【三重に移住したい!】東京と三重の生活はどう違う?家計から子育てまで徹底比較!!

東京圏に住んでいる人で

「三重県に移住を考えているけれど、移住した場合に生活がどう変わるか不安。知りたい。」

と思っている人は多くいることでしょう。

三重県に限らず、東京圏から地方に移住する場合には大きく生活スタイルが変わることが予想されます。

通勤や日常の買い物、通院、公共機関への用事、子どもの送迎など、多くの場合は車を使用することになるでしょう。

車の免許を持っているかいないかで、日々の生活の便利さが変わります。

家計に関しては、家賃や住宅ローンなどは東京と比べて大幅に安くなるため、生活にゆとりが生まれます。

特に、経済的豊かさが全国トップの三重県での生活は、日々の生活に豊かさをもたらすことでしょう。

この記事では、東京と三重の違いについて、生活・仕事・家計・子育てについて徹底比較します。

また、東京圏から三重県に移住する際に受けられる支援についてもご紹介!

ぜひ、移住を検討するときの参考にしてください!

生活

東京と三重の生活にはどんな違いがあるでしょうか。

一般的に、都市部と地方では生活スタイルが大きく異なります。

もっとも大きな違いは移動手段。

都市部では通勤や通学に公共交通機関を使うのが一般的ですが、地方では車を使うほうが多いでしょう。

このほか、生活空間にも大きな違いがあり、地方のほうが広い生活空間でのびのびと過ごせます。

こういった生活スタイルの違いから、都市部での生活に息苦しさを感じて地方移住を検討する人も多いでしょう。

ここでは、東京と三重のそれぞれの生活について紹介します。

  1. 東京
  2. 三重

それぞれ見ていきましょう。

1.東京

東京は生活するうえであらゆる面で物価が高く、食品、外食など、値段は高く設定されています。

交通量が多く渋滞もあちこちで発生するため、エリアによっては車よりも自転車での移動が重宝されることもあります。

交通量が多いため、どうしても空気は汚れています。

また、建物も地方とは比べ物にならないほど近距離で立ち並び、地方出身者にとっては息苦しさを感じるかもしれません。

一戸建てを所有していても、東京で庭を持つのは難しく、敷地内で子どもを遊ばせるというのは難しいでしょう。

夏場の家遊びで活躍するビニールプールも、小さいものに限定されそう。

マンションに住む割合も、地方に比べて多くなります。

一方で、東京では、ずっと同じ場所に住み続けている人が少ない分、ご近所づきあいの面倒さはそれほどありません。

隣近所にすべての情報が行き渡ってしまうような煩わしさもなく、気楽に過ごせます。

町内会や婦人会、青年会などの集まりもほとんどない地域もあります。

反面、地域のつながりが薄いことでの寂しさを感じることも。

地域に帰属しているという意識が薄くなりがちです。

2.三重

三重県は東京に比べて物価が安く、生活費は全般においておさえられます。

食べ物は地元の新鮮な食材が安く手に入りやすく、贅沢な食卓をリーズナブルに囲めるでしょう。

人が多いことでのストレスを感じることは少なくすみそう。

三重県は海や山に囲まれているので、アウトドアを楽しみたい人にとってもピッタリの土地。

市街地に住んでいても、一時間ほど車を走らせれば海や川、山に遊びに行けるのがいいところです。

地方の多くは、地域のつながりが濃くて「おたがいさま」や「助け合い」の精神が根付いています。

さて、東京ではなくても生活できるけれど、三重県で生活するには不可欠なのが、車です。

運転免許証がないと、生活に不便を感じるので、免許を持っていない人は取得を検討するとよいでしょう。

仕事

移住を検討しているけれど躊躇している人の多くは

「地方で仕事が見つかるか」

「希望にあった求人があるか」

といったことを懸念しているかもしれません。

一方で、東京での仕事を辞めずにリモートワークで続けられる仕事の人は移住へのハードルが低くなるでしょう。

ここでは、東京と三重、それぞれの仕事について紹介します。

  1. 東京
  2. 三重

それぞれ見ていきましょう。

1.東京

通勤は電車やバスなどの公共交通機関を使うのが一般的。

毎日朝晩と通常満員電車に揺られるのは、それだけでストレスがたまります。

さらに、人身事故や天候の関係で電車が遅延したり止まったりすることもあり、通勤時にかちあうと、心身ともに疲れが増すもの。

仕事そのものではなく、通勤でヘトヘトになってしまう人もいます。

こうした通勤地獄から逃れたくて移住を考える人もいます。

一方で、交通が発達しているので出張はしやすく、移動も便利。

都心には企業が集中しているので、求人が多く、転職も比較的容易に叶います。

