三重県で住宅を購入するための基礎知識についてvol.2〜おかねのはなし〜

人生で一番大きな買い物と呼ばれる住宅購入。

それだけ金額も高額であり、購入するためには大きな決断が必要です。

家族世帯であれば、住宅購入費だけではなく、子どもの教育費や生活費にもたくさんの費用がかかりますので、情報を正しく取得し、決断しなければなりません。

その決断の役に立つよう今回は、住宅を建築する際の住宅ローンや補助金などのお金の話をしていきたいと思います。

三重県民の平均年収

住宅を購入するにあたり、重要なのがお金です。

三重県民の平均年収はいくらなのでしょうか。

三重県庁が平成28年度に発表している資料から

  • 常用労働者:平均年収379万円
  • 一般労働者(男):平均年収527万円
  • 一般労働者(女):平均年収329万円

であることがわかります。

三重県は何と全国でも5本の指に入るぐらいのトップクラスの平均年収です。

工場が多いことや、名古屋・大阪など都心部が近いことも理由の一つにあるのではないでしょうか。

※常用労働者−短時間労働者(パート等)=一般労働者

こちらはあくまでも全年齢での平均値となっておりますが、高い数字ではありますね。

住宅購入時のお金の支払い方

住宅を購入する際に、現金で全額支払いをすることは稀だと思います。

通常は、ハウスメーカーから契約時に100万円程度(会社による)を手付金として支払い、残りを住宅ローンで借入して支払うケースか、

一旦、手付金を支払い、全額をフルローンで支払い、その後手付金を返してもらうかの2択となっております。

  • 手付金とは…契約するにあたっての人質のようなもの。買主から契約解除すると売主にとられる。逆に売主から契約解除すると2倍で返さないといけない。

豆知識ですが、借入額が100万円増える毎に月々の返済額が3000円程度増えると覚えておきましょう。

3000万のお家だと、月々9万円程度ですね。

ボーナス月の返済を行うように設定すれば、月々の返済額は抑えられます。

年収別住宅ローン借入限度額

それでは、年収によって、どの程度のローンが組めるのでしょうか。

300万円(平均年収)→2650万円(限度)

400万円(平均年収)→3550万円(限度)

500万円(平均年収)→4430万円(限度)

600万円(平均年収)→5300万円(限度)

700万円(平均年収)→6200万円(限度)

上記の目安表はあくまでも目安です。

しかしながら、住宅ローンについては各金融機関が次のような点について厳しく審査をします。

審査を受ける前に、営業マンにしっかり相談しましょう。

①他に借入をしていないか

車のローンや消費者金融などで借金をしていないかということを調査します。

他に借入をしていると住宅ローンの返済に影響を及ぼす可能性があるため確認されます。

携帯端末などの分割購入も借入と見做されてしまう場合もあります。

住宅ローンの審査前にはできるだけ、ローンは返した方が良いでしょう。

年収と他ローンの借入額によって、審査に通るかどうかある程度のハウスメーカーの営業マンであるとわかりますので、

事前に相談するようにしましょう!

②継続勤務年数が3年程度あるか

こちらについてもよく調査されます。

源泉などを提出し、勤務先に電話がかかってくるということもあります。

継続勤務が3年程度必要なのは、今後も仕事をやめずに安定した収入が得られるかという観点になります。

そのため、職業によっても公務員などの安定した仕事であれば一年の勤務期間でもローンの審査が通ることも多いです。

個人の信用度及び会社の信用度も大きく影響するんですね。

③滞納がないか

滞納していることがあると、ローンに通りにくくなってしまいます。

携帯の支払いを口座引き落としで、お金を入れ忘れて滞納していた場合についても滞納していたと問題にされることがあります。

あまりにも長期間であれば、問題になり、総合判断で住宅ローンの可否が決まりますので、そのために審査が落ちてしまったという事例もあります。

少額とはいえ、注意しましょう。

④仕事を育休や休職で休んでいないか

育休や休職をしていると、給与が出ていれば良いですが、その後退職して無収入になってしまう可能性があります。

そのため、この点についても詳しく調査され、これが理由に審査がおりない可能性もあります。

これから育休をとる予定があればその前に審査を行いましょう。

住宅ローンはどれがお得なの!?

住宅ローンを借りると利息が発生し、それも併せて返済をしなければなりません。

借入金利は主に2種類あります。

①固定金利

固定金利とは、契約した時点から金利がずっと一定になる仕組みで、主に2タイプが存在します。

全期間固定型:返済するまで金利が変わらない

固定期間金利選択型:一定期間は固定金利でその後、固定金利か変動金利か選択できる

  1. メリット 一定のため計画がたてやすい
  2. デメリット 金利が高い

②変動金利

一定期間ごとに金利が変動する仕組みのことです。

  1. メリット 低く返済額が抑えられる
  2. デメリット 金利が変動リスクがある

おすすめは変動金利

一般的に金利が安いため、変動金利を選ばれる方が多いです。

変動といっても、変動上限はあり、過去に固定金利の額を上回った事例はないことからもお得であることがわかります。

後は、銀行によって、勤務先の信用・銀行口座の給与受け取り条件等で金利が変わってきますのでそこも吟味してローンを借りましょう!

