「最近、どこか同じようなカフェばかりで飽きてきた。」
おしゃれで、写真も撮れて、味もいい。
でも、どこに行っても似たような体験。
そんな風に感じたこと、ありませんか?
伊勢神宮の帰り道。
少しだけ寄り道した先で出会ったのは、そんな“カフェの当たり前”をやさしく裏切る一軒でした。
その名も、茶房あに伊。

ここは、ただスイーツを食べる場所ではありません。
“自分で作る”という体験が、ひとつの思い出になる場所です。
ドアを開けた瞬間、空気が変わる
ゆっくりとドアを開けると、外とはまるで別の空気が流れていました。
京都に来たかのような落ち着きのある店内。
やわらかい光。
どこかほっとする、静かな時間。

思わず声のトーンが少し下がる。
「なんか…落ち着くね」
そんな一言が、自然とこぼれる空間です。
席に座り、ふと目に入るメニュー
席に腰を下ろし、ひと息ついたところで、そっと手に取るメニュー。
開いてみると・・・思っていたより、ずっとシンプル。

種類がたくさん並んでいるわけではなく、そこにあるのは、“粒あんを主役にしたメニュー”。
少し意外に感じるかもしれません。
でも、それがいい。
迷いすぎることなく、自然と「どれにしようか」と会話が生まれる。
“選ぶ時間”も、このお店の楽しさ
看板メニューは、モナカのセット。
粒あんと、モナカの皮、そしていくつかのトッピングが組み合わさった内容です。
ここで面白いのが、「どう食べるか」を自分で決められることです。
あんこをたっぷり入れるのか。
少しずつ味わうのか。
トッピングをどう組み合わせるのか。
正解はなくて、全部自由。
だからこそ、「これやってみようかな」「それ絶対美味しいやつじゃん」なんて、自然と会話が弾んでいきます。
「え、これ自分で作るの?」から始まる“ワクワク“

運ばれてくるのは完成されたスイーツではなく、モナカの皮と、あんこ、そしていくつかのトッピング。
最初は少し戸惑います。
「これ…どうするの?」
でも、それがいい。
あんこをすくって、好きなだけのせて、トッピングを選んで、自分なりに組み合わせる。
シンプルなのに、なぜか楽しい。
気づけば、「次はどうしよう?」「この組み合わせ絶対美味しそう!」なんて、自然と会話も増えていく。
完成されたものを“食べる”のではなく、自分で作るからこそ、楽しい。
そして、自分で作ったからこそ、特別になる。
写真を撮る手が止まらない理由
※お写真は、お土産用です。
正直に言うと、このお店は“映えます”。
でもそれは、ただ見た目が可愛いからではありません。
「作っている瞬間」が、いちばん映える。
あんこをのせる手元、トッピングを選ぶ時間、少しずつ完成していくモナカ。
その一つひとつが、自然とシャッターを切りたくなる瞬間になるんです。
しかも、自分で作るからこそ、全部が“自分だけの一枚”になる。
同じメニューでも、同じ写真にはならない。
それが、この体験の面白さ。
なぜ、このお店は生まれたのか
この“体験型モナカ”が生まれた背景には、意外なストーリーがあります。
オーナーである谷口さんは、もともと結婚式に関わる仕事をしており、お客様を伊勢神宮へ案内することが多かったそうです。
その中で感じた違和感。
「伊勢って、意外とお土産が少ない」
しかも、日持ちするものが少ない。
「せっかく来たのに、持ち帰れる思い出が少ない」
そんな想いから、長く楽しめる和菓子を作りたいと考えたのが始まりでした。
なぜ“モナカ”だったのか
選ばれたのは、日本の伝統的な和菓子である“モナカ”。
でも、それだけではありません。
「なぜ伊勢に最中がないのか?」「もっと若い人にも、あんこを楽しんでほしい」
そんな想いが重なり、ただの和菓子ではなく、“楽しむ和菓子”としての最中という形にたどり着きました。

