今、日本では深刻な物価高が起こっています。日用品や食品などのあらゆる商品が高騰しており、家計が苦しくなっている方も多いのではないでしょうか。しかし、物価高に対する対策が何も行われていないわけではありません。三重県四日市市では物価の高騰を受けて、よんデジ券を発行することを発表しました。
本記事では、よんデジ券の使い方や購入方法について詳しく解説します。三重県四日市市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。
よんデジ券とは?

よんデジ券とは四日市市が発行しているプレミアム付き商品券のことです。利用期間や利用方法に制限がある代わりに、購入金額よりも高額の商品券を入手できるのが特徴です。例えば、令和4年度に発行されたよんデジ券のプレミアム率は40%でした。
これは購入金額に対して40%が商品券に加算されることを意味します。例えば、50,000円分でよんデジ券を購入したとしましょう。その場合は50,000円の40%である20,000円が加算されるため、70,000円分のよんデジ券を入手できます。
つまり、利用方法によってはよんデジ券を利用した方がお得になる可能性が高いということです。しかし、よんデジ券はあくまでも四日市市で行われているサービスであるため、テレビやインターネットなどで大々的に取り上げられることはありません。そのため、よんデジ券について詳細を知らないという四日市市民の方もいるのが現状です。
令和8年度のよんデジ券はまだ発行されていません。もし、この記事を読んで初めてよんデジ券について知ったという方がいたら、よんデジ券が発行されるタイミングや購入スケジュールについて見逃さないようにしておきましょう。
令和8年度に発行されるよんデジ券とは?
よんデジ券は発行される年度によって仕様がわずかに異なります。そのため、過去によんデジ券を利用したことがある方も、最新のよんデジ券についての情報を正しく理解しておくようにしましょう。
令和8年度に発行されるよんデジ券は、5月下旬頃にから販売が開始される予定です。詳細なスケジュールについては発表されていないので、四日市市のホームページをこまめにチェックしておくようにしましょう。
注意しなければいけないのは、令和8年度に発行されるよんデジ券のプレミアム率は30%という点です。令和4年度に発行されたよんデジ券と比べると、プレミアム率が下がっている点には注意しましょう。しかし、仕組み自体は変わらないため、現金をそのまま利用する場合と比べるとお得になるのは間違いありません。
よんデジ券の購入方法
よんデジ券は基本的に事前にインターネット上から申し込みを行った上で、購入手続きをすることになります。しかし、よんデジ券はいくらでも購入できるわけではなく、上限金額が定められています。そのため、上限金額の範囲でしか購入はできません。
また、よんデジ券を発行するために確保されている財源にも限りがあります。つまり、応募者が殺到した場合は、購入したくてもできないという状態になってしまいます。そのため、よんデジ券を利用したいと考えている方は、購入の申し込みが開始したタイミングですぐに手続きができるように準備をしておきましょう。
実際に令和4年度に発売されたよんデジ券は、販売期間の途中で購入希望者が上限に達してしまったため、途中で販売を終了することになりました。その後、キャンセルが発生したため、再度販売は行われましたが、購入したくてもできなかった人がいた可能性はあります。
令和8年度のよんデジ券の購入方法についての詳細は発表されていませんが、前回と同じ流れになる可能性が高いと思われます。そのため、よんデジ券の購入スケジュールについては、常に確認しておくようにしましょう。
よんデジ券が利用できる店舗
よんデジ券が利用できる店舗は、四日市市内でよんデジ券に加盟している店舗全てです。大型のスーパーやドラッグストアはもちろん、スポーツジムやホテルなどでも利用できるため、使い勝手は良いといえるでしょう。
四日市市内で生活しているのであれば、よんデジ券の使い道に困るケースは少ないと思われます。しかし、頻繁に利用する店舗がよんデジ券に対応しているかどうかはわからないため、よんデジ券を購入する前に確認しておくことをおすすめします。
よんデジ券を購入・利用する際の注意点
よんデジ券は物価の高騰で苦しんでいる市民を助けてくれるサービスです。しかし、よんデジ券を利用する際には注意しなければいけないポイントもあります。ここでは、よんデジ券を購入・利用する際の注意点について解説します。
額面の50%は中小規模店舗でしか利用できない
よんデジ券を利用する上で、最も注意しなければいけないのは、額面の50%は中小規模店舗でしか利用できないという点です。具体的には、売り場面積千平方メートル以下の店舗と定められています。そのため、よんデジ券の全額をイオンのような大型ショッピングモールで利用することはできません。
大型ショッピングモールしか利用しないという方だと、よんデジ券を効果的に活用できない可能性があります。よんデジ券の対象となる店舗を確認すると同時に、中小規模店舗に該当する店舗がどこにあるか、使用する予定はあるかなども確認しておきましょう。
利用期限がある
よんデジ券には利用期限が設けられています。利用期限を過ぎてしまうと、残高が残っていても使用することができなくなってしまいます。残高分を現金で還付してもらうこともできません。そのため、利用期限内に必ず使い切るようにしましょう。
四日市市内でしか利用できない
当然ですが、よんデジ券は四日市市が行っているサービスであるため、四日市市内でしか利用できません。基本的に四日市市で利用できれば問題がないケースが多いですが、人によっては四日市市から名古屋や桑名などに通勤・通学しており、移動先でお金を使うことが多い場合もあるでしょう。
そういった方は、よんデジ券を購入しても使い切ることができないかもしれません。よんデジ券を購入する前に、自分がどのエリアでお金を多く使用しているかを確認することが大切です。
購入できない商品が存在する
よんデジ券では購入対象外となる商品がある点にも注意しましょう。よんデジ券は多くのコンビニで使用できます。しかし、コンビニで販売しているタバコについては、よんデジ券で購入することができません。
その他にも金券類や医療費、税金、公共料金などをよんデジ券で支払うこともできません。ごく一部ではありますが、対象外となる商品やサービスがあることは理解しておきましょう。
払い戻しは行なっていない
よんデジ券を購入したものの、急な転勤で県外に引っ越すことになってしまう可能性もあるでしょう。しかし、よんデジ券は払い戻しをすることができません。利用期間を過ぎてからはもちろん、利用期間内でも払い戻しはできないため、確実に四日市市内で生活をする予定がある方のみ、よんデジ券を購入するようにしましょう。
購入時にアクセスが集中する可能性がある
令和4年度に発行されたよんデジ券を購入する際に、購入ページにアクセスが集中してしまい、繋がりづらくなるという現象が起こりました。令和8年度に発行されるよんデジ券がどのように販売されるかは未定ですが、アクセスが集中する可能性は高いです。
そのため、よんデジ券を購入する際はなるべく安定した通信環境の下で操作をするようにしましょう。もし、繋がりづらくなった場合は、しばらく時間をおいてから再度アクセスするといった対応を行なってください。
よんデジ券についてわからないことがある場合はどうすれば良い?

