三重県の避暑地おすすめ5選!持ち物や注意点についても解説!

夏の暑さに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。年々、気温は上昇しており、熱中症になってしまう方も増えています。夏の暑さから体を休めるために、避暑地を探している方もいるでしょう。

本記事では、三重県の中でも人気の避暑地5選を紹介します。夏の旅行先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

三重県の避暑地おすすめ5選

三重県には数多くの避暑地が存在します。その中でも特に人気がある避暑地を5選紹介します。三重県で夏の暑さを忘れて涼しいひと時を過ごしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.御在所岳

出典:photo ACより

三重県で人気の避暑地を探しているなら、まず外せないのが「御在所岳(ございしょだけ)」です。標高1,212mの御在所岳は、鈴鹿山脈を代表する山のひとつで、日本二百名山にも選ばれています。夏でも涼しい気候と豊かな自然が魅力で、登山や観光に訪れる人が後を絶ちません。

御在所岳は古くから植物の宝庫として知られており、四季折々の花や木々を楽しみながら散策できます。また、花崗岩の岩場を活かしたロッククライミングでも有名です。山中には滝や渓流も多く、自然の涼しさを全身で感じられるため、まさに三重県を代表する避暑地といえるでしょう。

登山ルートは複数用意されており、初心者から経験者まで楽しめます。「登山は大変そう」と感じる方も安心してください。御在所岳には世界的にも規模の大きいロープウェイが整備されており、気軽に山頂の山岳公園へアクセスできます。標高の高い山頂からは鈴鹿山脈の雄大な景色や伊勢湾を一望でき、絶景を楽しめるのも魅力です。

2.蒼滝

御在所岳の麓にある「蒼滝(あおたき)」は、三重県で自然の涼しさを感じられる代表的な避暑スポットです。落差約50メートルを誇る滝は、白い花崗岩を背景に美しく流れ落ち、迫力と清涼感を同時に味わうことができます。滝のそばまで近づくと水しぶきが舞い、夏の暑さを忘れるほどの心地よさを感じられるでしょう。

蒼滝へ向かうには「御在所ロープウェイ山麓駅」から歩いて30分ほどかかります。2008年の土砂崩れ以降、蒼滝駐車場からは直接行けなくなっているため、現在は「御在所ロープウェイ駐車場」を利用し、裏登山道を経由して向かうルートが一般的です。やや険しい道のりではありますが、訪れる価値は十分にあるスポットといえるでしょう。

3.青山高原

三重県で人気の避暑地といえば「青山高原」です。標高が高いため夏場でも平地より気温が約4℃低く、爽やかな涼風に包まれます。「関西の軽井沢」とも呼ばれ、毎年多くの観光客が訪れるスポットです。

山頂付近には、雄大な景色の中にそびえ立つ約90基の巨大な風力発電機が並び、白い風車が非日常的な景観を作り出しています。自然の美しさと人工の造形美が調和した、ここでしか見られない風景を堪能できます。

青山高原へ向かう「青山高原公園線」はドライブ好きにはおすすめルートです。窓を開けて爽やかな風を感じながら走れば、まさに避暑地ならではの贅沢な時間を過ごせます。車で避暑地へ移動しようと考えている方は、ぜひ青山高原に訪れてみてください。

4.横山展望台

志摩半島の南部に位置する「横山展望台」は、英虞湾の景色を堪能できるスポットです。展望台は全部で5か所あり、それぞれ異なる角度から英虞湾を一望できます。その美しい眺望は「ミシュラン・グリーンガイドジャポン」で一つ星を獲得しており、世界的にも高く評価されています。

各展望台へは整備された遊歩道が続いており、自然の中を歩きながらハイキングを楽しめるのも魅力です。木々の間を抜ける風が心地よく、夏でも爽やかに散策できます。

また、展望台には「ミラドール志摩」というカフェが併設されています。広々としたウッドデッキのテラスからは、目の前に広がる英虞湾の景色を眺めながら、ゆったりとティータイムを楽しめます。避暑地としてはぴったりのスポットといえるでしょう。

5.赤目四十八滝

出典:photo ACより

三重県名張市にある「赤目四十八滝」は、全国的にも知られる観光名所で、涼しさを求める人々に人気の避暑地です。日本の滝百選や平成の名水百選に選ばれており、四季折々の自然の景色を楽しめます。

赤目四十八滝には数多くの滝がありますが、渓谷沿いに整備された遊歩道を歩けば、往復約3時間で全ての滝を巡ることができるため、気軽に楽しめるのも魅力です。滝壺近くでは水しぶきが涼しく、夏でも心地よいひとときを過ごせます。

