【北勢エリア】知る人ぞ知る!三重県の穴場スポット10選【2024年最新】

今回は、三重県北勢エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介します。

北勢エリアと言えば、ナガシマスパーランド、ジャズドリームナガシマ、鈴鹿サーキットなど、全国的に有名なスポットが点在しています。

しかし、これらだけでなく、三重県にはもっとたくさんの魅力があります!

今回は有名観光スポットではなく、三重県に住む筆者がおすすめする「三重県の穴場スポット」に焦点を当ててご紹介します。

三重県にお住まいの方でも「そんな場所があるんだ!」「行ってみたいな」と思っていただける内容になっていますので、是非最後までご覧ください。

三重県北勢エリアとは?

出典:三重県お土産観光ナビ 公式HP

「三重県北勢エリア」とは、その名の通り三重県北部に位置する以下の市町が対象です。

  • いなべ市
  • 桑名市
  • 東員町
  • 菰野町
  • 木曽岬町
  • 朝日町
  • 川越町
  • 四日市市
  • 鈴鹿市
  • 亀山市

県北部に位置する北勢エリアは、高速道路や鉄道などが整備され、名古屋など中京圏へのアクセスが良いことから、人口の多い市町が集まっています。

さらに、昨年2023年11月には国道23号中勢バイパスが開通され、利便性のさらなる向上が期待されています。

製造業などが盛んで経済的に活発でありながら、旧東海道の街道沿いには古い町並みも残り、当時を思い立たせる風情があります。

市街地から足を延ばせば、自然豊かなエリアが広がり、都市暮らしと田舎暮らしの両立が可能な地域です。

三重県の穴場スポット10選<北勢エリア>

それではここからは、そんな三重県北勢エリアの穴場スポットをご紹介します。

有名な観光地からすぐアクセスできるスポットもありますので、三重旅行に来た際に、是非合わせて足を運んでみてくださいね。

1.鍋田川堤桜並木 (桑名郡木曽岬町)

出典:木曽岬町 公式HP

まずご紹介するのは、桑名郡木曽岬町にある鍋田川堤桜並木です。

木曽岬町のシンボルである「鍋田川堤桜並木」は、愛知県との県境沿いに流れる一級河川鍋田川沿線に約4kmにわたり、ソメイヨシノを中心に約1,000本の桜が植えられています。

空を覆い尽くす桜のトンネルは見事で、さらに車道の脇にある散策路は、満開の桜を眺めてのんびり散策できる小道で、桜の時期はとても美しいです。

筆者も昨年の春、初めて鍋田川堤桜並木へ行きましたが、本当に言葉を失う程綺麗で、まさに圧巻でした。(約4キロある道沿いを、3往復してしまう程の美しさ・・・)

道路沿いにあるため渋滞になることもなく、運転しながら流れゆく桜を見ると、自然と気分がリフレッシュされます。

全国的に見ても、これ程長い距離で桜のトンネルがある場所は少ないため、非常に貴重な景色です。

桜の時期、北勢エリアに行くことがあれば、是非一度は足を運んでいただきたい絶景スポットです。

お店名

鍋田川堤桜並木

住所

桑名郡木曽岬町大字和富

電話番号

0567-68-6105 (木曽岬町役場 産業建設課)

ホームページ

https://www.town.kisosaki.lg.jp/contents_detail.php?frmId=1018

営業時間

24時間

定休日

年中無休

アクセス

2.多度大社 (桑名市)

出典:桑名市 公式HP

次にご紹介するのは、桑名市にある多度大社です。

多度大社の歴史は古く、多度山を神様が鎮座する山「神体山」として仰がれ、その後5世紀後半雄略天皇の御代に社殿が建てられ現在に至ります。

本宮に「天津彦根命」別宮に「天目一箇命」をお祀りしており、伊勢神宮のご祭神である「天照大御神」の御子神、孫神にあたることから、北伊勢大神宮とも呼ばれ、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片まいり」と詠われてきた古社です。

家内安全、商売繁盛、産業発展、交通安全、厄除け、初宮、安産祈願、雨乞いなど様々な御祈願に参拝者が訪れます。

毎年5月4日、5日に行われる上げ馬神事は、少年騎手が2メートル余りの絶壁を駆け上がり、上がった頭数でその年の農作物の豊凶や景気の良し悪しを占うという、天下の奇祭です。

出典:産経ニュース 公式HP(上げ馬神事)

三重県の無形民俗文化財にも指定されているこの祭りは、まさに圧巻!

