【伊勢志摩エリア】知る人ぞ知る！三重県の穴場スポット10選【2024年最新】

今回は、三重県伊勢志摩エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介します。

伊勢志摩エリアと言えば、伊勢神宮やおかげ横丁、鳥羽水族館など、全国的に有名なスポットが点在しています。

しかし、これらだけでなく、三重県にはもっとたくさんの魅力があります！

今回は有名観光スポットではなく、三重県に住む筆者がおすすめする「三重県の穴場スポット」に焦点を当ててご紹介します。

三重県にお住まいの方でも「そんな場所があるんだ！」「行ってみたいな」と思っていただける内容になっていますので、是非最後までご覧ください。

三重県伊勢志摩エリアとは？

「三重県伊勢志摩エリア」とは、その名の通り三重県伊勢市、志摩市の近辺に位置する以下の市町が対象です。

• 伊勢市
• 玉城町
• 度会町
• 鳥羽市
• 志摩市
• 南伊勢町

「お伊勢さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮をはじめ、リアス海岸が織り成す景観を楽しめる伊勢志摩国立公園、伊勢海老や松坂牛といった高級食材も豊富なため、三重県有数の観光スポットが集まるエリアです。

2016年には先進国首脳会議（サミット）が開催され、日本だけでなく、海外からも人気を集めました。

また、この伊勢志摩エリアは「御食国」と呼ばれていた歴史を持つなど、豊富な海の幸に恵まれ、漁業や水産業、農業などが盛んな地域です。

独自の文化を育んできたことでも知られ、「鳥羽・志摩の海女漁の技術」は、国の重要無形文化財に指定されています。

三重県の穴場スポット10選＜伊勢志摩エリア＞

それではここからは、そんな三重県伊勢志摩エリアの穴場スポットをご紹介します。

有名な観光地からすぐアクセスできるスポットもありますので、三重旅行に来た際に、是非合わせて足を運んでみてくださいね。

１．面白展望台 (鳥羽市)

まずご紹介するのは、鳥羽市にある「面白展望台」です。

このインパクトのある名前の展望台は、ここから見えるリアス海岸の眺めはとても美しく、畔蛸町、相差町、太平洋などを望むことができる穴場スポットです。

日中だけでなく、夜は星が綺麗で、星空スポットとしても人気です。

志摩と鳥羽を結ぶパールロードの途中にあり、駐車スペース、トイレもあるので伊勢志摩ドライブの小休憩にも便利です。

写真撮影スポットとしてもぴったりなので、フォトジェニックな絶景写真を撮影しに是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

２．ともいきの国　伊勢忍者キングダム (伊勢市)

次にご紹介するのは、伊勢市にある「ともいきの国　伊勢忍者キングダム」です。

伊勢忍者キングダムは、安土城を中心に江戸時代の情緒ある町並みが広がり、忍者や町娘が行き交う歴史と文化を体感できるテーマパークです。

忍者アクションショー「大忍者劇場」や笑いあり涙ありの「山田奉行所」などライブ感覚で楽しめる劇場も観賞でき、大人から子どもまで楽しめる多彩な施設が立ち並びます。

人気のリアル謎解きゲームは、キットに書かれた指示・問題を解きながら進む園内を歩きまわって答えを解決しゴールに近づいていくゲームです。マニアはもちろん、初めてという方でも楽しめます。

親子で楽しめるアスレチック「忍者森のアドベンチャー」も、休日は子供たちの楽しそうな声が響き渡ります。（利用には身長・体重などの諸条件あり）

さらに、美食街では化学調味料や添加物を使用しないことを掟に掲げ、各店舗で使う出汁から手作りしています。

地元を中心に生産者の顔の見える食材を仕入れ、食の安全・安心にも徹底的にこだわっています。

また、温浴施設「安土城下の湯」もオープンし、

• 三重県名湯「榊原温泉」の湯の露天風呂
• 身体に良いと云われるバナナ葉を使った風呂
• 泥炭素風呂
• 超高濃度の炭酸水素イオン泉

など身体を労わる優しいお湯を体感し、じっくり癒せるのも嬉しいですね。

他にも「変身写真館」では、甲冑や姫など本格的な衣装を数多く取り扱っています。

専属の着付けスタッフさんが全て準備してくれますので、自分で用意が必要な物はありません。

「ともいきの国　伊勢忍者キングダム」で、衣装を着て写真を撮ったり村内を歩き回ったり、歴史の時代にタイムスリップしたかのような不思議な体験をしてみてはいかがでしょうか。

３．田丸城跡 (玉城町)

