子どもも楽しめる!三重県のミュージアム10選【美術館】【博物館】

ミュージアムとは、一般的に美術館、博物館の総称で、そこには独特の空気感、作品が放つ存在感など、日常では味わえないワクワクがあります。

今回は、そんな三重県にある「ミュージアム」を厳選して10カ所ご紹介します。

三重県の自然や歴史を知るのにおすすめの博物館や、伊勢神宮に斎王などその地方ならでは展示など・・・

三重県には素敵なミュージアムがたくさんあります。

それらの魅力を存分にご紹介しますので、是非本記事を参考にしていただき、実際に足を運んでいただければ幸いです。

1.川越電力館テラ46 (三重郡川越町)

出典:観光三重 公式HP

まずご紹介するのは、三重郡川越町にある「川越電力館テラ46」です。

  • <見どころポイント>
  • 伊勢湾の地形をかたどった「伊勢湾ジオランド」
  • 地元川越町の周辺360°を見渡せる「川越展望サロン」

「川越電力館テラ46」は、46億年歩んできた地球と人との共生を見て触れて実感し、遊びながら分かりやすく伝えるテーマパーク仕立ての電力館です。

エネルギーと環境について、ゲームやアトラクション、シアターで楽しみながら学ぶことができます。

展示館は7階建ての構造となっており、宇宙船をテーマにした3階から、一番人気の5階のシアターなど、各階毎にテーマが違い、時間をかけてじっくり楽しめます。

外には伊勢湾の地形をかたどった「伊勢湾ジオランド」があり、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。

出典:川越電力館テラ46 公式HP(伊勢湾ジオランド)

この「伊勢湾ジオランド」は、伊勢湾を中心とし、南は東紀州から遠く渥美半島にいたるまでのエリアを1600分の1の地形上に再現しています。

この電力館に入場した時に始まったストーリーである「宇宙から地球へ、そして私たちの町へ」の中で、最も身近な場所、いわば終着点ともいえる場所です。

ジオランド内には、音をテーマにしたさまざまな遊具が点在しているため、子ども達も喜ぶこと間違いなし!

また、伊勢湾沖合には大きな帆船「iseワンダー号」が浮かび、そのステージ上ではイベントも開催されます。

また、最上階7階にある「川越展望サロン」では、地元川越町の周辺360°を見渡すことができ、眼下には「伊勢湾ジオランド」の全貌を見ることができます。

出典:川越電力館テラ46 公式HP(川越展望サロン)

地元川越町を紹介する展示や備付双眼鏡もあり、小さな子どもから大人まで楽しめるフロアです。

また、隣接する発電所設備の紹介パネルや「発電所探索スコープ」などで、身近なエネルギー基地である川越火力発電所についても知ることができますよ。

入館は無料でたっぷり遊べて学べる「川越電力館テラ46」。是非気軽に足を運んでみてください。

  • <入館料>
  • 無料
  • ※2024年7月時点

お店名

川越電力館テラ46

住所

三重郡川越町亀崎新田字朝明87-1

電話番号

059-363-6565 (川越電力館テラ46)

ホームページ

https://www.jera.co.jp/kawagoe-pr/

営業時間

9時~16時30分(入館は16時まで)

定休日

毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
第3金曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
※春休み・夏休み期間は開館(4月・8月の第1月曜日を除く)
※悪天候などにより、臨時休館の可能性があります。

アクセス

2.四日市市立博物館・四日市公害と環境未来館 (四日市市)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、「四日市市立博物館・四日市公害と環境未来館」です。

  • <見どころポイント>
  • 四日市の歴史を見て学べる展示室
  • 様々なテーマで行われる特別展示
  • ギネス記録に認定されたプラネタリウム

四日市市立博物館

出典:三重の文化 公式HP(展示室)