桑名が誇る歴史ある多度大社へ、是非一度足を運んでみてください。

お店名

多度大社

住所

〒511-0106 桑名市多度町多度1681

電話番号

0594-48-2037 (多度大社)

ホームページ

http://www.tadotaisya.or.jp/

営業時間

参拝は24時間(ご祈祷9時~16時30分、お守り授与所9時~17時)

定休日

年中無休

アクセス

3.六華苑 (桑名市)

出典:六華苑 公式HP

次にご紹介するのは、桑名市にある六華宛です。

大正2年に完成した六華苑には、鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる4層の塔屋を持つ洋館と、和風建築およびその前庭の池泉回遊式庭園などがあり、明治・大正期を代表する貴重な建造物として国の重要文化財に指定されています。

また、庭園は国の名勝に指定されています。(一部を除く)

この六華宛は、2023年に公開された、Snow Man目黒蓮さん・今田美桜さん主演の映画『わたしの幸せな結婚』の実際のロケ地となり、撮影が行われたことで、今注目を集めているスポットです。

詳細記事はこちら↓↓

さらに、洋装、和装どちらでも映えるということで、地元の方を中心に、結婚式の前撮り舞台としても人気があり、年間約400組ものカップルが利用しています。

出典:ケイズファクトリー 公式HP(六華宛での結婚式前撮りの様子)

創建時の姿がほぼそのまま残されている、趣ある六華苑。

ゆったりと散策して、和洋の文化が入り混じった遥かなる大正浪漫の時代へとタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

お店名

六華苑

住所

〒511-0009 桑名市桑名字鷹場663-5

電話番号

0594-24-4466 (六華苑)

ホームページ

https://www.rokkaen.com/

営業時間

9時~17時
※ただし入苑受付は16時まで

定休日

月曜日、休日の翌日、12月29日~1月3日

アクセス

4.四日市港ポートビル (四日市市)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、四日市市にある「四日市港ポートビル」です。

展望展示室「うみてらす14」は、四日市港の開港100周年を記念して建設された四日市港ポートビルの14階にあり、四日市港の成り立ちと変遷を、映像や実物で分かりやすく学ぶことができます。

また、地上90mの高さから四日市港を見渡すことができ、入港している船の荷物の積み下ろしの様子などを間近に見ることができるほか、ナビゲーションシアターによる四日市港の紹介や操船シミュレーション体験なども楽しめます。

夜景が綺麗なイメージがある四日市港ですが、このように四日市港の変遷や船に関することを学べるため、子ども連れのご家族にもおすすめ。

もちろん夜景もとても美しいので、デートスポットにもぴったりです。

出典:四日市観光協会 公式HP (四日市南ポートビルから見える夜景)

鈴鹿市からのアクセスも良いので、鈴鹿市、四日市市へ訪れた際は、是非「四日市港ポートビル」へ足を運んでみてください。

お店名

四日市港ポートビル

住所

〒510-0011 四日市市霞2丁目1-1

電話番号

059-366-7022 (四日市港管理組合振興課)

ホームページ

http://www.yokkaichi-port.or.jp/umiterras14/

営業時間

10:00~17:00(土曜日・日曜日・祝日は~21:00)

定休日

水曜日(祝日の場合は、開館)、12/29~1/3

アクセス

5.東海道関宿 (亀山市)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、亀山市にある「東海道関宿」です。

東海道関宿とは、東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、今なお当時の雰囲気が残されている町です。

ここには江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上も現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区や、日本の道百選に選定され、見どころがたくさんあります。

約1.8kmにも及ぶ関宿は、西の追分からは大和街道が、東の追分からは伊勢別街道がそれぞれ分岐していたため、江戸時代にはこれらの街道を往来する人々でにぎわい、参勤交代や伊勢参りなどの交通の拠点として繁栄していました。

当時、往来の旅人に人気があったのは、京都の御室御所まで運ばれたという深川屋の銘菓「関の戸」や前田製菓が復活させたこしあん入りの団子餅「志ら玉」。

なんとこの2軒は健在で、変わらぬ町並みと同じように、伝統の味を今に伝えています。

出典:深川屋 公式HP(今も現存する名店・深川屋)

最近では、インスタ映えするフォトジェニックスポットとしても人気を集めています。

全てが慌ただしく変わってきた時代の中で、昔から変わらず、ゆっくりとおだやかな時間が流れているかのような「関宿」を、是非体験してみてください。

お店名

東海道関宿

住所

亀山市関町木崎、中町、新所

電話番号

0595-97-8877 (亀山市観光協会)

ホームページ

https://www.city.kameyama.mie.jp/soshiki/seibun/chiikikanko/kankokoryu/docs/2014112312294/

