お得に暮らす!年末までにふるさと納税と控除
もう今年もあと1か月。
4月だったと思いきや、気づけば12月になっていますね。
この時期は会社で働かれている方は、会社に年末調整のための書類を提出したり
することが多いのではないでしょうか。
今回は年末調整でお得になることや最近流行っているふるさと納税など
について解説していきたいと思います。
年末調整
年末調整とは、働いている人に対して支払われた1年間(1月〜12月)の給料・賞与や源泉徴収において徴収した所得税等について、会社(給与支払者)が12月の最終支払日に再計算し所得税等の過不足を精算する制度です。
この再計算をする際には、控除できる対象のものがあり、証明できるものを提出することで、今までひかれていた所得税を取り戻すことができるのです。
難しそうな話に思われるかもしれませんが、先に払った税金を取り戻すことができるものという解釈が一番近いかもしれませんね。
この年末調整の項目では、どのようなものが控除の対象になるのかという点について述べさせていただきますね。(一般的な基礎控除や配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除等は今回の説明対象外とします)
①生命保険料控除
支払った生命保険料に基づいて、控除されます。
下記に示した3項目が対象です。
若いうちから生命保険に入る方は少ないかもしれませんが、
結婚を機に入られたり、このような将来の見通しが立たない世の中ですので
個人年金を組む方もいらっしゃると思います。
契約会社から11月ぐらいの証明書が届きますのでこちらが提出書類になりますね。
(1)一般生命保険料
①新生命保険(最高4万円)
②旧生命保険(最高5万円)
(2)介護医療保険料(最高4万円)
(3)個人年金保険料
①新個人年金保険(最高4万円)
②旧個人年金保険(最高5万円)
②地震保険料控除(最高5万円)
支払った地震保険料などであるため、家を購入された方が対象になることが多いです。
複数年契約であったとしても1年ごとに保険料の対象金額の証明書が自宅まで送付されてきます。
③小規模企業共済等掛金控除
概念は難しいのですが簡単に説明すると以下の4つが対象です。
(1)小規模企業共済掛金
小規模企業の個人事業主や会社役員が退職をした時のために準備をしていくという
いわゆる「経営主の退職金制度」と呼ばれるもので月額1,000円から7万円を掛金とすることができ
年間最大で84万円を控除の対象としています。
※この際の掛金負担は申告者本人でなければ控除対象になりません。
(2)iDeCo
最近よく話題になりやすいのがこのiDeCoです。自ら申し込みを行い
掛金設定を行い運用して、最後に積立金と運用益を給付金として60歳になった際に受け取るものです。
こちらを使って、運用した利益については、非課税となるため大きなメリットがあります。
掛金のできる額は、人の属性に応じて下記のように変わります。
①自営業の方は月額6.8万円までを掛金拠出可能
②公務員の方は月額1.2万円までを掛金拠出可能
③企業型DCのみの会社員は月額2万円
④企業年金がある会社員は月額1.2万円
⑤専業主婦などは月額2.3万円
※【簡単資産】仮に月1万円をiDeCoで積み立てた場合、年収300万円なら年間1万8000円、500万円なら2万4000円も税金を取り戻すことができます。
(3)企業型確定拠出年金
勤務先の企業が毎月掛金を拠出し、従業員(加入者)が自分で年金資産を運用しながら受取る制度です。
従業員は金融商品の選択や資産配分の決定等掛金の運用を行い、積み立ててきた年金資産を原則60歳以降に一時金もしくは年金の形式で受取ります。
企業型DCの掛金額は以下のとおり定められています。
①他の企業年金がある場合:月額27,500円
②他の企業年金がない場合:月額55,000円
(4)心身障害者扶養共済制度
心身障害者を扶養する保護者に死亡や重度障害があったとき、残された心身障害者の生活の安定と福祉の増進に資するとともに、心身障害者の将来に対して保護者の方が抱く不安の軽減を図ることを目的としており、
障害者を扶養している保護者であって、65歳未満で特別の疾病または障害を有しない方が加入対象になります。
加入時の年齢・加入時期に応じた掛金(5,600円~23,300円)で2口まで購入でき、加入者が死亡し、または、重度障害と認められた場合は、残された障害者に1口当たり月額2万円(2口の場合、月額4万円)の年金が支給される制度です。
年末調整はお得!
払いすぎた税金を取り戻せるのがこの年末調整です!