次にご紹介するのは、玉城町にある「田丸城跡」です。

田丸城跡は、野面積みの石垣が美しい南北朝時代の城址であり、三重県指定文化財・史跡として登録されています。

名城として知られる田丸城には、織田信長の次男である織田信雄や、紀州徳川家の家老久野氏など、多くの武将たちが居城しました。

また、北畠親房・顕信父子が玉丸山に城塞を築き、南朝の拠点としたと伝えられています。

春には桜、夏には大賀蓮、秋には紅葉、冬にはライトアップと、一年を通じて美しい景観を楽しむことができます。

特に冬のライトアップは、歴史的価値の高い田丸城跡の石垣や田丸城をイメージした天守閣が照らされ、城跡内の石垣や木々が浮かび上がる様子はとても美しいですよ。

歴史ある田丸城が、長年の時を超えて現在ライトアップされる様子は、お城好きはもちろん、そうでない方も、何か感慨深い感動を感じるはず。

是非一度、一年を通して違う景観を見せてくれる田丸城跡に足を運んでみてください。

４．春雨展望台 (鳥羽市)

次にご紹介するのは、鳥羽市にある「春雨展望台」です。

春雨展望台は、菅崎園地内にある地上高4.5メートル、海抜30メートルの展望台で、牡蠣の養殖が盛んな的矢湾を一望できる立地です。

的矢湾口の北の岬「菅埼」は、鳥羽市最南端であり、南に安乗埼灯台・大王埼を望み、東は太平洋から昇る朝日、西は的矢湾奥に沈む夕日が望める絶好のロケーションです。

そして、春雨展望台には「常永久の鐘」があり、「この自然に誓いたい変わらない心、この鐘を鳴らしたカップルは、永遠に愛が続く」と言われています。

2004年のオープン以来、たくさんのカップルが永遠の愛を求めてこの鐘を鳴らしたことを思うと、何だか感慨深くなってしまいますね。

また、慰霊碑や座礁の記録、相差の海女さんたちが懸命に救助された様子なども記されており、とてもきれいに整備されています。

どこまでも続く地平線を見つめながら、カップルで愛を誓うのも良し、静かに海を見るのも良し、心休まる時間を過ごしてみてください。

５．鵜倉園地 (南伊勢町)

次にご紹介するのは、南伊勢町にある「鵜倉園地」です。

鵜倉園地では、伊勢志摩国立公園特有のリアス海岸の美しい眺めを楽しむことができます。

「あけぼの展望台」「見江島展望台」「かさらぎ展望台」「橘展望台」の４つの展望台があり、あけぼの展望台からは親子大橋、見江島展望台からは2015年恋人の聖地に認定されたハート型の入り江を見ることができます。

また、星空や日の出のスポットとしても知られているため、夜のロマンチックなデートにもおすすめ。

三重県の中でも、ここまで星が綺麗に見えるのは珍しいと言われる程、鵜倉園地から見る星空は圧巻です。

星空好きの方は、県外からも多数訪れるそうです。それだけ見る価値がある景色ということですね。

伊勢志摩特有の地形が織りなす美しい景色と、夜は思わず息を飲む星空を、是非一度実際に見てみてはいかがでしょうか。

６．鎧崎灯台 (鳥羽市)

次にご紹介するのは、鳥羽市にある「鎧崎灯台」です。

鎧埼灯台は、鳥羽市国崎町にある白亜の灯台で、志摩半島の最東端にある鎧崎の突端から、漁師を見守ってきた白亜の灯台で、眼下には紺碧の太平洋が広がります。

古代皇族の倭姫命が訪れた伝承地として知られ、パールロードから国崎方面の道路に入ることでアクセスできます。

また、「伊勢の神崎、国﨑の鎧、波切大王なけりゃよい」と昔から船頭たちに唄われ、海の難所として恐れられている場所でもあります。

残念ながら灯台内には入れませんが、周辺は太平洋を一望できる絶好のオーシャンビューで、岩に波が砕け散る凄まじい様子がみられるのは「鎧崎灯台」ならでは。

比較的人が少なく穴場スポットなので、波音を聞きながらゆっくりと海を眺めて時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

７．千鳥ケ浜海水浴場 (鳥羽市)

次にご紹介するのは、鳥羽市にある「千鳥ケ浜海水浴場」です。

千鳥ケ浜海水浴場は、鳥羽市相差町にある全長500mの白浜ビーチで、透き通るような海水が特徴です。（遊泳期間：例年７月中旬～８月中旬予定）

また、遠浅で、波の静かな「鳥羽10景」に数えられている白砂のビーチであり、三重県民には親しまれている場所でもあります。

パールロードから相差方面の道路に入るとアクセスできるので、ドライブでふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイント。

ビーチ手前には全室オーシャンビューの人気宿「浜の雅亭一井」があり、こちらに泊まってパールロードを１泊２日で巡る旅もおすすめです。

浜の雅亭一井では「あのりふぐ」や「伊勢海老」をはじめとした伊勢志摩の食材料理を堪能できます。

ビーチがすぐ前にあるため、子ども連れのご家族でも楽しめること間違いなしです。

また、夏だけでなく、冬の千鳥ケ浜海水浴場はとても美しく、海が澄んでいる様子は一見の価値があります。

冬の空気が澄んだ天気の良い日には、200km先の富士山が見えることもあります。

伊勢志摩旅行に来た際は、是非、千鳥ケ浜海水浴場へ立ち寄ってみてください。

８．宮リバー度会パーク (度会町)

