「三重県で土地を購入するなら、どの市町の地価が高いの?」
「名古屋へのアクセスが良いエリアはやっぱり高い?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか?
土地の価格は、住まい選びや移住先を決めるうえで重要な判断材料の一つです。
地価が高い地域は交通や商業施設などの利便性が高い傾向がある一方で、地価が比較的安い地域は広い土地を購入しやすいというメリットがあります。
この記事では、国土交通省が公表した2026年の「地価公示」をもとに、三重県25市町の地価を独自に集計し、ランキング形式で紹介します。
また、地価が高い市町の特徴、各市町の人気エリアについても詳しく解説します。
三重県で土地の購入やマイホームの建築、移住を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
三重県の地価ランキング【2026年版】

三重県で土地の購入や移住を検討している方にとって、「どの市町の地価が高いのか」「予算に合うエリアはどこか」は気になるポイントではないでしょうか?
地価は土地価格の目安となるだけでなく、交通の利便性や生活環境、地域の人気度を知る指標の一つでもあります。
まずは、三重県内の地価を市町別に比較してみましょう。
地価公示とは?
地価公示とは、国土交通省土地鑑定委員会が毎年公表している土地価格の指標です。
不動産取引や公共事業の用地取得などの基準として活用されており、毎年1月1日時点の標準地の価格が発表されます。
実際の売買価格は立地や土地の形状、周辺環境などによって異なりますが、地価公示は「その地域の土地価格の目安」として広く利用されています。
そのため、土地購入や移住先を比較する際にも参考になるデータです。
なお、地価公示は標準地ごとの価格であり、実際の取引価格と必ず一致するものではありません。あくまで土地価格の相場を把握するための指標としてご覧ください。
本記事の集計方法
本記事では、国土交通省が公表した2026年の地価公示データをもとに、三重県内の土地を対象として集計しています。
市町ごとに公表されている土地の標準地価格(円/㎡)を平均し、市町ごとの平均価格としてランキング化しました。
そのため、市町内の一部の高額地点や低額地点ではなく、市町全体のおおよその土地価格を比較できます。
なお、大紀町、度会町、紀宝町、大台町の4町は地価公示の対象地点がない(調査されていない)ため、本ランキングには含めていません。
三重県25市町の公示地価平均ランキング
2026年の地価公示をもとに集計した、三重県内の地価平均価格ランキングは以下の通りです。
| 順位 | 市町 | 地価平均価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 伊勢市 | 60,412 円/㎡ |
| 2位 | 四日市市 | 58,741 円/㎡ |
| 3位 | 桑名市 | 56,249 円/㎡ |
| 4位 | 朝日町 | 52,350 円/㎡ |
| 5位 | 津市 | 51,872 円/㎡ |
| 6位 | 川越町 | 50,400 円/㎡ |
| 7位 | 鈴鹿市 | 41,321 円/㎡ |
| 8位 | 菰野町 | 41,171 円/㎡ |
| 9位 | 松阪市 | 38,645 円/㎡ |
| 10位 | 名張市 | 36,457 円/㎡ |
| 11位 | 東員町 | 35,120 円/㎡ |
| 12位 | 尾鷲市 | 35,020 円/㎡ |
| 13位 | 亀山市 | 32,200 円/㎡ |
| 14位 | 熊野市 | 31,660 円/㎡ |
| 15位 | 明和町 | 31,033 円/㎡ |
| 16位 | いなべ市 | 28,711 円/㎡ |
| 17位 | 多気町 | 28,250 円/㎡ |
| 18位 | 伊賀市 | 27,831 円/㎡ |
