三重県で住宅を購入するための基礎知識についてvol.1〜ハウジングセンターに行こう:お得な裏技〜
三重県に引っ越しをされた方、在住の方の中には、そろそろ住宅を購入したいなという方がいらっしゃると思います。
都会の方から移住されるか検討されている方の中には移住と同時に住宅を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、三重県で住宅を購入する前の基礎知識vol.1ということで紹介していきます。
どうやって家を買うの?
新築を購入するにあたり、順序よくお家探しを進めることがあります。
家探しの方法として、一番簡単なのがまずハウジングセンターに行くということです。
土地を持っていない方の中には、
「土地がないからまずは不動産屋さんで土地を購入してからじゃないとだめなのかな?」
と考える人もいると思いますが、そんなことはありません。
むしろ、住宅を建築するにあたり、土地の値段や形状は、とても重要なものになります。
だからこそ、ハウスメーカーや工務店を通じて土地を探すことが効率的よく、土地業者への値引き交渉も行ってもらいやすいです。
三重県のハウジングセンターの紹介
三重県のハウジングセンターは下記6か所にあり、北勢・中勢・南勢に分かれています。
ハウジングセンターは、ハウスメーカーや工務店が一箇所に集められており、住宅購入にあたって、たくさんの展示場見学ができるメリットがあります。
そんな三重県内のハウジングセンターを紹介させていただきます!
この中から、住所地もしくは建築予定地の近くのハウジングセンターに行かれるのがおすすめです。
桑名ハウジングセンター
お店名
中日新聞 桑名ハウジングセンター
住所
三重県桑名市江場436
電話番号
0594-24-1522
ホームページ
https://www.e-a-site.com/showrooms/detail/31.html
営業時間
センターハウス10:00~17:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
四日市ハウジングセンター
お店名
中日新聞 四日市ハウジングセンター
住所
三重県四日市市日永東3-10-4
電話番号
059-324-3112
ホームページ
https://www.e-a-site.com/showrooms/detail/61.html?utm_source=googlemybusiness&utm_medium=referral
営業時間
センターハウス10:00~17:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
鈴鹿ハウジングセンター
お店名
中日新聞 鈴鹿ハウジングセンター
住所
三重県鈴鹿市江島町202
電話番号
059-387-5858
ホームページ
https://www.e-a-site.com/showrooms/detail/32.html?utm_source=googlemybusiness&utm_medium=referral
営業時間
センターハウス10:00~17:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
津ハウジングセンター
お店名
中日新聞 津ハウジングセンター
住所
三重県津市垂水214−1
電話番号
059-227-5333
ホームページ
営業時間
センターハウス10:00~17:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
伊勢・明和ハウジングセンター
お店名
中日新聞 伊勢・明和ハウジングセンター
住所
三重県多気郡明和町中村1178
電話番号
0596-55-2210
ホームページ
https://www.e-a-site.com/showrooms/detail/33.html?utm_source=googlemybusiness&utm_medium=referral
営業時間
10:00~17:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
名張住宅公園
お店名
ABCハウジング 名張住宅公園
住所
三重県名張市瀬古口字藤ノ木495−1
電話番号
0595-62-0006
ホームページ
https://www.abc-housing.co.jp/kinki/park/nabari.html
営業時間
10:00~18:00
定休日
※事前にお問合せください
アクセス
ハウジングセンター内での立ち回り方
ハウジングセンターは、多数のハウスメーカーによって成り立っています。
土日には、ヒーロー物やプリキュア、お笑い芸人のイベントが行われることもあります。
子供を連れて、イベントを楽しんだ後にハウスメーカーを回るのがお勧めですよ!
