三重グルメ~おすすめ和菓子屋さん8選~
寒い冬。
このような時期にはあったかいお部屋。
こたつか暖房がしっかり効いた部屋で、温かいお茶をのみながら
一息つくことは至福の時ですよね。
お茶を飲む際に合うのは、何といっても和菓子です。
今回はお茶菓子としておすすめの和菓子を紹介していきますね。
丸井屋老舗:四日市市
まず初めに紹介させていただくのが、三重県北部である四日市市にある「丸井屋老舗」
さんです。
これで「まるいやろうほ」と呼びます。
お店は江戸時代から続く老舗
こちらのお店は、江戸時代から100年以上続く老舗和菓子屋さんで代々受け継がれてきた伝統の味は地元の方ははじめとして、贈答品としても好まれています。
和菓子にとって、あんこや砂糖は味を左右する大きなものです。
こちらのお店ではあんの種類によって使用する豆類や粉を変えており、
砂糖も商品によって7種類の中から最も合う砂糖を選び使用しています。
お店の商品の中でおすすめなのが何といっても生菓子でしょう。
練りきりなどをはじめとする季節の生菓子は、見た目も素晴らしく食べずに飾っておきたいほどの美しさです。
食べると上品な甘さでしつこくなく、熱いお茶によく合います。
映えること間違いなし!~和菓子ケーキ~
こちらでおすすめしたいのは和菓子のケーキです。
子供や両親の誕生日などよくあるバースデーケーキがイメージされますが、
こちらのお店では、様々なイベントに対応できる練りきり和菓子のケーキを購入することができます。
四季やクリスマス、ハロウィン、他にはかわいらしい動物の和菓子ケーキなど一味違うお祝いにももってこいな一品です。
実際に私も購入したこともあって、見た目の美しさと味の上品さに大満足でした。
この見た目ですのでインスタ映えすること間違いなしですよ。
お知り合いに渡してみても喜ばれるのは間違いないです。
四日市市まで買いに来られないような方については
公式HPからお買い求めいただくことができますので
是非確認してみてくださいね!
お店名
四季の和菓子 丸井屋老舗
住所
四日市市大矢知町1117
電話番号
059-365-2792
ホームページ
営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜日・火曜日 (※火曜日はご予約のみの営業となります。)
アクセス
夢菓子工房ことよ:四日市市
こちらも四日市市の和菓子屋さんです。
経営される社長さんは、あのテレビ東京系「テレビチャンピオン 和菓子職人選手権」
等にも出場されたことのある実力がある職人さんで多数メディア掲載がされております。
こちらのお店の名物はなんといってもお団子です。
ここのお団子のもちもちさはレベルが違うんですよね。
口に入れた時のもっちり感とそれに絡み合うタレが何とも言えません。
その秘密は厳選された米粉を使い(国産小麦粉も使用)団子を作り
地元の醤油(ヤマコ醤油)で秘伝のたれを作っているからです。
みたらし団子は64円(税込み)からということでお買い求め安い金額となっています。
個人的におすすめなのは
いそのかだんごです。
周りに海苔が巻いてあり、磯のにおいと団子がマッチしてとてもおいしいんですよね。
その後にすっとお茶を飲めば海苔の風味とお茶がちょうどよい塩梅でたまりません。
皆さんも是非食べてみてください。
そのほかにも美味しいどら焼きやお餅をはじめ、新商品を毎シーズン発売されておりますので
是非お店にも訪れてみてくださいね。
またfacebook等では美しい生菓子の写真がアップされていますので見てみてください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100064387793722
こちらはInstagramになります。
https://www.instagram.com/kotoyowagashiman/
お店名
夢菓子工房ことよ
住所
四日市市西日野町4987-1
電話番号
059-322-1226
ホームページ