| 19位 | 木曽岬町 | 25,767 円/㎡ |
| 20位 | 鳥羽市 | 23,840 円/㎡ |
| 21位 | 玉城町 | 21,933 円/㎡ |
| 22位 | 志摩市 | 18,116 円/㎡ |
| 23位 | 南伊勢町 | 18,000 円/㎡ |
| 24位 | 御浜町 | 17,700 円/㎡ |
| 25位 | 紀北町 | 14,850 円/㎡ |
ランキングを見ると、伊勢市、四日市市、桑名市が上位を占めました。いずれも商業施設や医療機関が充実しているほか、交通アクセスにも優れ、住宅需要が高いエリアです。
また、朝日町や川越町は人口規模こそ大きくありませんが、名古屋方面への通勤がしやすい立地であることから住宅地の需要が高く、三重県内でも上位にランクインしています。
一方で、志摩市や南伊勢町、御浜町、紀北町などは比較的地価が低く、広い土地を確保しやすい傾向があります。
ただし、地価だけで住みやすさが決まるわけではありません。交通の利便性や買い物環境、医療機関、子育て支援などもあわせて比較することが大切です。
三重県で地価が高い市町ランキングTOP5

ここからは、地価が高かった上位5市町について、それぞれの市町内で地価が高い地点をランキング形式で紹介します。
あわせて、地価が高い理由や周辺環境、人気のエリアとなっている背景、どのような人におすすめのエリアなのかを詳しく解説します。
土地の購入や移住を検討している方は、価格だけでなく、その地域の暮らしやすさや利便性にも注目しながらご覧ください。
【三重県1位】伊勢市の地価ランキングTOP5

伊勢市は、三重県内で最も平均価格が高い市町でした。
県内有数の観光地であるだけでなく、行政・商業・医療機能が集積しており、生活利便性の高さから住宅地としても高い人気があります。
まずは、伊勢市内の地価ランキングを見てみましょう。
| 順位 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 宇治今在家町字中賀集楽47番1外 | 335,000 円/㎡ |
| 2位 | 本町426番2 | 145,000 円/㎡ |
| 3位 | 岩渕一丁目712番 | 69,200 円/㎡ |
| 4位 | 中之町字浅香山20番50 | 59,700 円/㎡ |
| 5位 | 小俣町元町503番 | 53,200 円/㎡ |
地価が高い理由
伊勢市が三重県で最も地価が高くなった背景には、伊勢神宮(内宮)の周辺エリアが大きく影響しています。
特に1位の宇治今在家町は、伊勢神宮内宮の門前町である「おはらい町」や「おかげ横丁」に隣接するエリアです。
土産店や飲食店が数多く立ち並び、県内でも特に人の往来が多い場所であることから、非常に高い地価となっています。
この地点の価格は33万5,000円/㎡と、市内のほかの地価と比べても突出して高く、伊勢市全体の平均地価を押し上げる要因となっています。
一方で、伊勢市内には5万円~7万円/㎡程度の地価も多く、エリアによって土地価格には大きな差があります。
商業施設や駅、主要道路など周辺環境
最も地価が高かった宇治今在家町は、伊勢神宮(内宮)の門前町「おはらい町」や「おかげ横丁」に近く、県内でも特に人気の高いエリアです。
住宅地というよりも観光・商業エリアとしての価値が高く、それが地価にも反映されています。
2位の本町は、JR・近鉄「伊勢市駅」から徒歩圏内に位置し、通勤・通学に便利なエリアです。駅周辺には商業施設や飲食店、金融機関などが集まり、生活しやすい環境が整っています。
3位の岩渕一丁目は、近鉄「宇治山田駅」に近い住宅街で、交通アクセスと落ち着いた住環境のバランスが良い地域です。
そのほか、中之町や小俣町元町も幹線道路へのアクセスが良く、スーパーや学校などが身近にあることから、子育て世帯にも人気があります。
人気のエリアとなっている背景
伊勢市は、観光地としてのイメージが強い一方で、県南部では生活利便性が高い都市でもあります。
