秋の風物詩!三重県の絶景コスモス畑7選【2023年版】
暑さが落ち着いて秋を感じる季節となりました。この頃に見頃を迎える秋の花といえば「コスモス」。
秋の風物詩とも言えるコスモスは、庭先や街中で咲く可憐な姿も美しいですが、一面を埋め尽くす圧巻のコスモス畑は、まさに秋の絶景です。
本記事では、是非足を運んでほしい三重県の絶景コスモス畑を、厳選して7カ所ご紹介します!
それぞれのコスモス畑の魅力や特徴をたっぷりご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
コスモス畑に出かけよう!
コスモスとは、キク科コスモス属の総称のことを言います。
花の形が桜の形に似ているので「秋桜」とも呼ばれ、数々のアーティストに歌われるような日本を代表する秋の花の一つです。
風雨に倒れても、負けずにもう一度咲き始めるたくましさから繁殖が旺盛、そんなコスモスの魅力を少しご紹介します。
コスモスの魅力を知ってからコスモス畑に行くと、その楽しさは何十倍にもなるかもしれません。
花言葉が素敵
筆者は「花言葉」に興味があり、色々な花言葉を調べるのが好きですが、中でもコスモスの花言葉はとても素敵だと感じます。
コスモスの一般的な花言葉は「乙女の純潔」「乙女の真心」「調和」「謙虚」ですが、興味深いのが、色によって花言葉が変わることです。
ピンク色のコスモスの花言葉は「乙女のまごころ、純潔」と言われており、ピンク色のコスモスの花姿にぴったりの可憐な花言葉ですね。
そして白色のコスモスの花言葉は「乙女の純潔、優美」であり、まさに清楚な印象の白いコスモスを表している花言葉です。
赤色のコスモスの花言葉は「乙女の愛情、調和」です。ここで言う赤色には、濃いピンク色や紫色のコスモスも含まれます。
赤色の中でも、濃い赤色のコスモスの花言葉は「恋の終わり、恋の思い出、移り変わらぬ気持ち」と言われ、切ない言葉がこもった花言葉ではありますが、ほのかに甘い香りで色もとても素敵です。
最後に、キバナコスモスと呼ばれる黄色のコスモスの花言葉は「野生美・自然美・幼い恋心」。
風雨にも負けず何度も花を咲かせる挫折知らずの生命力と可愛らしさの両方を表す花言葉です。
「こんな花言葉があるんだ」と思いながらコスモスを観賞すると、何だかとてもコスモスがとても奥深い花に見えてくるのは不思議ですね。
是非、一緒に見に行った方にも花言葉を教えてあげてください。
コスモスはメキシコ原産で、暑さに強く、環境が合えばこぼれ種でも芽を出して自生する程丈夫です。
そのため、日本全国で花を咲かせるので色々な場所で見ることができます。
あんなに可憐な見た目とは裏腹な強い生命力、そのギャップにとても魅力を感じます。
筆者もコスモスのように、見た目は美しく、芯は強く生きたいと日々思っています。
三重県の絶景コスモス畑7選
それでは早速、ここからは三重県の絶景コスモス畑を厳選して7選ご紹介します。
1.アスピア玉城
まず最初に紹介するのは、度会郡玉城町にある温泉や産直市場、公園などが一体となった自然活用型施設「アスピア玉城」のコスモス畑です。
アスピア玉城では、約20アールの広大な畑いっぱいにコスモスが広がります。
- 例年の見頃:10月中旬頃~11月頃
「アスピア玉城」のコスモス畑の特徴は、コスモス畑の中に登場する白いブランコや可愛いキャラクターのオブジェです。
特に白い木製ブランコは大人気で、晴れた日にはブランコに座って写真を撮る人で賑わいます。
さらに、アスピア玉城のコスモス畑の中には、畑の中でも歩きやすいように金属製の足場で通路が設けられているもの嬉しいポイント。
コスモスに埋もれたような写真を簡単に撮ることができるので、コスモスと人物を一緒に可愛く撮りたい方におすすめです。
また、同じ場所で、夏にはひまわり畑、冬には菜の花畑が楽しめますので、シーズンごとに変わる風景を楽しむと、きっと素敵な思い出になること間違いなしです。
お店名
アスピア玉城
住所
〒519-0438 度会郡玉城町原
電話番号
0596-58-8686
ホームページ
営業時間
9:30~18:00
定休日
不定休
アクセス
2.なばなの里
次にご紹介するのは、桑名市にある「なばなの里」です。