「四日市市立博物館」は、「伊勢湾(うみ)と鈴鹿山脈(やま)のある四日市の文化と生活環境」を基本テーマとしています。

地質時代から現代までの四日市市及び北勢地域のあゆみを、常設展示として紹介しているほか、年間5回程度、特別展示を実施しています。

<2024年の特別展示案内はこちらをクリック>

2024年7月13日(土)~9月1日(日)の期間は、木工作家・つちやあゆみ氏による「木とメロディーの世界」の特別展示が開催されます。

出典:いこーよ 公式HP(つちやあゆみ『輪唱の〇』)

木工作家・つちやあゆみ氏による様々な木の作品を、見て、触れて、聴いて遊ぶことができる展覧会です。

大きな木琴や歯車のオルゴール作品などを楽しめて、大人から子どもまで、木の感触やぬくもりを全身で感じる展覧会となっています。

  • <木とメロディーの世界 概要>
  • 開催期間:2024年7月13日(土)~9月1日(日)
  • 入場料 :一般1,000円、高校生/大学生600円
  • ワークショップ :7月13日(土)
  • ギャラリートーク:8月11日(日)

また、併設のプラネタリウムは全天周8Kデジタル投映機で臨場感ある星空を再現しており、プラネタリウム投影機は、なんと1億4000万個以上の星々を投影することができます。

出典:YOUよっかいち 公式HP(プラネタリウム)

「最も多くの星を投影するプラネタリウム」としてギネス世界記録に認定されました。

  • <四日市市立博物館入館料>
  • 一般(大人)550円
  • 高・大学生 390円
  • 幼児 無料
  • ※2024年7月時点

四日市公害と環境未来館

出典:丹青社 公式HP

「四日市公害と環境未来館」は、四日市公害の歴史と教訓を次世代に伝え、

  • 環境改善の取り組み
  • 産業の発展と環境保全を両立した街づくりへの取組み
  • その経験から得た知識や技術 など

を国内外に情報発信する拠点として設立されました。

まちづくりの変遷を映し出す市域模型へのマッピング映像、大型マルチ画面装置による未来のまちづくりに対するメッセージ展示など、参加型・体感型の様々な手法で空間を表現しています。

さらに、各コーナーのテーマに即した雰囲気が作られており、興味を深めながら、情報の受発信もできる空間となっています。

出典:四日市公害と環境未来館 公式HP(図書コーナー)
  • <四日市公害と環境未来館入館料>
  • 無料
  • ※特別展・企画展は展覧会ごとに定める
  • ※2024年7月時点

四日市について、そして四日市公害について学べる「四日市市立博物館・四日市公害と環境未来館」。

ここで、子ども達の新たな学び・発見が見つかるかもしれません

お店名

四日市市立博物館・四日市公害と環境未来館

住所

四日市市安島1丁目3番16号

電話番号

059-355-2700 (四日市市立博物館)

ホームページ

http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/

営業時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)
土曜日は1 階、5階のみ19:30 まで開館

定休日

月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始
※整備休館あり。詳しくは公式サイトでご確認ください。

アクセス

3.四日市港ポートビル 展望展示室「うみてらす14」 (四日市市)

出典:なび人 公式HP

次にご紹介するのは、四日市ポートビル内にある展望展示室「うみてらす14」です。

  • <見どころポイント>
  • 四日市港を見渡す美しい絶景
  • 四日市港の成り立ちと変遷を映像や実物で学べる
  • 操船シミュレーション体験

展望展示室「うみてらす14」は、四日市港の開港100周年を記念して建設された四日市港ポートビルの14階にあり、四日市港の成り立ちと変遷を、映像や実物で分かりやすく学ぶことができます。

また、地上90mの高さから四日市港を見渡すことができ、入港している船の荷物の積み下ろしの様子などを間近に見ることができるほか、

ナビゲーションシアターによる四日市港の紹介や操船シミュレーション体験なども楽しめます。

出典:YOUよっかいち 公式HP(ナビゲーションシアター)