市内には大型スーパーや医療機関、教育施設が揃っており、日常生活で不便を感じる場面は多くありません。
また、近鉄とJRの2路線が利用できるため、津市や松阪市方面への移動もしやすいことから、幅広い世代に選ばれています。
特に駅周辺や伊勢神宮周辺は土地の供給が限られていることもあり、住宅需要が地価を押し上げる要因となっています。
どのような人におすすめのエリアか
伊勢市は、生活の利便性を重視しながら、歴史や自然を身近に感じられる環境で暮らしたい方におすすめです。
特に、伊勢市駅や宇治山田駅周辺は公共交通機関が利用しやすく、車だけに頼らない生活もしやすいエリアです。
また、買い物施設や医療機関が充実しているため、子育て世帯はもちろん、シニア世代にも暮らしやすい環境といえるでしょう。
一方で、伊勢神宮周辺など人気エリアは県内でも地価が高い傾向にあります。
土地購入を検討する際は、予算だけでなく、通勤・通学や生活スタイルに合ったエリアを選ぶことが大切です。
【三重県2位】四日市市の地価ランキングTOP5

四日市市は、三重県内の地価平均価格ランキングで2位となりました。
県内最大規模の都市であり、近鉄四日市駅を中心に商業施設やオフィス、飲食店、医療機関などが集まっています。
市内には鉄道や幹線道路も多く、通勤・通学の利便性が高いことから、中心部を中心に地価が高くなっています。
四日市市内で地価が高かった地点は、以下の通りです。
| 順位 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 諏訪栄町212番 | 436,000 円/㎡ |
| 2位 | 鵜の森一丁目238番 | 113,000 円/㎡ |
| 3位 | 諏訪栄町143番 | 109,000 円/㎡ |
| 4位 | 西浦一丁目177番1 | 101,000 円/㎡ |
| 5位 | 安島二丁目32番2 | 98,700 円/㎡ |
地価が高い理由
四日市市の地価が高い主な理由は、近鉄四日市駅周辺に商業・業務機能が集中しているためです。
特に1位の諏訪栄町212番は、近鉄四日市駅に近い中心市街地に位置しています。
百貨店や商店街、飲食店、ホテルなどが集まる利便性の高いエリアであり、1㎡あたり43万6,000円と、ほかの地点を大きく上回っています。
この地点の価格が突出しているため、四日市市全体の平均価格を押し上げる要因の一つとなっています。
2位以下はおおむね10万円前後であることからも、市内では場所によって地価に大きな差があることが分かります。
商業施設や駅、主要道路など周辺環境
上位5地点はいずれも、近鉄四日市駅周辺の中心部に集まっています。
諏訪栄町は、近鉄四日市駅東側の繁華街や商店街に近く、買い物や外食に便利なエリアです。
鉄道を利用して名古屋方面や津方面へ移動しやすく、公共交通を重視する方にとって利便性の高い立地といえます。
鵜の森や安島は近鉄四日市駅の西側に位置し、駅へのアクセスに優れながら、マンションや住宅、事業所などが混在しています。
西浦も駅から徒歩圏内にあり、飲食店や生活関連施設を利用しやすい地域です。
また、国道1号や国道23号、東名阪自動車道などの主要道路も利用できるため、市内外への車移動にも便利です。
人気のエリアとなっている背景
四日市市は、通勤・通学のしやすさと生活利便性を両立できる点が人気の理由の一つです。
近鉄四日市駅から名古屋駅までは近鉄特急や急行を利用できるため、名古屋方面へ通勤する人の居住地としても選ばれています。
市内には大型商業施設やスーパー、総合病院、学校などが揃っており、日常生活に必要なサービスを身近で利用できることも魅力です。
さらに、中心部ではマンションをはじめとした住宅の選択肢も多く、駅の近くで車に頼りすぎない暮らしを希望する人からの需要があります。
こうした利便性の高さが、駅周辺の地価を支える背景となっています。
どのような人におすすめのエリアか