例えば、いちごを挟んだり、アイスを合わせたり。
自由な発想で楽しめるモナカ。
それが、あに伊のスタイルです。
あんこへのこだわりも、そっと感じられる

そして、もう一つの魅力に気づきます。
それが、あんこの美味しさ。
このお店で使われているのは、すべて粒あんなんです。
皮までしっかり味わえるように、という想いから選ばれています。
中でも印象的なのが、発酵粒あん。
砂糖を使わず、麹の力で引き出されたやさしい甘さは、どこかほっとするような、自然な味わいです。
甘さが強すぎないので、普段あんこをあまり食べない方でも、「すっと馴染むよう」に楽しめるかもしれません。
体験の楽しさだけでなく、ひと口ごとに、じんわりと広がる美味しさ。
そんなやさしさが、このお店の魅力のひとつです。
気づけば、時間がゆっくり流れている
店内は、広くて落ち着いた空間。
カフェのようでありながら、どこか静かで、やさしい空気が流れています。
最初は「体験」が目的で来たはずなのに、気づけばゆっくり過ごしてしまう。
「ニコニコして帰ってほしい」
そんな想いが込められているこの場所は、ただのカフェではなく、“時間を楽しむ場所”でもあります。
思わず“もう一度来たくなる”理由

ここで一つ、エピソードをご紹介します。
あるお客様は、名古屋から訪れ、鳥羽水族館へ行く前に立ち寄りました。
その時はテイクアウトでモナカを購入。
そして・・・帰りにも、もう一度来店。
同じ日に、2回来たそうです。
それはきっと、味だけでは説明できない。「また来たい」と思わせる体験があったから。
あに伊には、それがあります。
こんな時間を求めているあなたへ
気づけば、どこに行っても似たようなカフェばかり。
おしゃれで、写真も撮れて、味もいい。
でもどこか、「またここか」と感じてしまう。
そんなふうに思ったことがある人には、きっと刺さる場所です。
あに伊には、“ただ過ごす時間”ではなく、「自分で作る楽しさ」から始まる時間があります。
たとえば、デートのとき。
会話に困ることはないけれど、もう少しだけ、特別な思い出が欲しい。
そんなときにあに伊を選べば、自然と笑顔が増えていきます。
「これどうする?」
「その組み合わせ美味しそう」
そんなやり取りの中で、一緒に何かを作る時間が生まれる。
それだけで、ただのカフェ時間が、少しだけ特別なものに変わります。
旅行の途中で立ち寄るのも、きっといい選択です。
観光地を巡って、写真を撮って、楽しかったはずなのに、あとから思い出すと、少しぼんやりしていることもある。
でもあに伊での時間は違います。
自分で作った最中。
そのときの会話。
笑った瞬間。
“体験”として記憶に残る時間になる。
そして、きっとこう思うはずです。
「これ、誰かに教えたい」
写真を撮りたくなるのも、SNSに載せたくなるのも、ただ“映える”からではありません。
「その時間が楽しかったから。」
その気持ちごと、残したくなるからです。
もし今、「どこかいい場所ないかな」そう思っているなら。
ただ食べるだけじゃない、“時間ごと楽しめる場所”を選んでみてください。
茶房あに伊は、そんな時間をそっと用意してくれる場所です。
最後に
和菓子は、「買って食べるもの」だと思っていました。
でもここでは違います。
作って、楽しんで、その時間ごと味わう。
それが、茶房あに伊。
伊勢神宮の帰り道、ほんの少しだけ寄り道してみてください。
きっと、“誰かに教えたくなる場所”になります。
お店名
伊勢もなか あに伊
住所
三重県伊勢市田尻町427-1
電話番号
0596-20-7307
ホームページ
https://www.instagram.com/_isemonaka.aany_/
営業時間
11時~17時(L.O.16時30分)
定休日
月・火・水・木