四日市港が近代的な港に発展していった歴史や、私たちの生活に必要な貨物の輸出入や製品の加工、また、海に親しめる公園づくりなど「港」に関する展示が多数あります。

また、夜景がとても美しいので、家族はもちろん、デートスポットにもぴったりです。

出典:四日市観光協会 公式HP (四日市南ポートビルから見える夜景)

鈴鹿市からのアクセスも良いので、鈴鹿市、四日市市へ訪れた際は、是非「四日市港ポートビル」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • <入館料>
  • 中学生以下 無料
  • 高校生以上 310円
  • ※2024年7月時点

お店名

四日市港ポートビル

住所

〒510-0011 四日市市霞2丁目1-1

電話番号

059-366-7022 (四日市港管理組合振興課)

ホームページ

http://www.yokkaichi-port.or.jp/umiterras14/

営業時間

10:00~17:00(土曜日・日曜日・祝日は~21:00)

定休日

水曜日(祝日の場合は、開館)、12/29~1/3

アクセス

4.伊賀流忍者博物館 (伊賀市)

出典:観光三重 公式HP

次にご紹介するのは、「伊賀流忍者博物館」です。

  • <見どころポイント>
  • ここでしか見られない忍具の数々
  • お土産にもぴったりの忍者グッズ
  • スピードとパワー溢れるショーステージ

「伊賀流忍者博物館」は、伊賀流忍者について体験し、学べる施設です。

外観は茅葺屋根の典型的な農家ですが、内部には敵の攻撃に備えてさまざまな仕掛けが隠されています。

施設内では、これらの技術の実演や解説を見学できるだけでなく体験もできます。

「忍術体験館」と「忍者伝承館」の2つの展示室には、本物の忍具や貴重な古文書が展示されています。

出典:伊賀流忍者博物館 公式HP(忍術体験館)

忍者が自分たちの思いを込めた忍術書の中には、数々の忍者の道具「忍具」が描かれています。

忍術体験館では、これらの忍術書に基づいて製作されたレプリカの忍具やおなじみの手裏剣や水蜘蛛などの忍具を見ることができます。

また、敷地内にはオリジナル忍者グッズショップ「Ninja坊」もあります。

出典:伊賀流忍者博物館 公式HP(Ninja坊)

ゴム手裏剣やゴム苦無など、忍者の里・伊賀ならではの、ここでしか買えない忍者グッズが揃ったおみやげ処です。

さらに、大人気のショーステージでは、伊賀忍者集団「阿修羅」による迫力満点の忍術実演が繰り広げられます。(別途要入場料、事前にショースケジュールを要確認)

出典:伊賀流忍者博物館 公式HP(ショーステージ)

忍者がどのような武器や道具を使い、役割を果たし、自分の身を守ったのかを実演します。

目の前で繰り広げられる手に汗握るアクションは、おなじみの手裏剣打ちから、本物の武器を使った立ち回りまで、技の数だけ演目があります。

これらのスピードとパワー溢れる実演には、子ども達も大喜び間違いなし!

忍者の魅力を存分に体験できる施設「伊賀流忍者博物館」に、是非実際に足を運んでみてください。

  • <入館料>
  • 大人(高校生以上) 800円
  • 小人(4歳〜中学生)500円
  • 別料金:忍術実演ショー 500円
  • 忍術実演ショーは休演日あり。要事前確認。

お店名

伊賀流忍者博物館

住所

〒518-0873 伊賀市上野丸之内117

電話番号

0595-23-0311 (伊賀流忍者博物館)

ホームページ

http://www.iganinja.jp/

営業時間

平日  10:00~16:00(最終入館時間15:30)
土日祝 10:00~16:30(最終入館時間16:00)
※最新情報はHPをご確認ください。

定休日

年末年始(12/29~1/1)
※展示替え等で臨時休館の場合あり

アクセス

5.三重県総合博物館「MieMu」 (津市)