四日市市の中心部は、通勤や買い物の利便性を重視する方におすすめです。
特に近鉄四日市駅周辺は、名古屋方面へ電車通勤する方や、駅から徒歩圏内で暮らしたい方に向いています。
商業施設や飲食店、医療機関を利用しやすいため、共働き世帯や車の運転をできるだけ減らしたい方にも暮らしやすいでしょう。
一方で、諏訪栄町をはじめとする駅前の中心部は地価が高く、にぎやかな環境でもあります。
静かな住環境や広い土地を求める場合は、駅から少し離れた住宅地も含めて比較することが大切です。
【三重県3位】桑名市の地価ランキングTOP5

桑名市は、三重県内の地価平均価格ランキングで3位となりました。
名古屋市まで電車で約20分というアクセスの良さから、三重県内でも人気のベッドタウンとして知られています。
近年は駅周辺の再開発や大型商業施設の充実も進み、住宅需要の高さが地価に反映されています。
桑名市内で地価が高かった地点は、以下の通りです。
| 順位 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 末広町58番外 | 159,000 円/㎡ |
| 2位 | 大字矢田字大塚90番2外 | 102,000 円/㎡ |
| 3位 | 大字東方字徳成1601番30 | 100,000 円/㎡ |
| 4位 | 八間通4番10外 | 97,800 円/㎡ |
| 5位 | 汐見町二丁目12番 | 94,800 円/㎡ |
地価が高い理由
桑名市の地価が高い理由は、名古屋市へのアクセスの良さと、駅周辺の高い利便性にあります。
最も地価が高かった末広町は、JR・近鉄・養老鉄道が乗り入れる桑名駅の東口に近く、商業施設やオフィス、飲食店が集まる市内中心部です。
1㎡あたり15万9,000円と、市内でも突出した価格となっており、この地点が桑名市全体の平均価格を押し上げる要因の一つとなっています。
一方で、2位以下は9万円台から10万円前後となっており、駅から少し離れると地価は落ち着く傾向があります。
商業施設や駅、主要道路など周辺環境
上位5地点はいずれも、桑名駅周辺や主要道路へのアクセスが良いエリアに位置しています。
1位の末広町は、桑名駅東口から徒歩圏内にあり、商業施設や金融機関、飲食店が集まる利便性の高い地域です。
2位の大字矢田、3位の大字東方は、桑名駅まで比較的アクセスしやすい住宅地で、落ち着いた住環境と生活利便性を兼ね備えています。
また、4位の八間通は市役所や商店街にも近く、昔から桑名市の中心市街地として発展してきたエリアです。
5位の汐見町は国道1号や主要道路へのアクセスが良く、車での移動にも便利な立地となっています。
さらに、市内にはイオンモール桑名やアピタ桑名店などの大型商業施設もあり、買い物環境が充実していることも住宅地として人気を集める理由です。
人気のエリアとなっている背景
桑名市は、「名古屋へ通勤しやすい街」として移住先にも人気があります。
近鉄・JRを利用すれば名古屋駅まで約20分とアクセスしやすく、三重県内に住みながら名古屋市へ通勤する人も少なくありません。
そのため、駅周辺を中心に住宅需要が高く、地価も県内トップクラスとなっています。
また、市内には商業施設や医療機関、教育施設が充実しているほか、子育て世帯に人気の住宅地も多く、利便性と住環境のバランスが取れていることも評価されています。
どのような人におすすめのエリアか
桑名市は、名古屋方面へ通勤・通学する方や、利便性を重視しながら三重県で暮らしたい方におすすめのエリアです。
特に桑名駅周辺は公共交通が充実しており、車だけに頼らない生活もしやすい環境です。
また、商業施設や病院、公園などもそろっているため、子育て世帯からシニア世代まで幅広い世代が暮らしやすい街といえるでしょう。
一方で、駅前エリアは市内でも特に地価が高くなっています。
土地購入を検討する際は、駅からの距離や生活環境とのバランスを考えながら、自分に合ったエリアを選ぶことをおすすめします。
