御在所ロープウェイの魅力を徹底解説!子ども連れに優しい工夫も紹介【筆者体験談】

三重県の人気スポット「御在所ロープウェイ」は、空中散歩を楽しみながら四季折々の絶景が眺められる観光名所です。

ゴンドラから広がる大自然の景色はもちろん、山上では名物カレーうどんやソフトクリームといったグルメ、思わず写真を撮りたくなる展望台や遊歩道、お土産選びまで楽しめるのが魅力!

まさに「1日のおでかけプラン」にぴったりの場所なんです。

さらに嬉しいのは、赤ちゃんや小さな子ども連れでも安心できる工夫がしっかり用意されていること。

ベビーカーでもスムーズに利用できたりと、家族みんなで快適に過ごせます。シャボン玉レンタルなど、子どもが思いっきり遊べる仕掛けもあるので、大人も子どもも笑顔になれること間違いなし。

この記事では、御在所ロープウェイの基本情報や魅力、グルメやお土産情報に加えて、筆者が実際に訪れた体験談もたっぷりご紹介します

これからおでかけを計画している方はもちろん、「赤ちゃん連れでも大丈夫かな?」「どんな楽しみ方ができるのかな?」と不安に思っている方にも役立つ内容です。ぜひ最後までご覧ください!

※本記事で紹介している情報や料金は、筆者が訪れた時点の内容をもとに記載しています。最新の運行状況や価格などは、公式サイトでご確認ください。

基本情報│御在所ロープウェイとは?

実際のロープウェイの展示(筆者撮影)

御在所ロープウェイは、三重県三重郡菰野町の湯の山温泉駅と標高1,180mの御在所岳山上公園駅を結ぶ全長2,161mのロープウェイです。

所要時間は片道約15分で、日本有数の「長さと高さ」を誇るロープウェイとして知られています。最大高低差は約780mもあり、ゴンドラからの景色は圧巻です。

運行時間は基本的に午前9時から午後5時まで(季節により変動あり)。料金は大人往復2,600円、子ども往復1,300円となっています。公式サイトや現地の掲示で最新情報を確認してから訪れると安心です。

アクセスは車なら新名神高速道路「菰野IC」から約10分。公共交通機関では近鉄「湯の山温泉駅」から三重交通バスで約10分と、名古屋市内からも気軽に行ける距離感です。

魅力│絶景が楽しめる御在所ロープウェイ

御在所ロープウェイの最大の魅力は、ゴンドラに乗り込んだ瞬間から始まる“空の旅”です。

標高差780mを一気に登っていく途中、眼下には湯の山温泉の街並みや深い渓谷、遠くには伊勢湾や名古屋方面の景色が広がります。

まるで空を飛んでいるかのような開放感は、他ではなかなか味わえません。

四季折々の自然も見どころです。春は新緑やツツジが鮮やかに彩り、夏は木々の緑に包まれながら涼しい空気を感じられます。

秋には赤や黄色の紅葉が一斉に色づき、全国から多くの観光客が訪れるほどの人気シーズンに。そして冬は雪景色と樹氷が広がり、幻想的な銀世界が楽しめます。

昨年11月に訪れた際のほんのり色づいた紅葉(筆者撮影)

今回、筆者が訪れたのは9月中旬。紅葉にはまだ早い時期でしたが、山の斜面一面に広がる濃い緑がとても美しく、初秋らしい爽やかな景色が広がっていました!

今回訪れた際のゴンドラからの景色(筆者撮影)

ゴンドラの窓から見える木々は光を浴びてキラキラと輝き、紅葉の時期とはまた違った魅力を感じられました。

青空と緑のコントラストが鮮やかで、この時期にしか見られない景色を体験できたひとときでした。

筆者は年に数回、御在所ロープウェイを訪れますが、季節ごとにいつも違う絶景を見せてくれるため、何度行っても「やっぱりいいな~」と思います!

子連れ安心│赤ちゃんや小さな子ども連れでもOK

御在所ロープウェイは、小さな子どもや赤ちゃん連れの家族でも安心して楽しめる観光スポットです。

ゴンドラは広めの設計になっており、ベビーカーを畳まずにそのまま乗せられるのがとても良かったです。窓も大きいので、赤ちゃんを抱っこしながらでも外の景色をしっかり眺められます。

行きのゴンドラではベビー爆睡でした(筆者撮影)

ただし、混雑時など係員の指示があった場合は、ベビーカーをたたまないといけないときもあるようなので、その際はご注意ください。

山上公園駅にはおむつ替えスペースが完備されているため、長時間のお出かけでも安心でした。授乳室はありませんので、授乳中の方は、授乳ケープなどがあると便利かもしれません。