営業時間
9:30~18:30
定休日
火曜日、その他不定休
アクセス
安永餅本舗 柏屋:桑名市
続いては桑名市にあるお店の紹介です。
桑名市といえば、こちらのお店の紹介は外せません。
創業以来変わらぬ手作りにて製造しており、200年以上の伝統を持つこちらのお店では国産もち米と北海道小豆を使用し、甘さ控えめに桑名名産である「安永餅」を製造しています。
安永餅というのは平たいお餅の中にあんが入っており、独特な食感とそのほんのりとした甘さが人気な桑名名産です。
出来立ての美味しさをお客さんに味わっていただくために作り置きの用意はないということで
その日作られたものだけを提供しているということです。
他にも安永餅を作っているお店はありますが、こちらでは
熱々の焼いて焦げ目がついたばかりの状態のものもすぐに食べることができ、おなじみの安永餅の食感とは異なり
ふわっともちもち食感を味わえるのもいいですね。
もちろん冷えた安永餅も抜群に美味しいのですが、熱々に安永餅も感動する美味しさなんですよ。
出来立てもよし、いつもどおりの冷えた状態もよし、
安永餅はお茶うけにもよく、贈答品でも喜ばれますので一度試してみてください。
更にこちらのお店では季節限定の和菓子なども販売しておりますのでのぞいてみてくださいね!
大徳屋長久 本店:鈴鹿市
こちらは鈴鹿市のお店の紹介です。
300年間の歴史を持つ老舗和菓子屋であり、
代表商品である「小原木」は
楕円形に焼いた薄い小麦粉の生地に大納言小豆を乗せ、ふたつに折った半月形のお菓子で、
しっとりとしたあんで300年も変わらない味を提供しています。
お茶うけにはもちろん相性抜群です。
そのほかにも「かりんとう饅頭」や「酒饅頭」もおすすめです。
かりんとう饅頭は年間60万個も製造されている人気商品で
カリッとした食感と黒糖生地にこしあんの程よい甘みがマッチングします。
酒饅頭にはあの鈴鹿を代表するお酒の「鈴鹿川の酒粕」を用いておりふかふかな生地と
上品なしっとりしたこしあんが相まってこちらも人気があります。
その他にも季節に応じた和菓子やフルーツ大福をはじめとしたもちもち食感が人気の大福類もありますので良ければご賞味ください。
公式HPには通販も行われておりますので、食べたいけど中々行くことができないなという人にもおすすめですよ。
一度確認してみてくださいね。
お店名
大徳屋長久 本店
住所
鈴鹿市白子1丁目6-26
電話番号
059-386-0048
ホームページ
営業時間
8:00~17:00 時間外はお電話にてご相談ください。
定休日
水曜日
アクセス
蜂蜜まん本舗:津市
こちらは津市のお店です。
津市の方であれば知らない人はいないといってもいいぐらい
有名なお饅頭屋さんです。
名物である蜂蜜まんは、その名の通り蜂蜜が生地に練りこまれており
中にはしっとりしたこしあんが入っております。
やさしい味で何個でも食べたくなる昔懐かしい味がします。
私は粒あんが昔から苦手なためにここのお饅頭を家族に買ってきてもらうとうれしかった記憶があります。
こしあんのお饅頭を売る店があまり近くにないこともあり、蜂蜜のやさしい匂いも相まって
せがんだこともあったなあと思い出しました。
そして、人気の秘密はそのお手頃な価格にあります。
1個がなんと60円程度で買うことができます。
ですので10個買っても600円ということで、お土産に持っていくと喜ばれますし
買い手としてもお買い得に買うことができるので
とても良い商品といえるでしょう。
他にもはちみつ最中アイスという商品もあり
最中にアイスが挟んであり、アイスには蜂蜜が練りこまれていて、食べると
しつこくない甘さでどこか懐かしい気持ちにさせる味です。
津市民の心のそばに昔からあるお店です。
そのどこか懐かしい味をご堪能いただければと思います。
玉吉餅店:津市
続いても、津市のお店になります。
こちらも歴史があるお店で江戸時代から150年間津市の大門にて
餅店を営み続けています。
こちらのお店ではなんといっても美味しいみたらし団子が有名です。
