三重県の大きい公園遊び方特集【vol.4 南部丘陵公園】
三重県の大きい公園といえば、外せないのが南部丘陵公園。
四日市市最大規模を誇る非常に大きい総合公園です。
丘陵地の里山を生かした公園で、南ゾーンと北ゾーンの大きく2つに分かれます。
南ゾーンでは、小動物や自然と触れ合うことができ、北ゾーンでは体を思いっきり動かして遊ぶことができます。
園内はものすごく広いため、各ポイントに駐車場が整えられています。
車を停める場所によっては、行きたい場所まで数十分も歩くことになってしまいます。
どこで遊ぶかを事前に決めて、行きたい場所に合わせて駐車場を選ぶのがおすすめですよ!
それでは、どのような遊び場があるのか各ゾーン別に主なおすすめポイントを見て行ってみましょう。
南ゾーン
小動物園
小動物園の駐車場に車を停めて、公園内に入るとすぐに聞こえてくるのが動物の鳴き声。
1年中無料で色々な動物を鑑賞でき、時間帯によっては触れ合うこともできます。
飼育されている動物は、鳥類やウサギ、羊、ヤギなどさまざま。
生き物が好きなお子さんは大喜びすること間違いなしです。
ちびっこ広場・みはらしの丘
小動物園に目を奪われて、見落とされがちなこちらのエリア。
ちびっこ広場には、ブランコなど小型遊具が設置されており、小さいお子さん向けの遊び場となっています。
大きい子はあまりいないので、まったり遊ぶことができるため1〜3歳のお子さんはここだけで大満足できますよ。
少し歩くとみはらしの丘には、長さ30mもある大きな滑り台と、その下には草滑りのような幅広い滑り台もあります。
兄弟を遊びに連れて行った時でも上の子は大きな滑り台、下の子は下の滑り台と、目の届く範囲で分かれて遊ばせることができますね。
幅広い滑り台は、数人が横に並べるくらい大きいので、家族みんなで並んで一斉に滑っている人達もいてすごく楽しそうでした!
自然生態園
みはらしの丘のすぐ近くにはピクニック広場があり、お弁当を広げてみんなで休憩することができます。
ピクニック広場のすぐ隣、みはらしの丘の真反対側にあるのが昆虫観察園。
とんぼ池や水生花園があり、水辺の生き物を鑑賞することができます。
動物や植物が安定して生活できる生物の生息空間、ビオトープが作られており、夏休みの自由研究で魚や虫など生き物を観察するために行ってみるのもおすすめ!
親は昆虫園と聞くと、少したじろいでしまうかもしれませんね。
でも、子供だけでの水辺は大変危険。
必ず保護者も一緒に行くようにしましょうね。
北ゾーン
つどいの丘
南ゾーンの小動物園近くの駐車場から県道を渡り、急勾配の坂を登るとつどいの丘に到着します。
こちらは大芝生広場に大型遊具が設置してあり、たくさんの子供達の声で賑わっています。
芝生は天然芝で、よく手入れされているため四季折々の表情が楽しめます。
筆者も、息子が生後9ヶ月くらいの時に初めての芝生体験をここでさせると大喜びでハイハイしていました。
丘なので全体的になだらかな坂になっているため、歩いたり走り回ったりすることで体幹もしっかり鍛えられそうです。
また、近くにはデイキャンプ上もあります。
予約は必要ですが、無料で利用できるため家族やお友達とバーベキューをするのも楽しそうですね!
