三重県の桜の絶景スポット10選!【2024年最新】開花・見頃情報もご紹介
最近は暖かい日も増え、冬が終わりつつある中で・・・梅や桜の季節がやってきます!
今回は、数ある三重県のお花見スポットの中から、厳選して10箇所の桜の絶景スポットをご紹介します。
- さくら名所100選に選ばれた三多気の桜
- お城と共に桜が楽しめる伊賀上野城
- 紀宝町にしかない品種が楽しめる熊野桜
など、三重県ならではの桜の名所がたくさんあります。
また、新型コロナによる規制が緩和された今年は、お祭りが催されるところも多く、見どころが目白押しです。
ライトアップで夜桜が楽しめる場所や、桜まつり、開花・見頃情報もご紹介しますので、是非最後までご覧ください。
1.なばなの里 (桑名市)
まずご紹介するのは、桑名市にあるなばなの里です。
なばなの里では、梅、しだれ梅、河津桜、ソメイヨシノと2月から4月まで梅桜が咲き誇ります。
- <例年の見頃>
- 2月上旬頃~3月初旬 梅(紅梅・白梅)
- 2月中旬頃~3月中旬 しだれ梅
- 2月下旬頃~3月下旬 河津桜
そして早春には「梅まつり・桜まつり」が開催され、昼間の美しい花々と合わせ、夜にはイルミネーションも同時開催されます。
梅・しだれ梅
梅苑では樹齢100年を超える梅の古木をはじめ、約330本の「しだれ梅」が咲き誇ります。
3,000坪の梅苑には約330本のしだれ梅があり、例年2月下旬~3月中旬頃には、色鮮やかに咲き乱れます。
中には樹齢100年を越える梅の古木もあり、その美しさは特に目を惹きます。
夜にアッパーライトで照らされた紅白のしだれ梅はとても美しく、梅の芳香は夜に際立つとも言われ、優雅な香りを楽しむことができます。
梅苑内にある小道を入ると花に囲まれて散策できるため、夜の観梅が一層際立つ空間でのんびり過ごせます。
また、梅に誘われた自然のウグイスも数多く訪れ、春先の和を感じられる世界へ引き込んでくれます。
是非、色鮮やかなしだれ梅の咲き誇る姿を、実際にご覧になってみてください。
河津桜
3月中旬頃には、河津桜が続々と開花し始めます。
里内の河津桜は約300本と、トンネルのように連なって咲く河津桜は迫力満点です。こちらも夜にはライトアップが行われます。
オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種とされ、ソメイヨシノよりも開花が早いうえに、花期が約1カ月と長く、花が大きくピンク色が特徴です。
なばなの里の河津桜は、中央の池を中心に周りに植樹されていて、池の周囲の遊歩道を桜並木が続き桜のトンネルが楽しめます。
大切な人と夜桜を見上げながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お店名
なばなの里
住所
〒511-1144 桑名市長島町駒江270
電話番号
0594-41-0787 (なばなの里)
ホームページ
https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html
営業時間
平日10:00~21:00
土日祝10:00~22:00
※期間により変動する可能性あるため公式HP要チェック
定休日
シーズン中は無休
※期間により変動する可能性あるため公式HP要チェック
アクセス
2.レッドヒル ヒーサーの森 (津市)
次にご紹介するのは、津市にある「レッドヒルヒーサーの森」です。
赤塚植物園の里山「レッドヒル ヒーサーの森」では、園内各所に約20品種の桜が植栽されており、春には美しく咲き誇ります。
- <例年の見頃>
- 3月中旬頃~4月上旬頃
早咲きの河津桜からソメイヨシノ、八重咲きのショウゲツやカンザンなど、多種多様な品種が3月中旬から4月にかけて、次々と開花するため、長い期間桜を楽しめるのが特徴です。
また、花弁が黄色をおびたウコン桜や、淡緑色の御衣黄など一風変わった桜も見どころです。
4月に入ると、レッドヒルの各所でシャクナゲが花を咲かせ、桜とシャクナゲの共演を楽しめます。
さらに、4月末からは藤の花、5月中旬にはローズガーデンで400品種以上、1,500株のバラが咲き始める様子は、まさに圧巻。
レッドヒルのガーデンでは、2月のしだれ梅(鈴鹿の森庭園)から始まり、
夏にかけて桜、シャクナゲ、藤、バラ、アジサイ、スイレンと続く、季節の花が移り行く様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 里山維持協力費