売り切れになることも多く地元の方からも
非常に人気なこちらのお団子は
「みたらし」はなめらかな団子でそれを香ばしく網で焼き、本葛でさらりととろみをつけた甘辛醤油ダレをからめた素晴らしい味。
もうひとつは「やじろ」といい、粒々感の残った餅米の食感がほどよく、とろみのある甘辛しょうゆタレは上品な味わいです。
その日に買ったものはその日に食べるのが一番おいしいんですよね。
はじめての食感と上品な味わいでお茶うけ間違いない和菓子です。
冷めても少しトースターで炙ってみても香ばしい匂いがして美味しいですよ。
他にも創作菓子を作っており、情報はInstagramでも発信しております。
是非一度ご覧ください。
(株)玉吉餅店(@tamakichi0922) • Instagram写真と動画
お店名
玉吉餅店
住所
津市大門17-18
電話番号
059-228-2594
ホームページ
営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス
柳屋奉善:松阪市
こちらは、松阪市にあるお店で「やなぎやほうぜん」と読みます。
こちらのお店の歴史はとてもすごいものでなんと
天正三年(1575)滋賀県日野町で、蒲生氏郷公(利休七哲)よりお砂糖を賜り、
お茶菓子製作の命を受けたのが始まりだと言われています。
公式HPには440年作り続けていると記載がされているように
老舗の中の老舗です。
ここまでやっている和菓子屋さんはあまり聞いたことがありませんね。
老伴(おいのとも)という商品が主力商品であり
ノーマルタイプは最中の片側に羊羹を詰めたような風貌になっています。
羊羹は紅色になっていて、表面が糖蜜でコーティングされており、上品な甘さが特徴的。
その紅色の綺麗な様子から食べずにしばらく鑑賞する人もいるみたいです。
そのほかにも蜂蜜の老伴もあり、羊羹が蜂蜜になっているそうです。
抹茶仕立ての老伴や季節の和菓子などもありますので是非店舗を訪れてみてくださいね。
440年の歴史を感じるきっかけになりますよ。
公式インスタグラムもありますので確認してみてくださいね。
柳屋奉善【公式】(@yanagiyahouzen) • Instagram写真と動画
お店名
柳屋奉善
住所
松阪市中町1877 まちかど博物館
電話番号
0598-21-0138
ホームページ
http://www15.plala.or.jp/yh99/Honten.htm
営業時間
9:00~18:00
定休日
火曜日 水曜日(店舗にお尋ねください)
アクセス
最後に
今回は三重県内のおすすめ和菓子屋さんを紹介させていただきました。
伊勢市の赤福餅で有名な「赤福」は知名度も高く知っている方も多いと思いますので
今回は紹介させていただいていないですが、朔日餅という月の初日に発売される限定餅も有名ですので寒い時期にはなりますが、求めに並んでみるのもいいかと思います!
お茶と一緒にいただく和菓子というのは、選びたいもの。
中々若い世代は「洋菓子」を食べることが多く「和菓子」から離れている方もいると思いますが
まずは見た目から、「こんなお洒落な和菓子もあるんだな」、
値段から「こんなお得な和菓子もあるんだな」
場所から「こんな近くにあったんだな」という点から
少しでも身近なものになってほしいなと思います。
また和菓子を定期的に食べている世代への手土産として
今回紹介したようなお店の商品を渡すことも喜ばれると思いますので
この年末年始やちょっとした贈答品などに
考えてみてはどうでしょうか。
その際にどんな味かなあと食べてみるのでもいいと思います。
日本が誇る、そしてうまし国三重が誇る美しい和菓子たち。
寒い冬、熱いお茶、ゆったりとした純和風な一日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
本日も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。