三重県の百貨店の紹介その1~近鉄百貨店~
百貨店それは人々が集まり、買い物をする憩いの場所。
以前はデパートという名称で呼ばれることが多かったですが、最近は百貨店と言われることが多いですよね。
百貨店というと、名古屋の高島屋や松坂屋をイメージする人が多いですが、三重にも百貨店は存在するんですよ。
百貨店はその名のとおり、多種多様なショップが中に入って、様々な商品が販売されています。
衣類をはじめとして、家具や食器、おもちゃ、グルメなどを確認することができます。
そんな三重の百貨店を1部と2部に分けて紹介していきますね。
今回は第1部です。
近鉄百貨店 四日市店 :四日市市
名前のとおり、四日市市にある近鉄四日市駅にある百貨店です。
地下1階から11階のフロアがあり、三重の百貨店の代名詞のつく存在です。
1階には、化粧品やブランドショップが並んでおり、さらには、食品コーナーや駅グルメ(惣菜等)を購入することができます。
百貨店内には無印良品や東急ハンズの新形態であるプラグスマーケットが入っており、若者もよく集まっています。
ふれあいモールには、「アサヒビアケラー」や「マクドナルド」、「吉野家」、「餃子の王将」、「コメダ珈琲店」などの飲食店が立ち並ぶ一方、指輪屋さんや携帯のショップなども立ち並びます。
百貨店というと場所によって、お年寄りが行くところという印象があるかと思いますが、若い世代もきたくなるようなショップが入ってきているため、老若男女が来やすい百貨店になっているのではないでしょうか。
百貨店は近鉄四日市と一体化していることもあり、公共交通機関を利用してくる方や自家用車で来る方もいて、絶えず人でにぎわっています。
百貨店のすぐそばには、四日市商店街もあり、まさに四日市の中心地といっても過言ではないでしょう。
おすすめポイント1階:食品コーナー(2階はスイーツ等)
百貨店といえば、デパ地下グルメが有名ですよね。
様々な惣菜屋が立ち並び、通常より少しいいものを購入できるワクワクする食のテーマパークがデパ地下だと思います。
近鉄四日市店ではデパ地下とは異なります。
なぜならば、地下にないからです!
1階に食品コーナー(2階はスイーツ)があり、そこで美味しいものを購入することができますよ!
1階には、「焼き鳥」や「もくもく手づくりファーム直売店」、「生鮮品」、「カレー」「パン屋」「惣菜」などのお店が並んでいます。
2階には、洋菓子・和菓子をはじめとするスイーツのお店が並んでおり、お土産を購入するのにもおすすめですね。
成城石井
一階部分の一角には「成城石井」があります。
「成城石井」は、少し値段がお高めなイメージのスーパーにはなりますが、品物が実に面白いのです。
お酒・チーズ・お惣菜・ワイン・輸入菓子など日本や海外で厳選された品物がたくさん並んでおり、見に来るだけでも楽しく嬉しい気持ちになります。
個人的なおすすめ商品は、成城石井自家製プレミアムチーズケーキです。
※値段は現在異なっていることがありますので、店舗にて確認ください。
これは常備しておきたい一品です。
クリームチーズをたっぷり使ったしっとり濃厚なチーズケーキがほろほろとした生地によく合い、レーズンも入っており、その酸味とも合うんですよね。
他にも厳選された品物やセントラルキッチンで作られたお惣菜などぜひ食べてみてもらいたい商品がたくさんです。
なかなか他のスーパーで売っていない・目にすることがない商品を見るのも特別感がありますよね。
ここに来るだけで百貨店に来た!という気分になるそんなお店です。
最近では生プレミアムチーズケーキも販売しているとのこと!
御座候(ござそうろう)
私も訪れると絶対に購入するのが、こちらの御座候の大判焼き。
大判焼きすなわち、今川焼き、回転焼きなど地方によっては呼び名が異なるかもしれません。
こちらの御座候では、やきたてあつあつの御座候が購入できます。
赤あんと白あんの2種類あり、どちらも一個110円(税込)で購入することができます。
“白あん”は、“美食家の予防薬”ともいわれるインゲン豆の一種、「てぼう豆」でできており、食物繊維は小豆よりも更に豊富らしいですよ。
私はあまり粒あんは好みではなかったのですが、こちらの白あんを食べてから固定概念がなくなる程美味しさに感激しました。
それからは粒あんが食べられるようになりました。
自分でもびっくりしています。
もちろん赤あんも美味しいですよ!
あつあつのまま食べるのもおすすめです。
冷めても美味しいのですが、電子レンジでチンするともっと美味しいですよ!
値段も庶民の味方ですので、寄った際にはぜひ購入してみてくださいね!
目の前で焼いている姿は、ライブ感があり、手作りで作っている姿は子供にも人気です!
