三重県在住の私が教える!移住におすすめの市町村3選

「三重県への移住を考えているけど、どこの市町村がいいのかな…」

「実際に住んでいる人からの話を聞きたい」

こんな風にお考えの方もいるのではないでしょうか。

三重県は自然が多いですが、街中にもアクセスしやすいので生活しやすいことが特徴です。

しかし、エリアによって気候や生活の仕方が異なるので、どこの市町村へ移住するのがいいのか迷いますよね。

そんな方に向けて本記事では、三重県在住の私が厳選した移住におすすめの市町村について紹介します。

最後まで読めばあなたもきっと三重県に住みたくなるに違いありません。

三重県への移住をお考えの方はぜひ最後までお読みください。

三重県の5つのエリア!実は日本の真ん中に位置する

出典:三重県公式HPより

三重県は東西に長く、その距離は約170kmにもなります。

実は日本のほぼ真ん中に位置することをご存知でしたか。

日本の真ん中にあるため、あらゆる地域とのつながりが深い県です。

たとえば、北勢地方、中勢地方は名古屋とのつながりが強く、一方で伊賀地方は関西とのつながりが強くなります。

三重県を縦断する近畿日本鉄道は重要な交通網でもあります。

名古屋線、湯の山線、鈴鹿線、大阪線、鳥羽線、山田線の6つが三重県を走っており、電車1本で他県に移動することも可能です。

そんな三重県は5つのエリアに分けられます。

エリアごとに気候や文化、特徴などが異なるので、他県の方から見ればどこを選べばいいのか分からないかもしれません。

移住制度も市町村によって大きな違いがあります。

エリアごとにそれぞれの特徴や移住制度を紹介します。

名古屋へのアクセスがしやすい北勢エリア

出典:三重県公式HPより

北勢エリアは10の市町村からなります。

いなべ市桑名市
東員町菰野町
木曽岬町朝日町
川越町四日市市
鈴鹿市亀山市

北勢エリアは県の北部に位置し、名古屋へのアクセスがしやすいことが特徴です。

北勢エリアの最南端である鈴鹿市から名古屋までは電車1本、約1時間で到着します。

四日市市や鈴鹿市は県内でも人口が多く経済の中心的エリアです。

県内に170万人の県民がいますが、四日市市が約30万人と最も多く、ついで鈴鹿市の人口が27万人と3分の1強を占めます。

また、四日市市は四日市コンビナートの工場群、亀山市はシャープ工場があるので、職への不安は比較的少ないでしょう。

四日市市には、移住支援金の支給があったり、鈴鹿市には空き家リノベーション等補助制度があったりと、移住制度も充実しています。

ただし、普段雪が降らない地域からの移住は大変に感じるかもしれません。

四日市市より北は雪が多い地域なので、スタッドレスタイヤが必須など冬場のみ注意が必要です。

歴史の深い伊賀エリア

出典:三重県公式HPより

伊賀エリアは2つの市で構成されています。

名張市伊賀市

伊賀エリアは滋賀県の隣に位置するので、関西圏に電車1本で行けることが大きな特徴です。

自動車専用道路である名阪国道と、高速道路である新名神高速道路が通るので交通の便がよく、ベッドタウンとしても使われています。

伊賀エリアは県内でも特に移住者の受け入れ態勢が整っています。

たとえば、伊賀市は「移住コンシェルジュ」という窓口を設置しており、移住の相談やサポートをしてくれます。

空き家取得費補助金など移住のための補助金が充実していたり、中学生までの医療費が無料になったり子育て世代には嬉しいポイントがたくさん。

伊賀エリアには古い町並みや街道の雰囲気が残されているので、歴史のある町に住みたいという方にもおすすめです。

行政の中心である中勢エリア

出典:三重県公式HPより

中勢エリアは次の6市町村からなります。

津市松阪市
明和町多気町
大台町大紀町

津市には県庁所在地があり、行政の中心部なので自然と人や店が集まります。

位置的にも三重県の真ん中なので名古屋方面、関西方面どちらにもアクセスしやすいです。

北勢エリアよりも自然が多く、山が近いのが特徴です。電車が通っていない地域もあるので自動車は必須です。

移住支援補助金制度(津市)や、多気町移住定住促進補助金制度(多気町)などがあります。

農業者から研修を受けられたり、資金を支援してくれたりするという就農支援の制度もあります。

中勢エリアよりは雪が少ない地域が多く、穏やかな気候なので住みやすいでしょう。

観光地の多い南勢エリア(伊勢志摩)

