津市高茶屋にある”MOTTAINAI屋”-【井村屋】の商品をお得に楽しむ

「あずきバー」や「肉まん」で有名な【井村屋】、実は三重県の企業だって知っていましたか?

本記事は、井村屋がSDGsの一環で行っている”MOTTAINAI屋”についてご紹介する記事です。

規格外商品をアウトレット価格で提供されているので、お試ししてみたい商品があれば覗いてみてはいかがでしょうか。

いつ、どこで開催されてるの?といった疑問から、【井村屋】についてもこちらの記事でご紹介していきたいと思います。

【井村屋】の魅力にたくさん触れて、三重県企業を応援しましょう♪

井村屋ってどんな会社?

出典:井村屋公式HP

現在は三重県津市に本社を置いている井村屋グループ株式会社。

お菓子や冷蔵・冷凍食品、調味料やアイスクリームまで幅広く製造されていますが、どういった会社なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

菓子舗「井村屋」の誕生(1896年)

1896年に三重県飯南郡松阪町(現在の松阪市中町)で、井村和蔵氏が菓子舗「井村屋」の名前で、あずきを使ったようかんを売り出しました。
井村氏は米相場で失敗し、全く経験のなかった和菓子製造に興味を持ち、「なんか作れそうな気がする」と言う理由だけで、ようかんを作り始めたそうです。(面白いですよね!)

出典:井村屋公式HP

ようかんに続き、次々と和菓子の大ヒット商品を生み、井村屋の名声を高めていきました。井村屋の「あん」は自家製であり、味と品質にこだわる井村屋の伝統のはじまりとなりました。

肉まん・あんまんの登場(1964年)

現在では井村屋を代表する、主力商品の「肉まん・あんまん」

出典:井村屋公式HP

実は夏場は売れ行きが良いアイスキャンディー売り場の「冷凍ケースを冬でも生かせるように」と考えた商品だったそうです。

そこで冷凍ケースとスチーマー(蒸し器)を使って、出来立てホカホカの肉まん・あんまんを販売するといったスタイルを打ち出し、これが全国で大人気に!一気に肉まん・あんまんの【井村屋】として定着したのでした。

この販売方法は、今や冬のコンビニエンスストアで見ない日はないですよね。白い息を吐きながら、部活帰りに食べた青春の味です。

あずきバーの発売(1973年)

出典:井村屋公式HP

当時、井村屋は和菓子屋としての認知が強く、またアイス市場では後発組だったため苦戦していました。そのため他社との違いを図るべく、

「井村屋が得意とする”ぜんざい”を固めて、アイスにできないか」

といった発想から、あずきバーの商品開発に取り組んだそうです。工夫を重ねた末に出来上がったあずきバーは、その後も時代やお客様の嗜好に合わせて改良を続けながら、井村屋を代表するロングセラー商品へと成長を遂げました。

無駄なものが入っていないから、安心して子どもに食べさせられるアイスだと、近所にあった駄菓子屋のおばあちゃんからよく聞いたものです。

新コーポレートマークの制定(1990年)

井村屋は、「母と子」の「楽しい味作り」をテーマに、素材を厳選し、伝統と先端の技術を融合させながら、家庭における「食」を通じて手軽な楽しいひと時を提供してきました。こういった井村屋の経営理念・企業姿勢を具現化したのがこちらのコーポレートマークです。

出典:井村屋公式HP

「i」を人に見立てて「母と子」の楽しいひとときを表現し、人と人とのつながりを大切にする井村屋グループの姿勢を表しています。またコーポレートカラーの「赤」は母と子のきずなを、「青」は安全で安心できる品質を、「黄」は楽しい商品・サービスを生み出す独創性を象徴しています。

今まではなんとなく見ていた井村屋のマークでしたが、裏側を知るとより親しみを感じられますね。

7月1日「あずきバーの日」制定(2007年)

日本には昔から、旧暦の1日と15日にあずきご飯を食べる習慣がありました。

1日は月が膨らみだす新月、15日は丸くなった満月を祝って、お赤飯を炊いたそうです。
あずきは、食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、生命を守るさまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。

つまり、月の満ち欠けのタイミングで健康を意識する習慣が伝えられてきたのは、稲作を生業としてきた日本人の知恵だったといえます。

この良き風習を今の時代へ継承していくため、また健康に過ごしてもらいたいという思いから、あずきの製品を多く取り扱っている井村屋グループは「毎月1日はあずきの日」として制定して、日本記念日協会に認定されました。

さらに、あずきをたっぷりと使用した「あずきバー」を食べて暑い夏を乗り切ろう!と、本格的な暑さを迎える7月1日を「井村屋あずきバーの日」として制定しました。
(2007年7月31日 日本記念日協会より認定)

井村屋のロングセラー商品は?