散策路はしっかりとコンクリートで整備されているため、ウォーキングやランニングをしている人もたくさんいます。
春は特に桜をはじめ、色々な花が咲いているので植物鑑賞をしながらお散歩をしている方を多くみかけます。
道は整備されていますが上がり下りが多く、勾配が激しいのでベビーカーでの移動は少し大変。
ベビーカーからふいに手を離すと走り出してしまう可能性が高いです。
子供の乗せ下ろしは必ずブレーキをかけて行うようにしましょうね。
遊戯広場
つどいの丘から道沿いに下っていくと見えてくるのが遊戯広場。
いつ訪れても、このエリアが1番賑わっています。
大きな遊具が4つと、小さい遊具や健康遊具も複数設置されています。
1番目につくのはロープで作られた赤いジャングルジム。
ターザンロープも人気です。
遊具内にはパズルのような知育要素もあって、小さい子から小学生までみんな楽しそうに遊んでいました。
子供が遊んでいる間に、端にある健康遊具で運動をしている方もいました。
日頃の運動不足解消に是非いかがでしょうか。
まだまだ楽しい施設がいっぱい!
さらに散策路に沿って歩いていくと、またまた大きな芝生広場が広がっています。
こちらは色んな道に分かれており、小さな子供よりは部活動で一生懸命ランニングをしている学生達が目立ちました。
犬の散歩をしている人も多く、飼い主同士で会話に花を咲かせている人たちも。
このエリアには、梅林園もあります。
約600本の梅の木の開花に合わせて訪れると、梅の甘い香りの中で綺麗な梅を見ながらの散歩も楽しめます。
梅林の他にも、栗林・バラ園・菖蒲園など四季折々の彩りを感じることができるんです。
日曜に訪れた時には、たくさんの子ども達や大人が集まって野外学習のような活動も行われていました。
まとめ
カップルや家族、友達・仲間とのふれあい、自然散策など、どんな人とでも一日中楽しむことができる南部丘陵公園。
自然の他にも、動物を無料で鑑賞できて触れ合いまで出来る場所はなかなかありません。
公園内は、子どもの好奇心や成長を育むためにたくさんの工夫がなされています。
いつ訪れても綺麗に整備されており、澄んだ空気の中リフレッシュすることができます。
たくさんのボランティア団体が栗林、梅林、バラなどの植物を守るため熱心に手入れされているのが見受けられます。
注意点としては、
・勾配が多いこと
・駐車場を間違えると目的地からものすごく遠くなること
・トイレが少ないこと
この3つがあげられますね。
南部丘陵公園は、その名の通り丘陵地帯を開発して作られた公園のため自然とどのエリアも勾配が多いです。
そのため、ベビーカーや車椅子、キャリーワゴンでの移動は少し大変。
タイヤがついているものは、手を離すと勝手に転がっていってしまうため思わぬ事故に繋がりかねません。
利用する時はしっかり管理しておきましょうね。
また、トイレは北ゾーン、南ゾーンともに設置されていますが公園自体が広いので、移動中に子供がトイレに行きたくなった時は困ります。
南ゾーンから北ゾーンの端まで移動する際は、車での移動をおすすめします。
ちなみに、北ゾーンのトイレの方が比較的新しく綺麗ですが、身障者用トイレはどちらのゾーンにも設けられていました。
いかがでしたか?
里山を開発してできた、四日市最大級の南部丘陵公園。
広くて大きいのにも関わらず綺麗に整備されていて、いつもたくさんの人で賑わっていることから、市民にとても愛されているのがわかります。
午前中は南ゾーンで自然・生き物体験、昼ごはんはみんなでバーベキューをして、午後は北ゾーンの遊具で思いっきり遊ぶ!
こんなプランで大人も子供もめいいっぱい1日中遊んでみるのはどうでしょうか?
ごはんは、南ゾーンの小動物園の近くにある公園茶屋や、車で数分とところにベビーフェイスプラネッツというお店もあります。
公園茶屋はお好み焼きやたこ焼きといった鉄板料理を頂くことができます。
ベビーフェイスプラネッツでは、オムライスやパスタなどさまざまな料理があり、デザートも豊富。
バーベキューだけでなく、公園周囲には美味しいご飯屋さんがあるのでそちらに足を運ぶのもあり!
みんなで1日中たくさん遊べば、素敵な思い出になること間違いなしですね。
是非一度ならず何度もお楽しみくださいね!