さらに、赤目四十八滝は滝の観賞だけでなく、体験型アクティビティも充実しています。子どもに人気の「忍者修行体験」や、自然を学びながら楽しめる「エコツアー」など、家族連れでも楽しめるプログラムがそろっています。

三重県の避暑地を訪れる際にあると便利な持ち物

三重県の避暑地を訪れる際は、より快適に楽しむために持ち物を整えておくことが大切です。ここでは、三重県の避暑地を訪れる際にあると便利な持ち物について紹介します。

羽織れる上着

御在所岳や青山高原など標高の高い避暑地は、夏でも朝晩は肌寒くなることがあります。特に風が強い場所では体感温度が下がるため、薄手のカーディガンやウインドブレーカーなど、すぐに羽織れる上着を持っていくと安心です。

歩きやすい靴

赤目四十八滝や蒼滝など、滝めぐりや遊歩道の散策を楽しむ際には歩きやすい靴が必須です。スニーカーやトレッキングシューズを選べば、足場の悪い道でも安全に歩けます。サンダルやヒールは滑りやすく危険なので避けた方が良いでしょう。

飲み物と軽食

避暑地は自然豊かな場所にあるため、すぐにお店や自動販売機が見つからないこともあります。水分補給用の飲み物や、エネルギー補給できる軽食(おにぎりや栄養補助食品)を持参しておくと安心です。特に夏場は熱中症予防のために水分と塩分を意識して補給しましょう。

虫よけスプレーや日焼け止め

森林や渓谷を散策する際は、蚊やアブなどの虫が多く出るため、虫よけスプレーは必須です。また、山頂や高原は日差しを遮るものが少なく、紫外線が強くなるため日焼け止めも忘れないようにしましょう。快適に過ごすためには、肌を守る準備をしておくことが大切です。

タオルと着替え

滝や渓流の近くでは水しぶきで服が濡れたり、汗をかいたりすることがあります。タオルを持っていれば簡単に拭けますし、着替えを準備しておけば帰り道も快適です。特に子ども連れで遊ぶ場合は、余分に持っていくと安心です。

三重県の避暑地を楽しむ際の注意点

三重県の避暑地を楽しむ際は、注意するべきポイントもいくつかあります。注意点について理解しておき、万が一の事態が起こったとしても対応できるような体制を整えて、三重県の避暑地を満喫しましょう。

天候の急な変化に備える

御在所岳や青山高原など標高の高い避暑地では、山の天気が変わりやすく、突然の雨や雷に見舞われることがあります。出かける際は天気予報を事前に確認し、雨具や防水機能のあるバッグを準備しておくと安心です。特に午後は天候が崩れやすい傾向があるため、早めの行動を心がけましょう。

熱中症対策を忘れない

避暑地は平地より涼しいとはいえ、真夏の日中は強い日差しにさらされます。十分な水分補給を行い、塩分補給も意識しましょう。また、帽子や日傘を用意して直射日光を避ける工夫をすることで、より快適に過ごせます。

虫対策をしっかり行う

赤目四十八滝や蒼滝など、水辺や森林を歩くスポットでは蚊やアブなどの虫が発生しやすいです。虫よけスプレーや長袖・長ズボンを用意しておくと安心です。特に夕方以降は虫が活発になるため、服装にも注意して散策しましょう。

足元に注意して安全に歩く

滝や渓谷周辺は湿気が多く、遊歩道や岩場が滑りやすくなっています。サンダルやヒールは避け、滑りにくいスニーカーやトレッキングシューズを履くことが大切です。また、小さなお子様連れの場合は、転倒に注意しながらゆっくり進むようにしましょう。

道路と駐車場の混雑に注意

三重県の人気の避暑地は、夏休みや週末になると多くの観光客で賑わいます。特に御在所岳や横山展望台は混雑することが多いため、朝早い時間に訪れるのがおすすめです。公共交通機関を利用する場合は、運行本数が限られていることもあるため、事前に時刻表を確認しておきましょう。

三重県の避暑地で夏を快適に過ごそう!

三重県には、御在所岳や蒼滝、青山高原、横山展望台、赤目四十八滝といった魅力的な避暑地が数多くあります。どのスポットも自然の涼しさを体感でき、夏の旅行先や日帰り観光にぴったりです。滝や高原での散策、展望台からの絶景、アクティビティ体験など、子どもから大人まで楽しめるのも大きな魅力といえるでしょう。

しかし、快適に過ごすためには注意点もあります。熱中症や虫対策は徹底して行うようにしてください。また、夏休みシーズンは道路や駐車場が混雑しやすいため、早めの行動がおすすめです。

三重県の避暑地は、自然の涼しさに包まれながら心身ともにリフレッシュできるスポットばかりです。今年の夏はぜひ、三重県で涼しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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