現在、自動車の価格高騰が話題になっています。車を買おうとしているけど、中々手が出ない方もいるのではないでしょうか。また、車は購入時に費用がかかるだけではなく、維持費も膨大です。ガソリン価格も高騰しており、車の維持コストを支払うだけで、生活が圧迫するということにもなりかねません。
車がないと生活ができないから、やむを得ずに購入しようと考えている方もいるでしょう。しかし、少し立ち止まってみてください。本当に車がないと生活ができないのでしょうか。私は三重県四日市市で暮らしているのですが、現在は車を保有していません。基本的に自転車で生活をしています。
本記事では、四日市市での自転車生活におけるリアルを解説します。車を購入するべきか悩んでいる方は、本当に車なしでの生活ができるかどうかを確認した上で、最終的な判断をしてみてください。
三重県四日市市で生活している私が車を手放した理由

私はもともと車を保有しておりました。それを手放して自転車生活をしています。なぜ、このような選択をしたのか気になる方もいるのではないでしょうか。
もちろん、車がある生活というのは非常に便利でした。しかし、それでも車を手放した理由は「必要性を感じなくなったから」に他なりません。実際に私の生活を振り返ってみると、必ずしも車が必要というわけではなかったのです。
まず自宅から職場までは、決して車通勤しないといけないほどの距離ではありませんでした。自転車でも十分に通うことができる場所だったため、通勤面に問題は感じませんでした。また、買い物についても、自宅近くのコンビニで済ませてしまうことが多く、わざわざ車に乗ることはありませんでした。
そのため、日常生活において車がどうしても必要と感じるケースが少なかったのです。また、私は遠出をする際はお酒を飲みたくなるタイプだったので、必然と電車を利用していました。これも車を手放した要因の1つかもしれません。
四日市市は車社会であるため、もちろんあった方が便利な場面は多いです。しかし、多少の不便さを許容できるのであれば、自転車でも生活できるかもしれないと思い、私は車を手放しました。
三重県四日市市で自転車生活を始めてみて感じたこと
三重県四日市市で自転車生活を始めてみて、色んな変化が私には現れました。ここでは、具体的にどのような変化が起こったのか、何を感じたのかを解説します。自転車生活を始めてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
運動不足解消により体型が変化した
個人的に自転車生活を始める最も大きなメリットだと感じています。メインの移動手段を車にしていると、どうしても運動量は不足しやすくなります。実際に私も働き始めてから数年で体重はどんどん増えてしまいました。
しかし、自転車生活を始めてみると、体重の増加は落ち着き、徐々に痩せていきました。毎日自転車で通勤をしていると、必然とある程度の運動量は担保されます。そのため、ジムに通ったり、仕事終わりにランニングをしたりといった「意識して運動」をしなくても、体型に変化が現れ始めました。
仕事終わりにジムやランニングをするのは、どうしても続きづらいと思います。私も挑戦した時期はあったのですが、数日足らずで挫折することがほとんどでした。だからこそ、通勤という絶対に発生するイベントに運動が組み込めるのは、とても嬉しいポイントでした。運動不足を実感している方こそ、自転車通勤を始めるメリットは大きいと思います。
交通渋滞に巻き込まれることがない
通勤をしていると、事故や路線バスの影響で交通渋滞が発生することがあります。車が全く進まずに、イライラしてしまうことも少なくありませんでした。車通勤は体力的な負担はありませんが、精神的なストレスを感じることは多かったです。
しかし、自転車であれば基本的に交通渋滞の影響を受けません。そのため、毎日快適に通勤をすることができました。車と比べて移動時間は長くなっているのですが、時間の長さをストレスに感じることはほとんどなかったです。
想像以上に移動できる範囲は広かった