【三重県4位】朝日町の地価ランキングTOP4

朝日町は、三重県内の地価ランキングで4位となりました。
人口約1万人の小さな町でありながら、名古屋市へのアクセスの良さから住宅地として高い人気を誇ります。面積がコンパクトで住宅地がまとまっていることもあり、県内でも高い地価となっています。
朝日町内で地価が高かった地点は、以下の通りです。(朝日町は全4地点)
| 順位 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 白梅の丘東二丁目3番6 | 63,800 円/㎡ |
| 2位 | 大字小向字北條2028番外 | 53,500 円/㎡ |
| 3位 | 大字埋縄字北谷727番38 | 49,000 円/㎡ |
| 4位 | 大字柿字巳丑起219番3外 | 43,100 円/㎡ |
地価が高い理由
朝日町の地価が高い最大の理由は、名古屋市へのアクセスが良いベッドタウンとして人気が高いことです。
JR朝日駅や近鉄伊勢朝日駅を利用すれば名古屋方面へ通勤・通学しやすく、三重県内でありながら名古屋都市圏の住宅地として選ばれています。
また、町内には極端に地価が高い地点はなく、1位から4位までの価格差が比較的小さいことも特徴です。
町全体で住宅地の需要が高く、平均的に地価が維持されていることが、県内4位という高い順位に繋がっています。
商業施設や駅、主要道路など周辺環境
朝日町はコンパクトな町ですが、交通利便性に優れています。
1位の白梅の丘東は、比較的新しい住宅地として整備されたエリアで、落ち着いた街並みと良好な住環境が魅力です。
2位の小向や3位の埋縄は、JR朝日駅や近鉄伊勢朝日駅へのアクセスが良く、通勤・通学に便利な住宅地です。
町内にはスーパーやドラッグストアなど日常生活に必要な施設が揃っており、隣接する桑名市や四日市市の商業施設も利用しやすい立地となっています。
さらに、国道1号や伊勢湾岸自動車道のみえ朝日インターチェンジが近く、車での移動もしやすい環境です。
人気のエリアとなっている背景
朝日町は、「名古屋へ通いやすく、落ち着いた環境で暮らせる町」として子育て世帯を中心に人気があります。
町内には大規模な商業地が少ない一方で、住宅地として計画的に整備されたエリアが多く、静かな住環境を求める人に選ばれています。
また、桑名市や四日市市へも短時間で移動できるため、仕事や買い物など生活の利便性も確保しやすいことが特徴です。
こうした住みやすさが評価され、人口規模の小さな町でありながら、住宅地価格は県内でもトップクラスとなっています。
どのような人におすすめのエリアか
朝日町は、名古屋方面へ通勤・通学しながら、落ち着いた住宅地で暮らしたい方におすすめです。
特に子育て世帯や、都市部ほど土地価格は高くないものの、交通の利便性は重視したいという方に向いています。
町内だけでなく、桑名市や四日市市の商業施設も生活圏となるため、日常生活で不便を感じる場面は少ないでしょう。
一方で、住宅地としての人気が高いことから、三重県内では地価が比較的高いエリアです。
土地を探す際は、予算だけでなく駅までの距離や周辺環境もあわせて比較しましょう。
【三重県5位】津市の地価ランキングTOP5

津市は、三重県内の地価平均価格ランキングで5位となりました。
三重県の県庁所在地であり、行政機関や商業施設、医療機関、教育施設が集まる都市です。
JR・近鉄の2路線が利用できる交通利便性も高く、県内各地へのアクセスが良いことから、住宅地として安定した人気があります。
津市内で地価が高かった地点は、以下の通りです。
| 順位 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|
| 1位 | 羽所町375番外 | 255,000 円/㎡ |
| 2位 | 新町一丁目240番4外 | 128,000 円/㎡ |
| 3位 | 大谷町118番7 | 127,000 円/㎡ |