何店舗かハウスメーカーを回ると、景品や近隣飲食店の割引券がもらえるところもあり、その後に近くの飲食店で食事というのもいいかもしれません。
家を探すという作業だけではなく、自分たちも楽しみながら家づくりができるのがハウジングセンターの良いところです。
ハウスメーカー見学から建築まで
①ハウスメーカーの展示場へ
まずは、たくさんの展示場の中から、ここがいいんじゃないかな?と思うような展示場を探しましょう。あとは玄関から中に入るだけです。
②営業がお出迎え&ヒアリング(住所記入)
中に入ると、営業マンがお出迎えをします。その際に住所記入を求められ、ヒアリングを行う店舗も多いです。
ちょっと住所は…という方は、「見学してから書くのを決めていいですか」と伝えましょう。
しかし、住所を記載した方がより具体的な提案をしてもらえることが多いので記載方が良いと思います。
特に土地をお持ちでない方の場合は、現在住所から建築地の提案をする場合がありますので、町名だけでも伝えましょう。
豆知識ですが、年収を記載する欄があれば、実際の金額より少し低めに記載しましょう。
後ほど説明しますが、値引額にも影響することがあります。
③住宅内見学
住宅内を見学しましょう。
この際、基本的に営業マンも同行することが多いです。
話しかけられるのが嫌という人も多いかもしれませんが、疑問に思うことや気になることは全て質問しましょう!
最終的にどこかの会社と契約することになるので、しっかり話すタイミングは必要です。
質問したことへの反応が早く正確であったり、わからないことをわからないとはっきり答え、すぐに解決するような営業マンは優秀ですので、そんな営業を探すためにも、自ら足を一歩踏み出しましょう。
④次回AP打診
いよいよ見学が終わり、一息つくころに営業マンからは次回予約APを求められることが多いです。
少しでも気になるなと思ったら、予約することがおすすめです。
展示場のサイズは「展示場サイズ」といわれ、通常サイズの2倍程の延床面積であることが多いです。
通常サイズの宿泊体験棟や実寸モデルハウスを持っているハウスメーカーもあるので、そのような場所があるかを確認し、そこで次回話を行うことがおすすめです。
展示場は夢が詰まった場所ですが、現実の寸法サイズを確認することは、今後の間取りイメージにもつながります。
⑤2回目以降のアポイント
この段階になってくると、自らの住宅建築にかかる知識も増えてくる頃だと思います。
検討メーカーは2〜3社程度に絞り、坪数・間取り・外観・太陽光などできる限り同条件で見積もりを依頼するのがよいでしょう。
工場見学やショールーム見学ができるメーカーがあるのであれば、行ってみて見識を深めることも同時におすすめですね。
⑥契約
見積もり合わせの中からメーカーを決定します。
金額・営業マン・メンテナンス・地震への強さ・デザイン・アフターフォロー等を勘案して決定します。
人生で一番大きな買い物ですので、よく家族とも話し合いましょう。
契約したら終わりではなく、実はここからが家づくりの始まりです。
⑦外構・内装などの細部確認
基本的な内容は契約時に決定していますが、細部を詰めていきます。
例えば、内装クロスの色・仕様、ドアノブの色、外構の蛇口の色、収納棚の大きさ、照明の明暗等様々な項目について決定します。
夫婦であれば、必ず一度は喧嘩すると言われるこの期間でお互いに意見を言い合って決めましょう。
後々、揉めることになります。
⑧銀行での借入
銀行で借入のための契約書を記入します。
この際に、司法書士も同席し、土地の所有権移転登記や所有権保存登記を行い、担保物件に抵当権の設定登記も行います。
一般的に銀行から人生で最大のお金を借りる場になるイベントであり、契約書を書く手が震えます。
⑨建築
建築地で地鎮祭をおこない、ついに建築が始まります。
後は完成するのを待つだけです。
【必見!】お得に住宅を建築する裏技
実は、ハウスメーカー等の住宅については、値引きがあって当たり前の値段になっております。
不動産業界にいた人間であればわかるのですが、間取りや主要設備有無が決まれば、見積もりを施主へ提出します。
その際、第1回目の見積金額については、「見せ金」と言われます。
自分たちのメーカーは、これぐらいの金額がかかりますよとアピールすることが目的です。
次回の面談の際に、大幅に割引した額を提示し、「そんなに安くなったの?」と来訪者の心を揺さぶりにかかります。
この「見せ金」の段階で高すぎるな…と諦めてしまう方も良いと思いますので、値段交渉をしましょう。
値引きありきであることは多いのですが、その値引き率が大きくなる裏技を紹介させていただきます。
契約時期
まず、この契約の時期ですが、大きく値引きに影響します。
ハウスメーカー等の会社にはもちろん「決算期」が存在します。
期末とよばれ、「9月・3月」であったり「7月・1月」であったり会社毎に異なります。
この時期には、各支店から各展示場に対し、売り上げを急かすことが多く、より利潤を上げるために割引額を多くすることが簡単になります。
担当営業マンは、坪単価での割引上限額が定まっており、その中で営業をすることが多いです。
店長決裁・支店長決裁・社長決裁のようにランクがありますが、決算期であれば、割引の決裁も通りやすくなるわけですね。
この決裁期を狙うようにしましょう。
担当営業マン
担当営業マンについても値引き額に大きく影響をします。
先程、営業マンは値引きの坪単価割引額が決められていることが多いと述べましたが、その例外が2通りあります!
