三重グルメ:三重のお茶「かぶせ茶」に迫る!

お茶、それは日本人が古来から親しみ、食事や和菓子とともに飲むものとして一般的なもの。

三重県のお茶生産量は全国でも有数のお茶生産県となっています。

2021年度の生産量は、静岡県と鹿児島県に次いで、全国3位です。

産地としては、三重県の北勢部と言われる四日市市、鈴鹿市、亀山市そして、南勢部と言われる飯南町や度会町となっており、コクのある味わいのある「伊勢茶」が有名になっております。

その中でも北勢部のお茶は、「かぶせ茶」と言い、この手法で作られたお茶は全国で生産量が1位なんですよ。

そんな全国でも有数なお茶の生産地である三重のお茶について今回の記事では紹介していきます。

かぶせ茶とは?

三重茶農業協同組合 SUI-CHA shop/SUI-CHAとは?より

かぶせ茶は主に三重県の北勢部の四日市市・鈴鹿市・亀山市で作られているお茶の製法で茶の木そのものに直接遮光幕をかける作り方をしております。

四日市市の水沢町から始まったという独自の製法は鈴鹿市・亀山市と広まり、北勢部の栽培によってその生産量のナンバーワンを死守しています!

直射日光をさえぎって栽培するために、渋みのもとであるカテキンは通常の煎茶より少なく、旨みの元であるテアニンは多くなります。

また、茶葉の色も煎茶より鮮やかになり、また被覆することにより玉露のような覆い香も発生します。

総じて、味のイメージを伝えると、まろやかで甘みを感じる味です。

煎茶の適温が75度~80度と言われていますが、その温度で淹れてもさわやかな味に、そして玉露のように40度~50度で淹れても、玉露のようなまろやかな味わいになることから、一つのお茶であるのに様々な味を楽しめると評判です

そして、水出しのかぶせ茶にしても甘みを感じ、美味しいんですよ!

是非この味をお試しあれ!

お酒を飲む方にもおすすめ!

個人的におすすめの飲み方があり、旦那がいつもやっているのですが、かぶせ茶に焼酎を入れて、緑茶ハイを作るととても美味しいです。

まろやかな緑茶の味と焼酎の味が協調して美味しいらしいですね。

旦那曰く、焼酎は高くない、ワンカップタイプのものがおすすめだということ!

その方がお茶の味をしっかり楽しむことができるんだと言っていました。

是非、飲むことが好きな方は一度行ってみてください!

  • 旦那直伝の緑茶ハイレシピ(500㎖)
  • かぶせ茶250㎖(濃いめに作る)→かぶせ茶とは、お茶に水またお湯を入れたもの
  • 焼酎250㎖
  • 基本的に1:1で割ると美味しい緑茶ハイになるとのことです。

そんなかぶせ茶を飲むことができる「かぶせ茶カフェ」(四日市市)

https://marushige-cha.jp/お茶膳

中々、製茶工場に直接、お茶を買いに行くというのは、現実的に抵抗があるかもしれません。

そんなあなたにおすすめするのが、カフェ形式のお店

それが四日市市水沢にある「かぶせ茶カフェ」です。

こちらのお店は、「マルシゲ清水製茶」さんが運営するカフェであり、築70年以上の古民家で、お茶とお茶を使ったお菓子をゆっくりと堪能することができます。

実際にお茶を生産している茶農家さんが運営しているからこそ、信頼できる味があるのですね!