出典:三重の文化 公式HP

次にご紹介するのは、津市にある「三重県総合博物館 MieMu 」です。

  • <見どころポイント>
  • 三重の特徴的な自然環境を表現した配置
  • 大迫力の「ミエゾウ」
  • 三重の自然と歴史・文化を総合的に表現した館内

「三重県総合博物館 MieMu 」では、展示室で楽しく学ぶことができるほか、館内とミュージアムフィールド全体を使って様々な活動が楽しめます。

基本展示室では、大杉谷・大台ヶ原、鈴鹿山脈、伊勢湾、熊野灘に代表される三重の特徴的な自然環境を四隅に配置し、その中で育まれた人・モノ・文化の交流史を展示室中央で展開します。

出典:文化遺産オンライン 公式HP(ミエゾウ全身骨格復元標本)

この大迫力の「ミエゾウ」は、その化石が三重県内で最初に発見されたことから、世界中で通用する正式な学名を「Stegodon miensis(ステゴドン・ミエンシス)」と名づけられた太古のゾウです。

三重県内各所からも多数の化石が発見され、MieMuでも多くの化石資料を収蔵しています。

MieMuでは、国内各地で発掘・保管されているミエゾウ化石の形態データを3次元スキャンで収集して制作した、日本初となる全身骨格復元標本の展示です。

また、山、盆地、平野、磯の4つのくらしの視点から人と自然の関わりを総合的に考えるコーナーを、それらの間に配置しており、

これらを大きな空間で一体的に紹介することで、三重の自然と歴史・文化を総合的にとらえ、表現しています。

出典:観光三重 公式HP

三重が持つ多様性の力を感じられる「三重県総合博物館 MieMu」で、歴史感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

  • <入館料>
  • 一般 520円
  • 学生 310円
  • 高校生以下 無料
  • ※2024年7月時点

お店名

三重県総合博物館 MieMu

住所

〒514-0060 津市一身田上津部田3060

電話番号

059-228-2283 (三重県総合博物館 「MieMu」)

ホームページ

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/

営業時間

午前9時~午後5時
※展示室への入室は午後4時30分まで

定休日

毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

アクセス

6.三重県立美術館 (津市)

出典:三重県立美術館 公式HP

次にご紹介するのは、津市にある「三重県立美術館」です。

  • <見どころポイント>
  • 変わった雰囲気の空間が広がる柳原義達記念館
  • 独自のテーマによる企画展示室

「三重県立美術館」は1982年に開館し、2003年には柳原義達記念館を増設してリニューアルオープンしました。

津駅から約1kmという好立地かつ、静かで穏やかな空間の中で、芸術と癒しの空間を楽しめます。

収蔵品は、曾我蕭白など三重ゆかりの美術、近現代の美術、ムリーリョ、ダリをはじめとするスペイン絵画など約6,000点にものぼります。

常設展示室においては、これらの所蔵品を年間4期に分けて「美術館のコレクション」として紹介するとともに、柳原義達記念館では、柳原義達氏から寄贈された彫刻を紹介しています。

出典:三重県立美術館 公式HP(柳原義達記念館)

柳原義達記念館は、本館とは少し違った雰囲気の空間が広がり、白一色の壁に銅色の彫刻が映え、より一層、作品が存在感を放っている様子は必見です。

また、企画展示室においては、独自のテーマによる自主企画のほか、共同企画など、国内外の様々な美術を紹介する企画展を開催しています。

2024年7月20日(土)~9月29日(日)の期間中は、企画展示「果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平」を開催予定。

出典:アートアジェンダ 公式HP(果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平)