観光地では「設備が整っていないと不安」という親御さんも多いですが、御在所ロープウェイはその点で比較的配慮されていると感じました。

また、スタッフも親切で、ベビーカーや荷物の乗り降りを手伝ってくれることがあり、細やかなサポートが心強く感じられました。

筆者自身も6か月の赤ちゃんを連れて訪れましたが、予想以上に快適に過ごすことができました。

ゴンドラに乗っている間も赤ちゃんは外の景色をじっと眺めてご機嫌で、山上に着いた後は休憩スペースで授乳やおむつ替えができたので安心でした。

家族でゆったりと景色やグルメを楽しめ、赤ちゃん連れでも「来てよかった!」と思える時間になりました。

ご満悦の6か月赤ちゃん①(筆者撮影)
ご満悦の6か月赤ちゃん②(筆者撮影)

赤ちゃんを連れての外出は不安がつきものですが、御在所ロープウェイなら設備・サービスともに整っているため、ファミリーのおでかけ先として安心して選べるスポットです。

写真映え│撮影スポットがいっぱい!

御在所ロープウェイは、写真好きやSNSに投稿したい人にとってもたまらないスポットです。

ゴンドラに乗り込んだ瞬間から、すでに撮影タイムの始まり!大きな窓からは、眼下に広がる谷や岩肌、遠くに見える街並みまでしっかり写すことができます。

特に、谷間を通過する瞬間は迫力があり、写真に収めると「空を飛んでいる」ような一枚になるのが魅力です。

御在所ロープウェイの見どころ・白い鉄塔(筆者撮影)

山上公園に到着すると、さらに多彩な撮影スポットが待っています。展望台からは伊勢湾や名古屋市街まで一望でき、晴れた日には水平線までくっきりと見渡せることもあるそうです。

筆者が訪れた際は雲が多め(筆者撮影)

山上遊歩道を歩けば、緑に囲まれた自然や岩場の風景を背景に、家族写真や記念撮影にぴったりのポイントが見つかります。

御在所岳のフォトスポット(筆者撮影)
高台にもフォトスポットがたくさんあります(筆者撮影)
顔出しパネルもありました(筆者撮影)

筆者が訪れた9月中旬は紅葉前の時期でしたが、山全体を覆う緑がとても鮮やかで、青空とのコントラストが美しい風景を写真に収めることができました。

SNS映えを狙う人はもちろん、家族旅行やデートの記念にも残したくなる風景が揃っているのが御在所ロープウェイの大きな魅力です。

グルメ│御在所ロープウェイの名物を味わう

御在所ロープウェイを訪れたら、ぜひ楽しみたいのが山上で味わえるご当地グルメです。絶景を眺めながら食べる食事やスイーツは、旅の思い出をさらに特別なものにしてくれます。

なかでも人気No.1は「御在所カレーうどん」。今回、筆者も「御在所カレーうどん」をいただきました!

御在所カレーうどん(1,200円)(筆者撮影)

山頂のレストランで提供されるアツアツの一杯は、濃厚なカレースープとコシのある麺が絶妙に絡み合い、標高1,200mの冷涼な空気の中で食べると体の芯から温まります。

ピリッとしたスパイスが効いていますが、辛すぎず子どもから大人まで美味しく食べられる味付け。これは筆者イチオシのメニューです!!

また、甘いもの好きにぜひ試してほしいのが「白鉄塔ソフトクリーム」。

白鉄塔ソフトクリーム(550円)(筆者撮影)

濃厚でなめらかな口どけが特徴で、展望台で景色を眺めながら食べると格別の味わいです。

夏はひんやり涼しく、冬に食べると不思議とより甘みを感じられるのも山上ならではの体験。子どもにも大人気で、家族連れが笑顔でソフトクリームを頬張る姿がたくさんありました。

まだ筆者の子どもは食べられないものばかりでしたが、「もう少し大きくなったら、一緒に食べようね」と勝手に約束しました(笑)

カレーうどんとソフトクリーム、どちらも「御在所に来たら絶対食べたい!」と感じる名物グルメでした。

このほか、軽食やドリンク類も販売されているため、散策の合間に休憩しながら楽しむのもおすすめです。

山上でしか味わえないグルメ体験は、御在所ロープウェイの楽しみ方のひとつとしてぜひ取り入れてみてくださいね。

体験型│子どもが喜ぶ遊び心ある仕掛け

御在所ロープウェイは、大人が楽しめる絶景やグルメだけでなく、子どもが夢中になれる工夫がたくさん用意されています。

なかでも人気なのが「シャボン玉レンタル」。

シャボン玉レンタル(筆者撮影)

山上の広い空間でシャボン玉を飛ばすと、透き通った空気の中で太陽の光を受けてキラキラと輝き、絶景と重なり合ってとても幻想的な光景になります。

親も思わずカメラを構えたくなるほどフォトジェニックで、家族みんなで楽しめるアクティビティです。

シャボン玉が飛び交う幻想的な風景(筆者撮影)