- 大人 800円(3月)/1,200円(4月)
- 中高生 400円(学生証の提示が必要)
- 小学生以下 無料
お店名
レッドヒルヒーサーの森
住所
〒514-2221 津市高野尾町2877番地
電話番号
059‐230‐7789 (※営業時間中のみ)
ホームページ
営業時間
9:30 ~ 17:00
※閉園時間は季節により異なります
※最終入場は営業終了時刻の30分前まで
定休日
毎週木曜日
アクセス
3.伊勢神宮 (伊勢市)
次にご紹介するのは、伊勢市にある「伊勢神宮」です。
伊勢神宮では、内宮の宇治橋周辺をはじめ、神宮の様々な場所に桜が植えられています。
- <例年の見頃>
- 3月末~4月上旬頃
ソメイヨシノを中心にヤマザクラ、エドヒガン桜、その種類は多岐にわたり、見頃もそれぞれ分かれるため、伊勢の桜は長い期間楽しむことが出来ます。
また、伊勢神宮内宮前にある「おかげ横丁」で、毎年恒例の「五十鈴川桜まつり」が3月下旬~4月上旬に開催されます。
- <五十鈴川桜まつり 2024年日程>
- 2024年3月下旬~4月上旬(桜の咲く頃)
- 時間:10:00~17:00
- 場所:五十鈴川河川敷周辺
- 詳細日程は2024年3月19日時点未定
「おかげ横丁」の傍を流れる五十鈴川沿いにソメイヨシノが咲き誇り、夜にはライトアップも楽しめます。
五十鈴川の水面に映る、幻想的な逆さ桜は一見の価値ありです。
さらに、五十鈴川桜まつり開催期間中は、団子、甘酒、お弁当等の屋台も並びます。
春の奉納芸能では、明るい囃子唄に合わせて、おどけたしぐさで自由に太鼓を打ちます。
こちらは福井県勝山市に伝わる県の無形民俗文化財に指定されており、明るく楽しい音楽と桜のコラボは迫力があります。
- <春の奉納芸能 2024年日程>
- 日程:2024年3月30日(土)、31日(日)
- 時間:11:30~、14:00~の2回
- 場所:おかげ横丁太鼓櫓(両日11:30~)、五十鈴川野遊びどころ中庭(両日14:00~)
春の訪れを感じながら、由緒ある伊勢神宮をご参拝してみてはいかがでしょうか。
お店名
伊勢神宮
住所
〒516-0023 伊勢市宇治館町1
電話番号
0596-24-1111 (神宮司庁広報室)
ホームページ
営業時間
1~4月・9月 午前5時~午後6時
5~8月 午前5時~午後7時
10~12月 午前5時~午後5時
定休日
年中無休
アクセス
4.宮川堤 (伊勢市)
次にご紹介するのは、伊勢市にある「宮川堤」です。
宮川堤の桜は、江戸時代より「桜の渡し」と呼び親しまれ、県の名勝地指定を受けている歴史ある桜の名所です。
- <例年の見頃>
- 3月下旬~4月上旬頃
日本さくらの会「日本さくら名所100選」に選定されており、川沿いに一目千本とよばれる約1キロメートルに渡る桜並木があります。
河川敷で密集して咲き誇るソメイヨシノは、桜の枝が芝生広場の上まで張り出すため、桜の屋根のような光景が続くのが特徴的です。
満開の桜並木はもちろん綺麗ですが、見頃後半の散り際も、満開とは違った景色が楽しめます。
さらに、桜の見頃に合わせて、ライトアップも実施されます。
- <桜ライトアップ 2024年日程>
- 日程:2024年3月23日(土)~4月7日(日)
- 時間:18:00〜21:00
昼間とは雰囲気が違った桜を楽しむことができるので、宮川堤の夜桜もおすすめです。
三重県の数ある桜の名所の中でも、宮川堤は約1,000本と圧倒的な本数のため、迫力ある桜の絶景を見てみたい方は、是非一度足を運んでみてください。
お店名
宮川堤
住所
伊勢市中島2丁目
電話番号
0596-28-3705 (伊勢市観光協会)
ホームページ
https://ise-kanko.jp/miyagawa-sakura/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
5.上野公園 (伊賀市)
次にご紹介するのは、伊賀市にある「上野公園」です。
日本有数の高さを誇る石垣を持つ「伊賀上野城」を有す上野公園には、たくさんのソメイヨシノが咲き誇り、春になると城に霞がかかったような美しい光景が広がります。
- <例年の見頃>
- 4月上旬~4月中旬頃
忍びの里として知られる園内には、上野城、俳聖殿、忍者屋敷など名所・旧跡が数多く見られます。