三重県立美術館と⾧崎県美術館は、国内では珍しい、スペイン美術を収集方針に含む美術館です。

この企画展示では、両館のコレクションから選りすぐった、中世から現代にいたる約100点の作品を展観し、スペイン美術の精華が紹介されます。

そして、この果てしないスペイン美術の歴史を、「宗教」や「光と影」、「伝統と革新」といったキーワードとともに辿ります。

中世の板絵や芸術文化の黄金世紀である17世紀の油彩画、そして20世紀のインスタレーション作品まで、スペイン美術が切り拓いてきた魅力的な表現の地平を堪能できる展示会となっています。

  • <果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平 概要>
  • 開催期間:2024年7月20日(土)~9月29日(日)
  • 記念講演会:7月20日(土)14時~(90分程度)
  • ギャラリートーク:8月18日(日)、9月14日(土)14時~(30分程度)
  • 詳細URLはこちらをクリック

「三重県立美術館」で、作品に触れながら、自然とは異なる新たな癒しを体験してみてはいかがでしょうか。

  • <観覧料>
  • 一般 310円
  • 学生(大学/各種専門学校等) 210円
  • 高校生以下 無料
  • 上記観覧料には、美術館のコレクション、柳原義達の芸術を含む。
  • 企画展示は別途料金が必要となる場合あり

お店名

三重県立美術館

住所

〒514-0007 津市大谷町11番地

電話番号

059-227-2100 (三重県立美術館)

ホームページ

https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/index.shtm

営業時間

9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)

定休日

月曜日(祝休日にあたる場合は開館、翌平日閉館)、年末年始
※詳しくは公式サイトでご確認ください。

アクセス

7.ルーブル彫刻美術館 (津市)

出典:ルーブル彫刻美術館 公式HP

次にご紹介するのは、津市にある「ルーブル彫刻美術館」です。

  • <見どころポイント>
  • パリ・ルーブル美術館美術部の技術陣が作製した復刻作品
  • 大きさや傷ひとつに至るまで実物と同じ細部
  • 世界的作品「ミロのヴィーナス」

「ルーブル彫刻美術館」は、パリ・ルーブル美術館の世界で唯一の姉妹館です。

約1,300品もの展示品は、パリ・ルーブル美術館美術部の技術陣が作製した復刻作品で、実物より直接型取りしているので、大きさはもちろん、傷ひとつに至るまで実物と同じであるのが特徴。

先代館長の故・竹川勇次郎氏がルーブル美術館の作品に感銘を受け、フランスまで何度も足を運び交渉し実現しました。

出典:観光三重 公式HP(1987年開館の際、ルーブル美術館館長が訪れた記念写真)

日本にいながらにして、本場・パリの彫刻作品を楽しむことができ、館内作品を撮影することが許可されています。

常設展示作品は、ルーブル美術館だけでなく、大英博物館やメトロポリタン美術館などの有名美術館の作品もあり、見どころ盛りだくさん。

また、作品を間近で見られるので、リアルな造形美を感じることができます。

特に、建物の外にも展示されているミロのヴィーナスは、実物から直接型取りして作られており、迫力満点!

出典:観光三重 公式HP(ミロのヴィーナス)

近鉄大阪線・榊原温泉口駅から徒歩5分の好立地とアクセスも良いので、是非一度立ち寄ってみてください。

  • <入館料>
  • 大人(高校生以上) 1,500円
  • 65才以上・学生 1,000円
  • 障がい者手帳をお持ちの方 1,000円
  • 小人(小・中学生) 800円
  • 団体(30名以上) 1,400円
  • ※2024年7月時点

お店名

ルーブル彫刻美術館

住所

津市白山町佐田東谷1957

電話番号

059-262-1111 (ルーブル彫刻美術館)

ホームページ

http://www.louvre-m.com/

営業時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

定休日

年中無休

アクセス

8.松浦武四郎記念館 (松阪市)

出典:松浦武四郎記念館 公式HP

次にご紹介するのは、松阪市にある「松浦武四郎記念館」です。

  • <見どころポイント>
  • 重要文化財に指定された1,505点の資料
  • 探検家としてだけでなく、学者、出版者、作家としての顔ももつ松浦武四郎の多芸多才ぶり
  • 松浦武四郎が過ごした書斎のレプリカ