| 4位 | 桜橋二丁目180番1外 | 117,000 円/㎡ |
| 5位 | 丸之内429番外 | 116,000 円/㎡ |
地価が高い理由
津市の地価が高い理由は、県庁所在地として行政・商業機能が集積していることに加え、津駅周辺を中心に交通利便性が高いことが挙げられます。
特に1位の羽所町は、JR・近鉄「津駅」の東口に位置するエリアで、市内でも交通の要所となっています。
1㎡あたり25万5,000円と、2位以下を大きく上回る価格となっており、この地点が津市全体の地価平均価格を押し上げる要因の一つとなっています。
一方で、2位から5位は11万~12万円台となっており、駅周辺を離れると地価は比較的落ち着く傾向があります。
商業施設や駅、主要道路など周辺環境
上位5地点はいずれも、津駅周辺や市中心部に位置しています。
1位の羽所町は、津駅に直結する利便性の高いエリアで、オフィスやホテル、商業施設が集まっています。
2位の新町一丁目は、近鉄津新町駅周辺の住宅地で、落ち着いた住環境と生活利便性を兼ね備えた人気エリアです。
3位の大谷町は津駅西側に位置し、駅へのアクセスが良く、住宅地として高い人気があります。
また、4位の桜橋二丁目は官公庁や学校、医療機関が近く、生活しやすい環境が整っています。5位の丸之内は三重県庁や津市役所に近く、行政機関が集まる中心市街地として知られています。
さらに、国道23号や伊勢自動車道などの主要道路が利用しやすく、車での移動にも便利です。
人気のエリアとなっている背景
津市は、県庁所在地ならではの生活利便性の高さが人気の理由の一つです。
市内には大型商業施設や総合病院、教育機関が揃っており、日常生活に必要な施設を身近で利用できます。
また、JRと近鉄を利用できるため、四日市市や松阪市、名古屋方面への移動もしやすく、通勤・通学の利便性も高い都市です。
特に津駅周辺や津新町駅周辺は住宅需要が安定しており、駅に近いエリアほど地価が高くなる傾向があります。
どのような人におすすめのエリアか
津市は、生活利便性を重視しながら、県内各地へアクセスしやすい場所に住みたい方におすすめです。
特に津駅周辺は、公共交通機関を利用する機会が多い方や、商業施設や医療機関が近い環境を求める方にはぴったりです。
また、行政サービスも充実しているため、子育て世帯からシニア世代まで幅広い世代が暮らしやすい街といえるでしょう。
一方で、駅周辺は市内でも地価が高いエリアです。土地購入を検討する際は、駅までの距離や周辺環境、予算とのバランスを考えながらエリアを選ぶことが大切です。
三重県で最も地価が高い町ランキングTOP5

ここでは、市町の平均価格ではなく、三重県内で最も地価が高い地点をランキング形式で紹介します。
駅前や商業エリアなど、特に住宅需要や利便性が高い場所が上位に並んでおり、三重県内でも資産価値の高いエリアを知ることができます。
| 順位 | 市町 | 地点 | 価格(円/㎡) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 四日市市 | 諏訪栄町212番 | 495,000 円/㎡ |
| 2位 | 伊勢市 | 宇治今在家町字中賀集楽47番1外 | 335,000 円/㎡ |
| 3位 | 津市 | 羽所町375番外 | 255,000 円/㎡ |
| 4位 | 桑名市 | 末広町58番外 | 159,000 円/㎡ |
| 5位 | 伊勢市 | 本町426番2 | 145,000 円/㎡ |
ランキングを見ると、上位5地点はいずれも駅前や商業施設が集まるエリア、または観光地として高い価値を持つ地域に位置しています。
1位の四日市市諏訪栄町は、近鉄四日市駅に隣接する市内最大の繁華街です。
百貨店や商業施設、飲食店、オフィスが集まる利便性の高いエリアであり、住宅地価格は49万5,000円/㎡と、県内でも突出した価格となっています。
2位の伊勢市宇治今在家町は、伊勢神宮内宮の門前町「おはらい町」や「おかげ横丁」に隣接するエリアです。