柿安ダイニング 近鉄四日市店
柿安とは、皆さんはご存じでしょうか。
もともとは桑名市にある料亭から始まったお店であり、桑名市で変わらず料亭を経営しながら、デパ地下のお惣菜屋としても大人気のお店が「柿安ダイニング」です。
店頭には季節感あふれる新商品が豊富に並び、地域ごとの特徴やニーズに合わせた、シェフによる意欲あふれる創作メニューを提供されています。
和・洋・中の出来立て惣菜が並んでおり、店舗の前を通るだけで食欲がでてくるようなお店です。
個人的に皆さんにも食べていただきたいのが「ローストビーフ」と「大海老マヨ」です。
柿安ダイニングの看板商品として、このふたつは外せないと思います。
「ローストビーフ」はお肉本来の味を味わうことができ、ワインとの相性は抜群です。
甘みのあるマヨソースがぷりぷりとした海老とマッチし、何とも言えない相性を醸し出す「大海老マヨ」は正にナンバーワンかつオンリーワンで素晴らしい味です。
私としても、家族でよいことがあったり、贅沢をしたいときはこちらの惣菜を買って帰るようにしています。
インスタフォロワーへの割引も行っているみたいですね!
お値段以上の価値があるのがこちらのお店ですね。
ユーハイム・ディー・マイスター:2階
2階のスイーツコーナーの1角にあるのが「ユーハイム・ディー・マイスター」です。
ユーハイムといえば、バームクーヘンが名物となっており、その味は正に絶品です。
また3月4日はバームクーヘンの日とされており、第一次世界大戦中、日本に捕虜として連れてこられたドイツ人のカール・ユーハイムさんが、現在の原爆ドームで バウムクーヘン を焼いたことに由来します。
そのユーハイムさんが日本で店舗を出店したのが契機で今の「ユーハイム」につながるのですが、正に日本での元祖バームクーヘンというお店なんです。
もちろん歴史のあるバームクーヘンも私は好きなのですが、今回このお店で紹介したいのはなんと「ケーキ」です。
ここのケーキは一味違うんですよ。
何が違うかというと、その味の美味しさはもちろんながら、「大きさ」です。
ワンカットが通常の2倍ぐらいの大きさがあり、巨大なそのケーキは食いしん坊の胃をつかんで離しません。
上の写真のとおり こんな感じです、大きいですよね。
大きなワンカットケーキというと「ハーブス」を想像する方も多いと思います。
「ハーブス」が好きな人は間違いなく「ユーハイム」のケーキも気に入ると思います。
是非食べてほしいのは「モンブランタルト」です。
栗の甘みとベリーの甘酸っぱさが交わり、素晴らしい一品です。
無印良品:5階
5階には、2018年からオープンした無印良品が存在します。
東海地方最大級の無印良品 近鉄四日市では、衣類をはじめとして、さまざまなものがあります。
無印良品の衣類は、無地を基調としており、清潔で大人っぽいものが多いため、老若男女問わず人気ですね。
無印良品とはどんなところ?
無印良品は「しるしの無い良い品」を意味するブランド名のとおり、ユニセックスで誰でも使いやすく、シンプルで豊富な商品で溢れています。
全世界で1136店舗(2022年8月期末現在)であり、国内532店舗、海外604店舗を展開しているとおり、人気の高さがわかりますよね。
無印という名前ですが、「無印良品」はその名前こそがブランド化しているのではないでしょうか。
衣料関係をベースにしながらも、調味料やカーテン、寝具、キッチン用品についてもお洒落な品物がたくさん並んでいます。
「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つの視点を守りながら、実質本位の商品をつくり続け、約7,000品目の商品を展開するブランドへ成長していることがわかりますね。
お店の中に入ると、広々とした通路、商品を際立たせるお洒落な棚配置で商品一つ一つが際立つことがわかります。
それを眺めながら、欲しい商品を探しながら歩く、そんなお洒落で優雅な雰囲気も無印の特徴ではないでしょうか。
【近鉄四日市】Café&Meal MUJI
こちらには無印のカフェがあり、お昼時(土日)は特に混み合うほどの人気です。
公式サイトでも示されているようにカフェのコンセプトは「素の食so-no-syoku」となっており、文字通り、「素材の味を活かし、素朴でありながら洗練されている、食べる事を楽しめる料理」をテーマにしているとのことです。
お店の雰囲気も木目が特徴的な店内であり、木の温かみを感じるような場所となっており、自然と一体化して休憩することができそうな場所です。
素朴ながらも健康的で素材の味を楽しむことができる美味しいお料理を食べてみてください。
お昼ごはんなどのお食事はもちろん、スイーツとコーヒーを片手に百貨店での買い物疲れを取るために休むのもいいかもしれません!
