【幻想的な空間】11月9日より開催!そうぶんの竹あかり2023へ行こう!日程や見どころ・周辺グルメをご紹介
「そうぶんの竹あかり」とは、三重県津市にある三重県総合文化センターで行われる秋の恒例行事で、幻想的な竹あかりを楽しむことができる魅力的なイベントです。
筆者も昨年参加しましたが、竹あかりならではの柔らかな灯りに囲まれて、秋の夜をゆったりと過ごすという素敵な時間を過ごすことができます。
本記事では、イベントの日程やアクセス情報、竹あかりの楽しみ方から、周辺の津グルメも併せてご紹介します。
一年の中でも過ごしやすい気候の秋こそ、幻想的な世界を体験しに、今年は津に足を運んでみませんか?
「そうぶんの竹あかり」とは?
「そうぶんの竹あかり」は、三重県津市にある三重県総合文化センターで開催される、幻想的な竹あかりを楽しむことができる、秋の恒例行事です。
竹あかりが照らし出す秋の夜は、まるで夢のような美しさを醸し出し、最近ではその魅力に県内外問わず多くの人々に愛されるイベントとなっています。
カップルはもちろん、家族や友達と一緒に行って、あの素敵な空間を共有するだけで、お互いの仲がぐっと縮まるような気持ちになること間違いなしです。
2023年テーマは「想像の翼」ー美しき地球の光の子ー
2023年で7回目を迎える「そうぶんの竹あかり」、今年のテーマは「想像の翼」です。
「荒れた竹林から竹を切り出し、竹あかりとして再び命を吹き込む。人と人、人と場を繋げる力をもつ竹あかりを通して、豊かな社会を創造する。」を理念に掲げ活動を行う、canaarea (カナエリア)が制作・演出をしています。
今年はcanaareaで活躍される竹あかり作家・演出家 川渕 皓平さんの世界観が楽しめる舞台となっています。
徐々に日常が戻り、人と近くで過ごしやすくなってきた2023年は、「人と共に過ごす喜びや楽しみを表現しつつ、今までの竹あかりのイメージを覆し、また違った表現に挑みたい」そんな運営の想いが込められた舞台です。
それぞれが違いを認め合い、許容しあえる優しい世界。ひとりひとりが光輝くかけがえない存在。そんな世界を、今年は竹あかりで感じることができるはず。
開催日程・開催時間
2023年の「そうぶんの竹あかり」は以下の日程で開催されます。
- 2023年11月9日(木)~26日(日)
- 月曜日(11/13、11/20)は休館日のため注意
ライトアップは17:00~21:00で行われ、観覧は無料です。また、雨天でもイベントは開催されます。
開催場所は「そうぶん」
開催場所は、例年同様「祝祭広場」で、そうぶん(三重県総合文化センター)の中央の広場です。
正面からだけでなく、2階回廊からも鑑賞できるなど、さまざまな視点から竹あかりを楽しむことができます。
また、「そうぶん」とは「三重県総合文化センター」の略で、様々な施設が集まっている建物です。
建物は、①大ホールのある文化会館棟、②県立図書館などのある生涯学習センター棟、③男女共同参画センター棟の大きく3つに分かれています。
その建物群に囲まれた中央の広場が「祝祭広場」と「知識の広場」の2箇所に分かれており、竹あかりは祝祭広場がメイン会場となります。
また、知識の広場はフレンテみえ、生涯学習センター側の中庭部分です。
アクセスと駐車場
三重県総合文化センターの最寄り駅は、津駅で、近鉄名古屋線、JR紀勢本線、伊勢鉄道から比較的アクセスしやすい位置にあります。
公共交通機関の場合
東京からの場合、東海道新幹線を東京駅から名古屋駅まで約110分で乗り継ぎ、名古屋から近鉄線またはJR在来線に乗り換え、特急を利用して約60分で津駅西口に到着します。
名古屋からの場合、近鉄名古屋線またはJR在来線を利用して、特急を使って約60分で津駅西口に到着します。
大阪(なんば)からだと、大阪難波駅から近鉄名古屋線を特急で約110分で津駅西口に到着します。
津駅からは、三重交通バス「総合文化センター行き・夢が丘団地行き(系統番号89)」に乗車し、バス停「総合文化センター前・総合文化センター」で降車します。
津駅から三重県総合文化センターまで徒歩の場合、距離は1.8km、所要時間は約24分です。
自動車の場合
国道23号の信号機「県庁前」から約2.8km、所要時間は約10分です。
ナビに三重県総合文化センターの代表電話番号(059-233-1111)を入力すると便利です。
また、伊勢自動車道の「芸濃IC」からは約15分、「津IC」からは約10分です。
イベントが開催される日は、駐車場が混雑して入れなくなってしまう可能性もあるため、自動車で来館する際は、事前に駐車場の利用可能状況を確認しておくと安心です。
「そうぶんの竹あかり」の楽しみ方
ここからは、「そうぶんの竹あかり」の楽しみ方をご紹介します。
「そうぶんの竹あかり」は、週末は混雑が予想されますので、可能であれば平日に訪れるのがおすすめです。
特に美しい景色を写真に収めたい!という方は、平日だと周囲の映り込みを気にせず撮影できるかもしれませんね。
入口正面
まずはメインエントランスの正面階段です。