全国有数の観光地であることから土地の需要が高く、地価にもその価値が反映されています。
3位の津市羽所町は、JR・近鉄津駅の東口周辺に位置し、県庁所在地の玄関口として高い利便性を誇ります。
交通アクセスの良さや商業施設の充実が、高い地価に繋がっています。
4位の桑名市末広町は、桑名駅東口に近い中心市街地です。
名古屋方面へのアクセスが良好で、商業施設やオフィスが集積していることから、住宅需要の高いエリアとなっています。
5位の伊勢市本町は、伊勢市駅から徒歩圏内に位置し、交通利便性と生活環境のバランスが良い住宅地です。
駅周辺という立地の良さから、伊勢市内でも特に地価が高いエリアとなっています。
このように、三重県で地価が高い町には、「駅が近い」「商業施設が充実している」「観光地として知名度が高い」といった共通点があります。
一方で、これらのエリアは住宅地としてだけでなく商業地としての需要も高いため、市町全体の地価とは性質が異なる点にも注意が必要です。
土地を購入する際は、ランキングだけを見るのではなく、通勤や買い物の利便性、住環境なども含めて総合的に比較しましょう。
三重県の地価から見る「住みやすい街」の特徴

地価は、土地の価格だけでなく、その地域の暮らしやすさや利便性を知るヒントにもなります。
もちろん、地価が高いから必ず住みやすいというわけではありませんが、住宅需要が高い地域には共通した特徴があります。
ここでは、今回のランキング結果から見えてきた、三重県で住みやすい街の特徴を紹介します。
名古屋へ通勤しやすい
ランキングを見ると、桑名市や朝日町、川越町など、名古屋市への通勤がしやすい地域が上位に入っています。
これらの地域は、JRや近鉄を利用すれば名古屋駅まで30分前後でアクセスできるため、三重県内に住みながら愛知県へ通勤する人も少なくありません。
名古屋市内よりも比較的広い土地を確保できることから、子育て世帯を中心に住宅需要が高く、地価も上昇しやすい傾向があります。
一方で、同じ市町でも駅から離れると価格は下がるため、予算や通勤時間とのバランスを考えながら土地を選ぶことが大切です。
商業施設・病院・学校が充実している
四日市市や津市、伊勢市が上位にランクインした理由の一つは、生活に必要な施設が充実していることです。
例えば、四日市市は大型商業施設や総合病院が多く、県内最大規模の都市として高い利便性を誇ります。
津市は県庁所在地として行政機関や教育施設が集まり、伊勢市は商業施設や医療機関に加え、観光都市としての魅力もあります。
このように、買い物や通院、通学などが便利な地域は住宅需要が高くなり、その結果として地価も高くなる傾向があります。
土地価格だけでなく、日々の暮らしやすさも地価に反映されているといえるでしょう。
住環境の評価が高い
今回のランキングでは、朝日町や川越町のように人口規模が大きくない自治体でも、地価が高い地域がありました。
これらの地域に共通するのは、交通アクセスの良さに加え、静かな住宅街が広がり、子育てしやすい環境が整っていることです。
また、大規模な商業地が少ないため、住宅地としての需要が安定しやすいという特徴もあります。
一方で、四日市市や伊勢市のように、一部の駅前や観光地周辺の高額地点が市全体の平均価格を押し上げているケースもあります。
そのため、市町全体の順位だけで判断するのではなく、実際に土地を購入したいエリアの価格を確認することも重要です。
移住先は地価だけでなく生活環境もあわせて比較しよう
土地を購入する際は、「地価が安いから」「地価が高いから」という理由だけで判断することはおすすめできません。
例えば、地価が高い地域は交通や買い物の利便性に優れている一方で、土地購入費用は高くなります。
反対に、地価が比較的安い地域は広い土地を確保しやすいものの、車がないと生活しにくい場合もあります。