プラグス マーケット:2階
こちらは東急ハンズの新形態のお店である「プラグスマーケット」です。
「地域を元気に」をコンセプトにして地域密着型で出店場所の地域特色とより結びつきを図ったお店であり、地域の魅力を発信しています。
売り場は3つのゾーンで構成されているのが特徴です。
1つ目は「伝え場」で、地域のいいもの、地域にとっていいものやコトを紹介するイベントゾーン
2つ目は「モノの場」で、ハンズがセレクトした商品で構成される売り場ゾーン
3つ目は「話し場」で、モノの場に関連するサービスや商品のテナントゾーン
これら3つのゾーンで構成され、地域の百貨店、ショッピングセンター等の商業施設、地方自治体、ハンズの連携により、新たなシゲキを街に流し地域の魅力最大化、活性化を目指しているそうです。
四日市店のコンセプト
四日市店では2つのコンセプトを基に運営を行っているそうです。
1つ目は「美味しい食材で楽しむ朝食がテーマのグッドモーニング」です。
「素敵な朝食から始まる三重暮らし」をテーマに、朝食を彩る三重の食材を一堂に紹介していき、
地元ベーカリーこだわりのパンを日替わりで販売するほか、ベーコンや野菜、ジャム、コーヒーなどのパンと共に楽しめる食材を揃えています。
公式HPには、三重県ならではの日替わりパン(ベーカリー)の出店情報やスイーツなどの情報が載っていますので確認してみてくださいね。
近鉄百貨店 四日市店 | プラグスマーケットOPEN (d-kintetsu.co.jp)
過去にミエタイムで紹介したパン屋さんである「朝のらしさ」や「ミスターブロッコリー」などのサンドイッチ屋さんも日替わりで登場するということで行ってみる価値がありますよね。
2つ目は「とっておきの産品やつくり手の思いがあふれる週替わりのPOPコーナー」を設け、商品紹介をしているとのことです。
三重県の商品を身近に感じることができるこのようなご当地コーナーは素晴らしく、三重を生きる私たちにとっても新たな発見があるかもしれませんね。
それ以外にも従来のハンズのようにハンズならではの商品が並べられており、地域とハンズの連携が感じられますね。
新店舗のオープン!
2023年3月8日には、スイーツ関連店舗が3店舗も誕生しました!
ベルギーワッフルが有名な「マネケン」は、1階にオープン。
割れチョコやリーフチョコが有名な「モンロワール」とトーチの形をしたお洒落なチョコが有名な「ベルプラージュ」は2階にオープンしました。
初日から、大行列ができていました。
やはり、人気の店舗が出店することと、ホワイトデー前もあっての人気ということもあるのかもしれないですね。
はやく食べてみたいという欲と人が多いだろうなという予想がせめぎ合っているのですが、おそらく並んでまで食べてみたいという欲が勝ちそうです。
おすすめ季節によっての催事コーナー
やはり、百貨店の醍醐味といえば、季節ごとの物産展や催事です。
もちろん近鉄四日市店では、北海道大物産展などのイベントが盛りだくさん。
地域ごとの特産品や名物を購入できるイベントがあるとついつい財布のひもが緩んでしまいますよね。
定期的に開催されていますので、こちらの公式サイトを確認してみてください!
直近では「春の北海道大物産展 」が第1弾が3月15日から3月21日、第2弾が3月22日から3月28日の期間開催されるとのこと(2023年3月7日現在の情報)
近鉄百貨店 四日市店 | イベントスケジュール (d-kintetsu.co.jp)
番外編:近鉄四日市駅忘れ物市
百貨店というと異なるかもしれませんが、近鉄四日市駅構内では、「鉄道忘れ物市」が開催されることがあります。
やはり、公共交通機関である電車を扱う近鉄だからこその「忘れ物市」。
忘れ物である洋傘が200円から販売されていたり、おもちゃ(ぬいぐるみが100円から等)が破格の値段で販売されていたり、掘り出し物がたくさんあります。
文字通り、箱の中の”忘れ物”からいいものがないか掘り出すことが必要ですが、破格な値段で”忘れ物”が買えるこの環境は素晴らしいものですね。
眼鏡類やサングラスなどもありますので、気に入るものがあれば一番いいですよね。
最後に
今回は、近鉄百貨店四日市店を紹介していきました。
やはり、百貨店ということで老若男女問わず、楽しめるようなショップや仕掛けがされている印象がある同店舗は、近鉄四日市駅と一体化しており、人が集まりやすい場所となっています。
その裏には、百貨店の方の人を楽しませるためのイベント企画や店舗経営方針をはじめ、各店舗の方々の努力が積み重なり、現在までその人気を保ち続けているんでしょうね。
時代に伴い内部の店舗の形態も変わっていきますが、それも百貨店ならでは。
時代に即しながら、変わっていく近鉄四日市店を訪れてみてくださいね!
近鉄百貨店四日市店の住所などは下記のとおり!
お店名
近鉄百貨店 四日市店
住所
〒510-0086 四日市市諏訪栄町7−34
電話番号
0593535151
ホームページ
https://www.d-kintetsu.co.jp/store/yokkaichi/information/
営業時間
HP参照
定休日
HP参照
アクセス
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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