めんどくさがって、証明書を提出せずにいる方もいると思いますが、
年末にお金が戻ってくると思えば、しっかり申告したほうが良いでしょう!
そのお金で年末遊んだり、少しいいものを食べたりすることもできますからね。
更にこの記事を読んでいただいている方には「ふるさと納税」について
学んでいただきたいと思います。
ふるさと納税を勉強してお得に生きる
ふるさと納税を説明する上でまずは住民税を説明させていただくことが必要です。
住民税はその年稼いだ収入に応じて翌年以降に支払いをするものです。
令和4年に稼いだお金に対して、令和5年に課税されるこれが住民税の理屈です。
一方ふるさと納税は、自治体に対して寄付をして、返礼品を送ってもらうもの。
返礼品には、食材や家具、電化製品などもあり、様々な自治体がしのぎを削り、
PRをしています。
それもそのはず、通常住民税は、住んでいる市町村に収められるのですが、ふるさと納税を行うとふるさと納税先にお金が税金として入ってきます。
だからこそ、様々な自治体が必死になっているのですね。
それは我々にとってもメリットがあるんです。
ふるさと納税をしてワンストップ特例申請か確定申告をすることで
ふるさと納税をした分-2000円が住民税から除かれるのです。(2000円は実費)
いわゆる
なにもしなければ、ただ消えていたお金が、ふるさと納税をすることで
食材や物になって帰ってくるのです。
デメリットがまったくないですよね。
それどころか、最近では楽天市場やさとふるでもふるさと納税ができますが
ポイント還元など各社がキャンペーンを行ってることから、
実質負担の2000円よりポイントが手元に残り、逆に得をしている現象になることもあるんですよ。
今回は12月に入ったということで三重のふるさと納税返礼品も紹介させていただきます。
夏にミエタイムライターAya-アヤ-さんにてご紹介させていただいた記事は下記のようになっておりますので、一度ご覧ください。今回は基本的にそれ以外の商品で10,000円で購入ができるおすすめ返礼品をお伝えします。
松阪牛小間切れ 800g 10,000円:松阪市
こちらは松阪市のふるさと納税返戻品です。
松阪市といえば、名前のとおり有名であるのは、「松阪牛」。
小間切れが200gずつ4パックに入って合計800gです。
松阪牛が800gもあり10,000円とはかなりコスパがいいですよね。
ポイントとしては小分けがされていること。
全てが一緒に入っていては、一回の料理で800g使い切ることは少ないと思いますので
仕分け作業が必要になりますが、その手間が不要になります。
また小間切れはどんな料理にも使いやすいため、家計が助かりますね。
松阪市の返礼品には他にもステーキなどもありますので
日常の生活に使いたいのであれば小間切れ
特別なご褒美のために買うのであればステーキという風に変えてみてもいいかもしれないですね。
直リンクは下記より
サーモン ブロック&切り落とし 大満足750gセット 10,000円:尾鷲市
こちらは尾鷲市のふるさと納税返礼品です。
養殖アトランティックサーモンのブロック300gが1パック
切り落とし150gが3パックの合計4パック750g
ブロックは、その形状を活かしてムニエルやアクアパッツァなどの焼き物や、ダイスカットにして和え物にしたり、刺身として贅沢に丸かじりするのもおすすめ!
切り落としは、食べやすいサイズにカットされているので、 お刺身はもちろん、お寿司やカルパッチョ・大容量を生かし、アボカドと合わせて、山盛りサーモンアボカド丼を作ってみるのもオススメです!
以前にもこちらは紹介されましたが、年末年始にどうしてもおすすめなので再掲させていただきます。
直リンクは下記より
生食用浦村牡蠣20個セット 10,000円:鳥羽市
こちらは鳥羽市のふるさと納税返礼品です。
牡蠣の殻を外すためのオイスターナイフと軍手がセットでついています。
浦村牡蠣といえば鳥羽市の名産としても有名です。
冬時期が特に美味しいシーズンですね。
この大ぶりサイズの牡蠣が生食用なのでぷりぷりとした食感が味わえます。
牡蠣は別名、海のミルクといわれるほど栄養価も高いのでおすすめですね。
私は個人的にレモンとポン酢でたべるのが好きですね。
この年末年始に家族が集まった際に提供すると評判がよいかもしれませんね。
直リンクは下記より
https://item.rakuten.co.jp/f242110-toba/i-55/
大内山手造り瓶バター詰合せ 10,000円:大紀町
こちらは大紀町のふるさと納税返礼品です。
有名な大内山牛乳の原料乳のみを使用し、抽出した新鮮なクリームを時間をかけてじっくりと練り上げたバターです。
芳醇なクリームの香りがして、味がミルク感満載なマイルドな味わい。
大内山瓶バターは1本300gで2本セットとなっており、10,000円です。
中々、バターにお金をかける機会はないと思いますが、ふるさと納税で
行ってみるのはいかがでしょうか。
一番おすすめな食べ方はパンケーキです。
ふわふわあつあつのパンケーキにこのバターをのせて食す。
なんという贅沢でしょうか。
発売時よりコアなファンがいる商品ですので皆様是非お買い求めください!