北海道だけでなく全国を旅し、各地の様子を描き記し、その情報を本にして伝えるなどした「松浦武四郎」。

後に「北海道の名付け親」と称され、道内の各地には記念碑が建ち、今なお顕彰され続けています。

彼の多彩な功績を、グラフィックや映像などでわかりやすく紹介するとともに、重要文化財に指定された1,505点の資料を展示し、武四郎の魅力を感じられる記念館です。

展示室の内容は2ヶ月ごとに変えられ、探検家としてだけでなく、学者、出版者、作家としての顔ももつ松浦武四郎の多芸多才ぶりを紹介しています。

出典:観光三重 公式HP(松浦武四郎像)

松浦武四郎は非常に事細かに記録を残しており、6度に渡る蝦夷地の調査記録をまとめた書物は151冊にもおよびます。

その内容は地理調査の結果だけでなく、動植物や産物、アイヌ民族の文化や暮らしの紹介など多岐にわたり、

諸国を漫遊する中で、吉田松陰や儒学者の頼三樹三郎、水戸藩の儒学者・藤田東湖など多くの志士と交友を結び、情報のやりとりをしていた資料も残されています。

出典:観光三重 公式HP(松浦武四郎が残した多数の記録展示)

展示室の中でも、ひときわ目を引くのが書斎のレプリカです。

出典:観光三重 公式HP(書斎のレプリカ)

70歳を前にした武四郎は、東京の自宅に畳一畳分の書斎を建てた際、

全国各地の知人にその土地の神社仏閣の古材を送るよう頼み、それらを組み合わせて書斎を作ったと伝えられています。

「起きて半畳、寝て一畳」を地でいく彼の暮らしぶりが垣間見えます。

また、記念館から徒歩5分ほどの伊勢街道沿いには、松浦武四郎誕生地を公開しており、武四郎が旅を志した環境や、武四郎を生んだ松浦家営みを体感できます。

松阪市出身の探検家「松浦武四郎」。彼の人生を辿る「松浦武四郎記念館」へ是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • <入館料>
  • 一般 310円
  • 6歳以上18歳以下 200円
  • 未就学児 無料
  • ※2024年7月時点

お店名

松浦武四郎記念館

住所

〒515-2109 松阪市小野江町383

電話番号

0598-56-6847 (松浦武四郎記念館)

ホームページ

https://takeshiro.net/

営業時間

9:00~16:30

定休日

月曜(月曜が祝日の場合は開館)
祝日の翌日(祝日の翌日が土日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月3日)ほか

アクセス

9.本居宣長記念館 (松阪市)

出典:松阪市観光協会 公式HP

次にご紹介するのは、松阪市にある「本居宣長記念館」です。

  • <見どころポイント>
  • 数々の本居宣長の展示品
  • 本居宣長にまつわるクイズ
  • 「古事記伝」自筆稿本

江戸時代を生きた国学者で、医師でもありながら古事記の研究もしていた「本居宣長」。

そんな彼にまつわる資料が展示されており、これまでに教科書でしか知ることがなかった方も、歴史好きの方も、見学すれば本居宣長の魅力を再発見できること間違いなしです。

1階には、展示品や宣長に関するたくさんの書籍のほかに、子どもも楽しめる設備が揃っています。

出典:観光三重 公式HP(本居宣長記念館1階)

入り口から順に、丸、四角、三角のテーブルが設置され、これらの形は宣長の特徴を示しています。

  • 丸は鈴や山桜、和歌を愛した「遊」
  • 四角は薬箱の形、医者として家族を支えた「働」
  • 三角は古事記の研究をした国学者としての「学」

目を引くデザインの各テーブルに設置されているのは、本居宣長にまつわるクイズです。

出典:観光三重 公式HP(本居宣長にまつわるクイズのテーブル)

