三重県の学生におすすめ〜就職の面接対策〜
こんにちは。
三重県在住の方や東海エリアにお住まいの方で特に学生の方必見の面接におすすめの方法です。
就活時期にはたくさんの企業の面接に行ったり、説明会にでたり、あっちこっちへと大忙しだと思います。
エントリーシートを記載したり、面接でもグループ面接や一対一の面接があったり、やることが多いんですよね。
就活生としては、様々な方面から就活の知識が入ってきます。
中にはどれが本当の情報なのか、それは本当に正しいのかということがわからなくなってくる方も多いと思います。
今回は知り合いの人事担当者に聞いた話を元に面接での基本などを徹底解説していきます。
就活時に当たり前とされるマナーは本当に正しいのか
よく就活での面接にあたり、就活の面接対策が大学や高校であったり、就活の基本を説いた解説本などがありますが、本当にその内容は正しいのでしょうか。
よくある記述としてあるのが
下記のような内容です。
- 就活は黒スーツ
- 髪型はツーブロはだめ(男)
- 髪の毛は結ばないといけない(女子)
- 当たり障りのない回答をしないといけない
- 自己分析をしないといけない
- 企業のことをしっかり勉強しなければならない
私自身も過去に就活の際に面接を行ったことがありましたが、このようなテンプレを目指してやっていた方が多かったのではないのかと思いました。
しかしながら、それって「自分」じゃないよね。と思い、髪の毛も括らなかったですし、等身大の自分で勝負しました。
そんなことを先日、人事をやっている友人に話したところ、「あるあるだよね」と言っていました。
友人曰く、同調圧力もあり、ほとんどの学生がテンプレどおりにするけれども、人事としてはそんなところを全く見ていないとのことです。
ここぞと実際にどんな場所を見てるのかなど教えてもらったところもあり、まとめていきます!
あくまでも一企業の声として、お考え下さい。
服装・髪型について
まず、服装について従来は黒スーツが正義,靴下も黒という風潮でしたが、現在は異なるそうです。
服装についても自らをアピールする道具の一種。
スーツを着こなし、清潔感があれば色は特に問題はないそうです。
入社後に黒スーツを着ている人ってほとんど見ませんからね。
髪型も同じく、自らをアピールするものとして、入社後のイメージがしやすくなります。
この人は普段どんな髪型でどんな印象なのか。
ビジネスマンとして、許容範囲内のものであれば、問題はないようです。
これを聞いた就活生には自己判断にはなりますが、全てを他人と同じにしなくてもよいということを頭の片隅にいれたまま就活をすることをお勧めします。
しかしながら、現在は昔に比べて、多様性が重要視されています。
また働き方も在宅ワークなどが進み、以前の働き方とは異なってきました。
そういったこともあり、人事としての目線も異なってきたのかもしれないですね。
面接の際の礼儀・マナーは深く考えるものか?