①新人営業マン
私がおすすめなのは、この新人営業マンです。今年の4月に採用され、配属された営業マンが一番です。
新人であるため割引額の上限がそもそも多く、
配属された新人営業マンの支店の上層部は、他の支店の営業マンよりいち早く契約させたいと考えます。
よって、割引額が通常より大きいにも関わらず、他の支店への対抗心でさらに大きい割引を受けられる可能性が大きくなります。
しかし、「えっ?新人営業マンに人生に一度の大きな買い物を任せられるの?不安…」
という方が実際には多いと思います。
それには心配はいりません!
新人営業マンには店長が一緒に接客することが多く、間取りや全ての提案も基本的には店長が提案します。
よって、値段が安いにも関わらず、店長からの実質的なサービスを受けられるのです。
新人営業マンは、最初はぎこちないかもしれませんが、そのように成長していくのです。
展示場に訪れると、基本は一番最初に応対した営業マンが担当になるのですが、これを読んだ方がおりましたら
「自分たちは住宅のことがわからないので是非一年目の新人営業さんといっしょに勉強したいです。そのような方はいませんでしょうか」と聞いてみましょう。
いない場合は仕方ないですが、いる場合は変更してくれることが多いですよ。
②売れっ子営業マン
売れっ子営業マンになると、これも割引額が大きく望めます。
何棟も契約して、○○地方一位であったり、全国○位であれば、それだけ利益を出していることになります。
そういう方には特別な決裁が上層部より認められ安くなることが大きいです。
年収要件
年収についても割引額が影響する要素です。
例えば、住宅が3200万円年収400万円で住宅ローンが3400万借りることができる人であったとします(あくまでも例)
そのような場合であれば現在でも建築することができますよね。
しかしながら、年収370万円で3100万円しか借りられない人だとどうでしょうか。
会社側としても、なんとか値引きしたいと思いますよね。
よって年収を聞かれたり、記載することがあれば、少し抑えめに書くことがおすすめです。
※事前の住宅ローン仮審査はハウスメーカーを経由し、提出することが多く、その際には源泉が必要であるため値引き交渉はその前に行いましょう。
競合他社
仮に「絶対このメーカーにする」と決まったとしても、営業マンには言わないでおきましょう。
何故ならば、決まってしまえば安くする理由が無くなります。
だからこそ、そのような状態であっても
「いや〜、A社も見ていて結構いいなっておもってるんですよね。」
と営業マンの頭の片隅に競合他社がいることを散らつかせることが大事です。
そうすることで、他社を除外するためにも値引きしようと営業マンも努力します。
まとめ
今回は、三重県で住宅を購入するための基礎知識についてvol.1〜ハウジングセンターに行こう:お得な裏技〜を紹介させていただきました。
住宅を建築すると言っても、安く質のいいお家を建てたい方が多いと思います。
今回紹介した内容を駆使して、交渉してもらうとお得に購入することができるのではないでしょうか。
今後、vol.2 、vol.3と三重県の家づくりについての基礎知識として、土地や補助金等の話を踏まえながら紹介していきたいと思います。
皆さんが人生の中で一番良い買い物ができますように、これからもお役立てできる情報を共有します。
2 thoughts on “三重県で住宅を購入するための基礎知識についてvol.1〜ハウジングセンターに行こう:お得な裏技〜”
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