子どもにとっては「ただの観光」ではなく「体験型のおでかけ」になるので、思い出として楽しんでくれそうだな~と感心しました。

筆者の子どもはまだシャボン玉遊びはできませんでしたが、周囲で遊んでいる子どもたちの笑顔やはしゃぐ姿を見て「もう少し大きくなったら一緒に遊ばせたい」とつい思ってしまいました。

子育て世代にとって、子どもがのびのび遊べる空間があることはとても安心感に繋がります。

御在所ロープウェイがファミリーのお出かけ先として選ばれる理由のひとつが、こうした細やかな工夫にあると感じました。

お土産│バリエーション豊富!特にお酒が人気

山上公園駅と湯の山温泉駅にはお土産ショップが充実しています。

御在所限定のグッズやお菓子はもちろん、特に人気なのがお酒です。地元三重県の銘酒や、ここでしか買えないクラフトビールなど、観光の思い出にぴったり。

湯の山温泉駅のお土産ショップ(筆者撮影)

また、子ども向けにはお菓子やぬいぐるみ、大人向けには食品や雑貨とバリエーション豊富。ファミリー全員で楽しめるお土産コーナーになっています。

御在所ロープウェイに訪れた際は、ぜひお土産ショップにも立ち寄ってみてくださいね。

Q&A│御在所ロープウェイでよくある質問

御在所ロープウェイに行ってみたいと思っても、「駐車場はあるの?」「赤ちゃん連れでも大丈夫?」など、ちょっとした疑問はつきものです。

事前に知っておけば安心できる情報を、よくある質問形式でまとめました。

お出かけ前のチェックリストとして、ぜひ参考にしてください。

Q1. 駐車場はありますか?

A. ロープウェイ乗り場に有料駐車場があり、約250台、24時間いつでも停めることができます。料金は1台あたり1,000円です。

紅葉やゴールデンウィークなど繁忙期は早い時間から満車になることも多いので、余裕を持って出発するのがおすすめです。

Q2. ペットは一緒に乗れますか?

A. ペットも一緒に乗車可能ですが、専用のケージやキャリーに入れることが条件です。料金は1キャリーケースにつき、往復1,000円、片道500円です。

キャリーに入らないほどの体が大きなペットは持ち込みが制限される場合もあるため、事前に公式サイトで確認しましょう。

また、山上公園ではペット連れの散策も楽しめますが、リードを必ず着用しましょう。

Q3. ロープウェイは揺れますか?

A. 天候によっては多少揺れることがありますが、安全管理は徹底されています。

通常の風では問題なく運行されるため、安心して乗車できます。ただし、乗り物酔いしやすい方は酔い止めを服用したり、視線を遠くに向けておくと楽に過ごせます。

Q4. 所要時間はどのくらいですか?

A. 片道約15分で山頂に到着します。

山頂エリアでの散策や食事を含めると、全体で2〜3時間程度の滞在が目安です。

周辺の湯の山温泉とセットで訪れる方も多く、1日かけて楽しむプランを立てるのもおすすめです。

Q5. 冬でも運行していますか?

A. 冬も運行しています。

ただし、大雪や強風などの悪天候時には安全のため運休になる場合があります。

そのため、出発前に公式サイトやSNSで運行状況を確認するのが安心です。

山頂は気温が平地より大幅に低いので、防寒対策をしっかりして出かけましょう。

まとめ│御在所ロープウェイの楽しみ方

御在所山上公園案内図(筆者撮影)

御在所ロープウェイは、四季ごとに変わる絶景を楽しめるだけでなく、山上でのグルメやお土産、子どもが夢中になる体験型アクティビティまで揃った、家族みんなで満喫できる観光スポットです。

赤ちゃん連れでも安心して利用できる設備が整っているので、小さな子どもを連れて初めてのおでかけ先にもぴったり。

さらに、カップルや写真好きにとってはフォトジェニックな撮影スポットが多く、思い出を形に残せる点も魅力です。

筆者自身も6か月の赤ちゃんを連れて訪れましたが、景色やグルメを家族で楽しみながら安心して過ごせたことが印象に残っています。

滞在時間の目安は2時間程度ですが、湯の山温泉や周辺観光と組み合わせれば、1日しっかり楽しむことも可能です。

季節ごとに違う景色を見せてくれるため、訪れるたびに新しい発見があるのも大きな魅力です。

御在所ロープウェイは「家族の思い出づくり」「カップルのデート」「写真好きのおでかけ」など、さまざまな目的に応えてくれるスポットです。

次の休日には、ぜひ足を運んで空からの絶景と山上の楽しみを体験してみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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