皆さんは知ってる?三重県のゆるきゃらを紹介!
ゆるキャラ。
それは地域のイベントには必要不可欠。
熊本のくまモンから始まり、船橋のふなっしーなど自治体公認のキャラや非公認のキャラも入り乱れ、
まさにゆるキャラの戦国時代であると言えるでしょう。
企業もマスコットキャラクターをゆるキャラにしているところも最近はあり、人との触れ合いというところにも活用でき、より親近感を持たせるようにしているんでしょうね。
ゆるキャラは、このコロナの間、イベントへのお客さんなどと接することができず、辛いコロナ禍を過ごしたと思います。
現在は、様々なイベントが軒並み開催されるようになってきていますので、うれしいことですよね。
そんななくてはならない三重県のゆるキャラについて紹介していきますね。
①とこまる(ライターの一番推し→単純に可愛い)
こちらは三重県のマスコットキャラクターである「とこまる」は、三重県の名産とも言える伊勢エビの被り物を被った可愛らしい活発で元気な男の子です。
元々は三重県で開催予定であった2021年の三重国体のマスコットキャラクターとして生み出されたのが始まりだそうです。
国体は、新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となったようですが、現在は三重県の「みえスポーツ応援マスコット」として活動しているようです。
個人的に三重県のゆるキャラの中では、一番愛らしい姿をしているのではないかと感じました。
なぜか知名度がないので有名になってほしいです笑
県庁に訪れたスポーツ関係者をもてなしたり、大阪万博のマスコットキャラクターである「ミャクミャク」と記念撮影をしたり、お仕事も順調のようです。
イラストや着ぐるみを使用したい場合は、下記ホームページから申請先が確認できますのでイベントにお考えの際は必読ですね。
三重県|みえスポーツ応援マスコット「とこまる」 (mie.lg.jp)
またTwitterも運用していることから確認してみてくださいね!
②いが☆グリオ
伊賀流忍者のふるさと三重県伊賀市でうまれた伊賀市観光大使のキャラクターである「いが☆グリオ」は小学校3年生の忍者のおとこの子。
最近は15周年を迎え、全国から、いが☆グリオの生誕を祝うために全国から30体ものご当地キャラクターが伊賀市に集結し、多くの人も観覧に来たようです。
その名のとおり「いがグリ頭」とぽっこりしたお腹が特徴のいが☆グリオは、見ていて癒される風貌。
このお腹には「伊賀牛」「伊賀米」「かたやき」などの伊賀の名物だけでなく、伊賀の歴史や伝統文化を世界中に発信したいという夢がいっぱいにつまっているそうです。
このお腹をグリグリ言いながらなでると撫でた方の夢も叶うという話があります。
全国区のCMに出演したり、ゆるキャラダンス選手権で優勝したりと地域の内外で大活躍中です。
最近のゆるキャラはしっかりしていて、なんとSNS運用もたくさん行っているそうですよ。
ちなみにぐりおくんは、TwitterとInstagram、そしてYoutubeチャンネルも運用しているようです。
イベントなども公式HPをはじめ、各種SNSで確認してみてくださいね。
- Twitter:いが☆グリオ(@igacityigagurio)さん / Twitter
- Instagram:いが☆グリオ(@igacityigagurio) • Instagram写真と動画
- Youtube:ぐりぐりチャンネル – YouTube
- 公式HP:いが☆グリオ (localinfo.jp)
③しろもちくん
シロモチくんは、津市のゆるキャラで津藩初代藩主 藤堂高虎公が浪人時代に、餅屋から受けた恩を忘れないよう藤堂家の旗印を「まるもち3つ」にした逸話から生まれたキャラクターです。
まるもち3つに兜をかぶったフォルムは、ころころとしており親近感と愛らしさを受けるキャラであります。
津市に藤堂高虎公が入府して400年目にあたる2008年に開催された記念事業をPRするキャラクターとして三重県デザイン協会実施の市民自主事業として公募され、応募作品から、高虎公の逸話を基にした親しみやすく、かわいいところが決め手となり、公認キャラクターとなりました。
記念事業終了後も、「津市」「藤堂高虎公」をPRするキャラクターとして、市内イベントはもとより市外・県外へのキャンペーンなどで活躍しています。
小学生をはじめとする地元民に親しまれています。
公式HPは下記のURLにあります。
④龍王さくらちゃん
こちらも津市のゆるキャラとして、最近知名度が少しづつ上昇しているキャラクターです。
津市の芸濃町には龍王桜伝説と言う昔話があります。
芸濃町にある寺である長徳寺の前の淵に住んでいたと言われる龍が天に帰る時にお礼に、うろこと共に残した桜の種から育ったと言われる龍王桜の伝説。
龍王桜と呼ばれるこの桜は三重県の天然記念物にも指定されている重要な桜です。
その龍王桜伝説から生まれたキャラクターとして、「龍王さくらちゃん」。
県内外問わず、どこでも元気に地域のPR活動にお出掛けをしています。
Twitterもよく活用し、情報発信を行っています。
どらちぇり【DRAGON CHERRY】という東京高円寺のキャラクタートマト人間さんがボーカル
さくらちゃんがエレキギター、更にさくらちゃんのアテンドのウルフ本部長がドラムを担当する音楽バンドも組んでいます。
⑤こにゅうどうくん
四日市市の市制100周年記念の年に生まれた四日市市のマスコットキャラクターで、名前は公募で決定されたようです。