次にご紹介するのは、度会町にある「宮リバー度会パーク」です。

総面積約12万平方メートルの公園内には、淡緑色も鮮やかな芝生広場やパターゴルフ場、テニスコート、楽しい遊具がいっぱいの子供広場、春には花見客で賑わう桜並木、ウォータースライダーなどを備えた「遊水プール・鏡」などがあります。

この「遊水プール・鏡」は、オゾン浄化システムによる綺麗な水が魅力であり、度会町の市民に親しまれているプールです。（夏季限定）

25mプールや流水プール、渓流プール、幼児プール、２つのスライダーを備えており、南勢地区有数の規模を誇ります。

また、オゾン浄化システム採用によりオゾンで水中のバイ菌や汚れを分解し、きれいな水質を保っている点も、小さな子供でも安心して利用できる高評価ポイントです。

プールだけでなく、宮川を眺めながら軽食や料理を楽しめるレストハウスをはじめ、町の特産物や採れたて野菜などを販売する「バザールわたらい」など、豊かな自然の中でのびのび過ごせるスポットです。

一年を通して豊かな自然を感じることができる「宮リバー度会パーク」で、心身のリフレッシュをしてみてはいかがでしょうか。

９．海女小屋 はちまんかまど (鳥羽市)

次にご紹介するのは、鳥羽市にある「海女小屋 はちまんかまど」です。

はちまんかまどは、海女さんが目の前で新鮮な魚介類を焼いてくれることで人気の海女小屋です。

鳥羽から車でおよそ30分、深い森の曲がりくねった峠を越えた先に「海女小屋 はちまんかまど」があります。

小屋の中では、海女さんの使用する様々な道具が置いてあり、暖色のランプが照らす和の空間が広がります。

そして目の前には、炭と焼き網のあるかまどが準備され、アワビや伊勢海老、牡蠣、サザエなどのご馳走をいただくことができます。（内容は季節により異なる）

獲れたての貝を海女さんに丁寧に炙っていただき、すぐに食べられるという、この上ない贅沢な体験ができるのは「海女小屋 はちまんかまど」ならでは。

優しく気さくな海女さんたちとの楽しい時間、そして伊勢の美食が詰まった食材を楽しみに、是非足を運んでみてください。

10．フィッシングパークトリトン (鳥羽市)

最後にご紹介するのは、鳥羽市にある「フィッシングパークトリトン」です。

フィッシングパークトリトンは、初めての人でも気軽に楽しめる釣り堀や、本格的にどっぷり釣りを満喫できる釣り筏などがあり、様々な釣り体験ができる施設です。

牡蠣や海苔の養殖業などを中心に漁業がさかんな的矢湾に面しており、子どもたちも海や魚が大好きになること間違いなしの釣り体験がたくさんあります。

こちらでは、釣り竿やタモ、エサ、持ち帰り用のクーラーボックス（発泡スチロール）や氷まで、釣りに必要な基本的アイテムが全て揃っているため、初心者さんでも安心です。（レンタル料金は別途必要）

実際、ほとんどのお客さんが手ぶらで遊びに来るそうで、準備や後片付けをしなくていいのは嬉しいですね。

また、エサの付け方や竿の扱い方、竿を引くタイミングなども、最初にスタッフさんが丁寧教えてくれるので安心です。

釣り堀の中の魚は養殖マダイの他に、鳥羽市や南伊勢町など近隣の海で獲れた魚を漁師さんから直接買い付け、放流しているので、種類が豊富です。

イサギやイナダ、クロソイ、イシダイ、ヒラメなど色んな種類の魚が泳いでいて、何が釣れるかは、その時々のお楽しみです。

釣れた魚はスタッフさんが無料でしめてくれます。内臓やウロコ取りも有料でしていただけるので、持って帰って自宅ですぐに食べられるのも嬉しいポイント。

さらに、釣り堀の奥には食材つきで海上バーベキューが楽しめるスペースがあり、潮風を感じながら新鮮な海の幸を豪快に焼いて味わうことができます。

釣った魚を食べることもできるので、釣り堀とセットで楽しんでいくのがおすすめです。

釣りが初めての人も手ぶらで訪れて気軽に楽しめる、釣りデビューにもぴったりの「フィッシングパークトリトン」。伊勢志摩観光と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、三重県伊勢志摩エリアの穴場スポット10ヵ所をご紹介しました。

伊勢志摩エリアと言えば、三重県を代表する伊勢神宮やおかげ横丁、鳥羽水族館など、有名なスポットがたくさんありますが、それだけではありません。

伊勢志摩の美しい地形が織りなす絶景や、海の幸を存分に楽しめる海女小屋など・・・自然に恵まれた三重県だからこそ楽しめる穴場スポットがたくさんあります。

今回ご紹介した穴場スポットを参考に、是非実際に足を運んでいただければ嬉しいです。

今後、三重県の伊賀エリア、東紀州エリアなどの穴場スポットも紹介していく予定なので、そちらの記事も参考にしてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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