同じ職種にも多数の企業があるので、求職者側が自分に合う企業を選ぶことができるのがよい点です。

2.三重

三重県では車通勤が主流のため、運転免許証を持っていることが必須です。

東京での勤務先がリモートワーク可能な企業であれば、退職することなく三重県に移住し、地方の豊かな生活環境を手に入れられます。

給与水準も東京のほうが高いので、東京で暮らすよりもゆとりのある生活をおくれるでしょう。

三重県では、一般企業に加えて農業や漁業、林業などの仕事も充実しています。

未経験でチャレンジしたい人にはサポート体制もととのっているので、思い切ってチャレンジできるでしょう。

家計

生活にかかるお金は、東京のほうが高いことがほとんど。

都道府県別の豊かさでいうと、三重県は全国トップの豊かさを誇ります。

三重県は可処分所得が高い上に、基礎支出がそれほど高くないという結果に。

三重県に移住したほうがゆとりのある生活が送れるようです。

ここでは、東京と三重の家計の違いについて紹介します。

  1. 東京
  2. 三重

それぞれ見ていきましょう。

1.東京

国土交通省が実施した都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)の調査によると、可処分所得から基礎支出を引いた差額は、193.343となっており、全国42位。

給与水準が高くても家計が圧迫される現実がわかります。

そもそも東京は家賃が高く、SUUMOが行った賃貸家賃相場・賃料相場の調査によると、人気の高い中野区の家賃相場は1K1DKで8.4万円です。

車を所有している場合は駐車場代が家賃の他にかかるのが通常です。

とはいえ、公共交通機関が発達しているため、車がなくても生活に不便を感じることはあまりありません。

データ出所:国土交通省|都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)

参考・参照:【SUUMO】東京都の賃貸家賃相場・賃料相場を調べる

2.三重

国土交通省が実施した都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)の調査によると、都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)は、可処分所得から基礎支出を引いた差額が、三重県は264.553で全国トップ。

47都道府県でもっとも経済的に豊かな県です。

SUUMOが行った賃貸家賃相場・賃料相場の調査によると、津市は1K1DKで4.3万円。

東京都中野区のおよそ半額で同じ広さの家が借りられます。

逆に東京よりもかかるお金として挙げられるのが、自治会費や町内会費などです。

東京は、地域での活動が少ない分、会費が安く設定されていることも多いものです。

三重県では車を所有することが必須のため、車の購入費に加えて維持費がかかります。

さらに、毎年支払う自動車税、任意保険、ガソリン代、車検代なども念頭に置きましょう。

データ出所:国土交通省|都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)

参考・参照:【SUUMO】三重県の賃貸家賃相場・賃料相場を調べる

子育て

子どもを育てる上でも東京と三重では環境が異なります。

遊ばせる場所、空間の広さ、教育などについてそれぞれを比較します。

  1. 東京
  2. 三重

それぞれ見ていきましょう。

1.東京

東京はいわずとしれた人口過密地域。

戸建ての家を持っていても、子どもをのびのびと遊ばせるほどの庭はないことが多く、広々とした空き地のようなものもありません。

公共交通機関にベビーカーを乗車させるのも大変ですし、子育ての面でデメリットを感じずにはいられません。

ただ、近隣には小規模の公園が点在しており、各区には区立公園もあるなど、子どもが遊べる場所は意外に多くあります。

教育の面では「子どもに高い水準の教育を受けさせたい、個性的な教育を受けさせたい」

などと考えた場合、いろいろな教育方針の学校があるので選択肢が広くなるでしょう。

2.三重

三重県では、自然豊かな土地でのびのびと子どもを育てることができます。

家も庭も広く、どこかに出かけなくても家でのびのびと遊べる家庭も多いでしょう。

県内には、海や山、川もあるので、家族でたくさんのレジャーを楽しめます。

自然の恵みもたくさんあり、旬の食材が食卓に並び食育にも繋がります。

三重県には、子育て家庭応援クーポンがあり「県内の18歳未満の子どもがいる世帯および妊娠中の方がいる世帯」が対象世帯となり、県内の協賛店でクーポンを提示することでさまざまなサービスが受けられます。