こにゅうどうくんのお父さんは大四日市まつりの名物「大入道(おおにゅうどう)」ということで、大四日市祭りなどで大入道の姿を初めて見た子供は一度は泣く程、不気味かつ怖いと言われるのですが、こにゅうどうくんは愛らしい姿をしています。
こにゅうどうくんの舌を触りながら「伸ばしたい事をお願いすると、願いがかなう」との逸話があります。
こにゅうどうくんはダンサーとして、過去に紅白歌合戦にも出演したことがあるぐらいダンスが上手です。
いが☆ぐりおくんとどちらが上手いか見てみたいですね。
現在も各イベントに参加し、知名度向上に努めています。
最近では、こにゅうどうくんを擬人化してアニメ化をしたり、舞台化をしたり面白いことをたくさん仕掛けているようですね。
ゆるキャラの舞台化とは、過去前例がないものだと思いますし、ワンピースの歌舞伎化やテニスの王子様の舞台化のようにもっと話題になるとゆるキャラ界も発展していいかもしれませんね。
- 公式HP:こにゅうどうくんのお部屋 | 四日市市マスコットキャラクター (konyudokun.net)
- Twitter:こにゅうどうくん(@Konyudoukun)さん / Twitter
- Instagram:こにゅうどうくん(@konyudoukun)のInstagramプロフィール
そんな現在もたくさんの人に愛されているこにゅうどうくんですが、以前に大炎上したことがあったのはご存じでしたでしょうか。
ゆるキャラグランプリ組織票騒動事件(2018年)
ゆるキャラの人気ナンバーワンを決めるゆるキャラグランプリで、ランキング1位を独走していたこにゅうどうくんですが、何と四日市市が組織票を投じていたことが明らかになった事件がありました。
大量のメールアドレスでIDを取得し、職員を導入し、いわゆる組織票を投じていたことから最終的に投票数を減じられ、こにゅうどうくんは1位から3位になってしまったようです。
1人1日1票と定められてはおらず、ルールを逸脱したものではないと主張したそうですが、結局はランキングが落ちてしまったようです。
しかしながら、他の自治体やゆるキャラも組織票を投じていることが明らかになり、組織票が当たり前になっていた部分もあるのかもしれないですね。
とはいえ、最終的に3位になったこにゅうどうくん。
それ自体もすごいことですからね。
そして、この2018年でゆるキャラグランプリを卒業したこにゅうどうくん。
グランプリには出場することはなくなりましたが、今も変わらず様々なイベントに出ては知名度を向上させています。
その一方でくまモンなどの素晴らしいゆるキャラの認知度を向上させたゆるキャラグランプリは、2020年の開催を経て、終了しています。
ゆるキャラグランプリからゆるばーすへ
2020年に終わりを迎えたゆるキャラグランプリ。
そもそもゆるキャラグランプリは2011年の東北大震災があった後、「ゆるキャラで地域を元気に!」 「ゆるキャラで会社を元気に!」「ゆるキャラで日本を元気に!」の3つのテーマを掲げ開催されたものでした。
なんと2023年になり、ご当地キャラとメタバース(仮想空間)のコラボ空間「ゆるバース」として復活することになったようです。
ゆるキャラの宣伝活動・投票までを、メタバース空間「DOOR」で実施し、決戦投票と表彰式は兵庫県淡路市の現地でリアル開催となるようです。
ゆるキャラを再現した3Dアバターが配置されたゆるバースでは、 キャラが選挙・広報活動を行い、一般の方にはスマートフォンやパソコンのWebブラウザ(専用アプリは不要)からゆるバース上で、推しご当地キャラ空間を体験しながら、グランプリの投票を無料で行うことができます。
メタバースという最新の技術を用いながら、ゆるキャラグランプリがタイアップをするということで新たな楽しみ方ができそうですね。
現在、ゆるキャラのエントリーが6月9日より始まっているとのことです。
今後は、メタバースの開催が7月上旬予定 各ご当地キャラ宣伝活動開始、8月上旬 投票開始
リアル開催が10月27日(金)~10月29日(日) 決戦投票&表彰式(場所:兵庫県淡路市)
を予定しているそうですのでゆるキャラファンの方がいましたらご期待ください。
最後に
今回は、三重県のゆるキャラをご紹介してきました。
現在、全国的にもゆるキャラはどんどん増えており、重複しているようなデザインのキャラもありますが、その中でどう生き残るのか、差別化するのか、どうファンを獲得していくのかというところが今後のポイントになりそうです。
また地道な活動を行って地域の力を取り込むことが必要であると思います。
先述したようにゆるキャラグランプリはゆるバースという仮想空間を用いたグランプリに2023年から生まれ変わりました。
2020年に終わりを迎えるまで、来場者数が減少傾向にあったようですので、コロナが終焉に向かったことでリアルの来場者も増大するといいですね。
今回の記事をみて、興味が出たゆるキャラはいたでしょうか。
どれも可愛く、特徴的なキャラばかり、このゆるキャラが大勢いる令和の世の中、どのゆるキャラが生き残るのか。
この世は正にゆるキャラ戦国時代!!
どのキャラクターがゆるバースに参加するのかはわかってはいませんが、
皆さんもゆるバースに参加する三重県のゆるキャラを応援しましょう!
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。