中でも日本有数の高石垣を誇り、別名「白鳳城」とも称される伊賀上野城は、黒澤明監督『影武者』のロケ地としても知られています。
その城周辺を中心に、園内には約400本のソメイヨシノが咲き、春に美しく咲き誇る様子は、思わず声がが出てしまう程の美しさ。
また、夜には提灯でライトアップされ、夜桜とお城が楽しめます。
広々とした園内には、伊賀流忍者博物館などの観光施設も充実し、1日ゆっくりと楽しむことができます。
伊賀の歴史を感じながら、桜を通して春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
お店名
上野公園
住所
伊賀市上野丸之内
電話番号
0595-22-9670 (伊賀市観光戦略課)
ホームページ
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
6.三多気 (津市)
次にご紹介するのは、津市の「三多気」です。
古木が多く歴史を感じさせるヤマザクラ約500本の並木道が、伊勢本街道から真福院までの参道に1.5km続きます。
- <例年の見頃>
- 4月上旬~4月中旬頃
まるで桜のトンネルをくぐるかのように咲いているのが特徴で、国指定名勝「さくら名所100選」に認定されています。
立派なヤマザクラの木があるだけではなく、棚田と一緒に撮影できることから、三重県を代表する桜の撮影スポットにもなっています。
見頃がソメイヨシノより10日ほど遅く、高低差があるため、咲き始めから葉桜まで長い期間、お花見が楽しめます。
写真好きの方々の間では、棚田とコラボした桜が最も綺麗に見れるのは、晴れの日の朝と言われています。
晴れた日の朝だと、ヤマザクラの特徴的な淡いピンク色が綺麗に見え、桜の色をより引き出してくれます。
一方、夜になると、三多気の桜の周辺はとても暗くなり、星が綺麗に輝くので、夜にはまた一風変わった三多気の桜が楽しめるかもしれません。
三重県を代表する桜の絶景スポット「三多気」へ是非実際に足を運んでみてください。
お店名
三多気
住所
津市美杉町三多気
電話番号
059-272-8080 (津市美杉総合支所地域振興課)
ホームページ
http://www.tsukanko.jp/event/252/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
7.紀宝町・熊野桜 (紀宝町)
次にご紹介するのは、紀宝町で見られる「熊野桜」です。
クマノザクラは2018年に新種として発見されて以降、綺麗な花をつける早咲き桜として、注目されている桜です。
- <例年の見頃>
- 2月中旬~3月下旬頃
「クマノザクラ」は発見されたばかりで、まだまだ知られていないことが多い桜です。
クマノザクラの最大の特徴は、咲く時期がヤマザクラやソメイヨシノよりも早いこと。
また、花びらは白〜淡いピンク色、先端がやや濃い色の花びらが特徴で、花をつけた枝には2つの花がつくというのが、ヤマザクラ・ソメイヨシノとの違いです。
クマノザクラが綺麗に見られるスポットは、標高 907メートルの紀宝町最高峰の山「子ノ泊山」登山道入り口付近と言われています。
登山道入り口や道中にも、たくさんのクマノザクラスポットがあります。
さらに、三重県道740号「小船紀宝線」沿いの御船島を一望できる場所を背にして、振り返ったところにもクマノザクラが自生しています。
三重県内ではこのエリアでしか見ることができない「クマノザクラ」。
「新種の桜を実際に見てみたい」そんな冒険家の方は、是非紀宝町で実際にクマノザクラ探しをしてみてはいかがでしょうか。
8.松阪公園 (松阪市)
次にご紹介するのは、松阪市にある「松阪公園」です。
松阪公園は、松坂城跡に作られた公園で花見シーズン中は、昼夜を問わず多くのお花見客で賑わう人気スポットです。
- <例年の見頃>
- 3月下旬~4月上旬頃
また、シーズン中は松坂城跡の石垣と桜を投光機・雪洞・行灯・家紋投影機・豪商のまち投影機でライトアップも実施されます。
松阪市役所に近い表門跡正面の石垣に投影され、濃いブルーの照明を背景に、向かい合う紫の鶴が映え、幻想的な光景が広がります。
この演出一つで、歴史の重みがしっかりと伝わってきます。
- <桜のライトアップ 2024年日程>
- 日程:2024年3月25日(月)~4月9日(火)
- 時間:午後6時00分~午後9時00分
- 場所:松阪公園