お菓子とあられ茶漬け付きの「お茶膳」は500円~、そしてお茶の飲み比べのできる「のみくらべ膳」は1200円という金額でお茶を味わうことができます。

https://marushige-cha.jp/ のみくらべ膳

夏の時期には「かぶせ茶氷」という濃厚なお茶の味を感じるかき氷もおすすめできるカフェです。

キッズスペースもあるため、ママ友会やお茶を飲みながら、一息つくこともできます。

カフェに行かれて、かぶせ茶が美味しいなと思われた方は是非お茶屋さんから購入して、飲んでみるのをお勧めしますよ。

お店名

かぶせ茶カフェ

住所

四日市市水沢町998

電話番号

059-329-2611

ホームページ

https://marushige-cha.jp/

営業時間

10:00~17:00

定休日

日曜日、月曜日、火曜日、水曜日

アクセス

他にもかぶせ茶やお茶を味わえる店舗:お茶の里きらら(三重郡菰野町)

https://hagimura.jp/kirara.phpより

また、三重県のお茶を味わえる店舗として、菰野町のイオンタウン菰野内の「お茶の里きらら」

こちらは、四日市市水沢の老舗製茶屋さんである「萩村製茶」さんの店舗となっております。

イオンタウン菰野内にあり、緑茶(かぶせ茶、煎茶、玉露、抹茶、和紅茶)、抹茶を使ったデザート(抹茶ソフト、パフェ、ゼリーなど)を味わえるイートインスペースがあります。

かぶせ茶セットは、デザートとお茶の2つが味わえますのでおすすめです。

他にも色々な種類のお茶も味わえるのがこのお店のいいところですよね!

もちろん店内では、自ら栽培した茶園で採れた茶葉を使った製茶や茶具を販売しています。

イオンタウン内のスーパーで買い物ついでに一息ついてみるのはいかがでしょうか。

お店名

お茶の里 きらら

住所

三重郡菰野町宿野414-2

電話番号

059-391-2828

ホームページ

https://hagimura.jp/kirara.php

営業時間

10:00~16:00

定休日

月曜日(祝日の場合は翌日)

アクセス

こちらもおすすめ!「伊勢本かぶせ茶」

四日市市の水沢にあり、いなべ市、菰野町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市を地域とするお茶の専門農協である「三重茶農業協同組合」では、水沢特産のかぶせ茶の中でも、選りすぐりの品を「伊勢本かぶせ茶」としています。

「伊勢本かぶせ茶」は、収穫前に被覆栽培されるため、味がまろやかで普通の製茶に比べて濃いの緑色なのが特徴だとか。

このお茶の特徴を活かし、低い温度のお湯を使うことで、お湯はもちろん、水出しでも美味しいことで知られています。

水出しのかぶせ茶は、その飲みやすさと甘さで和食・イタリアン・フレンチと様々な料理とあわせても美味しくいただくことができます

そんな「伊勢本かぶせ茶」はこちらから購入することができます!

要確認です。

三重茶農業協同組合 SUI-CHA shop/TOPページ

最後に

今回は、三重のお茶を紹介してきました。

日本人にとって、お茶はとても身近なもの。

お茶といっても、かぶせ茶、煎茶、玉露、抹茶、紅茶など様々なタイプのお茶が存在します。

その中で今回は三重県のかぶせ茶について紹介させていただきましたが、かぶせ茶がどんなものかわかりましたでしょうか。

ポイントは下記のようになっています。

  • ポイント① かぶせ茶は、全国で三重県生産量が1位!
  • ポイント② かぶせ茶は、茶の木に遮断幕をかけ、苦みを抑えまろやかに
  • ポイント③ かぶせ茶は四日市市水沢から始まった
  • ポイント④ かぶせ茶への入門はカフェからがおすすめ!
  • ポイント⑤ 選りすぐりのかぶせ茶は「伊勢本かぶせ茶」

まずは、入門編として、かぶせ茶を味わえるカフェを起点にし、お茶を味わってみるのがおすすめです。

そこから「美味しい!」と思ったら、各製茶屋さんか上記で紹介した「三重茶農業協同組合」の通販でも購入することができます。

自分にあったお茶が見つかるといいですね!

今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

fukumina

fukumina

ミエタイムの専属ライターとして日々活動中♪ 三重県に移住し10年以上経過したので立派な三重県人だと勝手に思っています!企業やお店、三重県で活躍する方々へインタビューにお伺いし、リアルなお声を皆様に届けます。

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