デジタル決済に慣れていない方や、よんデジ券を初めて利用する方の中には、どうやって利用するか、どのように購入手続きを進めれば良いかわからない方もいるでしょう。令和4年度によんデジ券を発行した際は、四日市市がよんデジ券専用の相談窓口やコールセンターを設けていました。
そのため、よんデジ券を使ってみたいけれど手続きが不安という方は、まずは相談窓口やコールセンターを利用してみてください。しかし、相談窓口やコールセンターにも人が殺到する可能性があるため、なるべく早めに問い合わせるように心がけましょう。
四日市市がよんデジ券とあわせて実施予定の物価高対策
四日市市が実施予定の物価高対策は、よんデジ券だけではありません。四日市市は18歳以上の約26万人を対象に、5,000円の現金を給付することを発表しました。3〜4月頃に世帯主の口座に振り込まれる予定です。
現金給付について現時点では、特別な手続きが必要とは発表されていません。しかし「物価高対応子育て応援手当として国の応援手当(2万円)の支給を受けない18歳以上」という制限が設けられている点には注意しましょう。
個人ができる物価高対策
四日市市は手厚い物価高対策を行なってくれているといえるでしょう。しかし、行政の支援だけで物価高による負担を完全に解消することはできません。よんデジ券や現金給付を上手に活用しつつ、日常生活の中でできる対策を組み合わせて、家計への負担を抑えることが重要です。ここでは、四日市市で生活する上で実践しやすい物価高対策を紹介します。
固定費の見直しを優先する
物価高対策として最初に取り組みたいのが、毎月必ず発生する固定費の見直しです。スマートフォン料金、インターネット回線、サブスクリプションサービスなどは、一度契約を見直すだけで継続的な節約効果が期待できます。特に利用頻度の低いサービスを解約するだけでも、年間で見ると大きな節約になるでしょう。
食費は使い方を意識して抑える
食費を削ろうとして無理に我慢すると、生活の満足度が大きく下がってしまいます。そこで意識したいのが「どこで・何に使うか」です。よんデジ券を活用して日用品や食品をまとめ買いする、割引や特売のタイミングを狙うなど、支出の仕方を工夫することで負担を抑えられます。外食の頻度を減らし、自炊と組み合わせるのも効果的です。
キャッシュレス決済やポイント制度を活用する
デジタル商品券やキャッシュレス決済には、ポイント還元やキャンペーンが付随するケースがあります。よんデジ券とあわせて、ポイントが貯まる支払い方法を選ぶことで、実質的な支出をさらに抑えることができます。少額でも積み重なれば、家計にとっては大きな節約効果になるでしょう。
「まとめ買い」と「買いすぎ」の線引きをする
物価高の中では、価格が安いときにまとめ買いすることが有効ですが、使い切れずに無駄にしてしまっては意味がありません。保存が可能な日用品や消耗品はまとめ買い、食品は消費ペースを考えた購入を意識することで、無駄な出費を防げます。家の在庫を把握する習慣をつけることも大切です。
支援制度や給付情報をこまめに確認する
物価高対策として実施される支援策は、期間限定であることがほとんどです。よんデジ券のような施策は、知らなければ利用できません。市の広報や公式サイトを定期的にチェックし、自分が対象になる制度を見逃さないようにしましょう。
よんデジ券を活用して物価高の負担を少しでも軽減しよう
物価高が続く中で、日々の生活費に不安を感じている方は少なくありません。そうした状況に対し、四日市市が実施する「よんデジ券」は、プレミアム付き商品券という形で家計を直接的に支えてくれる有効な施策といえます。購入金額以上の価値を得られる仕組みは、日用品や食費などの支出が多い家庭ほど恩恵を感じやすいでしょう。
一方で、よんデジ券には利用できる店舗や商品に制限があること、利用期限が設けられていること、購入時にアクセスが集中する可能性があることなど、事前に理解しておくべき注意点もあります。これらを把握せずに購入してしまうと、「思ったより使いづらかった」と感じてしまうかもしれません。
また、四日市市ではよんデジ券に加えて現金給付も予定されており、行政として物価高への対応を進めています。しかし、物価高の影響を完全に打ち消すことは難しいため、固定費の見直しや支出の工夫など、個人でできる対策と組み合わせることが重要です。
よんデジ券は「知っているかどうか」で差がつく制度です。発行時期や購入方法を逃さないよう情報をこまめにチェックし、自分の生活スタイルに合うかを見極めた上で、上手に活用していきましょう。物価高の時代だからこそ、使える制度はしっかり使い、無理のない形で家計を守ることが大切です。





