【三重県に移住したい!】地方移住とお金の疑問や不安のあれこれにすべてお答えします!

「地方に移住して、お金にも生活にも余裕を持ってゆったり暮らしたい」

「地方に移住すれば、生活費が減るはず」

こんなふうに思って、移住を考える人もいるでしょう。

それと同時に

「移住するためには、どれくらいお金がかかるのだろう?」

「本当に生活のゆとりが持てるものだろうか?」

移住に関するお金のあれこれについての疑問や不安も生まれるのではないでしょうか?

この記事では、地方移住に関するお金のあれこれについて紹介します。

記事の後半では、三重県に移住する際に得られる支援金や助成金についても紹介。

ぜひ、最後までお読みください!

移住人気が高まった理由

都市部から地方に移住することが注目されたのは、新型コロナウイルスの流行がきっかけでした。

人口密度の高い東京や大阪などの大都市から地方に移住したいと考える人が増えました。

安全性を考えて移住を決断した人もいますが、生活や住まい、環境というものを改めて見つめ直したときに、移住という選択をした人もいたのではないでしょうか。

アフターコロナとなった今では、地方移住は多くの人にとっての選択肢のひとつになっています。

移住を後押しするもののひとつとして考えられるのは、テレワークの広まり。

完全在宅勤務が可能な企業が増えたことで、都市部の企業に勤めながら地方に移り住むことが可能になってきています。

「自然豊かな土地でのんびり生活したい」

「子供をのびのびと育てたい」

と考える人が、地方移住を実現させています。

このように、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけとして生活環境を再考して移住を決断した人、企業の働き方がフレキシブルになったことで住む場所が自由に選べるようになった人などが、移住を決断しているといえます。