また、公園内には本居宣長記念館や歴史民俗資料館があるほか、すぐ側には御城番屋敷もあり、歴史情緒漂う街並みを楽しむこともできます。
幻想的な桜ライトアップと、貴重な石垣投影を、是非間近で見てみてはいかがでしょうか。
お店名
松阪公園
住所
松阪市殿町1538-1
電話番号
0598-23-7771 (松阪駅情報センター(9:00~18:00))
ホームページ
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
9.青蓮寺湖畔 (名張市)
次にご紹介するのは、名張市にある「青蓮寺湖畔」です。
青蓮寺ダムの建設により生まれた青蓮寺湖畔の周り約5kmの道路沿いには、約600本もの桜が鮮やかに彩ります。
- <例年の見頃>
- 3月下旬~4月中旬
青蓮寺湖畔周辺は景観が良く、たくさんの桜の木が鮮やかに彩る風景はまさに圧巻!
山間に位置するので市街地より少し気温が低く、青蓮寺湖畔の桜が咲く時期は少し遅め。そのため、4月下旬まで桜が見れることもあります。
こんな大自然を眺めながらのお花見には、青蓮寺湖畔がぴったりですね。
桜の散る頃には、ダム湖上流から香落渓へ進むと柱状節理の岩肌にまっ黄色のヤマブキを見ることができます。
四季折々の美しい景色を見せてくれる「青蓮寺湖畔」で、大自然の中でお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
お店名
青蓮寺湖畔
住所
名張市青蓮寺
電話番号
0595-63-7648 (名張市観光交流室)
ホームページ
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
10.宮リバー度会パーク (度会郡度会町)
最後にご紹介するのは、度会郡度会町にある「宮リバー度会パーク」です。
総面積12ha(東京ドーム約2.5個分)の公園内には、淡緑色も鮮やかな芝生広場や楽しい遊具がいっぱいの子供広場、春にはお花見客で賑わう桜並木があります。
- <例年の見頃>
- 3月下旬~4月上旬頃
夏には本格的なレジャープール「遊水プール・鏡」が人気の宮リバー度会パークですが、
春には、一般的な桜の品種「ソメイヨシノ」と早咲きの桜「河津桜」の桜並木が綺麗に咲き、長い期間でお花見を楽しむことができるため、多くの人が訪れます。
公園の桜が満開を迎える季節に開催される恒例の春まつりでは、ステージショーをはじめ、特産品の販売やもちまきなど、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんです。
- <春まつり 2024年日程>
- 日程:2024年4月7日(土)
- 時間:10:00~15:15
新型コロナウイルスによる規制が緩和され、5年ぶりのフルスペック開催となる今回の春まつり。
度会中学校吹奏楽部の演奏からはじまり、音楽ステージやダンスステージなど子どもから大人まで一日楽しめるイベントとなっています。
さらに、会場内では各種共催・協賛団体の模擬店と小イベント、一般参加のフリーマーケットやキッチンカーの出店など、催しが盛りだくさん。
フィナーレには餅まき大会で大盛り上がり間違いなし!
是非、今年の4月15日は「宮リバー度会パーク」で春の素敵な思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。
お店名
宮リバー度会パーク
住所
度会郡度会町棚橋2
電話番号
0596-62-2416 (度会町産業振興課)
ホームページ
http://www.town.watarai.lg.jp/
営業時間
24時間
定休日
年中無休
アクセス
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は三重県の桜の絶景スポット10選をご紹介しました。
国指定名勝「さくら名所100選」に選ばれる場所から、新種の桜が見られる場所、大規模な桜まつりが開催されるものまで・・・
三重県には様々な桜の絶景スポットがあることが分かっていただけたかと思います。
山や海と自然に恵まれた三重県だからこそ、様々な姿の桜が見られるんですね。
是非、今回ご紹介した場所に実際に足を運んでいただき、春の訪れを感じていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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