営業時間

24時間
※関宿は貴重な建造物の保存地区ですが、住人の生活の場でもあります。ご注意ください。

定休日

年中無休

アクセス

6.いなべ市農業公園 (いなべ市)

出典:観光三重 公式HP

次のご紹介するのは、いなべ市にある「いなべ市農業公園」です。

約100種類、4,000本以上の梅が咲き乱れるいなべ市農業公園の梅林は、まさに知る人ぞ知る、三重県の梅の名所で、有名な写真家が撮影に訪れるほど注目されている絶景スポットです。

白梅から濃淡様々なピンク色の梅の花が「春色のパッチワーク」のように重なって咲く様子は、他に類を見ない美しい光景です。

毎年3月に「いなべ梅まつり」が梅林公園で開催され、東海地区最大級の梅林公園いっぱいに色とりどりの梅が咲き誇ります。

  • <2024年「いなべ梅まつり」日程>
  • 開催期間 2024年2月23日(金)~3月20日(水)
  • 開園時間 午前9時~16時
  • 入園料  大人500円(小学生以下は無料)

雪化粧をした早春の鈴鹿山脈を背景に、紅白のグラデーションが梅林公園を彩り、梅の優しい香りが訪れる人を迎えてくれます。

三重県随一の梅スポット「いなべ市農業公園」に、是非一度足を運んでみてください。

お店名

いなべ市農業公園

住所

〒511-0501 いなべ市藤原町鼎3071番地

電話番号

0594-46-8377 (いなべ市農業公園 エコ福祉広場 管理事務所)

ホームページ

http://www.inabe-nougyoukouen.com/

営業時間

<エコ福祉広場> 8:30~17:00
<農業レストラン フラール> 11:00~14:00
<パークゴルフ場> 9:00~16:00

定休日

不定休

アクセス

7.研究栽培農園 鈴鹿の森庭園 (鈴鹿市)

出典:鈴鹿市観光協会 公式HP

次にご紹介するのは、鈴鹿市にある「研究栽培農園 鈴鹿の森庭園」です。

「鈴鹿の森庭園」は、赤塚植物園の運営するしだれ梅の研究栽培農園で、毎年2月中旬から3月下旬にかけて一般公開されています。

  • <2024年 一般公開日程>
  • 開催期間 2月17日(土)~3月下旬(予定)
  • 開花状況等により、早めに一般公開を終了する可能性あり
  • 開園時間 9:00~16:00(夜間ライトアップ期間中は20:30まで)
  • 入園料  一般700円~1,800円、小学生半額、未就学児無料
  • (入園料は開花状況により変動。公式HPを要チェック)

こちらでは「呉服枝垂」を中心に品種別の仕立て技術等の研究栽培をしており、長年にわたり日本各地から約200本の「しだれ梅」の名木が集められています。

樹齢推定100年以上の日本最古と思われる呉服しだれ「天の龍」など、見事な梅の名木は見応え抜群!

また、園内では呉服しだれのほか、八重寒梅、藤牡丹しだれ、鹿児島紅、紅白の花が咲く「思いのまま」など多数の品種を楽しめます。

鈴鹿山脈を背景に名木が立ち並ぶ姿は圧巻で、開花期間中は夜間ライトアップも開催されています。

出典:赤塚植物園グループ 公式HP(夜間ライトアップ)

「花にはあまり興味がない」そんな方でも、思わず見惚れてしまう美しさの梅を有する「研究栽培農園 鈴鹿の森庭園」。是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

お店名

研究栽培農園 鈴鹿の森庭園

住所

〒519-0315 鈴鹿市山本町151-2

電話番号

059-371-1777 (鈴鹿の森庭園)

ホームページ

https://www.akatsuka.gr.jp/group/suzuka/

営業時間

毎年2月下旬~3月中旬(予定)9:00~16:00
※ライトアップ期間中は20:30まで延長営業。

定休日

期間中は無休

アクセス

8.桑名城跡・九華公園 (桑名市)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、桑名市にある「桑名城跡・九華公園」です。

残念ながら桑名城は廃城となり天守閣は現存しませんが、約7.2haの広さの本丸跡と二の丸跡が「九華公園」として、市民憩いの場になっています。

園内では4月に桜、5月につつじ、6月に花菖蒲まつりが行われています。

出典:観光三重 公式HP(花菖蒲まつり)