ゆであずき
あずきは北海道産を100%使用していて、長年培ってきた独自の製法で、あんを出しながらも粒感たっぷりのゆであずきに仕上げられています。ぜんざいやかき氷・ホットケーキのトッピングなど様々な用途で美味しくいただけます。

あずきバー
アイスながらも、まろやかな風味と独特の粒感が引き立っていて、贅沢にあずきが使われている甘さ控えめのアイスバー。あまりの硬さにたびたび話題になり、公式HPでも「歯を傷めないように」との注意書きがあるほど。元々添加物は基本的に使っていませんでしたが、唯一使っていた着色料も廃止されて、安定剤・着色料・香料を一切使用しない、より安心して食べられるアイスになりました。

肉まん・あんまん
発売当時は中華まんの一種だった肉まん・あんまんも、井井村屋ならではのアイデアで、中身のあんを日本風の味で販売を始めました。中華風なものにこだわらず、和風やイタリア風、インド風など様々な特色ある商品を提供し続ける姿勢が、ロングセラー商品に成長していった秘訣かもしれません。

出典:井村屋公式HP

その他商品(一部紹介)

えいようかん
5年6ヶ月の長期保存を可能にし、防災備蓄用商品として好評。「あずきの栄養価とようかん」とをかけた商品名です。
パッケージに「ようかん」と点字で案内している点、災害用伝言ダイヤル171の利用方法を記載した点、水がなくても食べやすくなっている点などユニークなアイデアの詰まった商品になっています。

やわもちアイス
一口サイズの「おもち」、井村屋の強みの「あん」、「ミルクアイス」を合わせた本格的な和スイーツ。様々なフレーバーで展開されています。
※画像は季節限定商品となっています。

お餅付きぜんざい
電子レンジで簡単に調理できます。
うす切りの角餅が2枚入った満足感のある、1人前タイプのカップ入りぜんざいです。北海道産の小豆・砂糖・塩を使用し、風味豊かに仕上げられています。
作ろうと思うと結構な量になるので、1人分が手軽に食べられるのが嬉しい!

出典:井村屋公式HP

三重県内スイーツショップ【井村屋】

ソフトアイスクリーム&スイーツ店 WaiWai(イオン津南)

出典:公式HP

イオン津南1階にある「ソフトアイスクリーム&スイーツ店 WaiWai(ワイワイ)」は、実は井村屋のスイーツショップなんです。特徴は以下の通り。

  • 地元三重県の牛乳を使用
  • ワッフルコーンは1枚ずつ手焼きスタイル
  • 豊富なトッピングから自分好みにカスタマイズ

ワッフルコーンは手焼きならではの香ばしさで、三重県産牛乳で作られたクリームのなめらかさを一層引き立てるカリカリ、サクサクとした食感を味わえます。

そして、その日の気分でトッピングを選べるといった楽しさも味わいながら、お好みのソフトクリームを作ってくださいね。

組み合わせは1000種類以上になるそうですよ!

ちなみに店頭では、井村屋株式会社が展開している「Anna Mirrer’s(アンナミラーズ)」「La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー)」の商品も販売しています。

お店名

ソフトアイスクリーム&スイーツ店 WaiWai

住所

〒514-0817 三重県津市高茶屋小森町145番地
イオンスタイル津南内1階 (専門店北入口すぐ)

