ええやん」という言葉は、頭に残りやすく、一度聞いたら忘れることはなさそうですよね。
三重県内の様々なお店がこの豚肉を利用しております。
その「ええやんさくらポーク」を買うこと・食べることができる店はこちらから!
ええやんさくらポーク|飲食店販売店パートナー (eeyan-sakurapork.com)
④伊勢うまし豚
三重から全国に発信するおいしい豚肉をつくろうと、「伊賀豚」「松阪豚」「鈴鹿高原豚」の県内3銘柄豚の生産者が結集し、2002年に統一ブランドである「みえ豚」を生み出したのが始まりになります。
この「みえ豚」の飼料配合などにさらなる改良を加え、2016年に誕生したのが「伊勢うまし豚」です。
三重県内では6人の生産者によって飼育され、豚肉の臭みが少なく、やわらかい肉質と甘みのある脂が特徴的です。
先ほど紹介した熊野地鶏の飼育にも使われている木酢酸やアマニ油、そして柑橘類である新姫(すだちのように酸味がある熊野市で発見された柑橘類)をえさに混ぜ込み、臭みのないお肉にしているそうです。
年間15000頭を出荷しているそうですよ。
JAの通販でも買うことができますので一度食べてみてください!
うまし国三重のうまし豚を是非ご賞味ください!
産地直送 通販 お取り寄せ三重の味自慢/三重のお肉/伊勢うまし豚|JAタウン (ja-town.com)
⑤伊賀牛
伊賀牛は、その名のとおり伊賀市で主に作られている牛肉です(近隣の名張市でも作られている)。
雌の黒毛和種の未経産牛であり、伊賀産肉牛生産振興協議会の会員約30戸で約2,400頭の牛が飼育されています。
出荷頭数は年間約1,300頭で、その約8割が伊賀産肉牛生産振興協議会が認定する精肉店で販売されています。
ほとんどは伊賀市内や生産した場所で消費されるため、鮮やかな肉色、芳醇な香りとコク、とろけるような柔らかさが特徴ですが、伊賀近隣以外ではめったに食べることができない牛肉として知られています。
伊賀牛は、明治38年に金谷清三郎が伊賀から東京へ肉牛を初出荷したことを境に、全国に伊賀牛の名声は高まり、現在の伊賀牛の基礎を築きました。
また、昭和初期から昭和20年代にかけては、気候、水に恵まれた伊賀の土地で牛肉の素牛として飼育され、松阪や近江方面に出荷されており、近江牛の大半は伊賀の素牛であった とも言われています。
(出典:JAいがふるさとHP伊賀牛 | JAいがふるさと (jaiga.or.jp)より)
日本でも人気を誇る近江牛の素牛ということで伊賀牛のポテンシャルは計り知れませんよね。
伊賀牛を買うことができるお店、味わうことができる店は以下のHPで紹介されています。
また、ふるさとチョイスの伊賀市のふるさと納税のHPからも購入することができますよ。
三重県伊賀市の肉の横綱 伊賀牛|ふるさとチョイス – ふるさと納税サイト (furusato-tax.jp)
⑥みえ黒毛和牛
JA全農と指定牧場が共同で肉の旨味のもとである脂肪にこだわり、舌の上で脂がとろけ出し、最高の旨味を感じさせてくれるようなおいしさを追求した結果、生まれたのが、「みえ黒毛和牛」です。
えさには抗生物質、ホルモン剤、肉骨粉を一切添加しておらず、牛の飼育に適した三重県の温暖な気候風土と豊かな自然環境の中でゆったりと元気に成長していきます。
素になる牛は生後10か月齢の子牛を主に九州などから購入し、牛舎の床にはオガクズを敷き詰め、牛がストレスを感じないように育てています。
ストレスがない環境で育てた牛は、肉質、気質ともに豊かに育ちます。
2005年より販売が開始され、現在は、三重県を中心に、愛知県、滋賀県の各店舗で販売展開しています。
生産者は現在は三重県北部に限られているそうですが、今後は三重県全域での展開も視野に入れているそうですね。
⑦松阪牛
最後に紹介するのは、三重県といったらの代名詞でもある松阪牛!
以前別の記事でも触れたことがあるのですが、松阪牛には厳しい条件があります。
- 黒毛和種、未経産の雌牛
- 松阪牛個体識別管理システムに登録されていること
- 松阪牛生産区域(旧22市町村)での肥育期間が最長・最終であること
- ※生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限る。
以上の条件をすべて満たし出荷されたものが松阪牛と定められています。
※松阪牛生産区域への導入する生後12ヶ月齢まで子牛の条件については、平成28年4月1日以降に導入された牛が対象となります。
松阪牛の名前を聞けば、日本全国だれもが食べたいと思うほどのお肉であることは間違いないですよね。
そんなだれもが知っている・誰もが食べたいと憧れる松阪牛は通販でももちろん買うことができますよ。
津市の松阪牛専門店であり、訪れた人がお肉を買うために行列を作る店である「朝日屋」さんではそんな最高品質の松阪牛を買うことができますのでよければ下記HPもアクセスしてくださいね。
松阪牛の通販・お取り寄せなら│名産松阪肉朝日屋 (asahiya.net)
最後に
今回紹介したお肉の情報はどうでしたでしょうか!
三重県民の人でも「こんなお肉のブランドがあったんだ!」と思われる人も多いと思います。
県外の人はもちろんそうですよね!
私も「熊野地鶏」は友人から紹介してもらって、その時に初めて知りました。
それとともに食べてみてこんなに美味しい鳥があるんだなあと思ったものです。
知っていなければ買うことができず、もちろん買わなければ食べる機会もありません。
まずは三重県内にブランド肉がまだまだ存在することを知ったうえで「松阪牛」以外にも三重県の美味しさというのは溢れているので是非食べてほしいなと思います。
今回も記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも是非美味しい自分に合うお肉を食べてみてください!