国のお得な制度の紹介

住宅を購入するにあたっての代表的なお得な制度(税金・補助金)を紹介します。

②から④は併用できないので注意してください。

①住宅ローン控除

13年間年末ローン残高の0.7%(13年間で最大455万円)が減税されます。

住宅ローン初年度については自ら確定申告を行う必要があります。(次年度からは年末調整も可能)

要件:令和7年までの入居が必要

②こどもみらい住宅支援事業

子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能の高い住宅を購入する際に最大60万円〜100万円の補助を行う事業です。

新築費用のほかリフォーム費用も対象です。

令和4年度申請期限は令和5年3月31日までとなっております。

要件:子育て世帯の要件は18歳未満の子どもがいること、若者夫婦世帯の要件は夫婦の片方が39歳以下であること

※令和4年4月1日時点の年齢が対象

※申請は、ハウスメーカーやリフォーム事業者が行うため、契約する会社が補助金の登録事業者になっているかを事前確認することが必要。

③ZEH補助金

省エネ住宅を新築する場合に55万円〜112万円の補助金が支給される制度です。

要件:ZEHビルダー・プランナーとして登録した会社が新築工事を行うこと。

申請期限は令和5年1月6日までとなっております。

それぞれの補助事業で補助金額や適用要件が変わりますので要確認です。

申請はハウスメーカー経由行い、先着順であるためいち早く申請しましょう。

④地域型住宅グリーン化事業補助金

指定事業者が建築する省エネルギー性や耐久性などに優れた木造住宅に対して補助金が交付され、補助対象となる新築住宅のタイプにより補助額上限が変わり、最大150万円です。

採択を受けたグループに対して補助が行われ、施主は、グループを通じて間接的に補助を受けることになります。

申請期限は令和4年9月30日までとなっております。

⑤住宅取得等資金贈与の非課税特例

両親や祖父母などから購入資金の贈与を受けた場合、省エネ住宅であれば1000万円・一般住宅であれば500万円まで贈与税が非課税となる制度です。

贈与税は年間110万円までの控除がありますので、それと併せると最大1100万円の非課税優遇が受けることができます。

⑥不動産取得税の軽減

不動産取得した際に必要な不動産取得税は、令和6年3月31日までに取得した土地・住宅であれば、税率が1%軽減され、通常4%のところ3%となります。

併せて、新築物件を購入した際には物件の課税評価額から1,200万円〜1,300万円の控除を受けられます。

要件:令和6年3月31日までに新築すること。

⑦固定資産税の軽減

物件を購入した場合、一般住宅の場合は3年間、長期優良住宅の場合は、5年間税額が1/2に軽減される措置が受けられます。

要件:令和6年3月31日までに新築すること。 居住用部分の床面積が50㎡以上280㎡以下であること

市町村の補助金

住宅に関する補助金は国だけではありません。

三重県内における市町村においても、補助金がある自治体もあります。

それでは紹介していきましょう。

四日市市:四日市市スマートシティ構築促進補助金

スマートシティ化(省エネ化)を目指すものとなっており、太陽光や蓄電池などへの補助金が出ます。災害のことや節約面からもそれらは必須ですよね。

【補助金額】

(1)太陽光発電設備(10kW未満) 3万円

(2)燃料電池設備 3万円

(3)蓄電池(家庭用定置型)5万円

(4)HEMS 1万円

(5)地中熱ヒートポンプ 30万円

(6)電気自動車等充給電設備 5万円

(7)ZEH 2万円

申請期限:令和5年2月28日まで

津市:新エネルギー利用設備設置費補助制度

四日市市と同じく、こちらも省エネ化のための補助金です。設置について、これだけ補助が出るのは嬉しいですね。

【補助金額】

(1)太陽光発電システム(5〜10Kw) 5万円

(2)エネファーム 6万円

(3)小型風力発電システム 6万円

申請期限:令和5年3月31日まで(先着順予算がなくなるまで)

松阪市:三世代同居・近居支援補助

市外から転入し、三世代家族(同居・近居)となった世帯に対しての補助金です。子・孫世代のUターンを図る制度となっております。

【補助金額】

①新規購入にかかる代金の2分の1の額

②近居20万円、同居30万円

①と②の額の低い方

申請期限:令和5年3月31日(予算がなくなるまで)

尾鷲市:尾鷲産材活用促進事業補助金

構造材に尾鷲産材(市内の製材所から出された木材)を100%使用した場合に支払う補助金です。市の名産品の活用を促すものです。

【補助金額】

50m2以上の住宅を新築した場合 上限30万円

申請期限:令和5年3月31日(予算がなくなるまで)

熊野市:木造住宅建設促進対策事業

構造材に熊野材をおおむね100%使用し、建築施工業者は市内の事業者で建築をした場合の補助金となっています。

【補助金額】

最大100万円(施行面積などによる)

申請期限:2月末まで(予算がなくなるまで)

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

住宅ローンを借りるにあたりおすすめなのは変動金利

銀行により金利が異なりますので注意しましょう。

住宅購入に関する補助金や制度については

①住宅ローン控除

②子ども未来住宅支援事業orZEHor地域型住宅グリーン化事業補助金

③市町村補助金

等を活用し、少しでもお得に住宅を購入することが大切です。

三重県内の市町村では、一部の地域に補助金制度がありました。

勤務先が近いなどの理由があれば、その市町村で建築するのがおすすめです。

住宅ローン控除はふるさと納税とも併用できますのでご活用下さい!

また次回の記事では、三重県で住宅を購入するための基礎知識についてvol.3では土地の選び方等について紹介していきます。

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fukumina

fukumina

ミエタイムの専属ライターとして日々活動中♪ 三重県に移住し10年以上経過したので立派な三重県人だと勝手に思っています!企業やお店、三重県で活躍する方々へインタビューにお伺いし、リアルなお声を皆様に届けます。

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