筆者も昨年初めて訪れた際、この正面の幾何学模様のオブジェクトの美しさはとても印象に残っています。
クリスマスなどによく見られるイルミネーションとは一味違い、上品で高貴な雰囲気が感じられ、思わず見とれてしまいます。
また、入口正面ということもあり、はじめて見るこの「竹あかり」の美しさには多くの人が黙り込んでしまう程、素晴らしい光景が広がっています。
メイン
正面の階段を上がると祝祭広場が広がります。
壮大な竹あかりの空間には、思わず息を飲み、圧倒されてしまうはずです。
自然の竹と人工の光、この二つが織りなすこの景色には、筆者も涙が出そうなくらい感動しました。
写真でも十分美しいですが、是非実際に皆さん自身の目で見ていただきたいです。
2階回廊デッキ
そして一番のおすすめポイントは、祝祭広場と知識の広場の間にある螺旋階段を上ったところにある2階の回廊からの景色です。
特に正面から見渡せる位置が、正面階段のオブジェも一緒に入ってとても綺麗です。
このスポットが最も写真映えする場所でもありますので、是非ここで素敵な思い出を残してみてください。
竹あかりを手掛けるアーティストを知る
竹あかりの作品は見るだけでも十分楽しめますが、作品を手掛けるアーティストを知ると、より深く楽しむことができます。
今年の演出は、canaarea(カナエリア)代表の川渕皓平さんが手掛けています。
- <プロフィール>
- 川渕皓平さん
- canaarea(カナエリア)代表
- 1985年奈良県生まれ
- 現在は三重県伊賀市在住
川渕皓平さんは、2016年5月に開催された「伊勢志摩サミット」で会場を彩り、一躍有名になりました。
2017年12月には台湾・台東県内に滞在して芸術交流を行う台東県政府文化処主催の「日台芸術家交流事業」に選出され、書道家 伊藤 潤一さんと共に台東県にて芸術交流活動を行うなど、海外でも活躍されています。
- <竹あかりを演出した場所・イベント>
- 橿原神宮神武祭
- 高田本山国宝記念
- 外宮さんゆかたで千人参り
- 外宮奉納舞台
- 有松みちあかり
- 中部国際空港セントレア
- 白浜アドベンチャーワールド 他
このように様々な場所、イベントで竹あかりの演出を手掛け、2020年には三重県文化新人賞を受賞し、さらに、国内外の竹あかり作家が演出を競う「第一回竹あかり審美会」にて最優秀賞を獲得しました。
輝かしい経歴を持つ一方で、普段は竹あかりの魅力を伝えるため、各地で竹あかり作りの体験ワークショップも行っています。
こんな三重県にゆかりのある川渕さんが、今年は「そうぶんの竹あかり」を優しく、美しく彩っています!
関連イベントにも参加しよう
「そうぶんの竹あかり」開催に伴い、各種関連イベントも開催されていますので、是非関連イベントにも参加してみてください。
総文パープル・ライトアップ2023
「総文パープル・ライトアップ」では、「女性に対する暴力をなくす運動」のシンボルであるパープルリボンと「そうぶんの竹あかり」がコラボレーションして、竹あかりがパープルにライトアップされます。
- <イベント概要>
- 開催日程:11月9日(木)~11月26日(日)
- 開催場所:知識の広場
- テーマ:内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」
毎年11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間としています。
多くの女性が暴力に悩んでいるという現実がある中で、「あなたは悪くない。ひとりで悩まず、まずは相談してほしい。」そんな想いが竹あかりに託され、美しくパープルにライトアップされます。
生演奏 weekend竹あかりカフェ
さらに、今年は週末にカフェも登場予定と、イベント目白押しです!
生演奏のBGMと温かい飲み物を片手に、のんびりと竹あかりの世界に浸る素敵な時間が過ごせます。
- <イベント概要>
- 開催日程:11月12日(日)、19日(日)、25日(土)
- 開催場所:祝祭広場
全3日間で計7店舗のお店が出店予定です。
ホットドッグやたいやき、ドーナツやヤンニョムチキンなど、三重県各地から色々なお店が出店されますので、是非、竹あかりカフェにも立ち寄ってみてくださいね。
アートショップMikke「おでかけカフェMikke」
昨年も大好評だった、アートショップMikkeと竹あかりのコラボが今年も実現します。
アートショップMikkeは、文化会館1階にあり、音楽雑貨や三重県の伝統工芸品など扱うショップです。
「発信」「発見」をテーマに、「いいもの」を「みつけ」てほしいという思いを込めた、「Mikke(みっけ)」いうとても素敵な名前のこのお店からは、紅葉が美しい茶室で「カフェMikke」を営業します。
是非「カフェMikke」で至福のひとときを楽しんでみてください。
イベント詳細は、Mikkeの公式インスタグラムよりチェックください。(公式インスタグラムはこちらをクリック)
イベントの締めは津グルメ!