そのため、土地価格だけでなく、通勤・通学のしやすさ、スーパーや病院までの距離、子育て支援、防災面なども含めて総合的に比較することが大切です。
自分や家族のライフスタイルに合った地域を選ぶことで、土地価格だけでは分からない「住みやすさ」を実感できるでしょう。
三重県で土地を購入する前に確認したいポイント

土地は一度購入すると簡単に買い替えることができません。そのため、地価だけで判断するのではなく、住み始めてからの暮らしやすさも考えておくことが大切です。
ここでは、三重県で土地を購入する前に確認しておきたいポイントを紹介します。
ハザードマップを確認する
土地を購入する際は、自治体が公表しているハザードマップを必ず確認しましょう。
三重県は海に面した地域が多く、河川も数多く流れています。そのため、地域によっては洪水や津波、土砂災害などのリスクがあります。
同じ市町内でも、わずか数百メートル離れるだけで災害リスクが変わるケースも珍しくありません。
土地価格が安い理由の一つに、災害リスクが影響している場合もあります。
そのため、価格だけで判断せず、必ずハザードマップを確認した上で安心して暮らせる土地を選びましょう。
用途地域や建築条件を確認する
気に入った土地を見つけても、希望する家が建てられるとは限りません。
用途地域によって建てられる建物の種類や高さ、建ぺい率・容積率などが定められています。
また、「建築条件付き土地」の場合は、指定された住宅会社で建築する必要があります。
購入後に「思っていた家が建てられない」と後悔しないためにも、土地の条件は事前にしっかり確認することが重要です。
通勤・通学時間を確認する
土地価格だけを見ると魅力的でも、毎日の通勤や通学に時間がかかると、暮らしの満足度が下がることがあります。
例えば、名古屋方面へ通勤する場合は、桑名市や朝日町、川越町など交通アクセスに優れた地域が人気です。
一方で、郊外では車が生活に欠かせない地域も多いため、駅までの距離や道路の混雑状況も確認しておきましょう。
毎日利用する交通手段だからこそ、実際に現地へ足を運び、通勤・通学時間を体感しておくことをおすすめします。
スーパーや病院など生活利便性を確認する
土地選びでは、周辺の生活環境も重要なポイントです。
スーパーやドラッグストア、病院、学校、公園などが近くにあると、日々の暮らしが快適になります。
特に子育て世帯や高齢者がいる家庭では、医療機関や教育施設へのアクセスは重視したいポイントです。
また、現在だけでなく、10年後、20年後も暮らしやすい環境かどうかを考えることも大切です。
将来の資産価値も考えて選ぶ
土地は住むためだけでなく、大切な資産でもあります。
人口が増えている地域や、駅周辺の再開発が進んでいる地域では、将来的にも一定の需要が見込まれる可能性があります。
一方で、人口減少が進む地域では、将来売却したいと考えたときに買い手が見つかりにくいケースもあります。
もちろん、資産価値だけを優先する必要はありませんが、「長く住む家」として考えるなら、将来の地域の変化にも目を向けて土地を選ぶことが大切です。
まとめ
2026年の地価公示をもとに三重県25市町の地価を比較したところ、伊勢市、四日市市、桑名市、朝日町、津市が上位となりました。
特に駅周辺や商業施設が集まるエリア、名古屋方面へのアクセスが良い地域では住宅需要が高く、地価も高い傾向にあります。
一方で、同じ市町内でもエリアによって地価には大きな差があります。
今回紹介したランキングは、土地選びの参考となる目安の一つとして活用し、実際には交通アクセスや生活利便性、災害リスク、子育て環境なども総合的に比較することが大切です。
三重県には、都市部の利便性を重視できる街から、自然豊かで広い土地を確保しやすい地域まで、それぞれ異なる魅力があります。
ぜひ今回のランキングを参考に、ご自身やご家族のライフスタイルに合った住みやすい街を見つけてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



