三重県の花火大会特集【2024年最新】

三重県でも夏日が増えてきた近頃、「そろそろ夏が来たな」と感じる日が増えましたね。

そして、夏の風物詩と言えば、花火!

この記事では、2024年夏に三重県で開かれる花火大会のスケジュール、場所、アクセスなどを、ランキング形式でご紹介します。

日本三大競技花火大会の1つである伊勢神宮奉納全国花火大会や、広大な熊野灘に広がる三尺玉海上自爆が自慢の熊野大花火など、三重県では有名な花火大会が毎年多数開催されます。

今年は新型コロナの影響による規制も撤廃され、花火だけでなく、屋台などの夏祭りも一緒に楽しめる花火大会がたくさんありますので、夏の風物詩・花火を目一杯楽しんでください。

また、三重県在住の方だけでなく、大阪・京都・奈良などの関西地域、愛知・名古屋・岐阜などの東海地域からでも、一足伸ばせば三重県の花火を楽しむことが出来ますので、是非お越しください!

第1位:熊野大花火大会 (熊野市)

出典:熊野市観光協会 公式HP

第1位は「熊野大花火大会」です。

熊野大花火大会は、熊野市・吉野熊野国立公園の鬼ヶ城を背景に、大きな海に向かって豪快な花火絵巻を繰り広げる迫力満点の花火大会です。

熊野路最大の夏の風物詩となっており、約10,000発の花火が世界遺産の鬼ヶ城を美しく染める光景は、息を飲むほどの美しさです。

最大の見どころは、脅威のスピードで走る2隻の船から、点火した花火玉を次々と投げ入れる海上自爆や、鬼ヶ城の洞窟や地形を利用した大仕掛、そして熊野灘に目一杯広がる三尺玉海上自爆です。

出典:三重フォトギャラリー 公式HP(三尺玉海上自爆)

花火玉自体の爆音や爆風に加えて、岩場での反射音や洞窟での響鳴音も加わり、まさに三重県を代表する大迫力の花火大会と言えるでしょう。

是非一度、大迫力の熊野大花火大会に訪れてみてください。

  • <熊野大花火大会 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年8月17日(土) 19:00頃~
  • 予備日 :8月18日(日)、8月22日(木)、8月28日(水)
  • 会 場 :七里御浜海岸
  • 電話番号:0597-89-0100 (熊野市観光協会)
  • 収容人数:約170,000人
  • 備 考 :予備日の最終日において天候不良等により通常開催が困難な場合は、中止または規模を縮小して開催する場合があります。
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>熊野市観光協会

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第2位:伊勢神宮奉納全国花火大会 (伊勢市)

出典:伊勢市観光協会 公式HP

第2位は「伊勢神宮奉納全国花火大会」です。

伊勢神宮奉納全国花火大会は、大曲(秋田県)と土浦(茨城県)の花火大会と並び、日本三大競技花火大会の一つとして全国的に有名な花火大会です。

伊勢神宮に花火を奉納するという、他にはない斬新な大会として、1953年の第59回神宮式年遷宮を記念して始まり、今年70年目を迎える歴史ある大会です。

北は秋田県、南は鹿児島県など、全国各地から選び抜かれた花火師たちが伊勢神宮に奉納し、日頃の研鑽の成果を神都伊勢の夜空に放揚する「競技花火大会」ということで、日本三大競技大会の一つに数えられます。

競技部門は、各花火師が直径約15cmの5号玉を3発、直径約30cmの10号玉を1発、順番に打ち上げる「打上花火の部」と、様々な花火がリズミカルに打ち上がる「スターマインの部」から構成されます。

出典:伊勢志摩経済新聞 公式HP(スターマインの部)

コロナ渦で中止が続いていた伊勢神宮奉納全国花火大会ですが、昨年2023年に4年ぶりに開催され、今年も盛り上がること間違いなしです。

日本全国でも中々見ることのできない、全国の花火師による高レベルな花火を、是非実際に見てみてはいかがでしょうか。

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第3位:長島温泉 花火大競演 (桑名市)