自転車に乗り始める前までは、自転車で移動できる範囲は限られていると考えていました。私個人としては、近鉄四日市駅を基準にすると、自転車で移動できる範囲は阿倉川駅くらいが限界と思っていました。しかし、実際に自転車に乗ってみると、ゆっくり漕いでいるだけでも進むことはできるため、時間こそかかりますが移動できる範囲に不便さを感じることはほとんどありませんでした。
具体的には、私は自転車で近鉄四日市駅を起点にすると、イオンタウン四日市泊やイオンモール四日市北などにも移動しています。住んでいる場所にもよりますが、四日市市で主要となる商業施設の多くにはアクセスできます。「行きたい場所に行けない」というつらさを感じたことはほとんどありません。
三重県四日市市で自転車生活を始めてつらかったこと
私は今でも自転車生活を続けていますし、これからも基本的には自転車で生活をする予定です。しかし、自転車生活でつらさを感じたことがないわけではありません。車があった方が便利だなと感じる場面はあります。ここでは、実際に四日市市で自転車生活をしている私が感じた、自転車生活におけるつらかったことを解説します。
夏場は暑さで移動するのがつらい
自転車生活をする上で、最もつらさを感じるのが夏場の暑さです。日差しの影響を直接受けるのはもちろんですが、体を動かすことによる体温の上昇もあります。夏場は基本的に目的に到着するころには、服が汗ばんでいるような状態でした。そのため、タオルや汗拭きシート、制汗スプレーのようなアイテムは必須になります。
また、特に注意しなければいけないのは熱中症です。私は実際に熱中症にかかったことはないのですが、暑さで頭が少し痛くなった経験はあります。こまめに水分補給をしなければ、安全に目的地に到着することができないかもしれません。そういったリスクがあるのも、自転車生活のつらいポイントであると感じました。
突然パンクをすることがある
四日市市の道路は基本的に綺麗に整えられています。しかし、場所によっては砂利が残っていたり、段差があったりするところもあります。そういった箇所を自転車で走行した際に、タイヤがパンクをしてしまった経験が、過去に何回かありました。
パンクをした際は自分で修理をするか、自転車屋に持ち込んで修理を依頼しなければいけません。自転車屋のスケジュールによってはすぐにパンク修理をしてくれないこともあります。そうなると、必然と移動手段がなくなってしまいます。
また、パンクをした場所の近くに自転車屋があるとは限りません。1時間以上自転車を押しながら、自転車屋に向かったこともありました。気をつけて走行をしていればパンクをすることは基本的にありませんが、ちょっとしたきっかけで自転車が移動手段として使えなくなってしまうリスクがあることは理解しておいた方が良いでしょう。
購入できるものが限られる
実際に自転車を使ってみないとわかりづらいポイントなのですが、車がないと購入できるものは想像以上に限られます。お米やトイレットペーパーのようなサイズが大きなものは買えないというイメージがしやすいでしょう。しかし、実際には重量がなくても体積が大きなものを持ち運ぶのも大変です。
具体的には、ポテトチップスのような袋菓子や、タオルのような布類が挙げられます。そのため、私は生活必需品の買い物はほとんど通販で済ませています。自転車で物を購入するのはなるべく最小限になるように工夫をしています。
しかし、通販よりも店頭で販売されている価格の方が安いケースも少なくありません。購入できるものに限りが出た結果、生活費が少しだけ膨らんでしまう可能性があることも、自転車生活を始める前に押さえておくべきポイントです。
三重県四日市市で快適な自転車生活を始める際のポイント

自転車生活にはメリットとデメリットの両方の側面があります。双方を踏まえた上で、私はこれからも自転車生活を続けていくと思います。しかし、快適に自転車生活を送るためには、押さえておくべきポイントがいくつかあります。私が実際に自転車生活をする中で、欠かせないと感じたポイントになっているので、ぜひ確認をしておいてください。
車体が軽い自転車を購入する
自転車生活を始めようと考えている方の多くが「節約」を目的としていると思います。実際に車を手放すことで手元に残るお金は格段に増えます。しかし、快適な自転車生活を送るためには、多少値段が高くても車体が軽い自転車を購入すべきだと私は考えています。