お濠の外は城下町らしい風情が漂っており、立ち並ぶ家々や店舗の軒先には、季節の花咲く植木鉢でいっぱいに包まれています。

歴史ある町らしい、旅人へおもてなしの心を感じられる「九華公園」は、特に花菖蒲が咲く6月は気持ち良く町歩きを楽しめる季節がおすすめ。

梅雨入り前に、もしくは梅雨の中休みを狙って、是非一度訪れてみてください。

お店名

桑名城跡・九華公園

住所

桑名市吉之丸

電話番号

0594-21-5416 (桑名市物産観光案内所)

ホームページ

https://www.city.kuwana.lg.jp/kanko/miru/kankospot/kanko006.html

営業時間

24時間

定休日

年中無休

アクセス

9.田光のコスモス畑 (菰野町)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、菰野町の田光地区に広がるコスモス畑です。

菰野町の田光地区のコスモスは、ピンクのコスモスだけでなく、白色や黄色、濃いピンク等の珍しいコスモスを楽しむことができ、まさに知る人ぞ知る、美しい景色が広がります。

  • 例年の見頃:10月上旬頃~11月上旬頃

こちらのコスモスは休耕田を利用して植えられており、年によってコスモス畑の位置が変わるのが特徴です。

桃色、白色、赤色、黄色、オレンジ色、チョコレート色とカラフルなコスモスがあり、チョコレート色のコスモスは、チョコレートの香りがすると言われています。

また、田光地区のコスモスでは、緑色の花の珍しいものも見られることも・・・。花言葉は、「乙女の真心」、「純潔」、「愛情」です。

秋の限られた期間しか見ることはできませんが、是非三重県外からも訪れていただきたい、絶景スポットです。

お店名

菰野町 田光のコスモス

住所

三重県三重郡菰野町内 休耕田 ※菰野町朝上地区コミュニティ センター周辺

電話番号

059-391-1129 (菰野町役場観光産業課観光商工推進室)

ホームページ

https://www.kanko-komono.com/news/1943/

営業時間

24時間

定休日

年中無休

アクセス

10.はまぐりプラザ (桑名市)

出典:桑名市 公式HP

最後にご紹介するのは、桑名市にある「はまぐりプラザ」です。

「はまぐりプラザ」は、桑名市赤須賀地区に、漁協・公民館・漁業交流センターが入った複合施設としてオープンしました。

現在は、ハマグリを代表とする桑名の漁業を活かした交流活動や地産地消の推進の拠点として活用されています。

施設内には赤須賀の漁業についての展示室のほか、揖斐・長良川河口が一望できる展望デッキもあり、絶好のロケーションで漁師まち・赤須賀の歴史を知ることができ、子どもも喜ぶこと間違いなし!

また、館内にある「食堂はまかぜ」では、はまぐりを中心とした美味しいメニューをリーズナブルな価格でいただくことができます。

出典:桑名市 公式HP(食堂はまかぜ・焼きはまぐり定食)

ふっくらと柔らかで甘く、ジューシーな地元特産桑名はまぐりを揖斐長良川の景観を眺めながら楽しめるのは「はまぐりプラザ」ならでは。

桑名の名産「はまぐり」を、食べて、見て、学べる「はまぐりプラザ」へ是非一度、足を運んでみてください。

お店名

はまぐりプラザ

住所

〒511-0033 桑名市大字赤須賀86-21

電話番号

0594-22-6010 (はまぐりプラザ)

ホームページ

http://hamaguri-plaza.com/

営業時間

午前9時から午後9時30分
食堂はまかぜは午前11時30分~午後1時30分

定休日

年末年始(12月29日から1月3日)
食堂はまかぜは、火曜定休
臨時休業などの情報は、はまぐりプラザホームページでご確認ください.。

アクセス

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、三重県北勢エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介しました。

北勢エリアと言えば、三重県を代表するナガシマスパーランド、ジャズドリームナガシマ、鈴鹿サーキットなど、有名なスポットがたくさんありますが、それだけではありません。

美しい桜並木や歴史ある大社、地元の名産が学べる施設など・・・自然に恵まれた三重県だからこそ楽しめる穴場スポットがたくさんあります。

今回ご紹介した穴場スポットを参考に、是非実際に足を運んでいただければ嬉しいです。

今後、三重県の中勢エリア、伊勢志摩エリアなどの穴場スポットも紹介していく予定なので、そちらの記事も参考にしてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

神村茜

神村茜

三重県鈴鹿市在住のライター。旅行、グルメ、美容、料理、自動車関連と様々なジャンルの執筆をしています。2021年に大阪から三重県に引っ越し、日々感じる三重県の良さを発信しています。「三重県に住んでみたい!」と幅広い年代の方に感じていただけるような、三重県の魅力をお伝えします!

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