面接時に今まで大切とされていたのは、当たり障りのない返答と着席などの礼儀、ノック。
友人曰く、そんなのはどうでもいいし、誰も気にしていないとのこと。
就活本や就活対策のマナー講師が言い始めたことが正義として印象づけられているイメージがあるとのことです。
やはり、人事担当者として気にしているのは、どのようなことをやっていて、これからできるビジョンがあるのか。
また自分を俯瞰的にみているか、そして最後に絶対的なのは、一緒に働いてみたいなあ、面白いなあと思う人物かどうからしいです。
よって、ノックの回数が何回とかそういったところには気を遣わなくてもよいと言えます。
エントリーシートの記載方法
エントリーシートの記載については、徹底的に自分がどのような人物でなにができるかなどのエピソードを書くようにしましょう。
趣味や長所とその会社の職種でできることを結びつけて記載し、短所もしっかり書くようにしましょう。
短所を書いた上でどうしていけばいいか、逆にそれを言い換えて長所にする方法も、記載しましょう。
エントリーシートはある意味、面接時の質問箱になります。
人事担当者も質問は持ち合わせていますが、それ以外の部分については履歴書やエントリーシートを参考に質問をします。
自分の中にたくさんの引き出しがあるとするのであれば、エントリーシートは正にその引き出しを面接官が開くためのカギとなります。
そのカギを多数仕込んでおくようにしましょう。
エントリーシートは、面接を受ける会社に何枚も書かなければいけませんが(ネット含め)、基本的には、長所、短所、趣味、なぜ仕事をしたいかなどを定型文的に作成をしておき、後はコピーし貼り付けをすることで作成の手間を省けます。
会社ごとに求められている内容は異なりますが、定型文を作っておくことでそれを基に応用がききます。
求められている内容に合わせ、文章を変えていけば問題はありません。
面接時の基本要素について
さて面接時については、先方から様々なことが聞かれると思いますので、何故働きたいかという質問が一番比重が大きいと思います。
下手に背伸びせずに、ありのまま伝えるのが一番だと思います。
ある食品会社を受けた知人が環境対策がどうこうという答えをして落ちたらしいのですが、
もう1人の知人が、「昔からスーパーで並んでいた商品を食べて美味しかったから」という内容を深掘りして答えたところ、普通に通ったと言っていたこともあり、難しいことを言いすぎないというのもよいのかもしれませんね。
学生の方などは一般的に面接対策などで言われたことを吸収して小難しい、当たり障りのないことを言うのが当たり前だと考えている方も多いと思いますが、自分がバイトで働いている時と同じ感覚だと思うんですよね。
後輩として入ってくるバイトがどんな人物がいいか考えてみてください。
「フランクに明るく冗談も言えるような人間がいいなあ」と思うのであれば、そんな人物になればよいのではないでしょうか。
難しいことを考えすぎに人と人との会話で嘘を言わずに話すことがコミュニケーションの基本。
そこが評価のポイントではないでしょうか。
友人としても一辺倒な回答ばかりでは正直「飽き」が出ると言っていました。
どんな志望動機が面白いのか聞いてみたところ、様々な内容があると思うのですが、「お金です」といった学生のことが記憶に残っているみたいです。
その一言が面接官である友人の心に残り、あれこれと質問をしたそうです。
人はお金のために働きますので、わかりやすく的を得た志望動機でいいですよね(笑)
一点、重視していたことがあり、「ただの暗記ではないこと」を確認していると言っていました。
友人曰く「面接といえども会話の延長。質問をしてすぐに全部の回答が返ってくるのは意外にも評価はよくないんだよ」
なぜか聞いたところ、「考えてしっかり話す人かどうかも見たい」とのことでした。
相手の質問に関して、間があり、真剣に考え答えを出す人、「難しいですね…」と間に挟みながら答えるような人は評価は高いようです。
食い気味に答えてしまったり、答えが早すぎたりすると実際のビジネスシーンでもそのようなことを行ってしまうイメージになるのだとか、友人の言葉を聞く前はそんなこと思っても見ませんでしたので、学生時代に知りたかったなと思いました。
そして面接では絶対にある、「最後に質問はありますか」という質問に対して、どういう返しをしたらよいかという相談。
私自身も以前社会人になった際に後輩から尋ねられたことがあったのですが、その時に気になったことを聞くようにしていました。
何もなかったら「なし」でいいと思うんですよね。
または、私がよく面接で聞いていた内容として、「今、面接の中で面接官さんが志望動機を聞かれたら何と答えますか?」と聞いていました。
人事担当の友人に聞いたのですが、記憶に残りそうな質問だなあと言っていましたね。
あまり質問の意味については、深く考えすぎない程度が良いと思いますよ。
集団面接について
企業面接の中でよくあるのが、集団面接です。
3~4人が一同に会し、面接官と面接をするのですが、席順もポイントになってきます。
一番初めに答える人ほど他の人とは回答が被る心配はないですよね。
例えば「好きな果物はなに」という質問があったとします。
1人目が「りんご」2人目が「もも」3人目が「もも」
となってしまうと何故か3人目の「もも」はかぶりとなってしまい、印象が残らなくなってしまいます。
そうすると最初ほど有利になるのでは?と思う方もいると思うのですが、実は後に答える程有利ではあるんですよ。
内容がかぶったとしてもより印象になる答えを言えばいいのです。
先ほどの例を用いて説明すると2人目が「ただ桃が好きだから」。
3人目が「亡くなった祖母と一緒に食べたももだから」.