なぜなら、四日市市には意外と高低差があるからです。例えば、近鉄四日市駅から国道1号線を通って日永の方へ向かっていくとしましょう。すると、川を渡る都合で、緩やかではありますが坂道を登り続ける必要があります。この時に車体が重いと、なかなか前に進まずに押しながら歩くことになってしまいます。
他にも海蔵川を渡る際にも、傾斜が強い坂道を登る必要があります。私が自転車で生活をしていると、橋をスムーズに渡ることができずに、自転車を押しながら歩いている人をよく見かけます。
必ずしも10万円以上もするスポーツバイクを購入する必要はありません。5〜8万円程度でも、車体が軽いクロスバイクを購入することは可能です。最初は高く感じるかもしれませんが、生活に欠かせない移動手段であるため、なるべく品質と使い勝手が良いものを選んでおきましょう。
チェーンが外れた際の修理はできるようになっておく
空気をこまめに入れて、走行する道の状態を確認していれば、パンクはある程度回避できます。しかし、チェーンについてはちょっとしたきっかけで外れることがあります。そのため、自転車生活をするのであれば、チェーンが外れた際の修理は最低限できるようになっておきましょう。
外れたチェーンを再度引っ掛けるだけであるため、それほど難しいことではありません。しかし、慣れていないと時間がかかる可能性もあるため、YouTube等で動画を見ながらやり方を確認しておくのをおすすめします。また、チェーンを修理する際は手が油で汚れてしまうため、万が一に備えて軍手のようなものを常備しておくのも大切です。
雨の日の交通手段を確認しておく
個人的には一番大切なポイントだと考えています。もちろん、カッパを着れば雨の日でも自転車に乗ることは可能です。しかし、雨の日は視界が狭くなり、道も滑りやすくなっています。例えカッパを着て濡れないようにしたとしても、安全面の観点から自転車を乗ることはあまりおすすめしません。
だからこそ、雨の日の交通手段を確認しておくことが重要です。例えば、私は家の近くから職場までを走行してくれるバスがありました。雨の日はバスに乗って通勤ができたため、無理に自転車を乗る必要はありませんでした。
しかし、人によっては、雨の日であっても自転車に乗るしかない方もいるでしょう。そういった方は、無理をして自転車生活を始めない方が、長期的に見て安全だと思います。雨の日に代替できる交通手段があるかどうかは、自転車生活を始める前に必ず確認しておきましょう。
タクシーやレンタカーを利用しても自転車生活の方が安くなるケースが多い
最後に自転車生活で節約をしていると、タクシーやレンタカーの利用が「もったいない」と感じることが増えてきます。しかし、個人的には無理をして自転車に乗るのではなく、タクシーやレンタカーは積極的に活用するべきだと考えています。
なぜなら、スポット的にタクシーやレンタカーを利用したとしても、トータルで見れば車を保有している状態よりも金銭的な負担が少ないケースがほとんどだからです。あくまでも私のケースにはなりますが、タクシーやレンタカー代として1ヶ月に発生する金額は、基本的に1万円以下です。
しかし、車を保有していると、ローンやガソリン代で1万円以上はかかります。そのため、タクシーやレンタカーを少し使用したからといって、金銭面を大きく圧迫することはありません。毎日のようにタクシーやレンタカー頼みになってしまってはいけませんが、体調が悪い時や雨が降っている時などは積極的に活用するようにしましょう。
四日市市では条件次第で車なしでも生活できる
四日市市は車社会であるため、車を持っていた方が便利なのは間違いありません。特に、家族の送迎が必要な方や、自宅から職場までの距離が遠い方、近くにスーパーや公共交通機関がない方にとっては、車が欠かせない場合もあるでしょう。
しかし、すべての人が必ず車を持たなければ生活できないわけではありません。私自身が現在も四日市市内で快適に自転車生活を送っています。必要なときだけ別の交通手段を利用すれば、車を保有するよりも出費を抑えられるケースは多いでしょう。
大切なのは、自分の生活に本当に車が必要なのかを考えることです。職場やスーパーまでの距離、雨の日の移動方法、家族構成などを確認した上で、自転車生活が可能かどうかを判断してみてください。