出典:ナガシマリゾート 公式Facebook

第3位は「長島温泉 花火大競演」です。

続いてご紹介するのは、子ども連れの家族に大人気の遊園地「ナガシマスパーランド」の花火大会です。

ナガシマスパーランドでは、夏の特定日に花火の打上げを行っています。

打ち上げ花火や迫力のスターマインが見どころポイントです。

また、長島温泉花火大競演は、ナガシマスパーランド内で行われるため、遊園地のアトラクションと一緒に楽しむことができ、園内からならどこからでも楽しむことができます。

出典:イベントサーチ 公式HP(アトラクションと花火の競演)

日中ナガシマスパーランドでたくさん遊んだあと園内で見る花火は、素敵な夏の思い出になること間違いなし!

家族やカップル、友達と、遊園地の夜景と一緒に楽しめる観覧車の周辺で観覧するのもおすすめです。

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第4位:亀山市関宿納涼花火大会 (亀山市)

出典:亀山商工会議所青年部 公式HP

第4位は「亀山市関宿納涼花火大会」です。

亀山市関宿納涼花火大会は、三重県を流れる鈴鹿川の河川敷で開かれる花火大会です。

スケールの大きいナイアガラやスターマインは圧巻で、毎年三重県内外問わずたくさんの方が見に来る花火大会です。

河川敷に観覧席が準備され、目の前で打ち上がる花火を見上げる光景はまさに「夏の風物詩」です。

地元の亀山商工会議所青年部が作りあげる夏の素敵な思い出を、是非実際見てみてください。

尚、2024年は完全チケット制のため、チケットを持っていない方は入場及び駐車が出来ませんので、ご注意ください。(チケット1枚1,000円)

  • <亀山市関宿納涼花火大会 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年8月17日(土) 19:30~
  • 予備日 :8月18日(日)、24日(土)、25日(日)
  • 会 場 :鈴鹿川河川敷(関消防署西側グラウンド)
  • 電話番号:0595-97-8877 (亀山市観光協会)
  • 備 考 :チケット販売期間は2024年6月10日(月)~売り切れ次第終了。未就学児はチケット不要。
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>亀山商工会議所青年部

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第5位:鈴鹿げんき花火大会 (鈴鹿市)

出典:まるごと三重 公式HP

第5位は「鈴鹿げんき花火大会」です。

鈴鹿げんき花火大会は、鈴鹿市白子新港緑地公園内の砂浜で開催される花火大会です。

新型コロナウイルスの影響により中止が続いた2年間を乗り越え、2022年に3年振りに復活した鈴鹿げんき花火大会は、

2024年、さらにパワーアップしての開催を予定しています。

一番の見どころである四尺玉の海上自爆は、まさに圧巻の光景です。

出典:三重フォトギャラリー 公式HP(四尺玉の海上自爆)

是非お子様と一緒に鈴鹿げんき花火大会に参加するのはいかがでしょうか。

なお、2024年も完全チケット制のため、観覧に事前申し込みが必要です。チケット情報などの詳細は公式サイトをご確認ください。

  • <鈴鹿げんき花火大会 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年9月14日(土) 16:00〜20:30(花火の打上げ19:30~)
  • 予備日 :9月21日(土)、22日(日)
  • 会 場 :白子新港緑地公園内・砂浜
  • 電話番号:070-9065-8072 (鈴鹿花火実行委員会)
  • 収容人数:約120,000人(2018年実績)
  • 備 考 :雨天決行。荒天順延。
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>鈴鹿花火実行委員会

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第6位:紀宝町花火大会 (南牟婁郡紀宝町)

出典:いこーよ 公式HP

第6位は「紀宝町花火大会」です。

紀宝町花火大会は、旧鵜殿村の「初盆供養・追善花火大会」として行われていたのを「紀宝町花火大会」として開催している歴史ある花火大会です。

花火大会当日は、住職のお経や焼香のあと、初盆を迎える各家庭の参拝及び燈籠焼き、銀滝花火などの精霊供養行事が行われます。

出典:吉野熊野新聞 公式HP(精霊供養行事)

その後、規模は小さいながらも約700発の打ち上げ花火やメッセージ付きの花火が打ち上げられます。

他の花火大会と比べると規模は小さいですが、打ち上げ場所が近いので迫力満点の花火を楽しむことができます。

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第7位:夏の鳥羽湾毎夜連続花火 (鳥羽市)