移住にかかるお金

地方移住するメリットのひとつに生活費などのコストが下がることがありますが、移住までには結構お金がかかるもの。

移住を希望する人にとって盲点となっている部分かもしれません。

ここでは、移住までにかかるお金について紹介します。

  1. 引っ越し代
  2. 家にかかる費用
  3. 車の購入費用
  4. 移住先の滞在費用

一つずつ見ていきましょう。

1.引っ越し代

必ずかかる費用のひとつが、引っ越し代です。

単身だったら、家族や友人に協力してもらって自家用車で引っ越せるかもしれませんが、家族がいるとそうもいきません。

家族の人数が多ければ必然的に荷物の量も多くなり、料金も高くなります。

引っ越しにかかる距離も料金に大きく影響します。

首都圏から三重県の引っ越しは遠距離なので、その分高くなるでしょう。

また、引っ越し時期によっても料金が変わります。

12月から4月の引っ越しシーズンは高くなる傾向があります。

休日のほうが平日よりも引っ越し代金が高いので、平日に引っ越しできる人は平日にしたほうがよいでしょう。

2.家にかかる費用

移住先で新しい家に住む際にも、最初にかかる費用があります。

賃貸の場合、敷金や礼金、仲介手数料などがかかります。

敷金礼金がそれぞれ2ヶ月分、さらに仲介手数料が1ヶ月分程度ということもあるので、家賃にプラスアルファで5ヶ月分くらいは準備したほうがよいでしょう。

3.車の購入費用

地方での暮らしは、車での生活がベースのことがほとんど。

都市部の生活で車を所有していなかった人は、車の購入費がかかります。

また、ひとり一台必要になることが多いので、夫婦2人分で2台必要になることも。

中古車などは安く購入できますし、一台は軽自動車にするなどして安く費用をすませることをおすすめします。

現在車の免許証を持っていなくて、移住後は車の使用が必須の場合は、教習所に通う費用や免許を取得するときにかかる諸費用もかかってきます。

4.移住先の滞在費用

移住したあとの生活をイメージするためにリサーチに行ったり、新居の内見に行ったり、子どもの転園や転校にともない見学や手続きに行ったり。

移住するまでの間には何度か移住先に足を運ぶことになり、そのための交通費や滞在費がかかります。

移住先で転職する場合は、移住前に転職活動をすることになるので、何度か行き来することになるでしょう。

滞在中に実家に宿泊できれば宿泊費はかかりませんが、ホテルに宿泊するなら宿泊日数分の費用がかかります。

ただし、自治体によっては下見のときにかかる交通費などを負担してくれることもあるので、自治体のホームページをチェックしてみましょう。

移住先の生活でかかるお金

地方に移住すればすべてのお金が都市部に住んでいたときより安くなるかと思いますが、意外にも地方の方が高くなることもあります。

また、都市部ではかからないお金が発生することも。

ここでは、その一例について紹介します。

  1. 光熱費
  2. 車の維持費
  3. 通信費

一つずつ見ていきましょう。

1.光熱費

地域によってはプロパンガスになることもあり、都市ガスが主流の都市部よりガス代が高くなる場合があります。

水道代も地域によって高くなるケースがあります。

2.車の維持費

都市部で生活していたときには車を持っていなかったり、カーシェアしていた人が地方に移住して車を保有した場合は、新たな出費となります。

ガソリン代のほか自動車税や車の保険代などの維持費がかかり、車を2台持てば2台分の維持費がかかることになります。

3.通信費

格安スマホは都市部で使っていれば問題ありませんが、田舎に行くとつながりにくくなることも。

快適な通信環境を手に入れるためにキャリアの乗り換えが必要になって高くなることもあります。

移住支援制度の活用

移住には、思いの外お金がかかることが分かりました。

とはいえ、移住でもらえるお金もあります。

内閣府が行う地方創生事業というものがあり、地方公共団体が移住する人に対して行う助成を支援しています。

具体的には、地方で起業する人やUIJターンで就職する人に地方公共団体が支援金を支給してくれます。

それぞれについて、支援を受けられる要件がありますのでしっかり確認しましょう。

ここでは、三重県が行う支援制度について紹介します。

  1. 移住支援金
  2. 起業する場合の助成金

一つずつ見ていきましょう。

1.移住支援金

三重県移住・交流ポータルサイト「ええとこやんか三重」によると、三重県では「東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります」としています。

さらに、この制度では子育て世帯への加算上限額が令和5年4月1日より拡充されています。

同日以降に転入した人を対象に、18歳未満の世帯員1人につき、最大100万円の支援金が支給されるようになっており、三重県に移住したい子育て世帯にとって追い風となっています。

ただし、支給を受ける要件として東京23区に在住、在勤していた期間や具体的な「東京圏」に位置づけられる地域などが規定されています。

同様に、移住先に関する要件や世帯に関する要件、就職に関する要件などがこまかく定められています。

自分が該当するかどうか、かならず確認しましょう。

また、支給対象となる県内の市町も限られており、各市町によって実施内容も異なります。

移住先の自治体のホームページを確認したり窓口に問い合わせたりしましょう。

参照・引用:ええとこやんか三重|東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります

2.起業する場合の助成金

「内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生」によると「都道府県が、地域の課題解決に資する社会的事業を新たに起業等する方を対象に、起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)を通して、効果的な起業等を促進し、地域課題の解決を通して地方創生を実現することを目的とした事業」として、地方創生起業支援事業を行っています。

ー想定される事業分野ー

  • 子育て支援
  • 地域の特産を使った飲食店
  • 買い物弱者の支援
  • まちづくり推進 など

三重県では、インキュベーション促進補助金がありますが、令和5年度の申請はすでに締め切られています。

今後の補助金に関する概要に関しては、三重県のホームページを確認しましょう。

参照・引用:内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生|起業支援金

参考:三重県|令和5年度インキュベーション促進補助金の申請者を募集します

まとめ

この記事では、地方移住に関するお金の疑問や不安のあれこれについて紹介しました。

移住したら生活にかかるお金にゆとりがもてると考えるかもしれませんが、移住するまでには結構お金がかかるものです。

さらに、都市部ではかからなかったお金が地方の生活ではかかることもありますし、都市部より高いものもあります。

地方移住にかかる意外なお金のかずかず。

一方で自治体から受けられる支援金も充実しているので、移住希望先自治体のホームページを確認し、しっかり手続きを行いましょう。

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この記事を書いた人

ミエマン

ミエマン

三重県で生まれ、三重県で育ち、三重県で活動中。 三重県歴35年以上のミエ大好きマンです。 三重県のありとあらゆるローカル情報を発信し、三重県がより住みやすくなることを願って活動しています。

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