なばなの里は、日本最大級の花のテーマパークとして有名ですが、4.3ヘクタールという広大な「花ひろば」に約150万本ものコスモスが咲き乱れる光景はまさに絶景です。
- 例年の見頃:9月下旬頃~11月上旬頃
こちらのコスモス畑は、ピンク色や白色のコスモスだけでなく、オレンジ色の花が印象的な「キバナコスモス」も楽しむことができるのが最大の魅力。
人気スポットですが、花畑が広大なので他の見物客と密集することなく、好きな場所でゆっくりとコスモスを楽しむことができるが嬉しいですね。
さらに、コスモスが咲き誇る花広場では、日没から閉園までの間にライトアップが実施されており、夜はさらに魅力いっぱいのコスモス畑と変身します。
「花ひろば」にはコスモスを囲むように咲く約8,000株のダリアも同時期に見頃を迎え、ベゴニアガーデン内のバラ園ではバラまつりが開催されるなど、なばなの里では秋の花を思う存分楽しめます。
なばなの里内の花々の開花状況については、なばなの里公式HPをチェック。
お店名
なばなの里
住所
〒511-1144三重県桑名市長島町駒江漆畑270
電話番号
0594-41-0787(9:00~21:00)
ホームページ
https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html
営業時間
10:00~21:00
定休日
年中無休(HP要チェック)
アクセス
3.志摩市観光農園
続いて志摩市にある「志摩市観光農園」をご紹介します。
志摩市観光農園といえば、夏のひまわりが有名ですが、秋には約3万~4万株の赤色やピンク色、白色のコスモスで鮮やかに彩られます。
- 例年の見頃:10月中旬頃~11月上旬頃
このコスモス畑は、なだらかな丘の斜面に沿ってコスモス畑が広がっているのが特徴です。
また、コスモス畑の中央に防草シートが敷かれた広い通路が走っているため、とても散策しやすい花畑のため子どもがいる家庭でも安心。
志摩市観光農園は、開園時間が午前9時から午後4時までとなっており、他のコスモス畑に比べると早く閉園してしまうので注意が必要です。
夏のひまわり畑と同じ場所にコスモスが咲くため、運が良ければひまわりとコスモスを一緒に見れるかもしれません。
また、2023年からコスモス畑の隣の斜面一面にコキアが植えられているため、赤く紅葉したコキアとコスモスを一緒に楽しむことができる贅沢なスポットへとパワーアップしました。
志摩観光の際には是非立ち寄ってみてください。
最新のコスモス開花状況は、志摩市公式HPをチェック。
お店名
志摩市観光農園
住所
〒517-0213 三重県志摩市磯部町穴川511-55
電話番号
0599-44-0001(志摩市)
ホームページ
https://www.city.shima.mie.jp/kakuka/sangyoshinkobu/norinka/5811.html
営業時間
9:00~16:00
定休日
年中無休
アクセス
4.とことめの里一志
続いては、津市一志町の健康福祉多目的施設「とことめの里一志」のコスモス畑です。
こちらは地元の住民団体の方々が広い畑を利用して20年以上にわたってコスモス畑を管理・運営しており、地元の方々によって守られているコスモス畑です。
- 例年の見頃:10月中旬頃~11月上旬頃
高台に位置する「とことめの里一志」の駐車場からコスモス畑に向かうと、眼下にカラフルなコスモス畑が広がります。
上から見下ろす鮮やかな大パノラマはまさに圧巻で、コスモス畑へ降りるまでの道中から美しい風景を楽しむことができます。
さらに、コスモスの見頃が近づくと「どこにでも行けるようなドア」や人気キャラクターの顔ハメパネルなどが登場します。
インスタ映えスポットとして家族連れやカップルに大人気の「どこにでも行けるようなドア」はいくつも設置されていましたが、どのドアも大賑わいだとか。
お店名
一志温泉やすらぎの湯
住所
津市一志町井関1792
電話番号
059-295-0111
ホームページ
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000012002/index.html
営業時間
10:00~21:00
定休日
毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス
5.斎宮跡