直リンクは下記より
大トロアトランティックサーモンハラス(約2kg)10,000円:紀北町
こちらは紀北町のふるさと納税返礼品です。
圧倒的なコスパを誇る紀北町の返礼品の中でも
これは特にコスパが高いのではないかと思います。
トロトロのサーモンが1㎏が2袋ついており、加熱用です。
おすすめの調理方法はムニエルやソテーです。
焼くと、サーモンの油のにおいが食欲を誘います。
このレベルの食材がこれだけの量で10,000円という値段なのは家計的にも助かりますし
特別感もあるためおすすめですよ。
直リンクは下記より
https://item.rakuten.co.jp/f245437-kihoku/kihoku_aa45/
桑名産蛤(ハマグリ)0.9kg 10,000円:桑名市
こちらは桑名市のふるさと納税返礼品です。
桑名市といえば名物はハマグリです。
桑名市にはたくさんのハマグリを食すことができる店があります。
桑名には木曽三川という大きな川が流れているのですが
木曽三川河口域でとれたハマグリだそうです。
お吸い物にしたり、酒蒸しにしたり、焼きで食べたり
様々な味わい方があるのがいいですね。
ミルキーな海の幸をご堪能ください。
直リンクは下記より
お炭付き鯛(養殖真鯛)活け締め:南伊勢町
こちらは南伊勢町のふるさと納税返礼品です。
南伊勢ブランドに認定されたこだわりぬいた養殖ブランドであう真鯛「お炭付き鯛」。
使いやすいよう、三枚おろし、半身皮つき、半身皮むきをし、頭は割って送付してくれるとのことです。
処理前のタイの重さは1.5kg~1.7kgのものが届くらしいので、どんなものがくるのか楽しみになりますね。
発送当日の活け締めになるとのことですので新鮮な鯛を味わうことができます。
鯛は豪華で滅多に食べることができないもの。
なおさら、12月のこのタイミングで一年を頑張ったというご褒美にどうでしょうか。
直リンクは下記より
https://item.rakuten.co.jp/f244724-minamiise/322/
ふるさと納税を頼む際の注意
- ①ふるさと納税の申し込み‥12月31日まで
- ②ワンストップ特例制度の申請期限は、翌年1月10日
- ③ふるさと納税を6自治体以上寄付をした場合はワンストップ特例は×確定申告必要
- ④ふるさと納税の控除上限額を超えると自己負担!!損をしないように!
特に④の控除上限額は年収すなわち住民税の納付額によっても変わっていきます。
そのため、控除額の上限を計算サイトで把握し、限度を知って購入することにしましょう。
上限を超えてしまうと控除するところがなくなり損してしまいます!
下記のサイトを使って、上限額を把握しましょう。
【楽天市場】ふるさと納税|マイページ – 詳細版シミュレーター (rakuten.co.jp)
最後に
今回は、ふるさと納税と控除のお話をさせていただきました。
生きていく中で気にしなければ、知らないまますぎることはよくありますが、
知っていれば得をすることというのも多数あります。
その中で前半では年末調整での控除をお伝えしましたが、
まだやっていない方これを機に、iDeCoなど投資を積極的にしていくこともいいのではないでしょうか。
現在、老後2000万円時代といわれ、それほどのお金が求められる世の中となっておりますので
やれることはやるに越したことはありません。
後半で説明させていただいたふるさと納税についてもお買い得!
社会人になって、実家から通われている方や一人暮らしをしている方はあまりやっている人が少ないイメージですが、もしタイミングがあれば挑戦してみるのはいかがでしょうか。
三重県内のふるさと納税には地元ならではの名産品がご紹介した以上にいっぱい。
コスパが良い商品を探すのも楽しいと思いますよ!
皆さんがお得に毎日を過ごせますように!
本日も記事を最後までお読みいただきありがとうございました。