三重県で有名な神社5選~ご利益にあやかろう~
三重県では、伊勢神宮をはじめとし、大きな神社が何か所もあり、観光スポットにもなるようなところも数多くあります。
日本人は、数多くのイベントを神社で過ごし、それは宗教の有無に関わらず、訪れることが多々ありますよね。
今回は、そんなイベント内容と、おすすめなご利益もたくさんの三重県内の神社をご紹介させていただきますね。
神社でのイベント
初宮参り
赤ちゃんが誕生してから約1ヶ月後に、神社へ初めてお参りすることを、初宮参り・お宮参りとよびます。
初宮参りは赤ちゃんが無事に誕生したことの報告と今後の成長を願って神社の神様にお参りするための行事で、日本では昔から多くの地域で伝統行事として行われてきました。
かつては、お宮参りは夫の母である姑が赤ちゃんを抱いて初宮参りを行っていましたが、現在となっては、家族揃って一緒に初宮参りを行い、特にルールの垣根がなくなってきているところでもあります。
七五三祝い
11月に行われるもので7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う行事であり、「七五三詣で」を行い、神様への報告、感謝、祈願を行うものです。
男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳に行われます。
江戸時代から始まったものであり、実は関東圏のみの限られた風習でしたが、徐々に京都、大阪でも行われるようになり、だんだんと全国に広まっていったきたということです。
おめかしをして、神社にいき、親が自らの子に長寿の願いを込めた「千歳飴」を与えて祝うことが多いです。
子供のころは、あの長い飴にそんな願いが込められているとは、1mmも思いませんでしたが(笑)
初詣
年が明けてから初めて、参拝する行事です。
一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願をします。
初詣時期には、神社に屋台が出店されていたり、神社で甘酒がふるまわれたりすることも多いですね。
数多くの人が集まってきますので、神社としても大変な行事でもあります。
その他行事
その他にも節分や様々な月ごとの祭りなど、数多くのイベントが行われています。
農作物の豊作祈願の祭り等もあり、神様に祈ることは昔から多かったのですね。
現在でも、老若男女問わず、儀礼的なイベントやご利益を求めて訪れる方も多いと思います。
三重県内の有名な神社
伊勢神宮
伊勢神宮は、三重県で一番有名な神社といっても過言ではありません。
格式の高い神社でありながら、「お伊勢さん」して親しまれています。
その中には、内宮(ないぐう)と外宮(げぐう)の2つの宮があり、
内宮は、天照大神を祭神とし、ご神体は三種の神器で八咫の鏡となっております。
約2000年の歴史があり、外宮は祭神は豊受大御神とされ、参拝客も国内・国外問わず多いのが特徴です。
お伊勢参りは外宮から行うことがならわしであり、伊勢神宮は全国の神社の中で最大の聖域とされています。
参拝は、朝5時から可能となっておりますので、四季おりおりの風景も楽しみながら人っ気はない時間に参拝するのもおすすめですよ。
広大な自然であったり、日本古来の建築様式で建築された社殿があったりするなど視覚的にも楽しめ、神宮の公式サイトでは、内宮は60分・外宮は30分も見どころがあるとのことでした。
観光客や参拝客が多い、伊勢神宮ですが、おすすめの理由はその立地です。
志摩スペイン村も40分の位置にあり、観光スポットも満載!