他のコスモスとは一味違った楽しみ方ができるのは、多気郡明和町にある斎宮跡のコスモス畑です。
三重県多気郡明和町に所在する日本遺産「斎宮」とは、伊勢市と松阪市の間に位置する明和町内に所在し、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」の宮殿があった町です。
幻の宮とされる斎宮跡は現在、「斎宮歴史博物館」や「さいくう平安の社」等の施設があるだけではなく、四季を感じる花の名所ともなっています。
歴史ある史跡や走り抜ける電車と一緒にコスモスを楽しむことができるのは、ここだけの魅力です。
- 例年の見頃:10月中旬頃~11月上旬頃
斎宮跡のコスモス畑は、史跡内の至るところで出現するのが特徴で、様々な構図でのコスモスを楽しめます。
また、斎宮跡には近鉄「斎宮駅」が隣接しており、電車でのアクセスもとても良いです。
斎宮跡のすぐ横を近鉄の電車が走り抜けるため、電車と一緒に撮るコスモスがとても人気です。
斎宮跡のコスモス畑が特に美しいのは、夕暮れ時です。
夕日に照らされたコスモス畑は、昼間とは違って一気に幻想的な雰囲気になります。
また、コスモスの花びらはとても薄いため、逆光でも太陽の光が透けて花びらがキラキラと輝いて見えるため、写真映えも抜群です。
お店名
国史跡斎宮跡
住所
〒515-0321 多気郡明和町斎宮
電話番号
0596-52-7138
ホームページ
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/
営業時間
9:30~17:00
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス
6.菰野町 田光
次にご紹介するのは、菰野町の田光地区に広がるコスモス畑です。
こちらでは、ピンクのコスモスだけでなく、白色や黄色、濃いピンク等の珍しいコスモスが楽しめます。
- 例年の見頃:10月上旬頃~11月上旬頃
こちらのコスモスは休耕田を利用して植えられており、年によってコスモス畑の位置が変わるのが特徴です。
2023年は菰野町朝上地区コミュニティセンター付近でコスモスを見ることができるそうです。
お店名
菰野町 田光
住所
三重郡菰野町三重郡菰野町内 休耕田
電話番号
059-391-1129 (菰野町役場観光産業課観光商工推進室)
ホームページ
https://www2.town.komono.mie.jp/www/contents/1001000001075/index.html
営業時間
要問合せ
定休日
要問合せ
アクセス
7.松阪 星合町
最後にご紹介するのは、松阪市星合町の休耕田に咲くコスモスです。
昨年の2022年は、一部自由にお花を摘み取ることができるコスモス畑も用意されており、見るだけでなく摘み取り体験もできたようです。(2023年は未定)
- 例年の見頃:10月下旬頃~11月下旬頃
こちらは星合環境保全協議会により育てられた、星合町の休耕田に広がるコスモスの畑です。
2023年はキバナコスモスが植えられており、その横にはヒマワリの花も楽しむことができます。
また、コスモス畑を上から見下ろせるように、ひまわり畑とコスモス畑の間には少し高い足場があり、花畑を見下ろせるという一味違った楽しみ方ができるのも嬉しいポイント。
さらに、「星合町コスモス畑・ひまわり畑」は駐車場料金も入場料も一切かかりませんので、是非手軽に楽しんでみてください。
お店名
松阪市星合町休耕田
住所
松阪市星合町
電話番号
0598-23-7771
ホームページ
https://www.matsusaka-kanko.com/
営業時間
要問合せ
定休日
要問合せ
アクセス
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、三重県にある絶景コスモス畑を厳選して7つご紹介しました。
秋の風物詩とも言えるコスモス。
本格的なコスモス畑から、町の方々によって守られているコスモス畑まで、様々なコスモス畑が三重県にあることが分かっていただけたかと思います。
今しか見れない美しい景色を、是非実際に見てみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。