引用・参考・参照:三重県|子育て:「子育て家庭応援クーポンアプリ」を作成しました

三重県に住んでかかるお金

地方に住んでいるからかかるお金もあります。

まず、東京と違って車社会なので、車にかかる費用があります。

そして、東京に住んでいるときのつながりや仕事関係の知人、友達に会うために東京に行く機会も生まれるでしょう。

そうしたときの交通費は、都内を移動していた頃のようにはいきません。

ここでは、三重県に住んでいるからかかるお金について紹介します。

  1. 東京までの交通費

それぞれ見ていきましょう。

1.車

基本的には車社会のため、車を所有する必要があります。

車には維持費がかかります。

具体的には、自動車税や保険料、ガソリン代、修理代、車検代などがそれにあたります。

軽自動車か普通車かによっても変わりますが、年間で40万円〜50万円ほどはかかると考えておくとよいでしょう。

また、一家に一台ではなく、ひとりに一台必要になるので、金額は単純に考えると倍になります。

2.東京までの交通費

三重県と東京の距離は、直線だとおよそ310km。

主な交通手段として、新幹線・飛行機・高速バス・自分で運転の4つがあります。

移動手段を比較したサイトである「移動手段比較.com」によると、飛行機は最安値で片道8,910円〜、新幹線で9,520円〜、高速バスで3,300円〜となっています。

それぞれに割引などがあるので、価格はあくまでも参考程度に考えられます。

ただし、飛行機は名古屋の中部国際空港からの出発となるため、空港までの交通費が別途かかります。

高速代は、利用するICによって違いますが、片道でおよそ7,000円〜10,000円かかります。

東京までの交通費もかなりかかることがわかるでしょう。

参考・参照:移動手段比較.com|【2024年最新】東京から三重の移動手段まとめ|新幹線・飛行機・高速バスの値段と所有時間を徹底比較!

三重県の支援

三重県に移住する場合、さまざまな支援があります。

まず、生活の基盤となる仕事探しは東京からもできます。住まいに関しては、民間の賃貸を借りる方法もありますが、空き家バンクを利用すれば移住資金を抑えられる場合もあります。

このほか、移住支援金も利用したいもの。

ここで3つについてくわしく紹介します。

  1. 仕事探し
  2. 家探し
  3. 移住支援金

それぞれ、見ていきましょう。

1.仕事探し

東京有楽町にある「ええとこやんか三重 移住相談センター」には、就職相談アドバイザーが常駐しており、対面、オンライン、メール、電話と、希望のスタイルで相談できます。

相談は無料、個別対応のためじっくり話せます。

また、同センターでは三重県内の就職や転職市場に関する情報収集も可能。

移住に加えて転職を考えている人は、ぜひ一度同センターに訪れることをおすすめします。

また、三重県で農業や漁業に就くことに興味がある人もここで相談に乗ってもらえます。

予約は電話または予約フォームを利用します。

詳しくは、下記サイトをクリックしてください。

参考・参照:三重県|三重県で働く本気のUIターン就職・転職相談

2.家探し

三重県では、各市町ごとに空き家バンクを紹介しています。

空き家バンクとは空き家バンク事業を行っている市町に、空き家の所有者が空き家登録をし、定住希望者が自治体に利用申込をするもの。

そして、契約交渉を行い空き家を購入もしくは借りることになります。

リーズナブルに空き家を借りたり購入できるので、ぜひ検討しましょう。

下記は、利用イメージです。

出典:三重県移住・交流ポータルサイト|空き家バンク|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

参考・参照:空き家バンク|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重

3.移住支援金

三重県では、東京圏から三重県に移住する世帯向けに、移住支援制度を設けています。

三重県移住・交流ポータルサイトである「ええとこやんか三重」によると「東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります」ということです。

対象となる人に関しては、住民票を移す直前の東京23区や東京圏に在住していた期間や東京23区に通勤していた期間などが要件となっています。

まず自分が該当するかどうか、調べましょう。

加えて、移住先や世帯に関する要件、移住後の就職に関する要件もあります。

移住支援金の対象になるかどうか、しっかりチェックしましょう。

また、支援金の実施内容は市町によっても異なるのでこちらに関しても調べる必要があります。

引用・参考・参照:三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重|東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります

まとめ

東京から三重県に移住した場合、さまざまなライフスタイルの変化があるでしょう。

三重県での生活に必須となるのが車で、通勤や買い物、通院、子どもの送迎などで車を使うことがベースになります。

給与水準は東京よりも多少下がりますが、三重県は可処分所得から基礎支出を引いた差額が全国でトップであるため、経済的には豊かになることも想定されます。

移住後に転職を考えている場合は、東京都有楽町にある「ええとこやんか三重 移住相談センター」で無料相談にのってもらえるので、ぜひ活用しましょう。

日々の生活や家計、仕事、子育てなど、東京と三重について比較することで、移住後の生活が見えてきます。

移住を検討する際の参考にしてください。

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この記事を書いた人

ミエマン

ミエマン

三重県で生まれ、三重県で育ち、三重県で活動中。 三重県歴35年以上のミエ大好きマンです。 三重県のありとあらゆるローカル情報を発信し、三重県がより住みやすくなることを願って活動しています。

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