このクイズに答えていくと、宣長の仕事だけでなく私生活や人柄についても知ることができます。

この遊び心には、大人も子どもも楽しめるのではないでしょうか。

展示室の中でも注目なのは、「古事記伝」自筆稿本です。

出典:観光三重 公式HP(『古事記伝』自筆稿本)

とても美しく、読みやすい字で、まるでパソコンで打ち出したような、整った四角い文字を書いた本居宣長。

古事記の研究は彼のライフワークになり、地理や医学を学びながら、その全てが生かされるものとして、終わることのない古事記の研究にたどり着いたのだと伝えられています。

本居宣長の当時の人柄や暮らしに思いを馳せることができる「本居宣長記念館」。

是非、彼の人生を覗きに訪れてみてはいかがでしょうか。

  • <入館料>
  • 大人 400円
  • 大学生 300円
  • 子ども(小学4年~高校生)200円
  • ※2024年7月時点

お店名

本居宣長記念館

住所

松阪市殿町1536-7

電話番号

0598-21-0312 (本居宣長記念館)

ホームページ

https://www.norinagakinenkan.com/

営業時間

9:00~17:00(最終入館時間は16:30)

定休日

月曜日(祝日のときは翌日)・年末年始

アクセス

10.いつきのみや歴史体験館 (多気郡明和町)

出典:伊勢志摩観光ナビ 公式HP

次にご紹介するのは、多気郡明和町にある「いつきのみや歴史体験館」です。

  • <見どころポイント>
  • 斎宮が最も栄えた平安時代の風景
  • 当時の建築技術を活かした貴族の屋敷「寝殿造」
  • 十二単・直衣の試着体験

いつきのみや歴史体験館は、日本遺産に認定されており、137.1ヘクタールもの広大な土地の中で、斎宮が最も栄えた平安時代の珍しい体験ができる施設です。

建物は平安時代の貴族の屋敷「寝殿造」をモデルにしており、当時の建築技術を活かし、部材の組み立てに釘を使用していないのが特徴です。

当時の年中行事や技術・文化を学べる体験講座のほか、十二単・直衣の試着体験も実施しています。

出典:観光三重 公式HP(十二単・直衣の試着体験)

また、盤双六や貝覆いなど、古代の遊びも体験することができます。

体験だけでなく、館内全体は天井の高いのびやかな空間となっており、木の香りが広がります。

知識を増やせるだけでなく、色鮮やかで見応えのある展示物がたくさんあり、その美しさにはきっと皆さん心がときめくのではないでしょうか。

いつもと趣向を少し変えて、「いつきのみや歴史体験館」でゆるりと巡る歴史探訪の旅はいかがでしょうか。

  • <入館料>
  • 大人 340円
  • 大学生 220円
  • 小・中学生・高校生 無料
  • ※2024年7月時点

お店名

いつきのみや歴史体験館

住所

多気郡明和町斎宮3046-25

電話番号

0596-52-3890 (いつきのみや歴史体験館)

ホームページ

http://www.itukinomiya.jp/

営業時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

定休日

月曜日(休日の場合は翌日)

アクセス

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、三重県にある「ミュージアム」を厳選して10カ所ご紹介しました。

三重県の自然や歴史を知るのにおすすめの博物館や、伊勢神宮に斎王などその地方ならでは展示など・・・

三重県には素敵なミュージアムがたくさんあることが分かっていただけたかと思います。

是非本記事を参考にしていただき、実際に足を運んでいただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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神村茜

神村茜

三重県鈴鹿市在住のライター。旅行、グルメ、美容、料理、自動車関連と様々なジャンルの執筆をしています。2021年に大阪から三重県に引っ越し、日々感じる三重県の良さを発信しています。「三重県に住んでみたい!」と幅広い年代の方に感じていただけるような、三重県の魅力をお伝えします!

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