出典:三重県公式HPより

南勢エリアは次の6市町村からなります。

伊勢市玉城町
度会町鳥羽市
志摩市南伊勢町

南勢エリアには、伊勢神宮や鳥羽水族館など三重県を代表する観光スポットが集まります。

観光地が多いので旅館業やサービス業がさかんで、海が近いため漁業や真珠の養殖に携わる人が多いです。

志摩市では、家賃支援や移住相談会などが行われています。

また、伊勢市では移住についてのパンフレットを用意しており、移住支援に力を入れていることが分かります。

海を近くに感じたい方にはおすすめのエリアです。

漁業と農業がさかんな東紀州エリア

出典:三重県公式HPより

熊野灘に面した東紀州エリアは次の5市町村からなります。

紀北町尾鷲市
熊野市御浜町
紀宝町

県内でも温暖なため、気候をいかしたみかん栽培がさかんです。

ただし、全国でも有数の降水量を記録する地域で、雨による災害などは多い傾向にあります。

東紀州エリアは海と山に囲まれた豊かな自然が特徴です。

田舎暮らしをしたい方にはおすすめのエリアです。

御浜町では空き家を改修して移住する場合に補助金制度があったり、熊野市では移住相談や就職相談が行われていたりします。

三重県に移住するならここ!おすすめの市町村ランキング

Pixabayから引用

三重県のエリアを紹介しましたが、どこも魅力があって選べないという方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、移住におすすめの市町村3つを厳選しました。

あなたに合った移住先を見つけてくださいね。

移住について親身に相談にのってほしいなら伊賀市

出典:伊賀市公式HPより

移住について不安がある方や、どんなことでも相談できる場所がほしいという方には伊賀市がおすすめ。

伊賀市は三重県内のほかの市町村よりも移住支援が充実しており、移住のことならなんでも相談できる窓口を設置しています。

おためし移住施設も用意しており、本格的に移住する前に現地の生活を体験できます。

移住後には、移住者交流会も開催されるので知り合いがいなくても不安になりません。

移住について相談できる存在がほしい方は伊賀市がおすすめです。

田舎暮らしを楽しみたいなら志摩市

出典:志摩市公式HPより

海と山に囲まれた志摩市では、田舎ならではのスローライフを楽しめます。

志摩市では、空き家を改修して自宅にする場合の補助金を支援したり、若者や子育て世代に向けて1年間の家賃の約半分を支援したりする制度があります。

志摩市には空き家バンク制度があるので、新居を建てなくても住まいが見つかりやすいでしょう。

農業や漁業に興味がある方や、自然豊かな場所に住みたい方には志摩市がおすすめです。

利便性を重視したいなら鈴鹿市

出典:鈴鹿市公式HPより

交通も不便過ぎず、少し足を伸ばせば何でもある所に住みたい方は鈴鹿市がおすすめ。

鈴鹿市は海側に近畿日本鉄道、山沿いにJR関西本線が通っているため、電車での移動もしやすいです。

また、国道23号線沿いは比較的栄えており、日常生活で不便を感じることは少ないでしょう。

鈴鹿市は児童手当や移住者への就職支援も行っているので、移住後も安心して生活できます。

魅力がたくさんある三重県に一度来てみては

出典:三重県公式HPより

三重県はエリアごとに気候や特徴が大きく異なります。

三重県への移住を考えている方は、あらかじめ市町村ごとの移住支援を調べておきましょう。

市町村によって支援に違いがあるので、どれくらいの支援を求めているかを考えておくと最適の移住地が見つかります。

三重県は自然や歴史的な建造物が多く、魅力が多い県です。

移住することで新たな魅力を発見できるかもしれません。

魅力の多い三重県に一度来てみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

和崎もも

和崎もも

三重県鈴鹿市在住の20代のライター。同年代の方にもささる情報を発信していきたいです。生まれ育った三重県が大好きなので、みなさまにも三重県の良さを伝えられるような記事をお届けします!

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