電話番号

ホームページ

https://www.imura-kk.co.jp/waiwai/#order

営業時間

10:00~21:00

定休日

イオンモール津南に準ずる

アクセス

ここまでは井村屋さんが

「守るべき伝統を守りながら、常に挑戦し続けている」

会社なんだと知ることができた情報をお伝えしてきました。

筆者は、井村屋さんのカステラやあんまんが昔から大好きでしたが、会社について知れば知るほど応援し続けたい!と強く感じました。


お客様だけでなく社員の意欲も大切にしている井村屋さんでは、採用情報も載っていますので、興味のある方はぜひ公式HPの採用情報をご確認くださいね。


さてさて、お待たせしました。


これからが本記事のメインテーマ、MOTTAINAI屋さんの情報になります。

MOTTAINAI屋情報

出典:イムラ公式HP

井村屋では2006年からSDGsの一環として、規格外商品をアウトレット価格で提供されています。

規格外商品とは?
品質や味には全く問題ないけれど、さまざまな理由(大きさのバラツキや敷紙のズレ等)から規格外となり流通されない商品のこと

口コミから広がり、現在も多くの人が訪れています。

筆者もこちらの店舗の存在を知ったのはつい3年ほど前になります。

倉庫のような外観で、スーパーと違った雰囲気のある空間にワクワクしてしまいます♪

出典:イムラ公式HP

MOTTAINAI屋はどこにある?

国道165号線を少し中に入った、井村屋本社工場の向かい側にあります。

社員用駐車場の一角に建っていて、倉庫のような建物が店舗となっています。

道から見るとコインランドリーの裏側にあるので、社員駐車場の看板を目印に入りましょう。

MOTTAINAI屋はすぐに入れる?

土曜日の9:00~13:00に開催されています。

たまに開催されていない週もあるので、必ず開催予定日は公式HPにてご確認ください。

出典:Xよりトップさん様@top_san25

現在では、朝8:00から入場整理券を配布しています。(以前は整理券はなく、並ぶ形でした。)

筆者が訪れた10時半頃は、人数は落ち着いていて、整理券をもらっても15分後くらいには入場できました。しかし、「朝早く行ったけど、かなりの行列だ」という口コミもあります。

待ち時間はちょっと外に出ようかな1という方には、整理券に目安時間が書いてありますので、そちらを参考にしてくださいね。(少し早まる可能性があります。)

  1. 近くで行ける場所が、朝の時間帯ということもあって思いつきません。 ↩︎

また訪れる時間が遅くても、売り切れの商品は出てきますが全く何も買えないということはないので、ご自身の買い物意欲に合わせてご来場ください。

ちなみに12:00~13:00は整理券なしで入場できます。

筆者が訪れた当時は「現金のみ」の支払いでしたので、ご留意ください。

入場時間が近づいたら、雨の日でも15名ほど入れる屋根付きテントで待つことができます。

MOTTAINAI屋で売っている商品は?

出典:Xより風に吹かれて《ふぅちゃん》様@20211111KAZE/トップさん様@top_san25/心Kocolo@Odin様@sakurashin2020

屋根付きテントのところで、今日の販売品が貼り出されています。

筆者の大好物であるカステラとあんまんは必ず購入します!
(※画像の頃と価格が変動している可能性があります)

初めて訪れたときの印象は、価格を見てそこまで安くないかも?と思いましたが、

あんまんの商品で言うと、規格外商品の小ぶりなサイズが食べやすくて、かつ少しでもお得感があるのが嬉しくて、ついつい買いに行ってしまいます。

みなさんのおススメの商品があれば教えてくださいね!

ちなみに・・・
アレンジレシピが井村屋公式HPや各SNSで紹介されていますので、
買いすぎた方やちょっと手を加えてみたいといった方はぜひ挑戦してみてください♪

店舗情報

お店名

MOTTAINAI屋-井村屋

住所

〒514-0819 三重県津市高茶屋五丁目6番1号

電話番号

059-234-2080

ホームページ

https://www.imura-kk.co.jp/business/#mottainaiya

営業時間

土曜日 9:00~13:00
※8:00から整理券を配布しています。

定休日

土曜日のみ営業(上記HPよりご確認ください)

アクセス

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menou

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三重県で生まれ、学生時代は特に三重県の魅力に意識することなく過ごしてきました。 大阪に出て10年近く生活していたけれど、三重の程よい自然が恋しくなりUターンすることに。 三重県民がより活き活きとした生活を送れるように、情報を発信していきます♪

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