その2つの答えであると、3人目の方がエピソードがあるので頭によく残りますよね。
後に答えるとはいわば「後だしじゃんけん」のようなもの。
しかしながら、順番が早い人もいわば記憶に残る答えをすればよいだけ。
順番がすべてではなく、周囲の状況を見て答えられることが大きな武器となるのです。
グループディスカッション
5~6人ほどのグループを組まれ、議題に伴って討論を行うものです。
司会とタイムキーパーが役割として立候補であてがわれることもあるこの制度。
人事担当者は司会の場合は均等に意見を引き出せつつ、自分の意見も言えるかどうか。
タイムキーパーは発言をしつつ、時間を正確に測ることができるか。
その他としては、役割という形がないために評価が下がるのではないかと考える方もいるかもしれませんが、人事はこの役割がない人をよく見ているとのことでした。
人の発言に対し、その意見を尊重し、否定せずにヒートアップせずに意見・議論することが大切です。
その面で司会とタイムキーパーは役割があるため、自由に発言をすることが制限されるのですが、その他は自由に議論に参加できます。
私は、就活時には司会やタイムキーパーをしたことがなかったのですが、理由は議論に集中したいからでした(笑)
絶対に役割を行わなければいけないことはないのです。
緊張対策として
緊張対策として面接時に昔からあるのが、手のひらに人と書いてそれを飲むというもの。
人をのむという言葉遊びのようなものとして以前からありますが、これは迷信。
人事の友人が言っていた対策の中で最も心に残ったのが、下記の内容を思い浮かべることです。
役員や社長との面接の際に緊張するのであれば心の中でこう思ってほしいと。
①緊張するのは仕方ない
偉い人であれば、緊張するのは仕方ない。
その中で、受け入れつつ話すことが大切です。
緊張している自分も自分の一部であると思うことが大切だそうです。
緊張していることをあえて面接で話すこともテクニックとしては、おもしろいと思います。
②相手を自分の父、祖父(母、祖母)だと思うこと
偉い人でもどこかのだれかのおじいちゃんやお父さんである方が多いです。
偉い人でも自分のおじいちゃんやお父さんと同じ人間だと考えれば緊張が少なくなるそうですよ。
もしバイトをしている経験があれば、そこに訪れる年配のお客さんを思えばいいのです。
そうすれば自然に接することができますよね。
面接の練習に
面接は、習うより慣れろという言葉あるように実践を介して、上手くなっていきます。
そのためには、実際の企業面接を行うことをお勧めします。
特に不動産業界などは、就活開始時期・面接開始時期がはやいことが特徴です。
その業界にあまり興味がない方でも面接の実践として行うこともよいと思います。
そこからその業界に興味を持ち、内定をもらうこともあるかもしれません。
最後に
今回は、「三重県の学生におすすめ〜就職の面接対策〜」ということで本音の面接対策を記載してきました。
就活を行う学生が全員同じような黒スーツを着て、同じような髪型で個性があるにもかかわらず、それを押し殺しながら面接や就活を行う姿が不自然に感じていました。
就活生のためには一番なにがよいのか、普段通り自分自身の偽りない姿で面接・就活を行うことが大切なのではないでしょうか。
今回の記事では就活を行う学生さんたちの心が少しでも軽くなる執筆をしてきました。
皆さんの就活がうまくすすみますように応援しております。
自分らしく、楽しみながら就活を行いましょう。
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとございます。