【三重県に移住したい!】地方移住でもっとも気になる仕事のこと! 三重でできる仕事を一挙紹介
東京圏に住んでいる人の中には、さまざまな理由から地方移住を考える人がいます。
地方移住した場合、リモートワークで現在の仕事を継続できる人をのぞいて、移住先で仕事を探すことになります。
農業や漁業などのその土地ならではの一次産業にトライしたり、地元の特産物を商品化して起業したり。
東京圏にはない仕事をすることも可能です。
三重県は、さまざまな一次産業が盛んです。
農業・漁業・林業など、土地の特徴を活かしてさまざまな産業が発達しており、こういった産業に従事したい人にはさまざまな支援もあります。
これからの人生を地方で新たな仕事をして生きていきたいという人にとって、三重県は多くの選択肢を与えてくれる土地といえるでしょう。
こちらの記事でくわしく紹介するので、ぜひ読み進めてください。
地方移住する理由
地方に移住する理由は人それぞれさまざま。
「都会の生活では得られない豊かな暮らしを実現したい」
「親の介護があるので、実家に戻らなければいけない」
「満員電車の通勤から解放されたい」
理由は違っても、それまでの仕事をやめて移住し、新たな仕事を見つけるというのは人生において大きな決断となることは同じ。
それは、本人だけでなく家族にとっても大きな変化となります。
住み慣れた土地を離れ、人間関係もイチから構築することに。
子どもは転園や転校で親しかった友だちと別れ、新しい園や学校でまた友だちづくりをすることになります。
このように、移住は家族全員にとって大きな人生の変化となるため、それぞれが移住することに納得している必要があります。
そして、家族の同意を得るのと同じくらい大切なのが移住先での仕事探しです。
地方でしか得られない仕事にチャレンジしたいという人もいるでしょう。
地方には、都会にはあまりない仕事が豊富にあり、地場産業、第一次産業は特におすすめで、東京圏では出会えなかった仕事にトライするチャンスとなります。
地方で仕事するなら
地方移住して仕事をする選択肢として、大きく2つに分けられます。
ひとつは、今までの仕事をリモートで続けること。
もうひとつは、移住先で仕事を探すこと。
今までの仕事を続ける場合、勤務先への打診が必要になるでしょうが、もし可能なら生活の安定を保ったまま移住できます。
移住先で勤務先を探す場合の選択肢はかなり広く、地元の一般企業に就職する以外に、地元の特色ある産業に従事することもできます。
- 今までの仕事を続ける
- 移住先で仕事を探す
1.今までの仕事を続ける
リモートワークが可能なら、今までと同じ仕事を続けられます。
定期的に出社が義務付けられていても、数カ月に一度程度であれば勤務先に交通費の打診もできるでしょう。
移住の大きなハードルになるのが仕事ですが、現在の職を継続したまま移住できるのはとてもラッキーなことです。
2.移住先で仕事を探す
多くの人は、移住先で仕事を探すことになるでしょう。
その場合、移住前に就職活動をし勤務先を決めてから移住を実行しましょう。
面接などのために遠方まで通うのは交通費もかかりなかなかハードルが高いものですが、企業によってはオンライン面接を行うところもあります。
最終面接以外は現地におもむかなくてもいい場合もあるので、問い合わせるといいでしょう。
東京都の有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」内の「ええとこやんか三重 移住センター」では、三重県内の就職相談も随時行っています。
12月14日土曜日には限定4組で移住や就職の相談に乗ってもらえる「三重県移住就職相談デスク」が開催されます。
申込みは前日13日金曜日の16時までとなっています。
相談は対面でもオンラインでも可能。
興味のある人は、ぜひ問い合わせましょう。
参考・参照:認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター
参考・参照:ええとこやんか三重 移住センター|三重県移住就職相談デスク(12.14) |移住関連イベント情報|FURUSATO
移住したあとの収入は?
東京都と地方では給料の格差があることはたしかです。
厚生労働省の「令和6年度地域別最低賃金改定状況」によると、東京都の最低賃金は令和6年10月1日に改定され、1,163円となっています。
三重県も同じく令和6年10月1日に改定され、1,023円となっており、東京都と三重県では、最低賃金に140円の差があることが分かります。
月収や年収に東京圏とは差がありますが、その分、家賃をはじめとする生活コストが東京よりも安くなることが期待できるので、生活が苦しくなると思わなくてもよいでしょう。
三重県に移住した場合の仕事
移住先で仕事をする場合、地元の一般企業に応募して就職するのがもっとも一般的な選択肢でしょう。
ただ、地方ならではの仕事というものもあり、これらに従事して地場産業を支えるひとりになることも可能です。
一次産業に興味のある人、チャレンジしたい人には、それぞれの分野において支援する機関があります。
三重県は海も山もある自然に恵まれた土地でさまざまな産業が盛んに行われており、一次産業にトライしたい人にとってはピッタリの土壌です。
三重県内で見つけられる仕事について、ここでくわしく紹介します。
- 地元企業に就職
- 農業
- 漁業
- 林業
- 地域おこし協力隊
- 起業
1.地元企業に就職
一般企業に務めていた人にとって、移住後も企業で働くのがもっとも現実的で前職での経験も活かしやすいでしょう。
東京圏での生活と大きく異なるのが、通勤方法。
東京圏では公共交通機関を使っての通勤が一般的ですが、三重県では車通勤になるケースが多く、自動車免許を持っていることが必須となります。
2.農業
三重県は温暖な気候で自然豊かな土地に恵まれており、農業が盛んです。
特に畜産業が盛んで、県内の農業の多数を占めています。
作物ではコメや麦、大豆、茶、柑橘類、野菜など、畜産では、高級牛で知られる松阪牛、伊賀牛、熊野地鶏などが有名です。
県では新規就農者の支援制度を設けていますので、そちらを活用できるか検討しましょう。
3.漁業
太平洋側に位置する三重県は、水産業も盛ん。
リアス式海岸や黒潮の影響を受けて豊かな漁ができ、かつおやまぐろの収穫量は国内有数を誇ります。
真珠の養殖も盛んです。
三重県で漁業にトライしたい人には支援事業があります。
下記サイトを参考にしましょう。
参考:漁業|おしごと|三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重
4.林業
三重県は林業も盛んです。
スギやヒノキが多く、県土のおよそ6割が森林です。
林業に従事する人の間では高齢化などが大きな問題となっており、未経験から林業にチャレンジしたい人には大きく門戸が開かれている形です。
また、県内では担い手不足の対策を行う機関もあります。
就業支援も行っているので、ぜひ問い合わせてみましょう。
参考・参照:林業業界の求人サイト RINDO|三重県の森林・林業の現状は?林業支援先や地域の特徴も紹介
5.地域おこし協力隊
総務省のホームページによると、地域おこし協力隊とは
「都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です」
とされています。
任期はおおむね1年から3年。
任期終了後の定着率も7割と高く、移住の足がかりとしてぴったりの働き方です。
三重県では各市町ごとに地域おこし協力隊を募集しています。
下記の「三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重」のサイトを参考に実施している市町を確認しましょう。
引用・参考:総務省|地域おこし協力隊~移住・地域活性化の仕事へのチャレンジを支援します!
参考:三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重|タグ検索「地域おこし協力隊」
6.起業
その土地の特産物を活かして商品化したり、自然豊かな場所でカフェを開いたり。
移住先でやりたいことがはっきりと決まっている人は起業することもできます。
国が行っている地方創生事業により、起業支援金も支払われます。
この支援事業は、内閣官房・内閣府総合サイト「地方創生」によると
「都道府県が、地域の課題解決に資する社会的事業を新たに起業等する方を対象に、起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)を通して、効果的な起業等を促進し、地域課題の解決を通して地方創生を実現することを目的とした事業」
とされています。
支援金が支払われる対象となる人にはさまざまな要件がありますので、下記サイトを見て該当するかどうか確かめましょう。
引用・参照:内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生|起業支援金
移住支援
東京圏からの地方移住に対して、移住支援金が支払われる場合があります。
支援金を受け取るには移住元の要件及び移住先の要件があるので、自分が当てはまるか確認が必要です。
なお、三重県の支援金に関しては「三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重」に詳しく掲載されていますので、確認してみましょう。
参考・参照:内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生|起業支援金・移住支援金 – 地方創生
参考:三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重|東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者を対象に、三重県に移住して就業された方などへの移住支援金制度があります
まとめ
三重県で働くには、地元企業に就職することのほかに一次産業にトライすることもできます。
海の恵みや山の恵み、さまざまな自然に恵まれた豊かな土地である三重県。
就業希望者にはそれぞれの分野で支援制度も整っているので、まったくの未経験でもチャレンジできる土壌があります。
また、地域おこし協力隊に参加して移住するという方法もありますし、起業する人には起業支援金もあります。
さまざまな仕事が見込まれる三重県での生活。
東京圏から移住する人には移住支援金も支払われるので、ぜひ活用しましょう。