出典:公益社団法人 三重県観光連盟 公式HP

第7位は「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」です。

夏の鳥羽湾毎夜連続花火は、鳥羽市で行われ、一定期間の間、毎日20:30から約5分間の花火を楽しむことができます。

佐田浜堤防先、安楽島湾、小浜湾から打ち上げられる花火を旅館に泊まって眺めるのは、風情があっておすすめです。

「花火は見たいけど、人が多い花火大会に行くのはちょっと・・・」という方は、期間中毎日花火が打ち上げられるため、旅館でのんびりするついでに夏の風物詩を気軽に楽しめる「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」がぴったり。

鳥羽の美味しい食事をしながら、旅館から花火を楽しむ、そんな風情ある夏のひとときを過ごすのはいかがでしょうか。

  • <夏の鳥羽湾毎夜連続花火 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年7月27日(土)~8月20日(火) 20:30~20:35頃
  • 会 場 :鳥羽湾周辺
  • 電話番号:0599-25-5096 (鳥羽旅館組合)
  • 備 考 :開催可否については当日15時頃に公式HPへ掲載(少雨決行)
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>鳥羽旅館組合

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第8位:桑名水郷花火大会 (桑名市)

出典:桑名市 公式HP

第8位は「桑名水郷花火大会」です。

昭和9年の伊勢大橋完成記念として始まった桑名水郷花火大会は、戦時中に一時中断したものの現在まで引き継がれている長い伝統のある花火大会です。

「水郷の街・桑名」ならではの川の幅・深さを利用した花火大会で、揖斐川の中州から打ちあがる花火はとても美しく、まさに絶景です。

三重県の花火大会の中でもかなり長い1時間半にわたり、スターマインや仕掛花火など約1万発の花火が、桑名の夜空に鮮やかな大輪の花を咲かせます。

三重県外からも多くの人が訪れるほどの大人気で、それほど見ごたえのある花火大会となっています。

それ程人気なため、毎年交通の混乱が避けられませんので、近くのホテルを予約するなど入念に準備をすることをおすすめします。

三重県最大級の花火大会に、是非一度、足を運んでみてください。

  • <桑名水郷花火大会 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年7月27日(土) 19:30~20:30頃
  • 予備日 :7月30日(日)
  • 会 場 :揖斐川河畔(鍋屋堤)
  • 電話番号:0594-21-5416 (桑名市物産観光案内所)
  • 観客席数:約14,000人
  • 備 考 :小雨決行。開催の有無は当日朝7時以降に決定。
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>桑名水郷花火大会

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第9位:津花火大会 (津市)

出典:号外NET 津市 公式HP

第9位は「津花火大会」です。

津花火大会は、大正時代にはじまった歴史ある花火大会です。

昨年2023年に記念すべき第70回目の開催を迎え、虹色の配色の花火や疾走する船2隻から繰り出される海上花火など、趣向を凝らした見ごたえ抜群の演出で大盛り上がりとなりました。

出典:観光三重 公式HP(海上花火)

また、津駅、臨時駐車場からシャトルバス(有料)も運行しており、電車、自動車どちらでもアクセスしやすい花火大会です。

是非、砂浜から臨場感あふれる花火を楽しむのはいかがでしょうか。

  • <津花火大会 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年7月27日(土) 20:00~21:00
  • 会 場 :阿漕浦海岸沖南方
  • 電話番号:059-229-3234 (実行委員会事務局)
  • 駐車場 :津市・産業スポーツセンター(サオリーナ)、ボートレース津、津球場駐車場
  • 備 考 :荒天時は、最長7月29日(月)まで順延
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>津市観光協会

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第10位:志摩スペイン村 ムーンライトフィナーレ (志摩市)

出典:志摩スペイン村 公式HP

第10位は「志摩スペイン村 サマーフィエスタ ムーンライトフィナーレ」です。

「志摩スペイン村 サマーフィエスタ ムーンライトフィナーレ」は、2024年は6月29日(土)~9月23日(月)の期間で開催されるサマーフィエスタで打ち上げられる花火です。

花火の時間は約5分と短いですが、志摩スペイン村のアトラクションなどでたくさん遊んだ後に見る花火は格別です。

また、7月27日(土)~8月25日(日) のナイター営業日には、大迫力の花火だけでなく、イルミネーションに彩られた華やかなショーが夜のパークを彩ります。

出典:志摩スペイン村 公式HP(イルミネーション)

太陽と青空が輝く伊勢志摩の開放的な空間で、 夏のリゾート気分を思いきり楽しむのはいかがでしょうか。

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第11位:きほく燈籠祭 (北牟婁郡紀北町)

出典:観光三重 公式HP

第11位は「きほく燈籠祭」です。

きほく燈籠祭は、昭和3年に赤羽川の川開き行事として、数百羽の都鳥型の燈籠を流したのがその起源と言われています。

一度、昭和49年を最後に中断していたきほく燈籠祭ですが、昭和62年に当時の商工会青年部を中心とした若者たちがこの町に元気を与えようと現在の「燈籠祭」を復活させました。

海の「ねぶた」とも称されるこの祭りは、紀北町内外の老若男女が毎晩集い巨大燈籠を製作され、

会場内は、町内の幼稚園から中学校の子どもたちが制作した小型、箱型の燈籠で飾り付けられ、KIHOKU戦隊アババインショーなどさまざまな楽しいイベントが盛りだくさんです。

出典:まるごと三重 公式HP(巨大燈籠)

巨大燈籠との花火の競演は必見で、さらに孔雀が羽を広げたようなこの地形だからこそ打てる花火「彩雲孔雀」が一瞬夜空に咲き誇る姿は圧巻です。

出典:三重フォトギャラリー 公式HP(彩雲孔雀)

全国でも数少ない燈籠と花火の競演を、是非、実際に会場で楽しんでみてください。

  • <きほく燈籠祭 情報まとめ>
  • 開催日時:2024年7月27日(土) 時間未定
  • 会 場 :北牟婁郡紀北町長島港
  • 電話番号:080-8705-2612 (実行委員会事務局)
  • 駐車場 :約1,000台(無料)
  • 収容人数:約50,000人
  • 備 考 :荒天時順延の場合あり(現時点、予備日の設定はなし)
  • 大会公式サイトはこちらをクリック>紀北町燈籠祭実行委員会

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

第12位:紀和の火祭り (熊野市)

出典:観光三重 公式HP

第12位は「紀和の火祭り」です。

紀和の火祭りは、花火や瀞流太鼓、迫力ある北山砲(きたやまづつ)など毎年様々なイベントが行われます。

紀和の祭りメインである「柱まつり」は、ひもの付いた松明を回転させながら、約20mの高さのある杉柱に取り付けられた竹籠めがけて投げ入れます。

あらゆる災害を松明とともに夜空に放つことで、筏流しの筏師たちの安全祈願や無病息災、大漁を願って遠い昔から熊野川水系で行われてきました。

花火がメインの祭りではないですが、花火だけでなく、伝統の柱まつりも楽しむことができるため、一風変わった夏の思い出となること間違いなし!

是非一度、伝統的な「紀和の火祭り」に、実際に足を運んでみてください。

上記は、2024年6月7日時点の情報です。日程等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は大会公式サイトよりご確認ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、2024年の三重県の花火大会をランキング形式でご紹介しました。

王道の花火大会から、一風変わったコンセプトの花火大会まで、三重県だけでも様々な花火大会があることが分かっていただけたかと思います。

2024年は新型コロナウイルスによる規制も撤廃され、「いつも通り」の花火大会となり、さらに楽しめる夏になりそうですね。

是非、実際に三重県の花火大会に足を運び、夏の風物詩・花火を目一杯楽しみましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

神村茜

神村茜

三重県鈴鹿市在住のライター。旅行、グルメ、美容、料理、自動車関連と様々なジャンルの執筆をしています。2021年に大阪から三重県に引っ越し、日々感じる三重県の良さを発信しています。「三重県に住んでみたい!」と幅広い年代の方に感じていただけるような、三重県の魅力をお伝えします!

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