イベント後は、せっかくなので津のグルメを楽しんでいくのはいかがでしょうか。
「そうぶんの竹あかり」イベントが開催される三重県総合文化センター周辺の人気店をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
氷花餃子 津新町店
まずご紹介するのは、津市南丸の内にある「氷花餃子 津新町店」です。
三重県総合文化センターからは、車で約12分の距離です。
よく「津餃子のお店」としてテレビで紹介される程、餃子が人気の中華料理店です。
一番人気は、もちろん看板メニューの津餃子です。
津ぎょうざは、普通の餃子の二倍以上大きいというのが一番の特徴。
一見ただの巨大な餃子ですが、実際に食べてみると脂っこさは少なく、サクサクの皮の中に豚肉とニラがたっぷり入って、味は濃いめと思いきや意外にさっぱりです。
筆者も訪れたことがありますが、ここの津餃子は、本当にジューシーで想像を超える美味しさで感動しました。
そんな津餃子の由来は、1985年頃、津市教育委員会の栄養士と学校栄養職員によって学校給食用メニューとして考案されたのが始まりと言われています。
一品で子ども達に必要な栄養素がたくさん摂れること、給食室で手づくりできること、なにより子ども達がワクワクするメニューであることなどを条件に開発されました。
今では津餃子は津を代表するグルメになり、子どもだけでなく大人もワクワクしてしまう、そんなみんなに愛される地元料理となりました。
来店した際は、是非定番メニュー「津餃子」を注文してみてください!
お店名
氷花餃子 津新町店
住所
〒514-0034 三重県津市南丸の内16−16
電話番号
0592736088
ホームページ
https://hyokagyoza-tusinmachi.business.site/
営業時間
11:00~14:30/15:00~23:30
定休日
年中無休
アクセス
うなふじ
次にご紹介するのは、高野尾町にある「うなふじ」です。
三重県総合文化センターからは、車で約11分の距離です。
うなふじは、三重県ナンバーワンといっても過言ではない程のうなぎの有名店で、連日開店前に行列ができます。
何といってもうなぎの味は抜群に美味しく、価格もお手頃なのが人気の理由です。
熱々のご飯の上に乗るうなぎはとても高級感があり、一度食べたら必ず「もう一度食べたい!」と思ってしまう一品です。
そして何よりもそのお手頃な価格!
- うなぎ丼 並(3切れ)1,320円
- うなぎ丼 上(4切れ)1,760円
- うなぎ丼 特(5切れ)2,200円
- 税込、2023年10月時点
こんなに美味しいのに値段もお手頃だと、長蛇の列ができる理由も納得できます。
そしてうな丼はもちろんですが、筆者のおすすめは肝焼きです。
肝焼きは数量限定のため、早い時間に売り切れになってしまうことが多いですが、せっかく行くなら開店前に早めに並んで、是非肝焼きも食べてみてください。
お店名
うなふじ
住所
〒514-2221 三重県津市高野尾町633−29
電話番号
0592300093
ホームページ
https://tabelog.com/mie/A2401/A240101/24000800/dtlphotolst/4/smp2/
営業時間
11:00~13:30
定休日
火曜日
アクセス
すみれ 津本店
最後にご紹介するのは、雲出本郷町の23号線沿いにある「すみれ」です。
三重県総合文化センターからは、車で約25分の距離です。
すみれは、「美味しい野菜を使った味噌ラーメン」が売りの、行列のできるラーメン店です。
看板メニューは、もちろん味噌ラーメン!
自慢の味噌ラーメンは、これまで何度も改良を重ね、白味噌、赤味噌、背脂、秘密のチーズなど、こだわった原料と割合で作られた最高傑作だとか。
にんにくは使用していないにも関わらず、がつんとくる満足感は「すみれ」ならではの魅力です。
コクのあるスープ、分厚く食べ応えのあるチャーシュー、そしてまろやかなスープは津市で一、二を争うほどの素晴らしい味噌ラーメンです。
人気店のため行列ができることも多々ありますが、待つ価値は十分にありますので、是非一度足を運んでみてください。
お店名
すみれ 津本店
住所
〒514-0304 三重県津市雲出本郷町556−1
電話番号
0592347886
ホームページ
http://smile-holdings.com/home/
営業時間
11:00~14:00
18:00~21:00(木、金)
17:30~21:00(土、日)
定休日
月曜日
アクセス
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、三重県総合文化センターで開催される秋の風物詩「そうぶんの竹あかり」をご紹介しました。
また、周辺の津市のおすすめ店もご紹介させていただきました。
普段あまり目にかかることのない「竹あかり」が織りなす幻想的な光景を、是非実際に目で見てみてください。
また、2023年も様々な関連イベントが予定されていますので、これらのイベントにも参加して、「そうぶんの竹あかり」をより一層楽しんでみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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