一番のポイントは近隣のおかげ横丁でしょう。
【近隣観光スポット】おかげ横丁
なんといっても、伊勢神宮をかたる上でおかげ横丁はかかせません。
様々な昔ながらの店舗が並ぶおかげ横丁は観光スポットとしても有名で「美し国みえ」を体験できる場所になっています。
赤福餅で有名な赤福の本店をはじめとし、てこねずしや伊勢うどん、コロッケの食べ歩きなどができます。
ここ数年はコロナの影響があり、私も訪れた際は、人が少なかったのですが、最近は回復傾向にあり
以前の賑わいを取り戻しつつあります。
お土産を買うにもよし、食事をするにもよしの観光スポットです。
ここを楽しんでから、伊勢神宮というコースはお決まりですね。
お店名
伊勢神宮
住所
三重県伊勢市宇治館町1
電話番号
0596-24-1111
ホームページ
営業時間
5:00〜18:00
定休日
年中無休
アクセス
椿大社
椿大神社は、鈴鹿市にあり、往古神代、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮となっています。
交通安全や無病息災、商売繫昌などを祈願される方が多いこの神社は、地元の方から「椿さん」の愛称で親しまれており、別宮には猿田彦大神の奥さんも祀られていることから、若い世代にも縁結びにご利益があるとされています。
神社が山際にあり、厳かな雰囲気ですが、ここちよさを感じさせる場所であります。
神社にたどり着くまでに車の中で、茶畑がたくさん広がっている姿も確認でき、どこか懐かしさを感じさせます。
私自身も子供が生まれた際にはこの神社に初宮参りにきて、お祓いをしてもらいましたが、
平日でもたくさんの人が訪れており、大変いい雰囲気で過ごせました。
椿大社はただ祈願をするための神社だけではなく、年会費が1000円で個人使用料が無料の弓道ができる弓道場や800円からお茶を飲むことができる茶室もあります。
またセミナー等の会議や親戚一同を集めても食事ができる程のキャパを持つ椿会館等の施設が完備されていることから使い勝手がよいと評判です。
この椿大社にきた方には一度訪れていただきたい場所があります。
かなえ滝
それは恋愛成就のパワースポットとして有名な、この「かなえ滝」です。
かなえ滝のの水は御神水ともいわれ昔から万病に効く!と言われており、昔からパワースポットとして、伝えられてきました。
この滝の画像を待ち受け画面にすれば、願い事が叶うとの噂があり、この滝を目当に写真をとりに来られる方も多いらしいです。
若い世代にも縁結びのスポットとして人気だそうですよ。
是非、一度このかなえ滝を実際に撮影し、待ち受け画像にしご利益を得ましょう!
お店名
椿大神社
住所
三重県鈴鹿市山本町1871
電話番号
059-371-1515
ホームページ
営業時間
5:00〜19:00
定休日
年中無休
アクセス
多度大社
多度大社(たどたいしゃ)は、桑名市多度町多度にある神社となっています。
本宮 は祭神が天津彦根命となっています。
こちらの神社は耳・鼻・口・のどなどの病気や、女性特有の病、良縁・子授け・安産などにもご利益があるとされています。
こちらの神社では「上げ馬」が有名です。
毎年5月4日、5日に開催される多度祭の際にその神事のひとつとして上げ馬が行なわれます。
崖上まで馬が駆け上がる姿は有名で、地元民に継承されて行っています。
昭和53年2月7日に三重県の無形民俗文化財に登録された伝統のある行事で、その風景はよくニュースでも放送されることがあり一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ここ数年はコロナで中止されていましたので、コロナが過ぎ去った後の上げ馬に期待ですね。
【新たな映え】新しいおみくじ
2022年から多度大社では新しく、しろうま水籤(しろうまみくじ)を販売しています。
しろうまは多度大社で大切にされている存在で1500年前から人々の願いを神に伝えるために多度大社に住んでいると言われており、今回のおみくじでは、神から人々への運勢を運ぶ存在となっております。
このおみくじのおもしろいところは、おみくじを引いても白紙の状態で何も書いていません。
境内に流れる「落葉川」におみくじをひたす事で、文字が浮かび上がってくるのです。
値段は300円からとおみくじにしては、少し値段設定が高いですが、他とは異なるおみくじ体験ができますよね。
【手順】”多度大社HPより引用”
①授与所で水みくじを引く
②開いて中を確かめる(何も書いてない)
③清流「落葉川」におみくじをひたす
④文字が浮かび上がる(御神意を伺う)
⑤落葉川のほとりにある水籤結処に結ぶ
お参りの際に、しろうま水籤で運試しをして、その結果もインスタに投稿しましょう。
インスタ映えすることまちがいないです!
お店名
多度大社
住所
三重県桑名市多度町多度1681
電話番号
0594-48-2037
ホームページ
営業時間
8:30〜17:00
定休日
年中無休
アクセス
神明神社(石神さん)
鳥羽市の森の中にひっそりと存在する「神明神社」いわゆる略称は石神さん。
こちらの神社はは天照大神が主祭神として祀られ現在は二十六柱の神々が祀られています。
縁結びの神様「かぶらこさん」(伊射波神社)、女性特有の病や安産の神様「彦瀧さん」(彦瀧大明神)、そして、女性の願いなら一つは叶えてくれるというこの神社境内の「石神さん」(神明神社)の三女神が特に若い世代の女性から人気であり、参拝客が急増し、何と年間20万人以上の方が参拝されているそうです。
これら全てを回るには1日がかりとなることもあるとのことで、周辺には宿泊・食事等施設が充実している石神さんを拠点に鳥羽三女神を巡る人が多いそうです。
良縁を求める人は一度訪れてみるのもよいと思いますよ。
その結果、願いがかなった人は、以下のようにお礼参りの絵馬をかけることになります。
これだけ願いがかなっていると考えると、石神さんに行かなければなりませんね。
お店名
神明神社
住所
三重県鳥羽市相差町1385
電話番号
0599-33-7453
ホームページ
https://ishigamisan-shinmei.com/
営業時間
8:30〜16:30
定休日
年中無休
アクセス
夫婦岩(二見興玉神社)
こちらは伊勢市に位置し、一般的には夫婦岩(めおといわ)という略称で有名なパワースポットがあり、正式名称は二見興玉神社といいます。
周辺には伊勢市というだけあって、他に紹介した神社が山々であるのに対して、こちらは海に海に面しています。
老若男女が参拝にやってきており、
夫婦岩は夫婦円満や縁結びの御利益があり、大人気です。
そのほかにも蛙の石像も並んでおり、写真を撮る人も多いです。
海風を感じながら、自然を満喫することができるスポットです。
周辺には、観光地がたくさんあり、伊勢シーパラダイスは特に大人気!
セイウチやイルカ、そして愛らしいカワウソもいることから、家族連れにもおすすめです。
最近流行りのスポットとしては「めおと横丁」!
ちょうちんがならぶその空間は神秘的です。インスタ映えすることまちがいないです。
横丁内には、ちょうちんが飾られており、区画に応じて色が異なっているため、歩き回るだけでも
視覚的に楽しめますね。
横丁内には20を超える体験店や飲食店があり、夫婦岩まで歩いて5分の距離となっています。
めおと横丁→夫婦岩→伊勢シーパラダイスという観光ルートはおすすめですよ。
お店名
二見興玉神社
住所
三重県伊勢市二見町江575
電話番号
0596-43-2020
ホームページ
https://futamiokitamajinja.or.jp/
営業時間
9:00〜16:00
定休日
年中無休
アクセス
最後に
今回は、三重県の有名な神社を紹介してきました。
調査をしていて感じたのは、どの神社もネームバリューだけで戦っているのではないということです。
やはり、新しい世代(若者世代)を取り込むためにしっかりと公式HPを整備したり、公式Instagramを設置したり、パワースポットについて紹介したり、新たな努力を行っている姿が印象的でした。
以前私自身も以前、すべての神社に行ったことはあるのですが、その時は全然存在を知らなかったようなスポットがしっかりHP等で解説されていたり、新たなスポットが作られたりしており、神社も進化し続けていることがわかりました。
そのため、神社は今までは「参拝する場所」であったと思いますが、進化を遂げ「観光スポット」になっていると感じました。
だからこそ、SNS等で若い世代を中心に口コミが広がり、新規顧客を獲得しているのですね。
先ほどから紹介してきた有名で大きな神社は三重県の北部・中部・南部にきれいに分布しております。
三重県在住の方・観光客の方をはじめとし、移住希望者についても、その生活・仕事がうまくいきますようにと一度神様に向けて拝んでみるのもよいかもしれないですね。
日々の生活・新たな生活の始まりに対して、神様も喜んで対応してくれると思いますよ。